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1章【緑の竜と新しき伝説】
8話─紋章魔法の価値と魔法の利点・欠点
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「……つまらなかった」
時間は進み、すべての授業を終えた。
殆どの人が帰る準備をしている中、リュークは机に顔を突っ伏している。
「つまらなかったって…そういえばリュークくん歴史の授業すべて寝てたよね」
「歴史は無理!…あー、錬金術は楽しかったかな」
この学校の教科は複数ある。
語学、歴史、算数、魔術はもちろん。錬金術、薬学、そして理学があった。
と言っても、理学は現代の圧倒的下位の科学だ。
そんな中、錬金術だけがリュークの興味を引かせた。
もともと何かを作るのが好きなリュークは、錬金術の授業を受けている最中はまさしく馬にニンジンをあげているようなものだった。
そんな会話をしていると、クルエルがいきなりリュークへと声がかけた。
「そうだリューク、お前学園長に呼ばれてたから学園長室に行けよー」
「え?今ですか?」
「そうだ。今だ」
「わ、わかりました」
呼ばれるようなことはした覚えないんだけどなと思いつつ学園長室へと歩いていった。
☆☆☆
学園長室。
そこには学園長はもちろん、その護衛となる二人の魔法使い、剣士が常駐している。
だが、今はリュークと学園長しかいなかった。
「…それで学園長、呼ばれてきたのですが、何の御用でしょうか?護衛さん達も追い出してまでって…どんな話ですか」
「まあそんなに重要ではないんじゃがな。どちらかと言えばお主の身のためじゃよ」
「僕のため?」
「いきなりだが、お主の母親の名前はシュミアというか?」
「ほんとうにいきなりですね…そうですけどなんでわかったんですか?」
「その赤い目じゃよ」
「赤い目…?」
「…なんじゃ?もしかしてシュミアは何も言うてないのか?」
「何のことですか…?」
学園長は「まあよい」といい話を続ける。
「リューク、君は紋章魔法を使っているのぉ?」
「ええ…普通なら分からないようにしているはずなのになぜ分かったんですか?」
「ふぉっふぉっ、学園長たるものそういうのは分からなければならないのじゃ…まあ、なぜ分かったかは一度置いて…紋章魔法の価値をお主は知っておるか?」
「価値…ですか?」
「そうじゃ」
「紋章魔法の価値ってどういう事ですか?」
「…それも教えておらんかったのか…紋章魔法はのぉ、物が少ないんじゃ」
「……?」
「そもそも魔法陣を自作できる人が少なくなてのぉそうじゃな」
そう言って学園長は頭の大きさほどの火を作り出した。
「この魔法、紋章魔法こ魔法陣で作り、それを売る場合、一度見せた時の料金はどれ位になると思う?」
「一度見せた時…?魔法陣を販売するのではなく?」
「そうじゃ」
「銀貨70……いや、金貨10枚でしょうか?」
「…お、おう…一気に値段が上がったのぉ」
銀貨、金貨。これはこの世界での通貨である。
銀貨10枚では家が買えるほどの値段だ。銀貨が100枚集まり金貨となる。
銀貨の下にも銅、銭があり、それぞれ100枚あつまって上の単位となる。
リュークが銀貨70から金貨10に変えたのさ理由がある。
銀貨70。それはリュークはこれくらいでならば僕は売買できるよ。と言った値段だ。
だが、ふと街を思い出してみる。すると、紋章魔法を売っているところが見当たらないのを思い出した。
それから考えるに、紋章魔法は高級であり、かなり高い位の貴族でないと買えないほどの値段なのではないか?と考えた。
そして、学園長は1回見る分の値段と言った。
金貨10枚というのはそれなりの貴族でもポンポンだせるような値段ではない。
だが、浸透していないのであれば、それほどの値段がしても問題ないのでは?と考えている。
「金貨10枚。たしかにそう考えるのは妥当かもしれん。じゃが、まちがいじゃ」
「金10以上?」
「この魔法であれば、一度見せるだけで100は吹っ飛ぶのぉ」
「ひゃ……!?」
金貨100枚。そんなもの、10回見せたらヘタをすれば国予算にも匹敵する値段だ。
そんな額を聞いてリュークは頭を抱えた。
「金貨100!?あっという間に国家予算に匹敵する値段じゃないですか!」
「今いったじゃろ?作れる者が少ないんじゃ。作れても、この程度の魔法も作れんのじゃ」
そして出している火の火力を弱める。
火の大きさが止まったのは───ロウソクの火ほどの大きさになってだ。
「せいぜいこれが限界じゃの。これを作れれば魔法陣作成者としては上に入るの」
「…それは料金にするとどれくらいですか?」
「こんなものお金にならんわい。たかだかロウソクに火をつける程度の魔法でお金が取れるほど甘くないわい」
なんだか少し安心するリューク。
だってそうだろう。威力の低い…使い道のあるかどうかわからない魔法を販売している。それは紋章魔法の使い手であるリュークにとっては侮辱にも等しいことだった。
「まあ紋章魔法の価値は分かったじゃろ?」
「……はい。物凄く価値が高いから、紋章魔法を使ってることを悟られるな…ということですよね?」
「理解力があって助かるのぉ…まあ今日はそれだけじゃ」
「で、では失礼しました」
☆☆☆
部屋に戻ったリュークは頭を抱えていた。
「まじかよ…ある程度は覚悟してたけど…ここまでダメだったとは…」
紋章魔法の価値、それを聞いたリュークはこの世界の魔法に疑問を覚え始めた。
「そもそもなんで紋章魔法なんてあるんだ?普通に無詠唱魔法でもいいと思うんだが…」
そしてリュークは紙とペンを取り出し、紋章魔法を使った場合の魔法の利点を挙げた。
「まず1、魔力消費が抑えられる…これは単純に魔法の効率化と必要魔力の一部を外的魔素(=空気中の魔力)を使って行使する為。
そして2、魔力操作が無詠唱に比べ格段と楽…魔法陣を想像してそこに魔力を流すようにすればいい…といっても、多少の操作は必要だからすべてという訳では無いが無詠唱に比べたらな…これも大きいか」
詠唱魔法であれば、魔力は自動的に操作される。紋章魔法だとリュークの言った通りにすることで出来る。
無詠唱魔法の場合はイメージと魔力操作が必要になる。しかも魔力操作をちゃんとしなければ発動しても威力が足りなかったりする。
「えーっと3、1と2により、連発がしやすい…魔力の効率化と魔力操作が少なくて済むからタイムロスが少ない。それにより連発可能…っと。
そして4、魔法が得意でない人でも使えるようになる…魔力操作が苦手な人や体にある魔力が低い人でも少し訓練すれば使えるようになる…
うーん、これくらいかな?」
リュークが考えて出たのはこの4つだけだった。
「今度は欠点だ」
そして別の紙を取り出した。
「えーっと、1、作成に必要な材料がある…僕は例外中の例外だが本来であれば作成に専用のものが必要だ……てかなんで僕だけこんなことが出来るんだ?…まあ今はいいか
次に2、覚えなければならない…作ってもそれを体になじませて覚えさせなきゃだったよな…これも僕達家族は例外なんだよなぁ…何でだろう?」
そしてリュークの思考は「なぜこの二つの例外能力を持っているか」ということにそれかけた。
だが、ギリギリのところで話を戻すことに成功。
「っと、危ない危ない。
そして3、作成者が少ない…学園長が言ってたけど作れる人が少ない…てかそもそも街のどこにも魔法陣を作るための材料が売ってなかったな…なんでだろう?
んでもって4、覚えても大きな変化は出来ない…多少の変化なら魔法陣から発動場所に至るまでに魔力操作をすることで出来るが、覚えても殆どはその魔法なんだよなぁ…」
例えば先ほどでたロウソクの火の魔法。あれを魔力操作しても、温度が上がる─や、火の大きさがピンポン玉程になる…程度でしかない。
せっかく覚えても、特定の事柄でしか使えない魔法であった場合は殆ど使えないのだ。
「うーん、これくらいか?使っててなんだけどもっと出ると思ったけどなぁ…」
これくらい、というが、その欠点の殆どが重要であり大きな欠点なのだ。
「それじゃあほかのやつもやるか」
そして紙を取り出し書き始めた。
「詠唱魔法の利点。
1、魔力操作がいらない。
2、…あれ?これだけ?
…まあいいか、欠点は、
1、詠唱文を覚えなければならない。
2、魔法陣よりも融通が聞き辛い。
3、魔力消費が大きい。
4、発動までに時間が必要になる。
5、自分に相性のいい属性しか使えない。
利点に比べて結構あるな」
そして再び紙を取り出した。
「それじゃあ無詠唱魔法の利点。
1、想像と魔法操作が手動なため、あらゆることが出来る。
2、魔力消費は効率化すれば相当削れる…魔法陣には劣るが。
うーん、これくらいかな?
次に欠点。
1、魔法の使い始めた人は魔力操作が難しく使いずらい。
2、繊細な操作が必要になるため、集中力が必要。
これだけか?なんか欠点が少ない気が…まあいいか」
ちなみにだが、カルスと戦った時に使ったのはこの無詠唱魔法となる。
というのも、あの魔法の魔法陣を覚えておらず、紋章魔法としては使えなかったのだ。
その時、紋章魔法の欠点を改めて痛感したリュークである。
そしてすべての紙を並べる。
「さて、なぜ魔法陣ができたか…だが……」
そして再び頭を抱えた。
「うーん……なんか最近頭を抱えることが多くなった気が」
このまんまだと禿げるんじゃね?というリュークのつぶやきは誰も聞いてなかった。
「まあいいか…えっと、なぜ魔法陣が………調べるか」
時間は進み、すべての授業を終えた。
殆どの人が帰る準備をしている中、リュークは机に顔を突っ伏している。
「つまらなかったって…そういえばリュークくん歴史の授業すべて寝てたよね」
「歴史は無理!…あー、錬金術は楽しかったかな」
この学校の教科は複数ある。
語学、歴史、算数、魔術はもちろん。錬金術、薬学、そして理学があった。
と言っても、理学は現代の圧倒的下位の科学だ。
そんな中、錬金術だけがリュークの興味を引かせた。
もともと何かを作るのが好きなリュークは、錬金術の授業を受けている最中はまさしく馬にニンジンをあげているようなものだった。
そんな会話をしていると、クルエルがいきなりリュークへと声がかけた。
「そうだリューク、お前学園長に呼ばれてたから学園長室に行けよー」
「え?今ですか?」
「そうだ。今だ」
「わ、わかりました」
呼ばれるようなことはした覚えないんだけどなと思いつつ学園長室へと歩いていった。
☆☆☆
学園長室。
そこには学園長はもちろん、その護衛となる二人の魔法使い、剣士が常駐している。
だが、今はリュークと学園長しかいなかった。
「…それで学園長、呼ばれてきたのですが、何の御用でしょうか?護衛さん達も追い出してまでって…どんな話ですか」
「まあそんなに重要ではないんじゃがな。どちらかと言えばお主の身のためじゃよ」
「僕のため?」
「いきなりだが、お主の母親の名前はシュミアというか?」
「ほんとうにいきなりですね…そうですけどなんでわかったんですか?」
「その赤い目じゃよ」
「赤い目…?」
「…なんじゃ?もしかしてシュミアは何も言うてないのか?」
「何のことですか…?」
学園長は「まあよい」といい話を続ける。
「リューク、君は紋章魔法を使っているのぉ?」
「ええ…普通なら分からないようにしているはずなのになぜ分かったんですか?」
「ふぉっふぉっ、学園長たるものそういうのは分からなければならないのじゃ…まあ、なぜ分かったかは一度置いて…紋章魔法の価値をお主は知っておるか?」
「価値…ですか?」
「そうじゃ」
「紋章魔法の価値ってどういう事ですか?」
「…それも教えておらんかったのか…紋章魔法はのぉ、物が少ないんじゃ」
「……?」
「そもそも魔法陣を自作できる人が少なくなてのぉそうじゃな」
そう言って学園長は頭の大きさほどの火を作り出した。
「この魔法、紋章魔法こ魔法陣で作り、それを売る場合、一度見せた時の料金はどれ位になると思う?」
「一度見せた時…?魔法陣を販売するのではなく?」
「そうじゃ」
「銀貨70……いや、金貨10枚でしょうか?」
「…お、おう…一気に値段が上がったのぉ」
銀貨、金貨。これはこの世界での通貨である。
銀貨10枚では家が買えるほどの値段だ。銀貨が100枚集まり金貨となる。
銀貨の下にも銅、銭があり、それぞれ100枚あつまって上の単位となる。
リュークが銀貨70から金貨10に変えたのさ理由がある。
銀貨70。それはリュークはこれくらいでならば僕は売買できるよ。と言った値段だ。
だが、ふと街を思い出してみる。すると、紋章魔法を売っているところが見当たらないのを思い出した。
それから考えるに、紋章魔法は高級であり、かなり高い位の貴族でないと買えないほどの値段なのではないか?と考えた。
そして、学園長は1回見る分の値段と言った。
金貨10枚というのはそれなりの貴族でもポンポンだせるような値段ではない。
だが、浸透していないのであれば、それほどの値段がしても問題ないのでは?と考えている。
「金貨10枚。たしかにそう考えるのは妥当かもしれん。じゃが、まちがいじゃ」
「金10以上?」
「この魔法であれば、一度見せるだけで100は吹っ飛ぶのぉ」
「ひゃ……!?」
金貨100枚。そんなもの、10回見せたらヘタをすれば国予算にも匹敵する値段だ。
そんな額を聞いてリュークは頭を抱えた。
「金貨100!?あっという間に国家予算に匹敵する値段じゃないですか!」
「今いったじゃろ?作れる者が少ないんじゃ。作れても、この程度の魔法も作れんのじゃ」
そして出している火の火力を弱める。
火の大きさが止まったのは───ロウソクの火ほどの大きさになってだ。
「せいぜいこれが限界じゃの。これを作れれば魔法陣作成者としては上に入るの」
「…それは料金にするとどれくらいですか?」
「こんなものお金にならんわい。たかだかロウソクに火をつける程度の魔法でお金が取れるほど甘くないわい」
なんだか少し安心するリューク。
だってそうだろう。威力の低い…使い道のあるかどうかわからない魔法を販売している。それは紋章魔法の使い手であるリュークにとっては侮辱にも等しいことだった。
「まあ紋章魔法の価値は分かったじゃろ?」
「……はい。物凄く価値が高いから、紋章魔法を使ってることを悟られるな…ということですよね?」
「理解力があって助かるのぉ…まあ今日はそれだけじゃ」
「で、では失礼しました」
☆☆☆
部屋に戻ったリュークは頭を抱えていた。
「まじかよ…ある程度は覚悟してたけど…ここまでダメだったとは…」
紋章魔法の価値、それを聞いたリュークはこの世界の魔法に疑問を覚え始めた。
「そもそもなんで紋章魔法なんてあるんだ?普通に無詠唱魔法でもいいと思うんだが…」
そしてリュークは紙とペンを取り出し、紋章魔法を使った場合の魔法の利点を挙げた。
「まず1、魔力消費が抑えられる…これは単純に魔法の効率化と必要魔力の一部を外的魔素(=空気中の魔力)を使って行使する為。
そして2、魔力操作が無詠唱に比べ格段と楽…魔法陣を想像してそこに魔力を流すようにすればいい…といっても、多少の操作は必要だからすべてという訳では無いが無詠唱に比べたらな…これも大きいか」
詠唱魔法であれば、魔力は自動的に操作される。紋章魔法だとリュークの言った通りにすることで出来る。
無詠唱魔法の場合はイメージと魔力操作が必要になる。しかも魔力操作をちゃんとしなければ発動しても威力が足りなかったりする。
「えーっと3、1と2により、連発がしやすい…魔力の効率化と魔力操作が少なくて済むからタイムロスが少ない。それにより連発可能…っと。
そして4、魔法が得意でない人でも使えるようになる…魔力操作が苦手な人や体にある魔力が低い人でも少し訓練すれば使えるようになる…
うーん、これくらいかな?」
リュークが考えて出たのはこの4つだけだった。
「今度は欠点だ」
そして別の紙を取り出した。
「えーっと、1、作成に必要な材料がある…僕は例外中の例外だが本来であれば作成に専用のものが必要だ……てかなんで僕だけこんなことが出来るんだ?…まあ今はいいか
次に2、覚えなければならない…作ってもそれを体になじませて覚えさせなきゃだったよな…これも僕達家族は例外なんだよなぁ…何でだろう?」
そしてリュークの思考は「なぜこの二つの例外能力を持っているか」ということにそれかけた。
だが、ギリギリのところで話を戻すことに成功。
「っと、危ない危ない。
そして3、作成者が少ない…学園長が言ってたけど作れる人が少ない…てかそもそも街のどこにも魔法陣を作るための材料が売ってなかったな…なんでだろう?
んでもって4、覚えても大きな変化は出来ない…多少の変化なら魔法陣から発動場所に至るまでに魔力操作をすることで出来るが、覚えても殆どはその魔法なんだよなぁ…」
例えば先ほどでたロウソクの火の魔法。あれを魔力操作しても、温度が上がる─や、火の大きさがピンポン玉程になる…程度でしかない。
せっかく覚えても、特定の事柄でしか使えない魔法であった場合は殆ど使えないのだ。
「うーん、これくらいか?使っててなんだけどもっと出ると思ったけどなぁ…」
これくらい、というが、その欠点の殆どが重要であり大きな欠点なのだ。
「それじゃあほかのやつもやるか」
そして紙を取り出し書き始めた。
「詠唱魔法の利点。
1、魔力操作がいらない。
2、…あれ?これだけ?
…まあいいか、欠点は、
1、詠唱文を覚えなければならない。
2、魔法陣よりも融通が聞き辛い。
3、魔力消費が大きい。
4、発動までに時間が必要になる。
5、自分に相性のいい属性しか使えない。
利点に比べて結構あるな」
そして再び紙を取り出した。
「それじゃあ無詠唱魔法の利点。
1、想像と魔法操作が手動なため、あらゆることが出来る。
2、魔力消費は効率化すれば相当削れる…魔法陣には劣るが。
うーん、これくらいかな?
次に欠点。
1、魔法の使い始めた人は魔力操作が難しく使いずらい。
2、繊細な操作が必要になるため、集中力が必要。
これだけか?なんか欠点が少ない気が…まあいいか」
ちなみにだが、カルスと戦った時に使ったのはこの無詠唱魔法となる。
というのも、あの魔法の魔法陣を覚えておらず、紋章魔法としては使えなかったのだ。
その時、紋章魔法の欠点を改めて痛感したリュークである。
そしてすべての紙を並べる。
「さて、なぜ魔法陣ができたか…だが……」
そして再び頭を抱えた。
「うーん……なんか最近頭を抱えることが多くなった気が」
このまんまだと禿げるんじゃね?というリュークのつぶやきは誰も聞いてなかった。
「まあいいか…えっと、なぜ魔法陣が………調べるか」
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