あおはる?

ツムギ

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あおはる?3

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朝、靴箱

奈緒「ふぁ~…ねっむ。流石に徹夜でゲームして学校いくの辛いなぁ…はぁ、上履き上履き………ん?私の靴箱に何か入ってんだけど…手紙?」

晴斗「お、おはよー!!今日も元気か奈緒~!」

奈緒「差出人は…書いてない?」

晴斗「お?何持ってんだよ!あー!もしかしてー」

奈緒「果たし状か!?」

晴斗「なんでだよ」

奈緒「あ?晴斗いたの?」

晴斗「結構でかい声出して挨拶してたと思うだけど聞いてなかったの?」

奈緒「何の話?」

晴斗「お前流石だよ…」

奈緒「ありがとう」

晴斗「あー…その、それってさもしかしてラブレターじゃね?」

奈緒「え?マジで言ってる?」

晴斗「中読んでみればいいじゃないか」

奈緒「うーん…差出人の名前っぽいのなさそうなんだけど…」

晴斗「うっかり書き忘れたんじゃね?それにどこどこに来てくださいとか書いてない?直接言いたいので~的な」

奈緒「………ふーん。…貴女の事をずっとずっと想っています。貴女の可愛い姿も優しい心も素敵だと思っていました。もし、よければ放課後体育館裏に来てください。自分の想いを直接伝えたいです…か」

晴斗「…唐突に読むじゃん」

奈緒「放課後に体育館裏ねぇ」

晴斗「い、行くのかよ?」

奈緒「いや、行かない」

晴斗「え!?何で?」

奈緒「だって今日から体育館の改装工事あるから体育館内以外基本立ち入り出来ないよ」

晴斗「……あっ」

奈緒「分かった?だから行かない。それに誰か分かんないのに行きたいなんて思わないもん」

晴斗「そ、それは…手紙出した奴が可哀想だと思わねぇのかよ」

奈緒「誰か分かれば行ったかもしれない。からかってるのか、本気なのか分かんないのに一々真に受けてられないよ」

晴斗「お前変なとこ現実主義だな…」

奈緒「悪い?次からは名前書いとかないと真に受けないから」

晴斗「…何で俺に向かって言うんだよ」

奈緒「ふふっ…先に教室行ってるね、晴斗」

晴斗「あ、おい!奈緒!!…………くっそ」


奈緒「意気地なしめ…。不安だからって手紙読んでる時にわざわざ様子見してるなんてアホだね晴斗。…この字見れば分かるわよ、差出人くらい」


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