レンレンは可愛い(*´×`*)四十路のおじさん♡Ωに覚醒しました!〜とにかく元気なおバカちゃん♡たぁくん爆誕です〜

志村研

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おじさん♡お願いしました①

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アナンシャ♡

思い描いたどの様なお姿よりも、レンレンは愛らしい♡

煩労汚辱にささくれ立った私の心は、あなたを一目見るなり清められ癒されましたの。

我が主よ。
あなたはやはり、完璧でした。

レンレン、愛しい方!
この忠実なるあなたの侍女を、どうか許して下さいませね。

あなたに会いに参りましたら、酷く粗末な小屋に通されました。
私は激しい憤りと後悔に苛まれましたわ。

もっと早くに、お迎えに上がるべきでした。

それに、なんでしょう!
まるで囚人を捕らまえる牢屋に下がるような閂が、あなたの寝所に掛けられている。

守手頭だとか申す小坊主が、あなたをお守りする為だとか何だとか…
愚にもつかぬ言い訳をして参ったが、聞くに耐えませんでした!

それで私、粉砕し跡形なく消しましたの。

ですから、どうか安心なさってね♡

それにしても、うんざり。
何もかもあなたに相応しくありません。

ああ、早く!
一刻も早く、我が国のあなたの宮殿にお連れしたい。

期待はずれな愚息のせいで、あなたには可哀想な事をしました。
あのような愚か者を、あなたの元に侍らせた事は一生の不覚です。

男性では、やはり駄目ね。
この様な一大事を任せてはならなかった。

ですが、もう大丈夫。
このアナンシャが、あなたを何から何までお幸せに致しますわ!

そんな決意も新たに…

今生のあなたに初お目見えがかなった私は、無遠慮にも見惚れてしまいましたの♡

ですからあなたがお気づきになるまで、不作法にも立ち尽くしておりました。
感激で昂る、心のままに…

すると、あなたが私にお気づきになった!

感動ですわ♡
レンレンの澄み切った黒瞳に、この私が映っている。

「誰?」
まあ♡鈴の鳴るような可憐なお声ですのね。

「アナンシャでございますわ、レンレン!」
「…あなん、しゃ?」

あん♡私の名を読んで下すったわ!

「はい!私こそは、あなたのアナンシャでございます」
レンレンの侍女として、きっとあなたにお仕え申し上げたいの。

どうか、どうか、選んで頂戴ね。
私の夢ですの♡

「レンレン、さぞやお困りでしょう?」
あなたには、何もかも足りていないのでしょう。
「このアナンシャは、あなたの御力になりたいのです」
あなたはなにやらお元気が無いようで、心配です。

「…!、、本当?」
「ええ、もちろんですわ!」
私が請け負ったとたんにあなたは不意打ちで…
花が綻ぶように、笑った。

粗末な部屋に大輪の椿が咲いている。
咲く場所を間違えても、誇る美しさの神々しいこと!

「お任せなさいまし!もう直ぐ新しい貴公子達も参りますわ」
次こそは、あなたに相応しい男性です。
「あなたのお気に召せばよろしいけど。もし、またお嫌なら仰ってくださいませね!」

すると、空気が一変した。
私のお喋りな口が、不用意なひと言を紡いでしまったのかしら。

あなたは可愛いお顔を、一気に歪めてしまわれた。

「アナンシャのばか!ばかばかばか!」

まあ!どう致しましょう。
愛するレンレンが泣いているわ!
私の事を怒っておいでなの!

「新しい男なんて、嫌だ」
…何という、事でしょう。

「アーティットに会いたい…」
いけないわ、我が君!

「レンレン!直ぐに、呼び戻しましょうねッ」
あなたが垂れるのは、いつだって愛液でなくてはなりません!

「ジャラとルドラも、戻してくれる?…」
真珠の涙はお産の時にだけ、お零しになって!

「レンレン!承知いたしましたわ」
「良かった…、アナンシャ、ありがとう♡」

あぁ♡良かった!
やっと、満面の笑みを見せて下さった。

可愛いレンレン♡
気の利かぬ私で御免なさいね。

本当に!

私ともあろう者が馬鹿でした。

\\\٩(๑`^´๑)۶////
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