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第零章 千年目の彼岸桜 前編
0-1 運命の出会い
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——時は遡る。それは、とある神がまだ人間であった頃の物語。
ここは薄暗い山の中。辺りを照らすのは、少しだけ欠けた月の光のみ。
山の一角に、多くの木々が薙ぎ倒されている部分があった。
乱暴に圧し折られた木に、一人の少年がもたれかかっている。
体格からして、歳はまだ十も行かないだろう。彼は黒く長い髪を頭の上部で纏め、白い小袖に紺色の袴を穿いていた。
「はぁ……はぁ……」
苦しそうに浅い息を続ける。当然だろう。彼の白い小袖は鳩尾を中心に、血で真っ赤に染まっているのだから。
「やっと——」
彼は緑色の瞳を空に向け、口元を綻ばせた。その先の言葉は無い。口を動かすことさえ億劫になってしまったからだ。
目蓋がゆっくりと下り始めた。月がぼやけ、欠けてゆく。
——これで、もう……。
「た、大変!」
唐突な女の子の悲鳴と共に、少年の目蓋は完全に下りてしまった。
***
『お前は俺たちの言うことを聞いていれば良い』
『いいか、呪咀は憶えるな。何も考えずに唱えろ』
『早くしろ』
『言うことが聞けないのか』
『お前の生きる意味はこれしかない、言うことを聞け』
『使えない餓鬼だ』
「はっ!」
少年が目を覚ますと、まずは見知らぬ天井が目に入った。
「う、く……」
傷口が焼けるように痛む。手で押さえると、身体に布が巻かれていることに気付いた。傷の手当てをされているのだ。
「わたし、は……」
何故生きている?
茫然としていると、近くから静かな寝息が聞こえてきた。
誰だろうと辺りに目を向ける。障子に囲まれた六畳程の部屋だ。だが、誰もいない。
「あっ……」
灯台もと暗し。寝息を立てて安らかに眠っている人物は、少年のすぐ横に寝そべっていた。
「うーん……ぱぷりぽ」
黒髪の少女だ。小柄な体格で、長い髪の毛先を横に揃えている。
彼女は意味不明な単語を呟き、寝呆け眼で起き上がった。
「ふわぁあ、おはよう」
「お、おはようございます」
あまりにも自然に声を掛けて来るものだから、少年もつられて挨拶を返してしまう。
「むー……」
まだ頭が働かないのか、幼い顔をした女の子は少年をぼうっと見つめた。
「あ、ぅ」
少年はどうしていいか分からず、顔を赤くする。
「あっ、起きたんだ!」
「おはようございます」
女の子もやっと目が覚めた様だ。
頭頂部から生える一本のあほ毛をピンと立て、少年をまじまじと見た。
彼は背筋を伸ばし、少女の熱い視線に耐える。
「凄い……あなた、翡翠のような瞳をしてるのね!」
「はぅ!?」
突然目を輝かせる彼女に、少年は驚いて声を上げた。傷がきりりと痛み、また呻く。
「そうだ、寝てなきゃ駄目だよ! あなた、ひどい傷だもの」
少女は少年の肩を押し、彼を布団に寝かせた。
「……あの、あなた様は?」
「わたし? 真。神凪 真っていうの」
真と名乗る少女は、花のように可愛らしい笑みを少年に向けた。
「神凪様、ですか……」
「えーっ、真でいいよ!」
びくびくとしながら苗字を言う少年に、真は口を尖らせた。少年は再び起き上がり、居住まいを正した。
「あ、う……では真様。この度はご迷惑をお掛けして、大変申し訳ございません。生憎、何も持ち合わせておりませんので、お詫びの品も差し出す事が叶いません。どうかお許しください……」
少年は頭を床に擦り付け、何度も『申し訳ございません』と『お許しください』を繰り返した。身体は震え、怯えているようだ。
彼の異様な行動に、真は戸惑いを見せつつ、むっと口を結んだ。
「もーっ! そこは謝るんじゃなくて、ありがとうでしょ!」
彼女は両腕を振り、少年に抗議の意を示した。少年は顔を上げ、不思議そうに真を見る。
「……ありがとう、ですか?」
「そ! わたしが言うのもあれだけど、誰かに何かをしてもらったら、まずは『ありがとう』って言うの!」
「はぁ……」
少年は真の言葉に頷き、再度頭を下げた。
「あ、ありがとうございます……申し訳ございません」
「こらーっ!」
真はぺちっと少年の頭を叩く。頬を膨らませ、腰に手を当てた。
「そう何度も謝られたら気分悪いよ!」
「も、申し訳ございません」
「言った側から!」
「はぅっ」
反射的に謝る少年に、真はまたぺちっと一撃。少年は涙目になりながら、真を見る。
「もう、せっかく助かったんだから、ちょっとは喜んでも良いと思うよ?」
先ほどから、ずっとびくびくして、喜びの感情を見せない少年。真はそれが気になった。
少年は表情を歪め、膝の上で拳を握る。
「……わたしは——」
少年は唇を噛み、下を向いた。さらりとした髪が垂れ、彼の表情を隠す。
「生きてはならぬ子ですから……今、息をしていることに驚いているのです」
「それ、どういうこと?」
真は少年のただならぬ物言いに眉を寄せた。
「そのままの意味でございます。わたしは死ぬべき子ですが、運悪く生き延びてしまったのです」
少年は顔色を一つ変えず、淡々と殺伐とした言葉を並べる。それがごく普通の、当たり前のことのように。
光の無い瞳は床を見つめ、未来の希望も何も映し出していなかった。
「何よ、それ……」
真は口を手で覆った。歳の近い子供が言う台詞だとは、とても思えないのだ。
「生き延びてしまった所為で、あなた様のお手を煩わせてしまいました。わたしは悪い子です。罰なら幾らでもお受けします」
機械的に動く口からは、温度の無い言葉が生産される。
ゆっくりと首を持ち上げ、絶句する真の反応を待った。
「……真様?」
少年は真の様子がおかしいことに気付き、首をかしげた。
「なにゆえ、泣いていらっしゃるのですか?」
真の目からは、大粒の涙が絶え間なく零れ落ちていた。その涙は頬を伝い、顎まで降り、着物に落ちて染み込んだ。
少年はその涙の意味がよくわからなかった。
だが、自分の所為で真の着物が濡れているということだけは理解し、慌てて袖で彼女を拭う。
「申し訳ございません……」
「あなたはっ!」
真は少年の手を握り、涙声で言葉を続けた。
「あなたは生きたくないの?」
彼が言っていることはどこか受動的で、自分の意志を感じられなかった。本心だとは思えないのだ。
もしかしたら——。
「えぇ。もう誰にも必要とされておりませんので、生きる価値も無いのです。……そう、教えられました」
「それはあなたの意志じゃないでしょ!」
——他人の意志で、少年の尊い命は輝きを失っている。
そのようなことはあってはならない。真は少年の両肩を掴み、彼の目を真っ直ぐ見た。
「あなたは生きて良いんだよ。あなたの命は、あなただけしか干渉しちゃいけないんだから」
真は優しい声で少年に語り掛けるが、彼は訝しげな表情を浮かべた。
「……おかしいです。わたしは生きるも死ぬも、自分には選択権が無いと教わりました」
「そんなことを教えた人が間違ってる!」
元凶は紛れもなく、彼の親であろう。彼の受動的な思考は全て、親が植え付けたのだ。
彼はそれが普通だと認識し、死ぬのを強いられることも当然の事だと思い込んでいる。
「間違っているのですか?」
「そう、間違ってるの」
「……わかりません」
少年は首を振り、口をわなわなと震えさせた。
今まで信じてきた自分の価値観を否定されたからだ。
突然、真逆のことを言われたとしても、到底受け入れることは出来ない。
真は優しげに微笑み、少年の頭を撫で、頬に手を添えた。
「あなたの考えが変わらないなら、無理に生きろとは言わないよ。でも、死ななくていい命は見捨てたくないの」
少年は目を見張る。
「少し、死ぬのを延ばしてみない?」
生きろとは言われない。死ねとも言われない。
曖昧な言葉に、少年はおずおずと頷いた。
それは、いつもの受動的な反応の延長線だろう。そうだとしても、少年は生きる方を選んだのだ。
「よかった……!」
真は嬉しそうに少年を抱き締めた。
「はぅっ! うぅ……」
「あっ! いけない!」
少年は顔を蒼くし、ぐったりと真にもたれかかる。
彼女はすっかり忘れていたのだ。彼が怪我人だということを。
「だ、誰かぁあ!」
真の悲鳴は、静かな屋敷にごうごうと響き渡ったのだった。
***
「本当に、ごめんなさい」
「あぅ……謝らないでください」
少年が目を覚ますと、今度は真が床に額を擦り付けていた。
「女子がそのようなことをしてはなりません。顔をお上げください」
少年が困ったように言うと、真は申し訳なさそうに頭を上げる。
「ごめんなさい……」
「気にしていませんよ。それより、女子の大切なお顔を床に付けさせてしまった事の方が、わたしには一大事です」
「女子が、だなんて。殿方みたいなこと言うのね——」
真は口を綻ばせ、手で覆った。実は彼女、少年のことを……。
「——女の子なのに」
男だと思っていない。
少年は丸く大きな目をしており、肌は白く珠のよう。仕草も口調も優しく、女性的だ。
小柄なこともあり、一目では性別が判らないのだ。とは言っても、男の格好はしているのだが。
「あの、わたしは男です」
「おおっふぅ……」
真にとっては衝撃的な事実を知らされ、彼女は再び頭を下げたのだった。
ここは薄暗い山の中。辺りを照らすのは、少しだけ欠けた月の光のみ。
山の一角に、多くの木々が薙ぎ倒されている部分があった。
乱暴に圧し折られた木に、一人の少年がもたれかかっている。
体格からして、歳はまだ十も行かないだろう。彼は黒く長い髪を頭の上部で纏め、白い小袖に紺色の袴を穿いていた。
「はぁ……はぁ……」
苦しそうに浅い息を続ける。当然だろう。彼の白い小袖は鳩尾を中心に、血で真っ赤に染まっているのだから。
「やっと——」
彼は緑色の瞳を空に向け、口元を綻ばせた。その先の言葉は無い。口を動かすことさえ億劫になってしまったからだ。
目蓋がゆっくりと下り始めた。月がぼやけ、欠けてゆく。
——これで、もう……。
「た、大変!」
唐突な女の子の悲鳴と共に、少年の目蓋は完全に下りてしまった。
***
『お前は俺たちの言うことを聞いていれば良い』
『いいか、呪咀は憶えるな。何も考えずに唱えろ』
『早くしろ』
『言うことが聞けないのか』
『お前の生きる意味はこれしかない、言うことを聞け』
『使えない餓鬼だ』
「はっ!」
少年が目を覚ますと、まずは見知らぬ天井が目に入った。
「う、く……」
傷口が焼けるように痛む。手で押さえると、身体に布が巻かれていることに気付いた。傷の手当てをされているのだ。
「わたし、は……」
何故生きている?
茫然としていると、近くから静かな寝息が聞こえてきた。
誰だろうと辺りに目を向ける。障子に囲まれた六畳程の部屋だ。だが、誰もいない。
「あっ……」
灯台もと暗し。寝息を立てて安らかに眠っている人物は、少年のすぐ横に寝そべっていた。
「うーん……ぱぷりぽ」
黒髪の少女だ。小柄な体格で、長い髪の毛先を横に揃えている。
彼女は意味不明な単語を呟き、寝呆け眼で起き上がった。
「ふわぁあ、おはよう」
「お、おはようございます」
あまりにも自然に声を掛けて来るものだから、少年もつられて挨拶を返してしまう。
「むー……」
まだ頭が働かないのか、幼い顔をした女の子は少年をぼうっと見つめた。
「あ、ぅ」
少年はどうしていいか分からず、顔を赤くする。
「あっ、起きたんだ!」
「おはようございます」
女の子もやっと目が覚めた様だ。
頭頂部から生える一本のあほ毛をピンと立て、少年をまじまじと見た。
彼は背筋を伸ばし、少女の熱い視線に耐える。
「凄い……あなた、翡翠のような瞳をしてるのね!」
「はぅ!?」
突然目を輝かせる彼女に、少年は驚いて声を上げた。傷がきりりと痛み、また呻く。
「そうだ、寝てなきゃ駄目だよ! あなた、ひどい傷だもの」
少女は少年の肩を押し、彼を布団に寝かせた。
「……あの、あなた様は?」
「わたし? 真。神凪 真っていうの」
真と名乗る少女は、花のように可愛らしい笑みを少年に向けた。
「神凪様、ですか……」
「えーっ、真でいいよ!」
びくびくとしながら苗字を言う少年に、真は口を尖らせた。少年は再び起き上がり、居住まいを正した。
「あ、う……では真様。この度はご迷惑をお掛けして、大変申し訳ございません。生憎、何も持ち合わせておりませんので、お詫びの品も差し出す事が叶いません。どうかお許しください……」
少年は頭を床に擦り付け、何度も『申し訳ございません』と『お許しください』を繰り返した。身体は震え、怯えているようだ。
彼の異様な行動に、真は戸惑いを見せつつ、むっと口を結んだ。
「もーっ! そこは謝るんじゃなくて、ありがとうでしょ!」
彼女は両腕を振り、少年に抗議の意を示した。少年は顔を上げ、不思議そうに真を見る。
「……ありがとう、ですか?」
「そ! わたしが言うのもあれだけど、誰かに何かをしてもらったら、まずは『ありがとう』って言うの!」
「はぁ……」
少年は真の言葉に頷き、再度頭を下げた。
「あ、ありがとうございます……申し訳ございません」
「こらーっ!」
真はぺちっと少年の頭を叩く。頬を膨らませ、腰に手を当てた。
「そう何度も謝られたら気分悪いよ!」
「も、申し訳ございません」
「言った側から!」
「はぅっ」
反射的に謝る少年に、真はまたぺちっと一撃。少年は涙目になりながら、真を見る。
「もう、せっかく助かったんだから、ちょっとは喜んでも良いと思うよ?」
先ほどから、ずっとびくびくして、喜びの感情を見せない少年。真はそれが気になった。
少年は表情を歪め、膝の上で拳を握る。
「……わたしは——」
少年は唇を噛み、下を向いた。さらりとした髪が垂れ、彼の表情を隠す。
「生きてはならぬ子ですから……今、息をしていることに驚いているのです」
「それ、どういうこと?」
真は少年のただならぬ物言いに眉を寄せた。
「そのままの意味でございます。わたしは死ぬべき子ですが、運悪く生き延びてしまったのです」
少年は顔色を一つ変えず、淡々と殺伐とした言葉を並べる。それがごく普通の、当たり前のことのように。
光の無い瞳は床を見つめ、未来の希望も何も映し出していなかった。
「何よ、それ……」
真は口を手で覆った。歳の近い子供が言う台詞だとは、とても思えないのだ。
「生き延びてしまった所為で、あなた様のお手を煩わせてしまいました。わたしは悪い子です。罰なら幾らでもお受けします」
機械的に動く口からは、温度の無い言葉が生産される。
ゆっくりと首を持ち上げ、絶句する真の反応を待った。
「……真様?」
少年は真の様子がおかしいことに気付き、首をかしげた。
「なにゆえ、泣いていらっしゃるのですか?」
真の目からは、大粒の涙が絶え間なく零れ落ちていた。その涙は頬を伝い、顎まで降り、着物に落ちて染み込んだ。
少年はその涙の意味がよくわからなかった。
だが、自分の所為で真の着物が濡れているということだけは理解し、慌てて袖で彼女を拭う。
「申し訳ございません……」
「あなたはっ!」
真は少年の手を握り、涙声で言葉を続けた。
「あなたは生きたくないの?」
彼が言っていることはどこか受動的で、自分の意志を感じられなかった。本心だとは思えないのだ。
もしかしたら——。
「えぇ。もう誰にも必要とされておりませんので、生きる価値も無いのです。……そう、教えられました」
「それはあなたの意志じゃないでしょ!」
——他人の意志で、少年の尊い命は輝きを失っている。
そのようなことはあってはならない。真は少年の両肩を掴み、彼の目を真っ直ぐ見た。
「あなたは生きて良いんだよ。あなたの命は、あなただけしか干渉しちゃいけないんだから」
真は優しい声で少年に語り掛けるが、彼は訝しげな表情を浮かべた。
「……おかしいです。わたしは生きるも死ぬも、自分には選択権が無いと教わりました」
「そんなことを教えた人が間違ってる!」
元凶は紛れもなく、彼の親であろう。彼の受動的な思考は全て、親が植え付けたのだ。
彼はそれが普通だと認識し、死ぬのを強いられることも当然の事だと思い込んでいる。
「間違っているのですか?」
「そう、間違ってるの」
「……わかりません」
少年は首を振り、口をわなわなと震えさせた。
今まで信じてきた自分の価値観を否定されたからだ。
突然、真逆のことを言われたとしても、到底受け入れることは出来ない。
真は優しげに微笑み、少年の頭を撫で、頬に手を添えた。
「あなたの考えが変わらないなら、無理に生きろとは言わないよ。でも、死ななくていい命は見捨てたくないの」
少年は目を見張る。
「少し、死ぬのを延ばしてみない?」
生きろとは言われない。死ねとも言われない。
曖昧な言葉に、少年はおずおずと頷いた。
それは、いつもの受動的な反応の延長線だろう。そうだとしても、少年は生きる方を選んだのだ。
「よかった……!」
真は嬉しそうに少年を抱き締めた。
「はぅっ! うぅ……」
「あっ! いけない!」
少年は顔を蒼くし、ぐったりと真にもたれかかる。
彼女はすっかり忘れていたのだ。彼が怪我人だということを。
「だ、誰かぁあ!」
真の悲鳴は、静かな屋敷にごうごうと響き渡ったのだった。
***
「本当に、ごめんなさい」
「あぅ……謝らないでください」
少年が目を覚ますと、今度は真が床に額を擦り付けていた。
「女子がそのようなことをしてはなりません。顔をお上げください」
少年が困ったように言うと、真は申し訳なさそうに頭を上げる。
「ごめんなさい……」
「気にしていませんよ。それより、女子の大切なお顔を床に付けさせてしまった事の方が、わたしには一大事です」
「女子が、だなんて。殿方みたいなこと言うのね——」
真は口を綻ばせ、手で覆った。実は彼女、少年のことを……。
「——女の子なのに」
男だと思っていない。
少年は丸く大きな目をしており、肌は白く珠のよう。仕草も口調も優しく、女性的だ。
小柄なこともあり、一目では性別が判らないのだ。とは言っても、男の格好はしているのだが。
「あの、わたしは男です」
「おおっふぅ……」
真にとっては衝撃的な事実を知らされ、彼女は再び頭を下げたのだった。
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