【みんな大好き、ざまあです  Ⅱ 】私の愛した旦那様、どうかそのままでいて下さいね、あなたを捨てるその日まで

透理

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第1話 始まり

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私はルナシー・オルスティン。  オルスティン伯爵家の一人娘です。

旦那様はコールウェン男爵家の三男で、お父様の部下でしたので、何度か家に来た際、お茶をしたり、夕食を共にしたりと一緒の時間を過ごすうちに、お互いに惹かれあい、結婚いたしました。

少し子供っぽいところがあるのですが、そんな奔放さもまた魅力に思えたものです、私は厳しく育てられましたので、自分の思うことを気兼ねなく口に出せ、多少の行き違いがあっても、すぐに何事も無かったかのように笑いかけてくる旦那様は、お心の広い方なのだと、羨ましくさえ思うこともありました。

ですが、結婚して、お父様の後を継ぐために、勉強されてるお姿は旦那様の持つ魅力があまり感じられ・・・・いえ、はっきり申しあげましょう、かなり、無理をされていらっしゃったのでしょう。

元々、体を動かすほうが得意だったので、本当は近衛士官になりたかったそうですが、次男のアンドレア様が近衛士官に入隊されましたので、実家から騎兵隊を勧められたそうです。

近衛士官はとても人気のある地位なので、男爵家では、二人入隊するのは難しいだろうとのお考えでした。

そして、私と出逢い、私が伯爵家を継ぐつもりだったのですが、旦那様は私を支えたい、対外的な部分は受け持つので、家を守ることに専念して、子供にたくさんの愛情を注いで欲しい。

と言われて、私は特に爵位にこだわりもなかったですし、お父様は、それでこそオルスティン家のものだ、と手放しに誉めておられたのですが、少しづつ、歯車が狂っていくのです。







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