28 / 35
28
しおりを挟む
アッシュとの永遠の誓いを交わしたアルフレッドは、すぐに次の行動に移った。アッシュの「妊娠魔術」の実験を確実なものにするため、そしてその成果を国に認めさせるため、そして何よりもアッシュを公的に、誰にも文句を言わせない自分の伴侶とするためだった。
アルフレッドは、翌朝早く、国王に謁見の許可を求めた。許可が下りると、アルフレッドは王宮の執務室へと赴いた。そこには国王と、彼を補佐する数人の側近しかいない。アルフレッドは、念のため、周囲に人払いをするように求めた。この話は、王国の未来を左右する、まさに国家機密となるからだ。
「陛下、本日は、陛下とこの国の未来に関わる、極めて重要なご報告がございます」
アルフレッドは、静かに、しかし威厳をもって国王に切り出した。国王は、アルフレッドの真剣な表情に、わずかに身を乗り出した。
アルフレッドは、まず、アッシュが「男でも子供を産める魔術」を完成させたことを告げた。その言葉に、国王とその周りの側近たちは、驚きに目を見開き、ざわめいた。前代未聞の、まさに奇跡のような術だった。
「馬鹿な……そんなことが、本当に可能なのか?」
国王の言葉には、驚きと、そしてかすかな期待が混じっていた。
「理論上は、可能です。アッシュは、その術を、自らの体で試すことを望んでいます」
アルフレッドの言葉に、再び室内がざわつく。国王は、驚きを隠せない様子でアルフレッドを見つめた。
「そして、陛下にお願いがございます。もし、この術が見事正常に作動し、アッシュが私の子を授かることができた暁には、この国の法律を改正し、男同士でも正式に伴侶となることができるように、ご尽力いただきたいのです」
アルフレッドの言葉は、明確で、一切の迷いがなかった。それは、アッシュへの深い愛情と、彼を生涯守り抜くという、彼の揺るぎない決意の表れだった。国王は、アルフレッドの言葉に、深く考え込むように目を閉じた。男同士の婚姻を法的に認める。それは、国の歴史上、前例のないことだった。
「そして、その術が成功し、法律が改正された暁には、アッシュは、その『妊娠魔術』を、国に提供することを約束いたします」
アルフレッドは、最後の切り札を提示した。この術が実現すれば、王族の血筋の維持や、後継者問題に悩む貴族たちにとって、計り知れない恩恵となる。何よりも、国の未来を大きく左右する、画期的な術となるだろう。
国王は、目を開き、アルフレッドを真っ直ぐに見つめた。彼の表情には、驚きと、そして新たな術への深い期待が浮かんでいた。
「……分かった、アルフレッド公爵。その契約、確かに受け入れよう」
国王は、アルフレッドの提案を了承した。すぐに、その内容が記された契約書が作成された。アルフレッドは、アッシュの名を記し、国王と共に契約書に署名した。この契約は、未だ国王とその側近しか知らぬ、まさに国家機密だった。
国王との謁見を終えたアルフレッドは、足取りも軽く公爵邸へと戻った。彼の胸中は、達成感と、アッシュとの未来への限りない期待で満ち溢れていた。誰にも知られずに進められた密約。それは、アッシュの才能を国益に繋げると同時に、彼を公的に自分の伴侶とするための、磐石な布石となった。アッシュがどれほどの覚悟と努力で「妊娠魔術」を完成させたかを思えば、これくらい当然の報いだ。そして、これでアッシュがもう二度と、自分のもとから去ろうなどと考えなくなるだろうという確信が、アルフレッドの心を満たした。
執務室に戻るなり、アルフレッドは疲労も忘れてアッシュのいる研究室へと向かった。扉を開けると、そこには相変わらず魔術式が描かれた紙に囲まれ、没頭するアッシュの姿があった。彼の横顔は真剣そのもので、その輝かしい才能に、アルフレッドは改めて深く魅了された。
「アッシュ」
アルフレッドの声に、アッシュははっと顔を上げた。彼の瞳には、まだ研究の熱が宿っている。
「アルフレッド? もう執務は終わったのか?」
アッシュが首を傾げると、アルフレッドはにこやかに微笑み、彼の傍に歩み寄った。
「ああ、今日は特別な日だからね。少しばかり、早く切り上げてきた」
アルフレッドは、アッシュの手を取り、研究室の椅子から彼を優しく立たせた。そして、そのままアッシュを抱き上げ、自身の膝へと乗せた。アッシュは、突然の行動に驚き、顔を赤らめる。
「アルフレッド! な、何をするんだ……!」
アッシュが慌てて身じろぐが、アルフレッドは彼を逃がすまいと、抱きしめる腕の力を強めた。
「君との未来に、心が躍っているのさ、アッシュ」
アルフレッドは、アッシュの髪に顔を埋め、甘く囁いた。国王との交渉が成功した喜び、そしてアッシュとの永遠の未来が現実味を帯びてきたことに、アルフレッドの心は幸福で満たされている。
「今日の国王陛下との謁見は、大成功だったよ」
アルフレッドの言葉に、アッシュは目を見開いた。国王との謁見が、自分たちのことに関わるものだとは、夢にも思っていなかったのだろう。
「これで、君はもう、誰にも何も言わせない、正真正銘の私の伴侶となるだろう。公爵家の、そしてこの国の未来を、私と共に背負っていくことになる」
アルフレッドは、アッシュの耳元で、彼にしか聞こえないように、しかし確かな響きでそう告げた。彼の声には、深い愛情と、そしてアッシュを完全に手に入れたという、甘い満足感がにじんでいた。
アッシュの顔は、さらに赤く染まった。彼の瞳には、驚きと、そしてアルフレッドへの深い信頼が入り混じっている。アルフレッドが、そこまで自分との未来を真剣に考えてくれていたことに、アッシュの胸は熱くなった。
「アルフレッド……」
アッシュは、アルフレッドの首に腕を回し、彼の胸に顔を埋めた。アルフレッドの体温が、アッシュの心を温かく包み込む。
アルフレッドは、膝に乗せたアッシュの華奢な体を慈しむように撫でた。彼の指先が、アッシュの柔らかい髪を梳き、彼の耳元を優しくなぞる。アッシュは、その愛撫に甘えるように、小さく身をよじった。
「私の愛しいアッシュ。君がいてくれるから、私の世界はこんなにも輝かしい。もう二度と、君を独りになどしない。この先、どんな困難が待ち受けていようと、私は君と共に乗り越えていく。永遠に、君は私のものだ」
アルフレッドの独占欲に満ちた言葉は、アッシュの心の奥深くまで染み渡った。アッシュは、アルフレッドの腕の中で、ただ幸せに身を委ねていた。彼の心は、アルフレッドへの深い愛と、満たされた幸福感で溢れている。二人の愛は、もう誰にも、何にも邪魔されることのない、確固たるものとなっていた。
アルフレッドは、翌朝早く、国王に謁見の許可を求めた。許可が下りると、アルフレッドは王宮の執務室へと赴いた。そこには国王と、彼を補佐する数人の側近しかいない。アルフレッドは、念のため、周囲に人払いをするように求めた。この話は、王国の未来を左右する、まさに国家機密となるからだ。
「陛下、本日は、陛下とこの国の未来に関わる、極めて重要なご報告がございます」
アルフレッドは、静かに、しかし威厳をもって国王に切り出した。国王は、アルフレッドの真剣な表情に、わずかに身を乗り出した。
アルフレッドは、まず、アッシュが「男でも子供を産める魔術」を完成させたことを告げた。その言葉に、国王とその周りの側近たちは、驚きに目を見開き、ざわめいた。前代未聞の、まさに奇跡のような術だった。
「馬鹿な……そんなことが、本当に可能なのか?」
国王の言葉には、驚きと、そしてかすかな期待が混じっていた。
「理論上は、可能です。アッシュは、その術を、自らの体で試すことを望んでいます」
アルフレッドの言葉に、再び室内がざわつく。国王は、驚きを隠せない様子でアルフレッドを見つめた。
「そして、陛下にお願いがございます。もし、この術が見事正常に作動し、アッシュが私の子を授かることができた暁には、この国の法律を改正し、男同士でも正式に伴侶となることができるように、ご尽力いただきたいのです」
アルフレッドの言葉は、明確で、一切の迷いがなかった。それは、アッシュへの深い愛情と、彼を生涯守り抜くという、彼の揺るぎない決意の表れだった。国王は、アルフレッドの言葉に、深く考え込むように目を閉じた。男同士の婚姻を法的に認める。それは、国の歴史上、前例のないことだった。
「そして、その術が成功し、法律が改正された暁には、アッシュは、その『妊娠魔術』を、国に提供することを約束いたします」
アルフレッドは、最後の切り札を提示した。この術が実現すれば、王族の血筋の維持や、後継者問題に悩む貴族たちにとって、計り知れない恩恵となる。何よりも、国の未来を大きく左右する、画期的な術となるだろう。
国王は、目を開き、アルフレッドを真っ直ぐに見つめた。彼の表情には、驚きと、そして新たな術への深い期待が浮かんでいた。
「……分かった、アルフレッド公爵。その契約、確かに受け入れよう」
国王は、アルフレッドの提案を了承した。すぐに、その内容が記された契約書が作成された。アルフレッドは、アッシュの名を記し、国王と共に契約書に署名した。この契約は、未だ国王とその側近しか知らぬ、まさに国家機密だった。
国王との謁見を終えたアルフレッドは、足取りも軽く公爵邸へと戻った。彼の胸中は、達成感と、アッシュとの未来への限りない期待で満ち溢れていた。誰にも知られずに進められた密約。それは、アッシュの才能を国益に繋げると同時に、彼を公的に自分の伴侶とするための、磐石な布石となった。アッシュがどれほどの覚悟と努力で「妊娠魔術」を完成させたかを思えば、これくらい当然の報いだ。そして、これでアッシュがもう二度と、自分のもとから去ろうなどと考えなくなるだろうという確信が、アルフレッドの心を満たした。
執務室に戻るなり、アルフレッドは疲労も忘れてアッシュのいる研究室へと向かった。扉を開けると、そこには相変わらず魔術式が描かれた紙に囲まれ、没頭するアッシュの姿があった。彼の横顔は真剣そのもので、その輝かしい才能に、アルフレッドは改めて深く魅了された。
「アッシュ」
アルフレッドの声に、アッシュははっと顔を上げた。彼の瞳には、まだ研究の熱が宿っている。
「アルフレッド? もう執務は終わったのか?」
アッシュが首を傾げると、アルフレッドはにこやかに微笑み、彼の傍に歩み寄った。
「ああ、今日は特別な日だからね。少しばかり、早く切り上げてきた」
アルフレッドは、アッシュの手を取り、研究室の椅子から彼を優しく立たせた。そして、そのままアッシュを抱き上げ、自身の膝へと乗せた。アッシュは、突然の行動に驚き、顔を赤らめる。
「アルフレッド! な、何をするんだ……!」
アッシュが慌てて身じろぐが、アルフレッドは彼を逃がすまいと、抱きしめる腕の力を強めた。
「君との未来に、心が躍っているのさ、アッシュ」
アルフレッドは、アッシュの髪に顔を埋め、甘く囁いた。国王との交渉が成功した喜び、そしてアッシュとの永遠の未来が現実味を帯びてきたことに、アルフレッドの心は幸福で満たされている。
「今日の国王陛下との謁見は、大成功だったよ」
アルフレッドの言葉に、アッシュは目を見開いた。国王との謁見が、自分たちのことに関わるものだとは、夢にも思っていなかったのだろう。
「これで、君はもう、誰にも何も言わせない、正真正銘の私の伴侶となるだろう。公爵家の、そしてこの国の未来を、私と共に背負っていくことになる」
アルフレッドは、アッシュの耳元で、彼にしか聞こえないように、しかし確かな響きでそう告げた。彼の声には、深い愛情と、そしてアッシュを完全に手に入れたという、甘い満足感がにじんでいた。
アッシュの顔は、さらに赤く染まった。彼の瞳には、驚きと、そしてアルフレッドへの深い信頼が入り混じっている。アルフレッドが、そこまで自分との未来を真剣に考えてくれていたことに、アッシュの胸は熱くなった。
「アルフレッド……」
アッシュは、アルフレッドの首に腕を回し、彼の胸に顔を埋めた。アルフレッドの体温が、アッシュの心を温かく包み込む。
アルフレッドは、膝に乗せたアッシュの華奢な体を慈しむように撫でた。彼の指先が、アッシュの柔らかい髪を梳き、彼の耳元を優しくなぞる。アッシュは、その愛撫に甘えるように、小さく身をよじった。
「私の愛しいアッシュ。君がいてくれるから、私の世界はこんなにも輝かしい。もう二度と、君を独りになどしない。この先、どんな困難が待ち受けていようと、私は君と共に乗り越えていく。永遠に、君は私のものだ」
アルフレッドの独占欲に満ちた言葉は、アッシュの心の奥深くまで染み渡った。アッシュは、アルフレッドの腕の中で、ただ幸せに身を委ねていた。彼の心は、アルフレッドへの深い愛と、満たされた幸福感で溢れている。二人の愛は、もう誰にも、何にも邪魔されることのない、確固たるものとなっていた。
34
あなたにおすすめの小説
自己肯定感低めの不幸な義弟が完璧な義兄と大揉めに揉める話
あと
BL
「こんな僕をお兄ちゃんは嫌ってるだろうな」
トップ俳優な完璧超人の義理の兄×不幸な自己肯定感低めのネガティブ義理の弟です。
お金ない受けが追い詰められて変なアルバイトしようとしたら、攻めと再会して……?みたいな話です。
攻めがヤンデレ気味で、受けがマジで卑屈なので苦手な人はブラウザバックで。
兄弟は親が離婚してるため、苗字が違います。
攻め:水瀬真広
受け:神崎彼方
⚠️作者は芸能界にもお葬式ににもエアプなので、気にしないでください。
途中でモブおじが出てきます。
義理とはいえ兄弟なので、地雷の人はブラウザバックで。
初投稿です。
初投稿がちょっと人を選ぶ作品なので不安です。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
内容も時々サイレント修正するかもです。
定期的にタグ整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
-----------------------------------------
0時,6時,12時,18時に2話ずつ更新
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる