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第5話「堕天使たちの復讐」
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「世界の最初には物質あり。物質以外には何物もなし。物質は欲望と共に在り、欲望は又、悪魔と共に在り。故に、物質と欲望に忠実なるものは強者となりて栄え、物質と欲望とを軽蔑する者は弱者となりて亡ぶ。故に、神と良心を無視し、黄金と肉欲を崇拝する者こそが地上の強者なり! 支配者なり!」
ヴァルダさんの独演会は更に続いた。まるで、ヴァルダさん自身が、そのデュッコとか言うキチガイ僧侶の生まれ変わりであるかのようだった。
「まあ、ヴァルダさん。ここは一つ落ち着きましょう。他にお客さんもいることですし」
「そうね。ちょっと一休みしようかしら」
そう言ってヴァルダさんは、熱弁の間にすっかり温《ぬる》くなってしまったお茶を一気に飲み干した。
「ずいぶん温くなってしまったわね。お代わりを入れて上げましょう」
「あっ、ありがとうございます」
「ところで貴方、アダムとイブの逸話は、当然ご存じよね?」
「蛇にそそのかされて知恵の実を食べた二人が、神様の怒りを買って
エデンの園から追放された話ですか?」
「そうそう。その悪魔祈祷書では、その蛇の処が悪魔そのものになっていてね……」
と、ここからがまた長いのだけど、要するにヴァルダさんの言いたいことは、こういうことだった。
アダムとイブが、神様の言いつけをちゃんと守っている間は、二人の間に子供は生まれなかった。だが、知恵の実を食べた瞬間、お互いの裸体が恥かしくなり、そのお陰で二人の子供がドンドン生まれて、地上には人間が繁殖し始めた。
だが神様は、自分のいう事を聞かない人類に辟易しつつも、彼らを愛することを止めなかった。それに腹を立てたのが、熾天使ルシファーである。彼は神のしもべとして最高位に位置する最も美しい部下であったのだが、自分たちの事を顧みず、人間ばかりを贔屓する神に対して謀反を起こした。
敗れた彼は、彼に賛同する者たちと共に堕天使となり、地上に降りた。そして彼らは、いつしか悪魔《サタン》と呼ばれるようになり、度々人類の前に現れ、神への信仰を捨てることと引き換えに、彼らの力と知識をとを人類に分け与えたそうである。
「つまり、人類がこの地上で栄えたのは神の御心ではなく、アダムとイブに知恵の実の存在を教え、その子孫たちに魔術と錬金術を教えた、悪魔たちのおかげであると?」
「ご明察。そして、悪魔と契約した者たちの犯した【人類の犯罪史】みたいなものが、この祈祷書にはジャンジャン書き立ててあるのです」
「例えば、どんなことが書いてあるのですか?」
「そうねえ、有名どころで言えば……」
アポピスと契約したカフラー王は、自分の妻を一晩毎ごとに取換えて、飽きた女を火あぶりにして太陽神に捧げたり、生きたままナイル河の鰐に喰わせたりするのを無上の栄華としていた。
サルワと契約したダレイオス一世の戦争目的は、捕虜にした敵国の女に対する淫虐と、男性に対する虐殺で、戦争に勝つたびに宮殿の壁や廊下を敵兵の新しい虐殺屍体で飾り、その中で敵国の妃や王女を犯して楽しんでいた。
ベルゼビュート と契約したアレキサンダ―大王はアラビヤ人を亡ぼすために、黒死病患者の屍体を担いだ人夫を連れて行って、その死体を敵陣に放り込んでいた。しかじか云々。
「なるほど。先の二人はタダの性的異常者だけど、アレキサンダーのやり口は、近代の細菌戦の走りですね。流石は大王だ」
「そうね。でも、祈祷書の中で上げられている例の中で最も猟奇的で、史実にも近いのは、アルと契約したピョートル大帝なの」
「アル? 聞いたことがないな。一体、何の悪魔ですか?」
「出産を妨害する悪魔よ」
「あんまり強くなさそうだなあ……」
「いえいえ、ここが大事な所なのよ。ピョートルは何度も外遊をして、『算術、砲術、航海術なんかの知識を修めてロシアを近代化した』と歴史の教科書には書いてあるけど、これは真っ赤な偽りなの」
「では、実際には何を学んでいたと?」
「堕胎術と、毒薬の製法」
「えっ?」
思わず僕は、声を上げてしまった。
「悪魔《アル》と契約したピョートルは、その二つの知識で政敵を暗殺し、名家を潰し、ロシアの宮廷をも支配して、見事、大ロシア帝国の皇帝になったって訳」
「つまり、今のロシア連邦の礎を築いたのは、神様ではなくて、悪魔であると、デュッコはそう主張しているのですね?」
「ロシアに限らず、かつてヨーロッパに存在した専制君主の全てが、何がしかの悪魔と契約していたそうよ。百年前には、この世界のほとんど全てが欧米列強の支配下にあったんだから、悪魔が地球を制覇したのと同じことよね」
そこからまた話が長いのであるが、要するに、
一切の科学の初まりは、悪魔が人類にもたらした錬金術である。そしてその目的は、神の存在を否定し、人間を良心から解放することにあった。つまり悪魔は、神の愛した人類を滅ぼすのではなく、彼らを無神論者に変え、『人の心から信仰を奪うことで、その復讐を果たした』のである。
「なるほど。一度、快楽を知ってしまうと、人間はなかなか元には戻れないものですからね。いや、悪魔たちもよく考えたものだ」
「ええ。私たちは歴史に欺かれてはならない。常に悪魔的な視点で歴史を読んで行かないと、とんでもない間違いに陥ることがあるわ」
「はあ……」
僕はヴァルダさんの言葉に至極納得しながらも、何だか違和感を感じていた。だが、その違和感の正体が何なのか、その時の僕にはわからなかった。
「科学万能の社会を作り上げ、人類の大半を無神論者に変えた悪魔たちは、作戦を第二段階に移したの。今だに神への信仰を止めない人たちを、滅ぼそうとしたのね」
「具体的には、何をしたのですか?」
「契約者たちに戦争を焚きつけたの。二十世紀に実在した、悪魔のような人間と言えば、あの二人しかいないでしょ?」
「ヒトラーとスターリンですか?」
「ご明察。二人は当初、同じ目的のために手を組んでた。つまり、ユダヤ人に対する迫害ね。貴方、『シオンの議定書』の存在は知ってる?」
念のため聞いておくという口ぶりで、ヴァルダさんはそう尋ねた。だが僕は、中二病少女が大好きなので、この手の知識だけはたんまりあるのである。今、ヴァルダさんの『悪魔祈祷書』の話に食いついてるのも、そういう訳だ。
「知ってますよ。第一回シオニスト会議の席上で発表された、【二十四人の長老】による決議文であるという文章の事でしょう」
「よく知ってるじゃない。見直したわ」
やはりヴァルダさんは、僕の事を少し馬鹿にしていたらしい。
「中二病患者なら、一度は通る道ですからね。一言で言えば、ユダヤの長老たちの世界征服のための計画書ですよね」
「ええ。ユダヤ教の高僧たちは、キリストを十字架にかけた時から壮大な陰謀を仕組み、キリスト教を世界に普及させた後で、腑抜けになった人類を支配するつもりでいたの。悪魔もびっくりの計画よね」
そういって、ヴァルダさんは不敵に笑った。『シオンの議定書』は、いわゆる陰謀論の一つであり、偽書であることが現在では判明している。だがこの本は、ヒトラーを始めとする世界中の反ユダヤ主義者に多大な影響を与え、ナチスによる大量虐殺《ホロコースト》を実際に引き起こしたのだ。
(続く)
ヴァルダさんの独演会は更に続いた。まるで、ヴァルダさん自身が、そのデュッコとか言うキチガイ僧侶の生まれ変わりであるかのようだった。
「まあ、ヴァルダさん。ここは一つ落ち着きましょう。他にお客さんもいることですし」
「そうね。ちょっと一休みしようかしら」
そう言ってヴァルダさんは、熱弁の間にすっかり温《ぬる》くなってしまったお茶を一気に飲み干した。
「ずいぶん温くなってしまったわね。お代わりを入れて上げましょう」
「あっ、ありがとうございます」
「ところで貴方、アダムとイブの逸話は、当然ご存じよね?」
「蛇にそそのかされて知恵の実を食べた二人が、神様の怒りを買って
エデンの園から追放された話ですか?」
「そうそう。その悪魔祈祷書では、その蛇の処が悪魔そのものになっていてね……」
と、ここからがまた長いのだけど、要するにヴァルダさんの言いたいことは、こういうことだった。
アダムとイブが、神様の言いつけをちゃんと守っている間は、二人の間に子供は生まれなかった。だが、知恵の実を食べた瞬間、お互いの裸体が恥かしくなり、そのお陰で二人の子供がドンドン生まれて、地上には人間が繁殖し始めた。
だが神様は、自分のいう事を聞かない人類に辟易しつつも、彼らを愛することを止めなかった。それに腹を立てたのが、熾天使ルシファーである。彼は神のしもべとして最高位に位置する最も美しい部下であったのだが、自分たちの事を顧みず、人間ばかりを贔屓する神に対して謀反を起こした。
敗れた彼は、彼に賛同する者たちと共に堕天使となり、地上に降りた。そして彼らは、いつしか悪魔《サタン》と呼ばれるようになり、度々人類の前に現れ、神への信仰を捨てることと引き換えに、彼らの力と知識をとを人類に分け与えたそうである。
「つまり、人類がこの地上で栄えたのは神の御心ではなく、アダムとイブに知恵の実の存在を教え、その子孫たちに魔術と錬金術を教えた、悪魔たちのおかげであると?」
「ご明察。そして、悪魔と契約した者たちの犯した【人類の犯罪史】みたいなものが、この祈祷書にはジャンジャン書き立ててあるのです」
「例えば、どんなことが書いてあるのですか?」
「そうねえ、有名どころで言えば……」
アポピスと契約したカフラー王は、自分の妻を一晩毎ごとに取換えて、飽きた女を火あぶりにして太陽神に捧げたり、生きたままナイル河の鰐に喰わせたりするのを無上の栄華としていた。
サルワと契約したダレイオス一世の戦争目的は、捕虜にした敵国の女に対する淫虐と、男性に対する虐殺で、戦争に勝つたびに宮殿の壁や廊下を敵兵の新しい虐殺屍体で飾り、その中で敵国の妃や王女を犯して楽しんでいた。
ベルゼビュート と契約したアレキサンダ―大王はアラビヤ人を亡ぼすために、黒死病患者の屍体を担いだ人夫を連れて行って、その死体を敵陣に放り込んでいた。しかじか云々。
「なるほど。先の二人はタダの性的異常者だけど、アレキサンダーのやり口は、近代の細菌戦の走りですね。流石は大王だ」
「そうね。でも、祈祷書の中で上げられている例の中で最も猟奇的で、史実にも近いのは、アルと契約したピョートル大帝なの」
「アル? 聞いたことがないな。一体、何の悪魔ですか?」
「出産を妨害する悪魔よ」
「あんまり強くなさそうだなあ……」
「いえいえ、ここが大事な所なのよ。ピョートルは何度も外遊をして、『算術、砲術、航海術なんかの知識を修めてロシアを近代化した』と歴史の教科書には書いてあるけど、これは真っ赤な偽りなの」
「では、実際には何を学んでいたと?」
「堕胎術と、毒薬の製法」
「えっ?」
思わず僕は、声を上げてしまった。
「悪魔《アル》と契約したピョートルは、その二つの知識で政敵を暗殺し、名家を潰し、ロシアの宮廷をも支配して、見事、大ロシア帝国の皇帝になったって訳」
「つまり、今のロシア連邦の礎を築いたのは、神様ではなくて、悪魔であると、デュッコはそう主張しているのですね?」
「ロシアに限らず、かつてヨーロッパに存在した専制君主の全てが、何がしかの悪魔と契約していたそうよ。百年前には、この世界のほとんど全てが欧米列強の支配下にあったんだから、悪魔が地球を制覇したのと同じことよね」
そこからまた話が長いのであるが、要するに、
一切の科学の初まりは、悪魔が人類にもたらした錬金術である。そしてその目的は、神の存在を否定し、人間を良心から解放することにあった。つまり悪魔は、神の愛した人類を滅ぼすのではなく、彼らを無神論者に変え、『人の心から信仰を奪うことで、その復讐を果たした』のである。
「なるほど。一度、快楽を知ってしまうと、人間はなかなか元には戻れないものですからね。いや、悪魔たちもよく考えたものだ」
「ええ。私たちは歴史に欺かれてはならない。常に悪魔的な視点で歴史を読んで行かないと、とんでもない間違いに陥ることがあるわ」
「はあ……」
僕はヴァルダさんの言葉に至極納得しながらも、何だか違和感を感じていた。だが、その違和感の正体が何なのか、その時の僕にはわからなかった。
「科学万能の社会を作り上げ、人類の大半を無神論者に変えた悪魔たちは、作戦を第二段階に移したの。今だに神への信仰を止めない人たちを、滅ぼそうとしたのね」
「具体的には、何をしたのですか?」
「契約者たちに戦争を焚きつけたの。二十世紀に実在した、悪魔のような人間と言えば、あの二人しかいないでしょ?」
「ヒトラーとスターリンですか?」
「ご明察。二人は当初、同じ目的のために手を組んでた。つまり、ユダヤ人に対する迫害ね。貴方、『シオンの議定書』の存在は知ってる?」
念のため聞いておくという口ぶりで、ヴァルダさんはそう尋ねた。だが僕は、中二病少女が大好きなので、この手の知識だけはたんまりあるのである。今、ヴァルダさんの『悪魔祈祷書』の話に食いついてるのも、そういう訳だ。
「知ってますよ。第一回シオニスト会議の席上で発表された、【二十四人の長老】による決議文であるという文章の事でしょう」
「よく知ってるじゃない。見直したわ」
やはりヴァルダさんは、僕の事を少し馬鹿にしていたらしい。
「中二病患者なら、一度は通る道ですからね。一言で言えば、ユダヤの長老たちの世界征服のための計画書ですよね」
「ええ。ユダヤ教の高僧たちは、キリストを十字架にかけた時から壮大な陰謀を仕組み、キリスト教を世界に普及させた後で、腑抜けになった人類を支配するつもりでいたの。悪魔もびっくりの計画よね」
そういって、ヴァルダさんは不敵に笑った。『シオンの議定書』は、いわゆる陰謀論の一つであり、偽書であることが現在では判明している。だがこの本は、ヒトラーを始めとする世界中の反ユダヤ主義者に多大な影響を与え、ナチスによる大量虐殺《ホロコースト》を実際に引き起こしたのだ。
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