おかしな学校

アズ

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 校長による記者会見が行われ、その様子を生中継している番組を落合は観た後で、捜査会議の場所へ向かった。
 捜査会議では、被害者の死亡推定時刻内に校舎に残っていた教師を特に最重要視しその結果報告と、児童から訊いた小林の裏の顔が報告された。
 問題は職員室から一度も離れていなかったのは内川だけではなかったということ。河辺も事件前にトイレを済ましており、事件が起こったであろう時間帯、トイレで席を立ったことはなかったことだった。また、教頭もずっと職員室にいたと供述している。となると、一人だけ職員室から離れたのは小池になる。しかし、小池は職員室から離れて直ぐに戻っている。小池も職員室から離れたことを認めている。それは他の先生の証言と辻褄が合うが、トイレに向かっただけでトイレは小の方だったから早く戻ったと言っており、それも教頭が目撃している。
 つまり、短いその間で一階にある職員室を出て、六年一組のある校舎の3階まで行って小池を殺害し、更に自殺に見せかけるというのは時間的に不可能となる。
 それは、全員にアリバイが成立してしまったことを意味した。
 完全に振り出しに戻った。
 だが、一方で進展もあった。小林の裏の顔を知れたからだ。
 しかし、そのことを他の先生が気づいていなかったのか? いや、気づいていたからこそ、先生は職員室の中で孤立していったんじゃないのか。
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