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五章
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「とっ、とにかく話を再開しよう。猫将軍の就寝時間まで、もう時間がないしな」
理由は見当つかなくとも、月浜さんの話題は分が悪いと悟ったのだろう。二階堂は話を強引に進めようとした。いじらしくもあり、また分が悪くて当然だったので、僕らは聞く意思を鷹揚に示してあげた。
「小学校の卒業式、俺の頭の中はある想いで一杯だった。価値観っつうモノはどんどん変わっていくんだなって、式の途中から俺はそればかり考えていたよ」
僕は鷹揚な演技を終え、AICAのリクライニングシートの上で可能な限り居住まいを正した。卒業式の話題を持ち出されたら、こっちも厳粛にならざるを得ないからね。
「きっかけは、壇上に映し出された3Dだった。お前らの卒業式でも、アレやっただろ」
「うん、やったよ」
「ああ、やったな」
僕と北斗は首を縦に振った。卒業式に皆で3Dを見るのは、言わばこの時代のお約束だったのである。
現代の卒業式では、入学してから卒業するまでのダイジェスト3Dを、皆で楽しむのが恒例になっている。それは笑いあり涙ありの卒業式に相応しいプログラムで、僕は腹を抱えて笑いつつ、級友達と一緒に涙と鼻水まみれになったものだ。洗脳のあれこれがあったとはいえ二階堂の小学校も似たようなものだったらしく皆大いに盛り上がっていたが、二階堂はその空気に乗れず、当時の自分にとって重要だった事ばかりを思い出していた。そしてその最中、初めて気づいたそうだ。卒業までの六年間で、自分の価値観が、目まぐるしく変化して行ったことを。
最初の二年間は、周囲の人々に謝ることだけが価値あることだった。
つづく二年間は、誰からも注目されないことが価値あることだった。
五年生の前半は、クラスメイトにお礼をすることが価値あることだった。
五年生の後半は、元担任と戦うことが価値あることだった。
六年生の序盤は、元クラスメイトと仲直りすることが価値あることだった。
六年生の中盤は、忍び寄る負の連鎖を断ち切ることが価値あることだった。
そして六年終盤、元クラスメイトとの交流を経て二階堂は気づいた。
飾らず素直に、本来の自分で世界と関わることが、どれほど難しいかを。
そしてどれ程、それが素晴らしい事なのかを。
「元クラスメイトとは色々あった。言葉にできないくらい沢山のことがあった。だが、それらを全部取っ払って付きあうと、皆いいやつだった。互いが本来の自分に戻れば、みんないいやつばかりだった。すると、そこに至るまでの苦難と、そこに至ってからの素晴らしさが、俺の脳裏に映し出された。卒業式のすべてが消え去り、皆と過ごした苦難の日々と素晴らしい日々だけが、渦となって俺の脳裏を駆け巡っていた。そして、その渦の中心で俺は知った。六年終盤の気づきを得るため、俺は小学校の歳月を、まるまる使ったのだと」
飾らず素直に、本来の自分で世界と関わることがどれほど難しく、そしてどれほど素晴らしいかを、二階堂は卒業式で知ったと言う。僕は心の中で語りかけた。僕と同じクラスになった、僕の知っている二階堂は、そのまんまの奴だよ、と。
「卒業式が終わり、皆との挨拶も終わった。校舎を出て、グラウンドを横切り、校門の外へ足を踏み出す直前、俺は立ち止まり振り返った。目の前に、六年間過ごした小学校があった。俺は、小学生の自分をここで脱ぎ捨てて行こうと思った。すると、俺の体から小さな何かが離れて行った。俺は目線を下げそれを見つめた。新品のランドセルを背負った、一年生のころの俺がいた。ちっこい俺が振りかえり、俺を見上げて言う。『じゃあね』 俺は笑って手を振った。ちっこい俺も笑って手を振り返した。そして俺らは同時に踵を返し、別の方向へ足を踏み出して行った」
一度も見たことのない二階堂の小学校と、一度も会ったことの無いちっこい二階堂が、心の目にありありと映った。僕はしゃがんで、ランドセルを背負った二階堂に笑いかける。するとちっこい二階堂も、にっこり笑いかえしてくれた。そのやりとりで悟る。二階堂の話は、そろそろ終わりなのだと。
「そして湖校の入学日。クラスの自己紹介で、俺は自分を二階堂と呼んでくれるよう皆に頼んだ。その自己紹介に疑問を感じた事はなかった。その自己紹介こそが、俺の人生を好転させる最初の一歩だったし、またそう呼ばれることは、俺の素直な気持ちでもあったからな。だが猫将軍!」
「はっ、はいっっ」
裂帛の気合いで突然名を呼ばれ、くしゃみをするように僕は返事をした。そんな自分の様子に、隠れてこっそり読んだ少女漫画のヒロインの告白シーンが重なり、危うく失神しかけた。僕は必死で自分に言い聞かせた。僕はもう眠いんだ、だからこんな場面を連想してしまったんだ!
「間を置いちまったが、これが良い事の四つ目だ。耳の穴をかっぽじって聴けよ」
「良い事の四つ目なんだね、うんわかった!」
黒歴史的な連想を払拭するため元気よく復唱したお蔭か、やっと腑に落ちた。ああなるほど、これから二階堂は、最後に回すと言っていた良い事の四つ目を話してくれるのか、と。
「猫将軍が日直をやった時、俺と会話したのを覚えてるか?」
「もちろんだよ。忘れる訳ないじゃん」
事情を理解し平常心を取り戻した僕は、自信を持って答えた。そうあれを、僕が忘れることなど絶対ないのである。
入学してまだ間もない四月、僕は初の日直当番に臨んだ。その際ふと思い立ち、僕は皆の前で私事を話した。すると二階堂がそれに応え、短いながらも胸襟を開いて会話し、それを経て僕らはより一層仲良くなったのだから、あの出来事を忘れるなど決してないのである。
「猫将軍が忍術の選択授業を取らないと知り、俺は不平を言った。するとお前はクラス全員が注目しているのに、恥ずかしがり屋な自分をすぐさま脱ぎ捨て、俺に真っ直ぐ謝罪してくれた。あのとき俺、めちゃくちゃ嬉しかったんだ」
二階堂がそんなに嬉しがってくれたと知り僕も嬉しかったけど、話の道筋が見えてこず僕は首を傾げた。すると見かねた北斗が、「眠留はもう眠いのだと思う。二階堂、許してやってくれ」とフォローしたのち、こちらを向いて発破をかけた。
「さあ眠留、がんばって思い出せ。二階堂が六年を費やし気づいた価値観の集大成は、何だった?」
僕は頷き、それを思い出す指令を脳に出した。けれども霞のかかった脳は、その指令を受け付けてくれなかった。想像以上に眠気が進行していることを知り慌てた僕は、松果体の振動数を上げ生命力を追加流入させた。キーンシュワワワという心地よい刺激と、白銀に青を散らした光が頭蓋骨内部に溢れ、脳神経を目覚めさせてくれた。僕はハキハキ答えた。
「僕はあの時、いつも以上に素直になれた。今振り返るとそれは、二階堂の素直さに共鳴したのだと思う。二階堂とは素の自分で付き合えるから楽しいなって、僕ずっと思ってたからさ。ん? 二階堂も北斗も、どうしたの?」
限界まで見開かれた目と、締まりなく開けられた口を両立させた二人の友に、僕は再び首を傾げた。すると先ず北斗がハッとして我に返り、続いて二階堂も同じ動作をして元に戻った。訳が分からずもう一段首を傾ける僕の様子に、二人の友は笑いながら言葉を交わした。
「コイツがこういう右脳的受け答えをするのは絶好調の時だから、もう安心だな」
「北斗と比べたら短い付き合いの俺も、それはわかるぜ。まあだが、急いだ方が賢明なのも事実だな。というわけで猫将軍よ」
この友と出会ってから最も親密な気配が僕らを繋ぎ、いつまでもそれを味わっていたいと思ったけど、それは無理というもの。僕は気を引き締めて応えた。
「うん、なんだい二階堂」
「小学校の元級友達のお蔭で、飾らず素直に生きる価値を知った俺は、あのHRで飾らず素直に接してもらえてメチャクチャ嬉しかった。だから同じように飾らず素直に応えたら、周囲のみんなが俺を褒めてくれた。そんなクラスメイトと、教壇のお前を見ていたら、俺、本当に久しぶりに思ったんだ」
一旦言葉を切り、二階堂は目を閉じる。ここは二階堂の気持ちに任せる場面だと悟った僕は、意識を夜の気配と同化させた。僕は心の中で口ずさんだ。月が出ているんだな、と。
それを耳にしたかのように二階堂は瞼を開ける。そして月のある方角を見つめて、言った。
「幼稚園で拒絶して以来、俺は初めて思った。京馬って、またみんなから呼んでもらいたいって」
二階堂が僕に顔を向ける。一瞬、こちらから言葉をかけるべきか二階堂の言葉を待つべきか悩んだが、おばさんとの約束を思い出し、僕は友に頼んだ。
「これからは僕のことも、眠留って呼んでくれないかな、京馬」
「ああ任せろ。眠留、これからもよろしく・・・・」
途中で声を詰まらせむせび泣く友を、僕と北斗は3Dなどお構いなしに両側からヘッドロックした。そして、
「明後日のサークルで本気モードのプロレス技をかけまくってやるから覚悟しろ!」
と宣言するつもりだったのだけど、京馬に負けないくらい僕らもしゃくりあげていたため、宣言は一向に成されなかった。
それでも京馬は楽しみだぜと、何度も何度も頷いたのだった。
理由は見当つかなくとも、月浜さんの話題は分が悪いと悟ったのだろう。二階堂は話を強引に進めようとした。いじらしくもあり、また分が悪くて当然だったので、僕らは聞く意思を鷹揚に示してあげた。
「小学校の卒業式、俺の頭の中はある想いで一杯だった。価値観っつうモノはどんどん変わっていくんだなって、式の途中から俺はそればかり考えていたよ」
僕は鷹揚な演技を終え、AICAのリクライニングシートの上で可能な限り居住まいを正した。卒業式の話題を持ち出されたら、こっちも厳粛にならざるを得ないからね。
「きっかけは、壇上に映し出された3Dだった。お前らの卒業式でも、アレやっただろ」
「うん、やったよ」
「ああ、やったな」
僕と北斗は首を縦に振った。卒業式に皆で3Dを見るのは、言わばこの時代のお約束だったのである。
現代の卒業式では、入学してから卒業するまでのダイジェスト3Dを、皆で楽しむのが恒例になっている。それは笑いあり涙ありの卒業式に相応しいプログラムで、僕は腹を抱えて笑いつつ、級友達と一緒に涙と鼻水まみれになったものだ。洗脳のあれこれがあったとはいえ二階堂の小学校も似たようなものだったらしく皆大いに盛り上がっていたが、二階堂はその空気に乗れず、当時の自分にとって重要だった事ばかりを思い出していた。そしてその最中、初めて気づいたそうだ。卒業までの六年間で、自分の価値観が、目まぐるしく変化して行ったことを。
最初の二年間は、周囲の人々に謝ることだけが価値あることだった。
つづく二年間は、誰からも注目されないことが価値あることだった。
五年生の前半は、クラスメイトにお礼をすることが価値あることだった。
五年生の後半は、元担任と戦うことが価値あることだった。
六年生の序盤は、元クラスメイトと仲直りすることが価値あることだった。
六年生の中盤は、忍び寄る負の連鎖を断ち切ることが価値あることだった。
そして六年終盤、元クラスメイトとの交流を経て二階堂は気づいた。
飾らず素直に、本来の自分で世界と関わることが、どれほど難しいかを。
そしてどれ程、それが素晴らしい事なのかを。
「元クラスメイトとは色々あった。言葉にできないくらい沢山のことがあった。だが、それらを全部取っ払って付きあうと、皆いいやつだった。互いが本来の自分に戻れば、みんないいやつばかりだった。すると、そこに至るまでの苦難と、そこに至ってからの素晴らしさが、俺の脳裏に映し出された。卒業式のすべてが消え去り、皆と過ごした苦難の日々と素晴らしい日々だけが、渦となって俺の脳裏を駆け巡っていた。そして、その渦の中心で俺は知った。六年終盤の気づきを得るため、俺は小学校の歳月を、まるまる使ったのだと」
飾らず素直に、本来の自分で世界と関わることがどれほど難しく、そしてどれほど素晴らしいかを、二階堂は卒業式で知ったと言う。僕は心の中で語りかけた。僕と同じクラスになった、僕の知っている二階堂は、そのまんまの奴だよ、と。
「卒業式が終わり、皆との挨拶も終わった。校舎を出て、グラウンドを横切り、校門の外へ足を踏み出す直前、俺は立ち止まり振り返った。目の前に、六年間過ごした小学校があった。俺は、小学生の自分をここで脱ぎ捨てて行こうと思った。すると、俺の体から小さな何かが離れて行った。俺は目線を下げそれを見つめた。新品のランドセルを背負った、一年生のころの俺がいた。ちっこい俺が振りかえり、俺を見上げて言う。『じゃあね』 俺は笑って手を振った。ちっこい俺も笑って手を振り返した。そして俺らは同時に踵を返し、別の方向へ足を踏み出して行った」
一度も見たことのない二階堂の小学校と、一度も会ったことの無いちっこい二階堂が、心の目にありありと映った。僕はしゃがんで、ランドセルを背負った二階堂に笑いかける。するとちっこい二階堂も、にっこり笑いかえしてくれた。そのやりとりで悟る。二階堂の話は、そろそろ終わりなのだと。
「そして湖校の入学日。クラスの自己紹介で、俺は自分を二階堂と呼んでくれるよう皆に頼んだ。その自己紹介に疑問を感じた事はなかった。その自己紹介こそが、俺の人生を好転させる最初の一歩だったし、またそう呼ばれることは、俺の素直な気持ちでもあったからな。だが猫将軍!」
「はっ、はいっっ」
裂帛の気合いで突然名を呼ばれ、くしゃみをするように僕は返事をした。そんな自分の様子に、隠れてこっそり読んだ少女漫画のヒロインの告白シーンが重なり、危うく失神しかけた。僕は必死で自分に言い聞かせた。僕はもう眠いんだ、だからこんな場面を連想してしまったんだ!
「間を置いちまったが、これが良い事の四つ目だ。耳の穴をかっぽじって聴けよ」
「良い事の四つ目なんだね、うんわかった!」
黒歴史的な連想を払拭するため元気よく復唱したお蔭か、やっと腑に落ちた。ああなるほど、これから二階堂は、最後に回すと言っていた良い事の四つ目を話してくれるのか、と。
「猫将軍が日直をやった時、俺と会話したのを覚えてるか?」
「もちろんだよ。忘れる訳ないじゃん」
事情を理解し平常心を取り戻した僕は、自信を持って答えた。そうあれを、僕が忘れることなど絶対ないのである。
入学してまだ間もない四月、僕は初の日直当番に臨んだ。その際ふと思い立ち、僕は皆の前で私事を話した。すると二階堂がそれに応え、短いながらも胸襟を開いて会話し、それを経て僕らはより一層仲良くなったのだから、あの出来事を忘れるなど決してないのである。
「猫将軍が忍術の選択授業を取らないと知り、俺は不平を言った。するとお前はクラス全員が注目しているのに、恥ずかしがり屋な自分をすぐさま脱ぎ捨て、俺に真っ直ぐ謝罪してくれた。あのとき俺、めちゃくちゃ嬉しかったんだ」
二階堂がそんなに嬉しがってくれたと知り僕も嬉しかったけど、話の道筋が見えてこず僕は首を傾げた。すると見かねた北斗が、「眠留はもう眠いのだと思う。二階堂、許してやってくれ」とフォローしたのち、こちらを向いて発破をかけた。
「さあ眠留、がんばって思い出せ。二階堂が六年を費やし気づいた価値観の集大成は、何だった?」
僕は頷き、それを思い出す指令を脳に出した。けれども霞のかかった脳は、その指令を受け付けてくれなかった。想像以上に眠気が進行していることを知り慌てた僕は、松果体の振動数を上げ生命力を追加流入させた。キーンシュワワワという心地よい刺激と、白銀に青を散らした光が頭蓋骨内部に溢れ、脳神経を目覚めさせてくれた。僕はハキハキ答えた。
「僕はあの時、いつも以上に素直になれた。今振り返るとそれは、二階堂の素直さに共鳴したのだと思う。二階堂とは素の自分で付き合えるから楽しいなって、僕ずっと思ってたからさ。ん? 二階堂も北斗も、どうしたの?」
限界まで見開かれた目と、締まりなく開けられた口を両立させた二人の友に、僕は再び首を傾げた。すると先ず北斗がハッとして我に返り、続いて二階堂も同じ動作をして元に戻った。訳が分からずもう一段首を傾ける僕の様子に、二人の友は笑いながら言葉を交わした。
「コイツがこういう右脳的受け答えをするのは絶好調の時だから、もう安心だな」
「北斗と比べたら短い付き合いの俺も、それはわかるぜ。まあだが、急いだ方が賢明なのも事実だな。というわけで猫将軍よ」
この友と出会ってから最も親密な気配が僕らを繋ぎ、いつまでもそれを味わっていたいと思ったけど、それは無理というもの。僕は気を引き締めて応えた。
「うん、なんだい二階堂」
「小学校の元級友達のお蔭で、飾らず素直に生きる価値を知った俺は、あのHRで飾らず素直に接してもらえてメチャクチャ嬉しかった。だから同じように飾らず素直に応えたら、周囲のみんなが俺を褒めてくれた。そんなクラスメイトと、教壇のお前を見ていたら、俺、本当に久しぶりに思ったんだ」
一旦言葉を切り、二階堂は目を閉じる。ここは二階堂の気持ちに任せる場面だと悟った僕は、意識を夜の気配と同化させた。僕は心の中で口ずさんだ。月が出ているんだな、と。
それを耳にしたかのように二階堂は瞼を開ける。そして月のある方角を見つめて、言った。
「幼稚園で拒絶して以来、俺は初めて思った。京馬って、またみんなから呼んでもらいたいって」
二階堂が僕に顔を向ける。一瞬、こちらから言葉をかけるべきか二階堂の言葉を待つべきか悩んだが、おばさんとの約束を思い出し、僕は友に頼んだ。
「これからは僕のことも、眠留って呼んでくれないかな、京馬」
「ああ任せろ。眠留、これからもよろしく・・・・」
途中で声を詰まらせむせび泣く友を、僕と北斗は3Dなどお構いなしに両側からヘッドロックした。そして、
「明後日のサークルで本気モードのプロレス技をかけまくってやるから覚悟しろ!」
と宣言するつもりだったのだけど、京馬に負けないくらい僕らもしゃくりあげていたため、宣言は一向に成されなかった。
それでも京馬は楽しみだぜと、何度も何度も頷いたのだった。
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