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五章
名前の由来、1
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「親父とお袋が出会ったのは、夏の北海道。牧草地と畑が地平線まで続いているような、そんな場所だったそうだ」
子供のころから広々とした場所が大好きだったおじさんにとって、夏の北海道旅行は毎年欠かさない恒例行事になっていたと言う。そしてその旅の最中、まったく同じ趣味を持つおばさんに出会い、二人は恋に落ちた。おじさん二十六歳、おばさん二十三歳の時だったそうだ。
「親父とお袋の交際期間はその旅行中だけで、旅行から帰る足で親父はお袋の実家を訪れ、結婚の承諾を得たらしい。そして秋の初めに結婚し、新婚旅行に出かけた。行先は、中央アジアの大平原。見渡す限り空と草原しかない場所にとにかく行ってみたかったと、親父達は話しているよ」
胸がドキンと疼いた。中央アジアの大平原を馬で駆けてゆく光景を、ほんの一瞬思い出したからだ。けどそれは前回同様、光の矢の如くどこかへ消え去ってしまった。
「その草原で親父達は、野生馬の群れと遭遇した。親父達は喜んだが、神話として語り継がれる馬に出会ったガイドは、驚喜どころの騒ぎではなかった。車から降り大地にひれ伏し、感謝の祈りを数分間捧げていたそうだ。その最中、親父もお袋もガイドを急かす気持ちが少しも湧いてこず、神聖な想いに浸っていたと言う。一番大切な試合に臨む直前の、しがらみや勝敗を超越した神がかり的な世界に二人でいたと、親父達は話しているよ」
オリンピック三位決定戦の、死力を尽くし忘我の極みで勝ちを得た試合直前の雰囲気にそっくりだったと、おばさんは幼い二階堂によく話していたそうだ。
「そんな親父達の想いとガイドの祈りが伝わったのか、車でゆっくり近づいても群れは逃げて行かなかった。そして親父達は群れの中心で、リーダーの白馬と出会った。でも、それがどんな白馬だったかを、親父達はあまり話してくれないんだ。空を見あげるように顔を少し上げ目を細めたあと、二人で目を閉じ押し黙ってから、いつもたった一言だけいう。現実世界の向こう側にいるような馬だった、ってな」
ふと心に、精霊猫の水晶が映り、僕は確信した。その白馬は中央アジアの大平原における、水晶のような存在なのだと。
「白馬はオープンカーの後部座席に座る親父達に近づいてきて、親父とお袋に鼻面を押し当て、走り去って行ったそうだ。額に触れた鼻から、『あまたの幸を生涯紡ぐそなたら夫婦を我らは歓迎する』というイメージが伝わって来たって二人揃って言うから、そんなものなのかなって俺は思ってるんだ」
物心つく前から水晶を初めとする精霊猫達と関わってきた僕は、その話をそっくりそのまま事実と受け止めることができた。なので、
「絶対そうだよ」と僕は即答した。すると北斗も、
「絶対そうだな」と間髪入れず切り返し、照れ笑いを浮かべた。
「おじさん、おばさん、そして紫柳子さんと過ごした今日の経験は、俺を新たな世界へ導いてくれた。その世界と同じ世界の話を二階堂はしているんだと、俺は感じるよ」
北斗はそう言って、えへへと笑った。足かけ五年の付き合いの僕ですら初めて見る、小さい子供のようなその笑顔に、僕は心底納得した。ああ北斗は本当に、新たな世界へ今日、足を踏み入れたのだと。
「なるほど、紫柳子さんか」
北斗と同じ空気を纏い、二階堂がポンと手を打った。そして、
「今思うと、紫柳子さんを理想のお姉さんと感じたのは、俺が両親から白馬の話を聴いて育ったからかもしれないな」
そう付け加えて、二階堂も無垢な笑顔を浮かべた。
「絶対そうだよ!」
「絶対そうだな!」
「お前らがそう言うなら絶対そうだな!」
僕らは三人一緒に、えへへと笑った。
そしてさっきよりもっと楽しげに、二階堂は名前の由来を話してくれた。
「帰国後、身籠っていることを知ったお袋は、大草原を駆ける野生馬の群の夢を度々見た。リーダーの白馬こそいなかったが、お袋はその夢を見るのが大好きで、いつも大喜びで夢の様子を親父に語っていた。馬の夢を一度も見ていなかった親父はその都度悔しがったが、それでも馬達が見守ってくれている気がして、大層嬉しかったそうだ。そして出産予定日の前日の夜、白馬が親父の夢枕に立った。新婚旅行の時とは違いイメージは受け取らなかったものの、それでも祝福にやって来てくれた事だけははっきり伝わって来た。白馬が去り、自然に目覚めた親父は、隣で寝ているお袋に顔を向けた。するとお袋も、まったく同じタイミングで親父に顔を向けた。親父達は二人で、ひとしきり笑い合ったそうだ」
車内に温かな気配が満ちた。二階堂が寝たまま伸びをして、両手を頭の後ろで組む。僕と北斗も同じように伸びをして、両手を頭の後ろで組んだ。
「その日、お袋は男の子を出産した。近ごろでは珍しい4000グラム超えの特大サイズだったのに陣痛がほとんど無かったから、さすがオリンピックメダリストと周囲は褒めそやした。しかしそれだけが理由でないことは、お袋自身が誰よりも理解していた。そんなお袋に親父が言う。『大草原を統べる白馬が祝福してくれた第一子だから、一馬という名前はどうだろう』 お袋は満面の笑みで頷いた。これが、一兄の名前の由来だな」
「「オオ~」」
僕と北斗はハモって感嘆した。二階堂はアハハと笑い、先を続ける。
「次の年もお袋は男の子を生んだ。次は女の子かと周囲は騒いでいたが、妊娠中の夢が一兄とまったく同じだったので、お袋は今度も男の子だと確信していた。そして予定日の前日夜、白馬が九匹の馬を従え両親の夢枕に立った。再び4000グラム超えの安産だったから、名前は十馬ただ一つしか思い浮かばなかった。それが十兄の由来だ」
「「オオオオ~」」
前回に倍する感嘆が車内に溢れた。しかし今回、それに応じる笑い声は上がらず、二階堂は硬い気配を纏った。それでも二階堂は、僕と北斗の感嘆を追い風とするように口を開いた。
「猫将軍がトイレで籠城していたとき、お袋から聞いたよ。お袋、俺の自己紹介を気にしていたそうだな」
子供のころから広々とした場所が大好きだったおじさんにとって、夏の北海道旅行は毎年欠かさない恒例行事になっていたと言う。そしてその旅の最中、まったく同じ趣味を持つおばさんに出会い、二人は恋に落ちた。おじさん二十六歳、おばさん二十三歳の時だったそうだ。
「親父とお袋の交際期間はその旅行中だけで、旅行から帰る足で親父はお袋の実家を訪れ、結婚の承諾を得たらしい。そして秋の初めに結婚し、新婚旅行に出かけた。行先は、中央アジアの大平原。見渡す限り空と草原しかない場所にとにかく行ってみたかったと、親父達は話しているよ」
胸がドキンと疼いた。中央アジアの大平原を馬で駆けてゆく光景を、ほんの一瞬思い出したからだ。けどそれは前回同様、光の矢の如くどこかへ消え去ってしまった。
「その草原で親父達は、野生馬の群れと遭遇した。親父達は喜んだが、神話として語り継がれる馬に出会ったガイドは、驚喜どころの騒ぎではなかった。車から降り大地にひれ伏し、感謝の祈りを数分間捧げていたそうだ。その最中、親父もお袋もガイドを急かす気持ちが少しも湧いてこず、神聖な想いに浸っていたと言う。一番大切な試合に臨む直前の、しがらみや勝敗を超越した神がかり的な世界に二人でいたと、親父達は話しているよ」
オリンピック三位決定戦の、死力を尽くし忘我の極みで勝ちを得た試合直前の雰囲気にそっくりだったと、おばさんは幼い二階堂によく話していたそうだ。
「そんな親父達の想いとガイドの祈りが伝わったのか、車でゆっくり近づいても群れは逃げて行かなかった。そして親父達は群れの中心で、リーダーの白馬と出会った。でも、それがどんな白馬だったかを、親父達はあまり話してくれないんだ。空を見あげるように顔を少し上げ目を細めたあと、二人で目を閉じ押し黙ってから、いつもたった一言だけいう。現実世界の向こう側にいるような馬だった、ってな」
ふと心に、精霊猫の水晶が映り、僕は確信した。その白馬は中央アジアの大平原における、水晶のような存在なのだと。
「白馬はオープンカーの後部座席に座る親父達に近づいてきて、親父とお袋に鼻面を押し当て、走り去って行ったそうだ。額に触れた鼻から、『あまたの幸を生涯紡ぐそなたら夫婦を我らは歓迎する』というイメージが伝わって来たって二人揃って言うから、そんなものなのかなって俺は思ってるんだ」
物心つく前から水晶を初めとする精霊猫達と関わってきた僕は、その話をそっくりそのまま事実と受け止めることができた。なので、
「絶対そうだよ」と僕は即答した。すると北斗も、
「絶対そうだな」と間髪入れず切り返し、照れ笑いを浮かべた。
「おじさん、おばさん、そして紫柳子さんと過ごした今日の経験は、俺を新たな世界へ導いてくれた。その世界と同じ世界の話を二階堂はしているんだと、俺は感じるよ」
北斗はそう言って、えへへと笑った。足かけ五年の付き合いの僕ですら初めて見る、小さい子供のようなその笑顔に、僕は心底納得した。ああ北斗は本当に、新たな世界へ今日、足を踏み入れたのだと。
「なるほど、紫柳子さんか」
北斗と同じ空気を纏い、二階堂がポンと手を打った。そして、
「今思うと、紫柳子さんを理想のお姉さんと感じたのは、俺が両親から白馬の話を聴いて育ったからかもしれないな」
そう付け加えて、二階堂も無垢な笑顔を浮かべた。
「絶対そうだよ!」
「絶対そうだな!」
「お前らがそう言うなら絶対そうだな!」
僕らは三人一緒に、えへへと笑った。
そしてさっきよりもっと楽しげに、二階堂は名前の由来を話してくれた。
「帰国後、身籠っていることを知ったお袋は、大草原を駆ける野生馬の群の夢を度々見た。リーダーの白馬こそいなかったが、お袋はその夢を見るのが大好きで、いつも大喜びで夢の様子を親父に語っていた。馬の夢を一度も見ていなかった親父はその都度悔しがったが、それでも馬達が見守ってくれている気がして、大層嬉しかったそうだ。そして出産予定日の前日の夜、白馬が親父の夢枕に立った。新婚旅行の時とは違いイメージは受け取らなかったものの、それでも祝福にやって来てくれた事だけははっきり伝わって来た。白馬が去り、自然に目覚めた親父は、隣で寝ているお袋に顔を向けた。するとお袋も、まったく同じタイミングで親父に顔を向けた。親父達は二人で、ひとしきり笑い合ったそうだ」
車内に温かな気配が満ちた。二階堂が寝たまま伸びをして、両手を頭の後ろで組む。僕と北斗も同じように伸びをして、両手を頭の後ろで組んだ。
「その日、お袋は男の子を出産した。近ごろでは珍しい4000グラム超えの特大サイズだったのに陣痛がほとんど無かったから、さすがオリンピックメダリストと周囲は褒めそやした。しかしそれだけが理由でないことは、お袋自身が誰よりも理解していた。そんなお袋に親父が言う。『大草原を統べる白馬が祝福してくれた第一子だから、一馬という名前はどうだろう』 お袋は満面の笑みで頷いた。これが、一兄の名前の由来だな」
「「オオ~」」
僕と北斗はハモって感嘆した。二階堂はアハハと笑い、先を続ける。
「次の年もお袋は男の子を生んだ。次は女の子かと周囲は騒いでいたが、妊娠中の夢が一兄とまったく同じだったので、お袋は今度も男の子だと確信していた。そして予定日の前日夜、白馬が九匹の馬を従え両親の夢枕に立った。再び4000グラム超えの安産だったから、名前は十馬ただ一つしか思い浮かばなかった。それが十兄の由来だ」
「「オオオオ~」」
前回に倍する感嘆が車内に溢れた。しかし今回、それに応じる笑い声は上がらず、二階堂は硬い気配を纏った。それでも二階堂は、僕と北斗の感嘆を追い風とするように口を開いた。
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