サラリーマンとバニーガールの回転寿司入れ替わり

ジャンタマオ

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サラリーマンとバニーガールの回転寿司入れ替わり

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しがないサラリーマン・佐藤は、仕事の疲れを癒そうと立ち寄った回転寿司屋に足を踏み入れた。
だが、そこに並んでいたのは鮮魚ではなく――艶やかな衣装をまとった女性たち。
グラビアアイドル、バニーガール、看護師、メイド、アイドル……。
一皿ごとにポーズを決め、回転レーンの上を流れていく。


「……夢でも見てるのか?」
疲労で霞んだ頭で、佐藤は目を擦った。しかし、目の前の光景は変わらない。

皿の上で微笑む女性たちの中から、佐藤は迷いに迷った末――黒いバニーガールを選んだ。
指先が皿に触れた瞬間、稲妻のような衝撃が身体を走る。

気がつくと、佐藤の視界は低く、華奢でしなやかな腕が目の前にあった。
胸元には大胆に開いたバニーガールの衣装。鏡代わりのガラスに映るのは、耳飾りをつけた美しい女性の姿。

「……俺が……バニーガールに……?」

皿に残されたのは佐藤の元の身体――そして、彼の顔をしたバニーガールが、虚ろな目でレーンに流されていく。

佐藤は混乱しつつも、次第に高揚感に包まれた。
「今日からこの体で生きられるんだ……。もう冴えない毎日は終わりだ!」

一方で、サラリーマンの体に入れ替わってしまったバニーガールは、客に見向きもされず「鮮度の落ちた皿」として扱われる。
係員の手によってレーンから外され、暗い裏口へと落とされていった。

その後、彼女がどうなったのか――誰も知らない。

店を出た佐藤は、街の明かりに照らされながら、自らの新しい姿を確かめるように歩いた。
道行く人々が振り返る。羨望と欲望の混じる視線。
それはこれまで決して自分が浴びることのなかった光だった。

「これが……俺の第二の人生か……」

サラリーマンは、バニーガールの身体を纏い、歓喜に震えながら夜の街へと消えていった。



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