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第一章
プラマイ……マイナス
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神官長は変な人だった。聞いていた“怖い”イメージはない。
今のところは。
何を考えているか読めないとこは“”怖い”けど、噂のような怖さはなかった。
「あーー。疲れた」
呼び出しから戻り、いつもより張り切ってキースと運動をすると、慣れないことに体が悲鳴を上げた。
ベッドに倒れ込むと焼き立てケーキの甘い匂いが。
疲れたときに食べると倍美味しい。何個でもいけちゃう。
食べやすいように一口サイズだから尚更、手が伸びる。
この一口ケーキを考え作った人は天才。
ちょっとしたときに食べられるから満足度も高い。
微笑ましくお茶のおかわりを注いでくれるラヴィと目が合った。
「ねぇ。思ったんだけど。私が痩せない理由ってコレじゃないかな?」
「そうですね。いつ気付くかと思っていました」
「言って!?それならそうと早く!!」
「あまりにも幸せそうに食べていたので」
なんて言われたら、もう何も言えない。
美味しい物を食べると自然に頬が緩んでしまうものである。
疲れたとき、頭を使ったときの糖分は格別。
食事にはかなり気を遣っていたけど、運動後の甘いものは完全に油断していた。
これじゃプラマイゼロどころかマイナス。動いた以上に食べれば太るに決まってる。
シェイドは悪気あって用意してるわけじゃない。私が好きなものを食べたいタイミングで出してくれてるだけ。
むしろ気遣いの神。
とにもかくにも甘いものは控えないと。
明日から。
今日は……うん。もう用意してくれてるから。食べ物を粗末にするのはいけないこと。
みんなにも食べて欲しいけど、私のために用意されたケーキを食べることを全力でお断りされた。
「そもそもなぜ心音は痩せたいのだ?」
「見ての通りだけど」
私は身長が高いほうじゃない。そして全体的に丸くて太い。
現実逃避のためにぽっちゃりとか言ってるけど、デブであることに変わりない。
自分の口で言うのは気が引ける。察して欲しいけどシェイドとキースは首を傾げるだけ。
この世界の人を見て!
みんなスラッとしてて細いのに対し、私だけ太いでしょ!?それが答えだよ!!
「だから!私は太ってるから」
「それの何が問題なのだ」
軽々しく私を抱き上げた。
体重なんて関係ないとでも言いたいのかな。
嬉しいんだけどさ。人間じゃないシェイドに言われてもな。
建物とかも指一本で持ててしまう。存在そのものがチート。
私が何不自由なく快適に暮らせているのがその証拠。
キースとラヴィの視線に自分の状況を思い出して、早く降ろすように言っても抱く力が強くなる一方。
私を膝に乗せたままベッドに座ってはテーブルを引き寄せた。
私は今、甘やかされているのか。こんなイチャつくような体勢で。
シェイドの体温はすごく安心する。触れているだけで落ち着く。
どこか懐かしさを感じるのは気のせいではない。
「シェイドはさ。このまま私が太って、見るに耐えない姿になったらどうする?」
口で説明するのは難しく、極限まで太った自分を思い浮かべた。
動くことも億劫で、24時間365日ずっとベッドの上でゴロゴロ生活。
楽して生きることを覚えたら、それまでの生活には戻れない。
史上最強のぐうたら人間が完成してしまうのに、シェイドは嫌がる素振りを見せないだけでなく受け入れてくれる。
「どんな姿になろうが心音は心音だ。愛さない理由がない」
「そっか。うん。うん……」
「コトネ様。顔が赤いようですが具合でも悪いのですか」
「違うの。大丈夫」
まともな恋愛をしたことはなく先輩に片想いをしただけの私にとって今のは最上級の愛の言葉。
いじられたり笑われたりするのは日常茶飯事だった。
“女の子扱い”なんて生まれて初めて。
──やばい。泣きそう。
みっともない姿を見られたくないのに。
後ろから抱きしめられてるから首筋に簡単にキスを落とされた。
気を取られた一瞬の隙に、またもキースとラヴィが部屋から追い出された。
「どうした?泣かないのか?」
心を読めても、心を理解するわけではないシェイドは不思議そうに聞いてきた。
──まさか私のために二人を?
きっと何も起きなければ溢れる涙は止まらなかっただろう。
これだけ魔法を使ってもらっても、目の前でいきなり人が消えるのは慣れない。涙なんて引っ込む。
むしろ涙を止める魔法を使ってくれたらいいのに。
贅沢を言える立場じゃないことぐらいわかっている。
泣いてる姿を二人に見られたくない。そう思ったからシェイドは二人を外に出してくれた。
優しさが不器用すぎる。普段の私にも伝わるかどうか。
ちゃんと言葉にして言ってくれれば誰も誤解はしない。
私が泣く姿を見せたくなかったと、そう言えばキースがあんなに怒りながらドアを叩くこともないだろうに。
どこまで飛ばされたかわかんないけど、戻ってくるの速いな。
──あと口の利き方悪っ!
シェイドはこの国に必要な存在じゃなかった?
気分を害して天災でも起きたら取り返しがつかないよ。
また加護が切られたらどうするの。
そりゃさ。今はもう加護があろうがなかろうが、国民が魔法を使えるわけではないから加護を切られても痛くも痒くもないといったところだろうか。
カイザー様と兄弟であること、こんなことで認識したくなかった。
あれだけドンドンやって壊れないドアも中々頑丈。
多分、シェイドの魔法で強化されている。だって長年放置されてた小屋の扉があの力に耐えられるわけがない。
具体的な人名を出すのはその人に失礼にあたるため誰とは言わないけど、私を激しく嫌う赤髪の人が怒鳴り込んで来ても大丈夫なようにしてくれた。
今、この瞬間だけは世界で私達二人だけのように音が消える。
外の声も中の声も何も聞こえないように防音魔法を張ってくれた。
「ありがとうシェイド。気を遣ってくれて」
「私は心音のためだけにここにいる。心音に不自由をさせたくない」
抱きしめる力が強くなった。
過去の悲しみごと抱きしめるように強く、強く……。
私以上に泣きそうな表情を浮かべるシェイド。
そうか。シェイドは知ってるんだね。
私が“お母さんを殺した”こと。
今のところは。
何を考えているか読めないとこは“”怖い”けど、噂のような怖さはなかった。
「あーー。疲れた」
呼び出しから戻り、いつもより張り切ってキースと運動をすると、慣れないことに体が悲鳴を上げた。
ベッドに倒れ込むと焼き立てケーキの甘い匂いが。
疲れたときに食べると倍美味しい。何個でもいけちゃう。
食べやすいように一口サイズだから尚更、手が伸びる。
この一口ケーキを考え作った人は天才。
ちょっとしたときに食べられるから満足度も高い。
微笑ましくお茶のおかわりを注いでくれるラヴィと目が合った。
「ねぇ。思ったんだけど。私が痩せない理由ってコレじゃないかな?」
「そうですね。いつ気付くかと思っていました」
「言って!?それならそうと早く!!」
「あまりにも幸せそうに食べていたので」
なんて言われたら、もう何も言えない。
美味しい物を食べると自然に頬が緩んでしまうものである。
疲れたとき、頭を使ったときの糖分は格別。
食事にはかなり気を遣っていたけど、運動後の甘いものは完全に油断していた。
これじゃプラマイゼロどころかマイナス。動いた以上に食べれば太るに決まってる。
シェイドは悪気あって用意してるわけじゃない。私が好きなものを食べたいタイミングで出してくれてるだけ。
むしろ気遣いの神。
とにもかくにも甘いものは控えないと。
明日から。
今日は……うん。もう用意してくれてるから。食べ物を粗末にするのはいけないこと。
みんなにも食べて欲しいけど、私のために用意されたケーキを食べることを全力でお断りされた。
「そもそもなぜ心音は痩せたいのだ?」
「見ての通りだけど」
私は身長が高いほうじゃない。そして全体的に丸くて太い。
現実逃避のためにぽっちゃりとか言ってるけど、デブであることに変わりない。
自分の口で言うのは気が引ける。察して欲しいけどシェイドとキースは首を傾げるだけ。
この世界の人を見て!
みんなスラッとしてて細いのに対し、私だけ太いでしょ!?それが答えだよ!!
「だから!私は太ってるから」
「それの何が問題なのだ」
軽々しく私を抱き上げた。
体重なんて関係ないとでも言いたいのかな。
嬉しいんだけどさ。人間じゃないシェイドに言われてもな。
建物とかも指一本で持ててしまう。存在そのものがチート。
私が何不自由なく快適に暮らせているのがその証拠。
キースとラヴィの視線に自分の状況を思い出して、早く降ろすように言っても抱く力が強くなる一方。
私を膝に乗せたままベッドに座ってはテーブルを引き寄せた。
私は今、甘やかされているのか。こんなイチャつくような体勢で。
シェイドの体温はすごく安心する。触れているだけで落ち着く。
どこか懐かしさを感じるのは気のせいではない。
「シェイドはさ。このまま私が太って、見るに耐えない姿になったらどうする?」
口で説明するのは難しく、極限まで太った自分を思い浮かべた。
動くことも億劫で、24時間365日ずっとベッドの上でゴロゴロ生活。
楽して生きることを覚えたら、それまでの生活には戻れない。
史上最強のぐうたら人間が完成してしまうのに、シェイドは嫌がる素振りを見せないだけでなく受け入れてくれる。
「どんな姿になろうが心音は心音だ。愛さない理由がない」
「そっか。うん。うん……」
「コトネ様。顔が赤いようですが具合でも悪いのですか」
「違うの。大丈夫」
まともな恋愛をしたことはなく先輩に片想いをしただけの私にとって今のは最上級の愛の言葉。
いじられたり笑われたりするのは日常茶飯事だった。
“女の子扱い”なんて生まれて初めて。
──やばい。泣きそう。
みっともない姿を見られたくないのに。
後ろから抱きしめられてるから首筋に簡単にキスを落とされた。
気を取られた一瞬の隙に、またもキースとラヴィが部屋から追い出された。
「どうした?泣かないのか?」
心を読めても、心を理解するわけではないシェイドは不思議そうに聞いてきた。
──まさか私のために二人を?
きっと何も起きなければ溢れる涙は止まらなかっただろう。
これだけ魔法を使ってもらっても、目の前でいきなり人が消えるのは慣れない。涙なんて引っ込む。
むしろ涙を止める魔法を使ってくれたらいいのに。
贅沢を言える立場じゃないことぐらいわかっている。
泣いてる姿を二人に見られたくない。そう思ったからシェイドは二人を外に出してくれた。
優しさが不器用すぎる。普段の私にも伝わるかどうか。
ちゃんと言葉にして言ってくれれば誰も誤解はしない。
私が泣く姿を見せたくなかったと、そう言えばキースがあんなに怒りながらドアを叩くこともないだろうに。
どこまで飛ばされたかわかんないけど、戻ってくるの速いな。
──あと口の利き方悪っ!
シェイドはこの国に必要な存在じゃなかった?
気分を害して天災でも起きたら取り返しがつかないよ。
また加護が切られたらどうするの。
そりゃさ。今はもう加護があろうがなかろうが、国民が魔法を使えるわけではないから加護を切られても痛くも痒くもないといったところだろうか。
カイザー様と兄弟であること、こんなことで認識したくなかった。
あれだけドンドンやって壊れないドアも中々頑丈。
多分、シェイドの魔法で強化されている。だって長年放置されてた小屋の扉があの力に耐えられるわけがない。
具体的な人名を出すのはその人に失礼にあたるため誰とは言わないけど、私を激しく嫌う赤髪の人が怒鳴り込んで来ても大丈夫なようにしてくれた。
今、この瞬間だけは世界で私達二人だけのように音が消える。
外の声も中の声も何も聞こえないように防音魔法を張ってくれた。
「ありがとうシェイド。気を遣ってくれて」
「私は心音のためだけにここにいる。心音に不自由をさせたくない」
抱きしめる力が強くなった。
過去の悲しみごと抱きしめるように強く、強く……。
私以上に泣きそうな表情を浮かべるシェイド。
そうか。シェイドは知ってるんだね。
私が“お母さんを殺した”こと。
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