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第8話 追放勇者、対峙する【その7】
しおりを挟む体はあちこちから悲鳴を上げ、動かすことができなかった。強引に動かせば、それこそ四肢が砕けてしまいそうだ。
だが、そんな些細な事は関係ない。
ほんの、わずかの距離だった。少し体をひきずって手を伸ばせば届く距離。
びちゃびちゃと、ぼろぼろのサックの体を赤く濡らしていた。サザンカの血液だった。
彼女は、背後からの不意打ちによって心臓を撃ち抜かれ、そのまま仰向けに倒れた。
サックは右手を伸ばすも、その利き腕は無く、空虚を掻いた。
失った手首を支えにし、さらにサザンカのほうに体を滑らせ進めた。全身を激痛が走る。だが逆にこの痛みが、現状が夢ではない、現実のことだと彼に知らしめさせた。
そして彼の、いまにも飛んでしまいそうな意識は、その痛みがかろうじて繋いでいた。
「さ……ざんか……!」
届いた。伸ばした左手が、サザンカの体に触れることができた。まだ暖かい。
血液が巡っている証拠だ。彼女は、まだ生きている。
(薬草、ポーション、万能薬、やけどの軟膏……なんでもいい!)
満身創痍のサックであったが、左手を武器庫に突っ込んだ。そして、手当たり次第に取り出した。先ほど以上に心臓の鼓動は早まり、全身が脈打つ。しかしそんな事はどうでもいい。
「いま傷を塞ぐ! 気を確かに持て! 」
サックはさらに体を手繰り寄せ、サザンカに覆いかぶさるような姿勢を取った。
回復液の瓶を開け傷口に直接振りかけ、さらに液体で湿らせた薬草を揉み込み、傷口に乗せた。
サックの固有能力で回復力を何倍に高めた薬に、さらに彼は、奥底から力を引き出さんと、道具師の能力を試みた。
「潜在……解放!」
しかし、その力は解放されることはなかった。
「なんで……!!」
利き腕は失してはいるが、まだ彼には左手が残っている。触れていれば、能力は発動するはずだ。
だが、イチホを討った剣の時のように、限界を超えた身体で能力を使えば、身体が崩壊するかもしれない。まして、今や彼の体は満身創痍だ。左手だけでなく、身体の全てが崩壊する可能性も否めない。
彼は、その覚悟はできていた。
愛した人が左手一本で助かるのだ。安いものだ。
なんなら、彼自身の命を投げ捨てるつもりでもあった。
だが、虚しくも、回復薬の能力解放は叶わなかった。
「出ろ……出ろよ!!」
『アイテム効果倍増』の力は発動している。しかし、その程度の回復力では、心臓を貫かれたサザンカには無意味だった。だからこそ、尚のこと早く、回復薬への潜在解放を行わないといけない。『手遅れになってしまう前に』。
「……あ……」
サックは、『潜在解放』が発動しない意味を理解した。
内心、理解していたから、効果を発動しなかった。発動できなかったのだ。
サザンカに触れた時に、否応にも彼は彼女を鑑定してしまっていた。鑑定士の脳裏に浮かぶ情報は、目に映るものよりも正確なものである。
サザンカの忍者スキル『隠密行動』は既に消え、彼女が鑑定が可能となっていた時点で、その鑑定結果を疑う余地は無い。
彼女はもう、手遅れだった。
『サック』
「……」
幻聴か。
ただただ、サックはサザンカの上に覆いかぶさり、未だに塞がることのない傷を左手で押さえていた。
しかし、心臓が潰され、既に事切れた者に、いくら回復薬を盛っても傷が癒えることは無い。
体重をかけて傷を押さえつけるも、失血に全く意味をなさない。
そんな彼女が、話し掛けてくることなどあり得ない。
『アッチだよ……サザンカだよ』
「……! サザンカ!!」
いや、幻聴なんかではない。確かにサザンカの声である。
サックに、サザンカが語り掛けていた。
「サザンカ!」
サックは、サザンカに向かって声を挙げた。
しかし、顔は蒼白で血の気は無く、しかし溢れた血で赤く染められていた。
サックは彼女の口元に耳を近づけるも、その声は、口から発せられたものではないことをすぐに理解した。
彼女は声を出しているのではない。サックの脳に、直接語り掛けていた。
これと全く同じ現象を、サックはつい数刻前に体感していた。
サザンカの流れ出た血液は、床を濡らし、そして、イチホ=イーガスの死体のところまで広がっていた。
イチホの顔は、目が見開き、本来なら無いはずの頬の筋肉がせり上がり嘲笑っている用であった。しかし、霊体が抜けた死体は急激に腐敗と乾燥が進み、砂のように脆く崩れ始めていた。
残されたのは、ボロボロに擦り切れ、汚れた若草色のマントだけだ。
『最期に、サックと話せる機会を貰えたようじゃ』
「……! 福音奏者のマント!」
サザンカの血液は、福音奏者のマントに触れていた。念話での以心伝心を行うことができるようになる勇者装備が、サザンカは僅かに残った意識を、テレパシーでサックに伝えてたのだ。
『少し、早いお別れになったな』
「ばか! そんなこと言うな! 縁起でもない!」
脳に響く声に、サックは大きな声で返答した。頭で念じれば伝わるのだが、声を上げずにはいられなかった。
「今、治してやる! 意識を保て!」
サックは、女神から貰った能力を初めて疑った。確かに鑑定目は、サザンカを死亡扱いした。けど今彼女の声は聞こえている。まだ、生きている。
しかしサザンカが返した言葉は、サックにとって全く意図しないものであった。
『サック、無理しないでけれ。もう、アッチは大丈夫じゃ』
「何が大丈夫だ! 今、オレの力で、傷を塞ぐ! そうすれば……」
サックは再度、回復アイテムに対して能力を使おうと──アイテムが持つ潜在効果を、限界を超えて引き出そうとした。しかし、それはサザンカの言葉が制した。
『……元々アッチは、父の敵を打てば自らの命を……断つつもりじゃった』
「サザンカ、何を……!」
その時、サックは彼女と初めて手合わせした時を思い出した。ハクノ区の花街での出来事だ。
サザンカは、サック暗殺に手ごたえを感じた後、確かに自分の喉にクナイを突き刺そうとした。サックはてっきり、催眠による証拠隠滅と思ったが、どうやらその行動自体、彼女の『本心』だったという。
『忍びの村の掟じゃ。私利私欲、復讐に忍びの力を使うのは禁忌なのじゃ』
「そんなこと知らねぇ! 意味わかんねぇ掟なんて、無視しろ!」
傍から見たら、意味不明の仕来りだろう。稀に、古い町や里などに残った風習、悪習である。律儀にサザンカ姉妹は、それを守り通そうとしていたし、逆を言えば、それほどの覚悟を持って、父親の復讐を誓っていたのだ。
『ああ、こんな掟、アッチもおかしいと思ってる。今の時代に不釣り合いじゃ』
「なら!」
『アッチの代で、終わらせることができてよかった』
「……違う! そうじゃねぇだろ!」
サックが物理的に力をいれる。止血だけでもと咄嗟に取った行動であったが、全く意味をなさなかった。
まだ、サザンカに意識がある。なら、今一度『潜在解放』が使えれば、彼女を蘇生できるかもしれない。
サックの体の負担もあるが、彼自体、サザンカを助けるためには命を投げ捨てる覚悟はとうにできていた。
『最後の願い、聞いてくりゃれ?』
「縁起でもないぜ、サザンカ、君は戻ってくる。何故ならオレが……『勇者アイサック』が居るからな!」
サックは、改めて左手に力を籠める。青白い光がぼんやりと浮かぶ。能力が発動するに際して見えるそれは、サックにとって希望の光に見えた。
しかし、それに並行してサックの体がミシミシと軋み始めた、まるで体内で爆発が起こったような感覚。
『サック、いけない。主まで死んでしまう』
「死なねえ! 死なせねぇ! そして……また一緒にデートするぞ! パンケーキ食うぞ!」
少しでも、現世が楽しかったと思われる事を伝え、少しでも彼女をこの世に縛り付けんとした。
『サック、もうよい、もうよいのじゃ』
「良くない! 俺はまだ、力を使えるはずだ!」
『……なら、サック、最期のお願いじゃ。その力、アッチのためではなく……』
サックは、はっとした。頭に血が上り、冷静な判断など全くできていなかった。
サザンカの最期の言葉が、彼を現実に引き戻した。
『ヒマワリの──妹の、未来を繋ぐために使ってくれ』
「あ……」
サザンカの最期の懇願ののち、サックは自然と体を上げ、傷口から左手を離していた。
この現状で、『助けられる命』はどこにあるのか。
「……」
『ありがとう』
サザンカが、サックに囁いた。優しい弱弱しい声だったが、はっきりとサックの胸に響いた。
「ありがとう」
それに、サックが答えた。はっきりと、サザンカの心に響くよう、芯の通った声で返答した。
それに返事が来ることは、無かった。
「サザンカ……」
暗殺を生業とする忍者が死んだ。女神は、そんな彼女を迎えてくれるだろうか。
一般的に考えれば、多くの血で手を汚している人間は地獄に落ちる。
だが、サックは天を仰いだ。天を仰がざるを得なかった。彼女が無事に送り届けられると信じて、彼は薄汚れた天井をただただ見上げていた。
「……うおおおおおっ!!」
未だに痛みが残る体に活をいれる。
サザンカの髪は、転倒の際して簪が外れ、大きく広がり血液に塗れていた。
そこから、落ちた簪を拾い、サックは自分の太ももに突き刺した。
暗器スキルによる『経穴刺激』である。活性のツボを突いたことで、痛みと併せて一気にサックの頭が冴えわたる。
「ヒマワリっ!!」
しかし身体には痺れが残る。それが、折角の活性の効果を薄める。
時間がない。サックはまだ立つことができないが、体を引きずりヒマワリに近づいた。
まだ10歳程の細い手首を掴み、脈を計る。
まだ、息はある。が、呼吸器が侵されているため、息は弱々しい。
部屋が換気されたため、濃いガスが抜けてはいるが、如何せん長時間侵されすぎた。
「救ってみせる……サザンカの最期の願い!」
サザンカの遺体の横に並ぶ、全てのアイテムを引き寄せた。現状残っている薬でヒマワリの現状を打開する方法を思案しなければならなかった。
だが、サザンカに大部分を使ってしまったため、残った今のアイテムでは応急処置すらままならない。
「……毒をもって毒を制す」
そう呟くと、サックは、部屋の隅に置かれている香炉に手を伸ばした。もう既に火は消え、僅かに燻ぶっていた。
サックはそこに、左手を突っ込み灰を掴み持ち上げた。思った通り、奥のほうの一部は未だ燃えていない葉っぱが詰まっていた。
「人ひとり救えずして、何が勇者だ!!」
そう叫ぶと、サックは左手に力を込めた。
淡い青白い光が、しかし、力強く部屋を照らした。
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