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8 ソロモン
しおりを挟む* 玩具、アナルプレイです。ご注意下さい。
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確かに頭に思い浮かべたよ!
ディルドあったほうがいいのかなって。
でもそれは自分が使うためじゃなくて、ソロに使ってあげようかなって思って!
「一度、荷物を取りに行ったらリオナにお祝いだって! 新しいものだから、僕……これ使っていいよね♡」
「……私が、ソロに使っていいのなら」
ソロの親戚の家はどうやら娼館らしい。
三種類の大きさのディルドがベッドに転がった。
存在は知っていたけど、実物を目にするのは初めて。
「ダメ。だって、僕が1番年下だし、飽きられないように、できることはイロイロしたい」
いや、むしろ癒し系として何にもしないで眠りたいけど。それに、見た目は天使だけど歳は18だって思うと複雑になる。
「使わなくても2人の関係は変わらないよ」
「だけど、やっぱり大人の男たちに負けて悔しいから」
シーヴァーとも1つしか違わないんだけどな。
ソロは小柄だからその辺もコンプレックスを感じているのかな。
「1番に選んだのはソロだよ?」
「……男として選ばれてないのはわかってるから」
「…………」
いた場所が場所だから洞察力に優れているんだろうな。
エロ回避で選んだのがバレているし、ソロは育ってきた環境のせいか単純に喜んではくれない複雑さを持っている。
「今日は交わらない」
そう言われてほっとしてしまったのがいけなかった。続けて笑顔でこう言うから。
「代わりにディルド、使わせてね」
「ちょっと待って! 先に私にさせて?」
ディルド片手に私が言うと、ソロがにっこり笑った。
え? あっさりしすぎて怖い。
「リオナ、何してくれるの? リオナに触られるの好き」
「えっと……じゃあ、キス、する?」
ムードもへったくれもないな!
私の経験値じゃあ、これが限界だ。
「ソロ、心配しないで。あなたのこと大事にするし飽きたりしない」
こんなもの使わなくても!
そっとベッドから落とそうかな?
これまず一番小さいのをソロのお尻に使ったら、中くらいか特大サイズを私が使われちゃうよね?
さすがにアナルに使ったのをそのまま使うの無理。
そんなこと思いながら、ソロに口づけると、小さな舌が私の舌に絡みつく。
「んっ……」
思わず鼻から息が漏れた。
天使のような姿に背徳感があるのはしかたない。
悪い大人になった気分だ。
「リオナ……好き、好き、大好き」
あざと可愛い。
でも、可愛いは正義で。
「お姉さんって、もう言わないの?」
「リオナがそう、呼ばれたいなら。僕はリィって呼びたい」
愛称呼びか。
「僕のリィって、呼びたいし、他の人には呼ばせたくない。……ダメ?」
上目遣いで言われるときゅんってする。
チョロいのは承知。
「わかった、約束する。リィって呼ぶのはソロだけね」
「ありがと、僕のリィ」
満面の笑みにまたまたきゅんってする。
「ソロ、好きよ」
「僕もリィが大好き♡」
ぎゅっと抱きしめあって、それだけで満たされる。
まぁ、それは私だけみたいで。
「リィ嬉しいけど、苦しい! そろそろ僕も触っていいよね?」
え? まだキスしかしてないんだけど。
仰向けに倒されてソロが私に馬乗りになった。
「リィが気持ち良くなると僕も気持ちいいから、リィがしたのと一緒だよ!」
そうなの、かな?
「交代、交代。あとは感じるだけでいいよ!」
「うん……」
口づけながら私の胸を触る。
ソロの触り方がエロい。
この子の唾液が媚薬とか、そういうことないのかな……頭がぼーっとする。
「もっと?」
「うん……」
ソロが胸を口に含むとお腹につきんと欲がこみ上げる。
まぁ、いっか。
私はふわふわの髪を撫でた。
ちゅくちゅくと、蜜口に入れた細くて小さい指が淫らな音を立てる。
「リィはかわいいなぁ♡」
「~~~~っ!」
「ぁあ、僕もびしょびしょ。潮吹きするくらい気持ちよかった?」
「…………ソロ、もぉ、やめて……恥ずかしい」
顔を拭いながら私を見つめる顔は天使じゃなくて。
悪魔のソレで。
「僕の挿れてがっかりされたら悲しいからちょっと待ってね」
そういって次にした行動はアナルに蜜を塗りつけて指を差し入れた。
「やっ……!」
いくら細い指でも異物感に震える。
「こっちは初めてなんだね。僕嬉しいな。大丈夫だよ、傷つけたりしないからね」
くにくにとお尻に挿れた指を馴染ませながら、突起に口づける。
「ぅ~~~~!」
すでに力の抜けた私の身体はソロのすることをただ受け入れていて。
「中に欲しいってひくひくしているね。お尻にあと2本入るようになったら満たしてあげる」
ナニを?
どこに?
「リィ、息吐いて」
2本目の指がお尻の中をゆっくり探る。
相変わらず異物感はあるけど、突起を舌で舐められ続けてわけがわからなくなった。
「……っはぁ……」
子宮側の壁を擦られてじんじんしてくる。
3本目の指がなんなく中で動かせるようになると、ずるりと指を抜いた。
私は喪失感に身悶えする。
やだ。
なにこれ。
私の顔をのぞき込んで、笑顔でちゅっと口づけしてから言った。
「お待たせ、リィ。先に……今日は一番小さいのから試そうかな。ちゃんと膝を抱えていてね」
あられもないポーズなのに私の頭はあっさりそれを受け入れていた。
ソロはオイルも要らなそうだねって呟いて、秘裂を何度か撫でてから一気に蜜口へと滑り込ませた。
「~~~~っ!!」
「あぁ、ここ、ぱくぱくしてたから待ち遠しかったよね」
硬い無機質な異物感に驚いた私だけど、じゅぶじゅぶと意外と乱暴な手つきで動かされて身体が跳ねる。
「そのまま脚持っていてね」
ディルドはそのままに、さらに足を胸に押しつけられて、私はソロを見上げた。
悪魔に魅入られるって、こういうことか。
小悪魔? 堕天使?
あーもう、よくわからない。
「交わらない、んじゃ、なかったの……?」
「リィ、かわいい。後ろならいいでしょ? 僕にもリィを味わわせて」
ぐっとアナルに侵入してくるソロのアレを、彼の顔を見ながら私はひたすら呼吸を意識して受け入れる。
なんでこうなってるの?
腰を前後しながら私の中へ全て押し込むと、にっこり笑った。
見た目は12歳。
実年齢18歳。
手練手管30歳くらい?
頭が混乱する。
「僕のリィ。大丈夫?」
こくこくと頷く私に、埋め込まれたディルドをさらに押し込んで揺らす。
ソロ自身とこすれてなんとも言えない感覚にぶるりと震えた。
「気持ち良くなるだけだからね」
そう言って、ディルドを揺らしながらゆっくりと腰を揺らし始めた。
こんなの知りたくなかった。
私の様子をうかがいながら力強く腰を打ちつけ始める。
どこが気持ちいいのかわからないまま私は声なく喘いでイき続けた。
「僕のリィ、一番最期まで一緒だよ」
ソロが私の中に何度も白濁を吐き出したから、その後のお風呂は大変恥ずかしい思いをした。
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