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第一章
名誉を守るために立ち向かう
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「どうしたんだアリー。ヘレンは誤解だと言っているじゃないか」
「だからこそハッキリさせたいんです。誰とシャロンを間違えてあんなことを言ったのか」
エドガーの背中に隠れたヘレンは顔を出すことはない。
先生はもう呆れていて、私達からしか話が聞けないと判断した。
公平は保ってくれてるけど、先生がヘレンの味方に付くことはまずない。
いじめられていると自分で告白したのだから、他人の背中に隠れて事をやり過ごそうなんて考えが甘いとなぜわからないのか。
エドガーではなくヘレンを見ていると、ムッとしたように一歩前に出た。
「最近の君は何か変だぞ。そんな意地悪を言うタイプじゃなかっただろ」
見当違いなことを述べるエドガーに腹立たしさを感じる。
ヘレンはヘレンでエドガーに庇ってもらえる幸せオーラが満開。
「意地悪?親友の名誉を守ることが意地悪なのですか!?」
シャロンをありもしないいじめの犯人に仕立てあげようとするヘレンのほうがよっぽど意地悪だ。
誤解なんて言葉で終わらせていいはずがない。
ヘレンには説明する義務がある。
なぜいじめられていると勘違いしたのか。なぜその犯人がシャロンだと誤解したのか。
誰もが納得する説明をする義務が。
私も一歩前に出ると、エドガーの制服を握る手に力が入る。
「さぁヘレン。教えてちょうだい。どうしてシャロンだと思ったの?」
優しく問いただす余裕がない。
顎を上げ見下すような姿勢を取る。
ヘレンは本当のことなんて言えないでしょうね。
私の親友の座を奪われた腹いせに、いじめの主犯にして地位も名誉も落としたかったなんて。
「もういいよアリー。その言葉だけで充分」
終わりの見えない問答にピリオドを打った。
早すぎる。これじゃまだ足りない。
私の目の前で私の親友を侮辱した罪は重いのよ。
罪にはそれ相応の罰がいる。
いつもの余裕綽々の小さな笑みを浮かべながら私の肩に手を置く。
ヘレンにはそれが不気味に思えたらしく悲鳴を上げて、完全にエドガーの後ろに隠れた。
か弱いヘレンを守る騎士気取りの王子様は自身の行動に酔っている。
──愛する彼女を守る俺、カッコ良いとでも思ってる?
たかが友人のためにそこまでするなんて気持ち悪いだけ。
周りの反応は私とは違う。
不出来な友人のために損な役回りをしなければならないエドガーへの好感度が上がるのは納得いかない。
好きで庇ってるだけなんだから。
シャロンから必死に守ろうとするも、エドガーが見えていないように無視してするりとヘレンの頬に手を添えた。
何が起きるのかと全員が息を飲んで見守る。
「ジーナ令嬢。もし私が本当に貴女をいじめていたらもっと大変なことになっていますよ」
「大変なこと?」
「例えば……ユースリーショップ、とか」
「っっ!!」
ヘレンの顔色が一気に悪くなった。
元々、得意ではないポーカーフェイスが崩れる。
ユースリーショップは宝石店。ローズ家は一度もそこで買い物をしたことはない。
ということはローズ家に来る前の出来事。
つい、うっとりしてしまうようなシャロンの毅然とした態度はずっと見ていたい。
巷で聞く“悪役令嬢”っていうのにそっくり。
言葉の意味など誰にもわからず、教室の中の空気はヘレンを責めるどころではなくなった。
誰も彼も何かあったと過去の記憶を探るも、これといって収穫はない。
貴族であるヘレンが関わっているのなら事件の大小に関係なく記事に載る。
シャロン程ではないけど私だって情報は仕入れているわ。
新聞に載った記事は馴染みの情報屋を使って裏を取る。
表向きには宿屋を営んでいて、限られた人だけが情報屋としての彼らと会う権利を貰える。
普通なら大金を払って権利を得るのだけど、私の場合は違う。
路地で倒れている人を見つけて、助けたのが偶然にも情報屋のリーダーでもあるフォルエスだった。
全身傷だらけで息をするのも苦しそうな人を無視出来るほど、私は非道ではなかったのよね。
食料の買い出しに出掛けたら不運にも絡まれ、そのまま為す術もなくやられたらしい。
情報屋といっても優れているのは屋敷に侵入する身のこなしと逃げ足の速さだけ。
力なんてからっきし。戦闘になれば確実に負ける。
警備の厚い王宮に忍び込む度胸はなく、命の危険を晒される依頼は引き受けないのがモットー。
フォルエスは本当に優秀で、ヘレンの調査依頼をお願いしたら余すことなく全ての情報を調べ尽くしてくれたはず。
彼らは興味本位で他人を調べたりせず、依頼も仕事として割り切るため情報の一つも覚えようともしなかった。
手元に一切の資料も残さず渡してくれるからこそ、顧客からの信頼は高い。
チャイムが鳴ると話し合いが終わる。
シャロンとヘレンは放課後に職員室で続きを話すため来るように言われていたけど、巻き込まれた本人でもあるシャロンが、この件は誤解で片がついたと言えば、それ以上の追求をする必要はない。
私としてはかなり不服。シャロンをいじめっ子扱いしたんだ。この程度の恥晒しでは怒りが収まらない。
──もっと徹底的に追い詰めてやりたい。
シャロンがいじめていないのは周知の事実でもあり、当の本人が納得しているならと、口を出さないとは言ってくれたけど先生の中でヘレンへの評価はなくなり信頼も完全に失った。
今後、二人の間に何かあれば真っ先にヘレンを疑ってくれるだろう。
次の授業は移動教室のためシャロンの荷物を持つとヘレン自らが志願した。
よほどユースリーショップのことを話されたくないようね。
あまり関わりのない店だから印象も薄くほとんど記憶には残っていない。
扱う宝石は小ぶりな物ばかりで、そこそこ稼ぎのある平民なら買える良心的値段が特徴。
当時のヘレンの家でも買えないことはないけど、本当に安くて小さな宝石しか買えない。
買った宝石はアクセサリーや普段使いしている小物に加工してもらえるけど、それにもお金がかかる。
世間に出ない揉め事となると、買った宝石を無料で加工しろと騒ぎ立てのかも。
ヘレンならやりそう。
「やめてくれない?これじゃまるで本当に私がいじめてるみたいじゃない」
「ヘレンの親切を無下にするなんて何様のつもりだ!?」
彼はまた誰彼構わず噛み付いて。
婚約破棄宣言が身に染みて暴走していた。
表向きにヘレンには恋人はいない。アピールするのは勝手だけどシャロンを利用されるのは腹立たしい。
私が割って入る間もなくシャロンは小馬鹿にしたような笑みで
「人の嫌がることは親切とは言わないわよ?それぐらいの常識は身に付けておかないと恥をかくことになるんじゃないかしら?」
スマートに黙らせてしまった。
シャロンの言い分が正しすぎてぐうの音も出ない。
「ふ、ふん。女のくせに剣なんか握って騎士気取りかよ。お前みたいな男勝りな女、政略結婚でもしたくないって言われてる売れ残り令嬢のくせに!!」
ショックを受けるか、ヒステリックに取り乱すかを期待していた彼を裏切るようにシャロンは穏やかなまま。
「他にもあるなら聞くけど?」
空気を読んで笑うのを堪えた。
他の令嬢はクスクスと笑う。
侮辱するつもりで言ったはずなのに、彼のほうがいい笑い者となった。
顔を真っ赤にしながらシャロンを睨み付ける。
どのみち今の発言は女性騎士全員に対する冒涜。
女性騎士を認めたのは他ならぬ陛下。
女性がお淑やかで在って欲しいのは男性の願望。
活発な女性がいたっていい。刺繍が苦手でもいい。
本当の自分を殻に閉じ込めて偽りの仮面を付けて生きるのは不自由。
性別を理由になりたいものを目指せないのはおかしいと男女平等を掲げた。
そのことをわかっていないみたいだけど。
誰か教えてあげ……るつもりはないのね。国民なら子供でも知っていること。
不敬罪で捕まったとしても自業自得。庇ってくれる心優しい友達が一人ぐらいはいるかも。
「だからこそハッキリさせたいんです。誰とシャロンを間違えてあんなことを言ったのか」
エドガーの背中に隠れたヘレンは顔を出すことはない。
先生はもう呆れていて、私達からしか話が聞けないと判断した。
公平は保ってくれてるけど、先生がヘレンの味方に付くことはまずない。
いじめられていると自分で告白したのだから、他人の背中に隠れて事をやり過ごそうなんて考えが甘いとなぜわからないのか。
エドガーではなくヘレンを見ていると、ムッとしたように一歩前に出た。
「最近の君は何か変だぞ。そんな意地悪を言うタイプじゃなかっただろ」
見当違いなことを述べるエドガーに腹立たしさを感じる。
ヘレンはヘレンでエドガーに庇ってもらえる幸せオーラが満開。
「意地悪?親友の名誉を守ることが意地悪なのですか!?」
シャロンをありもしないいじめの犯人に仕立てあげようとするヘレンのほうがよっぽど意地悪だ。
誤解なんて言葉で終わらせていいはずがない。
ヘレンには説明する義務がある。
なぜいじめられていると勘違いしたのか。なぜその犯人がシャロンだと誤解したのか。
誰もが納得する説明をする義務が。
私も一歩前に出ると、エドガーの制服を握る手に力が入る。
「さぁヘレン。教えてちょうだい。どうしてシャロンだと思ったの?」
優しく問いただす余裕がない。
顎を上げ見下すような姿勢を取る。
ヘレンは本当のことなんて言えないでしょうね。
私の親友の座を奪われた腹いせに、いじめの主犯にして地位も名誉も落としたかったなんて。
「もういいよアリー。その言葉だけで充分」
終わりの見えない問答にピリオドを打った。
早すぎる。これじゃまだ足りない。
私の目の前で私の親友を侮辱した罪は重いのよ。
罪にはそれ相応の罰がいる。
いつもの余裕綽々の小さな笑みを浮かべながら私の肩に手を置く。
ヘレンにはそれが不気味に思えたらしく悲鳴を上げて、完全にエドガーの後ろに隠れた。
か弱いヘレンを守る騎士気取りの王子様は自身の行動に酔っている。
──愛する彼女を守る俺、カッコ良いとでも思ってる?
たかが友人のためにそこまでするなんて気持ち悪いだけ。
周りの反応は私とは違う。
不出来な友人のために損な役回りをしなければならないエドガーへの好感度が上がるのは納得いかない。
好きで庇ってるだけなんだから。
シャロンから必死に守ろうとするも、エドガーが見えていないように無視してするりとヘレンの頬に手を添えた。
何が起きるのかと全員が息を飲んで見守る。
「ジーナ令嬢。もし私が本当に貴女をいじめていたらもっと大変なことになっていますよ」
「大変なこと?」
「例えば……ユースリーショップ、とか」
「っっ!!」
ヘレンの顔色が一気に悪くなった。
元々、得意ではないポーカーフェイスが崩れる。
ユースリーショップは宝石店。ローズ家は一度もそこで買い物をしたことはない。
ということはローズ家に来る前の出来事。
つい、うっとりしてしまうようなシャロンの毅然とした態度はずっと見ていたい。
巷で聞く“悪役令嬢”っていうのにそっくり。
言葉の意味など誰にもわからず、教室の中の空気はヘレンを責めるどころではなくなった。
誰も彼も何かあったと過去の記憶を探るも、これといって収穫はない。
貴族であるヘレンが関わっているのなら事件の大小に関係なく記事に載る。
シャロン程ではないけど私だって情報は仕入れているわ。
新聞に載った記事は馴染みの情報屋を使って裏を取る。
表向きには宿屋を営んでいて、限られた人だけが情報屋としての彼らと会う権利を貰える。
普通なら大金を払って権利を得るのだけど、私の場合は違う。
路地で倒れている人を見つけて、助けたのが偶然にも情報屋のリーダーでもあるフォルエスだった。
全身傷だらけで息をするのも苦しそうな人を無視出来るほど、私は非道ではなかったのよね。
食料の買い出しに出掛けたら不運にも絡まれ、そのまま為す術もなくやられたらしい。
情報屋といっても優れているのは屋敷に侵入する身のこなしと逃げ足の速さだけ。
力なんてからっきし。戦闘になれば確実に負ける。
警備の厚い王宮に忍び込む度胸はなく、命の危険を晒される依頼は引き受けないのがモットー。
フォルエスは本当に優秀で、ヘレンの調査依頼をお願いしたら余すことなく全ての情報を調べ尽くしてくれたはず。
彼らは興味本位で他人を調べたりせず、依頼も仕事として割り切るため情報の一つも覚えようともしなかった。
手元に一切の資料も残さず渡してくれるからこそ、顧客からの信頼は高い。
チャイムが鳴ると話し合いが終わる。
シャロンとヘレンは放課後に職員室で続きを話すため来るように言われていたけど、巻き込まれた本人でもあるシャロンが、この件は誤解で片がついたと言えば、それ以上の追求をする必要はない。
私としてはかなり不服。シャロンをいじめっ子扱いしたんだ。この程度の恥晒しでは怒りが収まらない。
──もっと徹底的に追い詰めてやりたい。
シャロンがいじめていないのは周知の事実でもあり、当の本人が納得しているならと、口を出さないとは言ってくれたけど先生の中でヘレンへの評価はなくなり信頼も完全に失った。
今後、二人の間に何かあれば真っ先にヘレンを疑ってくれるだろう。
次の授業は移動教室のためシャロンの荷物を持つとヘレン自らが志願した。
よほどユースリーショップのことを話されたくないようね。
あまり関わりのない店だから印象も薄くほとんど記憶には残っていない。
扱う宝石は小ぶりな物ばかりで、そこそこ稼ぎのある平民なら買える良心的値段が特徴。
当時のヘレンの家でも買えないことはないけど、本当に安くて小さな宝石しか買えない。
買った宝石はアクセサリーや普段使いしている小物に加工してもらえるけど、それにもお金がかかる。
世間に出ない揉め事となると、買った宝石を無料で加工しろと騒ぎ立てのかも。
ヘレンならやりそう。
「やめてくれない?これじゃまるで本当に私がいじめてるみたいじゃない」
「ヘレンの親切を無下にするなんて何様のつもりだ!?」
彼はまた誰彼構わず噛み付いて。
婚約破棄宣言が身に染みて暴走していた。
表向きにヘレンには恋人はいない。アピールするのは勝手だけどシャロンを利用されるのは腹立たしい。
私が割って入る間もなくシャロンは小馬鹿にしたような笑みで
「人の嫌がることは親切とは言わないわよ?それぐらいの常識は身に付けておかないと恥をかくことになるんじゃないかしら?」
スマートに黙らせてしまった。
シャロンの言い分が正しすぎてぐうの音も出ない。
「ふ、ふん。女のくせに剣なんか握って騎士気取りかよ。お前みたいな男勝りな女、政略結婚でもしたくないって言われてる売れ残り令嬢のくせに!!」
ショックを受けるか、ヒステリックに取り乱すかを期待していた彼を裏切るようにシャロンは穏やかなまま。
「他にもあるなら聞くけど?」
空気を読んで笑うのを堪えた。
他の令嬢はクスクスと笑う。
侮辱するつもりで言ったはずなのに、彼のほうがいい笑い者となった。
顔を真っ赤にしながらシャロンを睨み付ける。
どのみち今の発言は女性騎士全員に対する冒涜。
女性騎士を認めたのは他ならぬ陛下。
女性がお淑やかで在って欲しいのは男性の願望。
活発な女性がいたっていい。刺繍が苦手でもいい。
本当の自分を殻に閉じ込めて偽りの仮面を付けて生きるのは不自由。
性別を理由になりたいものを目指せないのはおかしいと男女平等を掲げた。
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