人生一回切り大阪人の生き方

Freeman

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幼少期

可愛い可愛いともてはやされた幼少期

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1981年。大阪のとある街で産声を上げた男の子。山好きの父親は彼の名前を「岳」ガクと名付けた。2歳年上の姉を持ち、高学歴の両親の元元気いっぱいで生まれたとのこと。すぐに色んなものを口に入れる癖があり、両親が目を離すとスリッパを食べていたり、父親が気づかない内にタバコを食べていたり、かなり危険な男の子だったという。ただ、顔は整っていたらしく街に連れていくと、きゃー可愛い!など沢山の声がかかるため、父親は若い女性から声がかかることを期待して、よくネタとして連れ回したそうです。その頃はパチンコに連れて行くなど問題もなかった時代、小さいながら父親が打っている横でぼーっと見ていた事があったような、そんな記憶が片隅に残っていたそうです。時は阪神タイガース、バックスクリーン3連発の時代で野球に興味を持った少年は小学生に入ると近所の野球チームに入ることとなります。ランディバースに憧れて。
 小学校入学にいろんな期待を込めて学校へ行った座席が決まる初日、苗字の関係で最後の方だった彼の横は女子ではなく男子でした。隣の彼は不思議な感じの男の子でした。後でわかった話ですが先天性の病気で見た目が普通の人と少し違う子でした。初見はびっくりしたものの、彼とはすぐに打ち解けまさに、コンビみたいな感じになりました。いつも2人でつるんで遊び、笑い、楽しい毎日を過ごした記憶が残っています。土日は野球チームで汗を流して、楽しい学校生活を送って、そんな小学校生活は彼にとって素敵な時間でした。何をやっても1番になる、女子にもモテる。学校ではリーダーみたいな存在。自信の塊みたいな小学校生活。両親は彼に期待する様になります。
 父親は言いました。ピラミッドの絵を描きながら、日本の企業の構図みたいなものを説明します。ピラミッドの頂点は大企業。下に降りて行くと中小企業、1番下は食べていけない人。父親自身、そのように育てられ、いい大学へいって大企業に就職することが、生きていく中で1番の目標だと。お前はそうならなきゃいけないんやぞ。勉強して、いい高校に行って、いい大学に行かないと、それ以外はクズの人生だと。純粋だった彼はそれが全てだと思いました。そうならなければいけないんだと信じ込むのです。小学校3年生で公文式に行きたいと親に頼み込み、四年生で地域1番の学習塾へ通うことになります。いい成績を取ると両親はとても喜びました。いい成績を取ると彼が欲しいものは全て買い与えました。純粋に欲しいものが沢山あった彼は成績を良くすることで、ゲームであったり、おもちゃであったりを手に入れる事が当たり前のような生活をおくります。学校のテストは誰よりも早く解くのが目標。もう終わったの?と先生に言わせるのが快感でした。学校から帰れば深夜まで塾で勉強。土日は野球でエースで4番。何をやってもうまく行く。そんな小学生時代でした。両親は共働きというのもあって塾のある日は玄関にお金が置いてありました。母の優しさなのですが、これで何か食べてね。というところでしょうか。1週間50円のお小遣いだった低学年から塾に行き始めて成績を上げるようになると、1日千円という高額なお小遣いをもらい、好きなものを食べて勉強して、その頃はなんでも吸収するのでわからないものもすぐ理解して解ける楽しさみたいなものにハマっていた気がします。誰よりも勉強が出来て、スポーツも万能で、バレンタインにはチョコレートなんか貰ったりして、この時期に世の中チョロいぜと言う勘違いをしてしまうのです。これが今後の彼を悩ませる経験になるとはその時には思いもしませんでした。

 小学校では全国上位の成績を取るくらいのサラブレッド的な位置で、野球はエースで4番、そんな状態から中学校へ上がります。地元の公立の中学校へ行くこととなり野球も飽きたしスラムダンクが流行ってるからバスケ部にでも入ろうと、バスケットボール部に入部します。

二つ上の姉が通っていたこともあり、先輩からは可愛がられ、と言うのも先輩方からすれば、女子の弟を可愛がってモテよう的なあわよくば感を出す人が多かったような、、。
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