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九章
寮の朝、1
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二階堂家を訪問した日から五日経った、一月十日の午前七時過ぎ。
「いただきます」
湖校第八寮の食堂で朝食を摂るべく、僕は手を合わせた。それは、
「「いただきます」」
両隣に座る北斗と京馬も同じ。そしてその直後の、
「うまいっ」「ヤバうまっ」
の感嘆と、それに続く忘我の時間も判を押したように同じだった。これで五度目の宿泊となる僕は今日が初宿泊の二人より我を忘れる時間こそ短かったが、気づくと目の前に水とお茶が一杯ずつ用意されていたのは変わらなかった。僕ら臨時寮生三人を加えた五人分の水を注ぎ終えヤカンを定位置に戻した猛と、五人分のお茶を注ぎ終えポットを手元に置いた真山へ、右手で手刀を作りお礼を伝える。慌てて手刀を作り二人に礼をする北斗と京馬へ、二人は親指をグッと立てて応えた。僕ら五人の無言のやり取りはその後もしばらく続き、会話らしい会話がやっとなされたのは、ご飯とお味噌汁を二回ずつお代わりし三杯目のご飯をゆっくり味わい始めたころだった。
「ああうまい。こんなにうまい飯をタダで食わせてくれる北斗と真山には、マジ感謝だな」
おかずを食べ尽くし生卵と海苔で三杯目のご飯を消費しつつ、京馬が手刀を二度切る。京馬に倣い僕も同じ動作をしてから、
「それと、その案を出してくれたアイも、ありがとね」
僕は右手を頭より高く上げ、天井に向かって拝む形を作った。北斗、猛、真山、京馬もそれをしたため、同じテーブルに座る同学年寮生達の興味を惹いたのだろう。「「なんだか知らんが俺も混ぜろ」」と皆口々に言い、意味も解らず同じ仕草をした。そのせいで、不思議そうに天井を見上げる先輩方が続出してしまい、僕ら一年生は揃って身をすくめたのだった。
京馬の「飯をタダで食わせてくれる北斗と真山」と、僕の「その案を出してくれたアイ」は、厳密にはどちらも事実に反すると言える。正確には、「教育AIが提示した複数のお礼候補を基に寮の食事十回無料を考案し、それを認められた北斗と真山」になるだろう。アイは初め、この中から一人一つずつ選びなさいと、十個ほどのお礼の候補を二人に見せた。研究費増額などの真面目系から罰則軽減や依頼受諾率上昇などのネタ系まであるお礼案を二人は頬を緩めて読んでいたが、最後の「学食無料券五枚」で彼らはそのイケメン顔を更に見ごたえあるものへと変えた。僕の部屋に遊びにきたアイがこっそり教えてくれたところによると、イケメンの微笑みもよいがイケメンの真顔はもっとよい、との事らしい。「ちなみに一回目のよいは良いで、二回目のよいは好いだそうです」とエイミィに文字付きで暴露され顔を赤くして怒るアイは、十代後半の容姿相応に、とても可愛かった。
それは脇に置くとして、学食無料券五枚という案を目に留めたイケメン二人は二言三言話し合い、アイへある提案をした。それこそが、「仲間五人が寮で食べる夕食と朝食の、合計十食を無料にできないか」だったのである。アイはすぐさま、「あなた達の尽力により百人を超える女子がクリスマス会を嫌な思い出にしなかったのですから、それを受け入れましょう」と了承してくれたと言う。北斗と真山にそう説明された僕と猛と京馬はその後三人で、あの二人に依頼受諾率上昇をあえて提示する必要があったのかと、熱い議論を交わしたものだった。
まあ議論は半ば冗談でも、二人がクリスマス会で女子のために尽力したのは事実だった。北斗と真山はお昼休みと自由時間に、大勢の女子からダンスの申し込みを受けた。その全員と時間内に踊るのは不可能だし、たとえ可能だったとしても、踊る順番を間違えたら後が恐い。ツートップイケメンの前では笑顔でいても、それは二人のあずかり知らぬ場で、鬼の形相へ必ず変化するからだ。よって二人は細心の注意を払い彼女達と踊ってゆき、険悪な空気を作ることなくクリスマス会を終えた。いやクリスマス会だけでなく、女子の間に諍いを起こすことなく2060年十二月の学校生活を終えた。これは偉業以外のなにものでもなく、北斗と真山は一度も間違えず群がる女子と正しい順番でダンスを踊り、彼女達の心に禍根を残さなかったのである。その仕組みを訊く勇気が僕と猛には無かったが京馬が代表して尋ねたところ、二人は複雑な表情をしばし浮かべたのち、「女子の序列に彼女達の性格を加味して順番を決めた」と答えた。僕と猛はまたもや踏み込む勇気を持てなかったが、「お前らは女子四百人の序列をすべて暗記してるのか!」と素っ頓狂な声を上げた京馬をくすぐりまくった事で、北斗と真山の心がほぐれたのだと思う。二人はハイ子の映す焚き火を見つめながら、その仕組みを明かしてくれた。それは、こんな感じの話だった。
「女子には、女子の考えている順番がある。仲が悪かったりグループ対立があったりするとその順番に大きな差が出るが、幸い湖校の女子にはそれが無かったため、彼女達は初めからその順番を反映して俺達の周囲に集まっていた。だが彼女達自身にも判断付かない、順番の曖昧な集団が幾つかあり、そこに明確な順番を付けることをその集団は俺達に望んでいた。俺達が心をすり減らしたのはその集団だった。彼女達はあえて横並びの集団を作ることで、自分達の序列を俺達に決めさせようとしていた。正直言うとそんな子たちはこちらから願い下げだが、それを表に出すと禍根が残る。告白してきた子はその日付を基準に決め、それのない子は『あの子たちにとっての性格の良さ』を基準に決めた。『ああなるほど、性格の良い順に踊ったのね』と、あの子たち自身が考えられるよう俺達は選んだんだ。五十を超える人数と踊る俺達を心配し、負担を少しでも減らそうと正しい順番をサインで送ってくれる子たちと比べたら、性格の良さなど最初から無いんだけどな」
僕と猛は頷きつつ聴いていたが、京馬は口を終始ポカンと開けているだけだった。それをやり玉に挙げることで、五人一緒の初めての宿泊に暗い染みを作らず済んだのだから、やはり京馬は欠くことのできない、僕らの仲間なのである。
そう、僕と北斗と京馬は、昨晩この寮に泊まった。寮で五人が食べる夕食と朝食の十食分が北斗と真山のお蔭で無料になるというオマケが付いていた事もあり、それは兎に角ハチャメチャに楽しい一泊だった。友と同じ食卓を囲むだけでも楽しいのに、今食べている料理は僕らの想い出のために北斗と真山がプレゼントしてくれたんだと思うと、元々美味しい料理が一層美味しく感じられた。しかも昨日は冬休み最後の日で、クラスメイトの寮生達が勢揃いした日でもあったから、夕食は自動的に新年会となり盛り上がった。それに釣られ同学年寮生達も盛り上がり大いに語りあったので、親交のあったヤツとは友情を深め、なかったヤツとは友情を芽生えさせることができた。そのノリで風呂へ繰り出し、皆で湯につかり背中を流し合った。風呂の後は五つの布団を輪になるように敷き、うつ伏せになってハイ子の写す焚き火を見ながら、皆で様々な話をした。話題は無限に湧いてきて決して尽きることは無かった。寝っ転がって話をしているだけなのにこうも楽しいのは、きっとこの五人だからなのだろう。それを口にした者はいなくとも誰もがそう想い、そして皆がそう考えているのを、誰もがはっきり感じている。皆と一緒に過ごした寮初めての夜は、そんな夜だった。
それら諸々が、胸の中にあったからだと思う。
「はあ、もうこのまま、寮に住んじまいてぇなあ」
「いただきます」
湖校第八寮の食堂で朝食を摂るべく、僕は手を合わせた。それは、
「「いただきます」」
両隣に座る北斗と京馬も同じ。そしてその直後の、
「うまいっ」「ヤバうまっ」
の感嘆と、それに続く忘我の時間も判を押したように同じだった。これで五度目の宿泊となる僕は今日が初宿泊の二人より我を忘れる時間こそ短かったが、気づくと目の前に水とお茶が一杯ずつ用意されていたのは変わらなかった。僕ら臨時寮生三人を加えた五人分の水を注ぎ終えヤカンを定位置に戻した猛と、五人分のお茶を注ぎ終えポットを手元に置いた真山へ、右手で手刀を作りお礼を伝える。慌てて手刀を作り二人に礼をする北斗と京馬へ、二人は親指をグッと立てて応えた。僕ら五人の無言のやり取りはその後もしばらく続き、会話らしい会話がやっとなされたのは、ご飯とお味噌汁を二回ずつお代わりし三杯目のご飯をゆっくり味わい始めたころだった。
「ああうまい。こんなにうまい飯をタダで食わせてくれる北斗と真山には、マジ感謝だな」
おかずを食べ尽くし生卵と海苔で三杯目のご飯を消費しつつ、京馬が手刀を二度切る。京馬に倣い僕も同じ動作をしてから、
「それと、その案を出してくれたアイも、ありがとね」
僕は右手を頭より高く上げ、天井に向かって拝む形を作った。北斗、猛、真山、京馬もそれをしたため、同じテーブルに座る同学年寮生達の興味を惹いたのだろう。「「なんだか知らんが俺も混ぜろ」」と皆口々に言い、意味も解らず同じ仕草をした。そのせいで、不思議そうに天井を見上げる先輩方が続出してしまい、僕ら一年生は揃って身をすくめたのだった。
京馬の「飯をタダで食わせてくれる北斗と真山」と、僕の「その案を出してくれたアイ」は、厳密にはどちらも事実に反すると言える。正確には、「教育AIが提示した複数のお礼候補を基に寮の食事十回無料を考案し、それを認められた北斗と真山」になるだろう。アイは初め、この中から一人一つずつ選びなさいと、十個ほどのお礼の候補を二人に見せた。研究費増額などの真面目系から罰則軽減や依頼受諾率上昇などのネタ系まであるお礼案を二人は頬を緩めて読んでいたが、最後の「学食無料券五枚」で彼らはそのイケメン顔を更に見ごたえあるものへと変えた。僕の部屋に遊びにきたアイがこっそり教えてくれたところによると、イケメンの微笑みもよいがイケメンの真顔はもっとよい、との事らしい。「ちなみに一回目のよいは良いで、二回目のよいは好いだそうです」とエイミィに文字付きで暴露され顔を赤くして怒るアイは、十代後半の容姿相応に、とても可愛かった。
それは脇に置くとして、学食無料券五枚という案を目に留めたイケメン二人は二言三言話し合い、アイへある提案をした。それこそが、「仲間五人が寮で食べる夕食と朝食の、合計十食を無料にできないか」だったのである。アイはすぐさま、「あなた達の尽力により百人を超える女子がクリスマス会を嫌な思い出にしなかったのですから、それを受け入れましょう」と了承してくれたと言う。北斗と真山にそう説明された僕と猛と京馬はその後三人で、あの二人に依頼受諾率上昇をあえて提示する必要があったのかと、熱い議論を交わしたものだった。
まあ議論は半ば冗談でも、二人がクリスマス会で女子のために尽力したのは事実だった。北斗と真山はお昼休みと自由時間に、大勢の女子からダンスの申し込みを受けた。その全員と時間内に踊るのは不可能だし、たとえ可能だったとしても、踊る順番を間違えたら後が恐い。ツートップイケメンの前では笑顔でいても、それは二人のあずかり知らぬ場で、鬼の形相へ必ず変化するからだ。よって二人は細心の注意を払い彼女達と踊ってゆき、険悪な空気を作ることなくクリスマス会を終えた。いやクリスマス会だけでなく、女子の間に諍いを起こすことなく2060年十二月の学校生活を終えた。これは偉業以外のなにものでもなく、北斗と真山は一度も間違えず群がる女子と正しい順番でダンスを踊り、彼女達の心に禍根を残さなかったのである。その仕組みを訊く勇気が僕と猛には無かったが京馬が代表して尋ねたところ、二人は複雑な表情をしばし浮かべたのち、「女子の序列に彼女達の性格を加味して順番を決めた」と答えた。僕と猛はまたもや踏み込む勇気を持てなかったが、「お前らは女子四百人の序列をすべて暗記してるのか!」と素っ頓狂な声を上げた京馬をくすぐりまくった事で、北斗と真山の心がほぐれたのだと思う。二人はハイ子の映す焚き火を見つめながら、その仕組みを明かしてくれた。それは、こんな感じの話だった。
「女子には、女子の考えている順番がある。仲が悪かったりグループ対立があったりするとその順番に大きな差が出るが、幸い湖校の女子にはそれが無かったため、彼女達は初めからその順番を反映して俺達の周囲に集まっていた。だが彼女達自身にも判断付かない、順番の曖昧な集団が幾つかあり、そこに明確な順番を付けることをその集団は俺達に望んでいた。俺達が心をすり減らしたのはその集団だった。彼女達はあえて横並びの集団を作ることで、自分達の序列を俺達に決めさせようとしていた。正直言うとそんな子たちはこちらから願い下げだが、それを表に出すと禍根が残る。告白してきた子はその日付を基準に決め、それのない子は『あの子たちにとっての性格の良さ』を基準に決めた。『ああなるほど、性格の良い順に踊ったのね』と、あの子たち自身が考えられるよう俺達は選んだんだ。五十を超える人数と踊る俺達を心配し、負担を少しでも減らそうと正しい順番をサインで送ってくれる子たちと比べたら、性格の良さなど最初から無いんだけどな」
僕と猛は頷きつつ聴いていたが、京馬は口を終始ポカンと開けているだけだった。それをやり玉に挙げることで、五人一緒の初めての宿泊に暗い染みを作らず済んだのだから、やはり京馬は欠くことのできない、僕らの仲間なのである。
そう、僕と北斗と京馬は、昨晩この寮に泊まった。寮で五人が食べる夕食と朝食の十食分が北斗と真山のお蔭で無料になるというオマケが付いていた事もあり、それは兎に角ハチャメチャに楽しい一泊だった。友と同じ食卓を囲むだけでも楽しいのに、今食べている料理は僕らの想い出のために北斗と真山がプレゼントしてくれたんだと思うと、元々美味しい料理が一層美味しく感じられた。しかも昨日は冬休み最後の日で、クラスメイトの寮生達が勢揃いした日でもあったから、夕食は自動的に新年会となり盛り上がった。それに釣られ同学年寮生達も盛り上がり大いに語りあったので、親交のあったヤツとは友情を深め、なかったヤツとは友情を芽生えさせることができた。そのノリで風呂へ繰り出し、皆で湯につかり背中を流し合った。風呂の後は五つの布団を輪になるように敷き、うつ伏せになってハイ子の写す焚き火を見ながら、皆で様々な話をした。話題は無限に湧いてきて決して尽きることは無かった。寝っ転がって話をしているだけなのにこうも楽しいのは、きっとこの五人だからなのだろう。それを口にした者はいなくとも誰もがそう想い、そして皆がそう考えているのを、誰もがはっきり感じている。皆と一緒に過ごした寮初めての夜は、そんな夜だった。
それら諸々が、胸の中にあったからだと思う。
「はあ、もうこのまま、寮に住んじまいてぇなあ」
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