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十四章
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この運動場の芝生部分は、東西150メートル、南北100メートルの長方形をしている。新忍道本部のメインAIはこの芝生部分を、六つの大きな長方形と二つの小さな長方形に分けた。優先権のある六校へは、東西22メートル南北100メートルの大きな長方形を、優先権のない二校へは東西11メートル南北50メートルの小さな長方形を、本部AIは割り当てたのである。
その、小さい長方形を割り当てられた学校の年配男性監督が、「これでは狭すぎる」と本部AIに抗議した。午後一時からの練習では四倍の広さになりますとAIが説明しても、午後は午後今は今と、意味不明な主張を監督は繰り返していた。
「お前じゃ埒があかん責任者を呼べ」「私が責任者です」「ちゃんとした人間の責任者を呼べと言っている」「私は文部科学省によって正式に認められた責任者です」「いいから呼べ!」「これ以上騒ぎ立てるなら、退場を命じますがよろしいですか」「フン、やれるものならやってみろ」「高校総体の規約では、人の責任者がいなくても選手は大会に出場できます。本当によろしいんですね」「そんな事できるわけないだろう!」「文科省のメインAIが最終通告に来ました。代わります」「機械ふぜいがふざけるな!」
幸い湖校はこの年配監督の学校から最も遠い場所を割り当てられており、また相殺音壁が怒声を途中からかき消したため心理的被害を最小に抑えられたが、隣接する学校の選手達を思うと怒りを覚えずにはいられなかった。唯一の救いが、いやそれは救いと言って良いのか甚だ疑問だがそれでも救われたのは、年配監督の学校の選手達が監督の退場通告を喜び、そして退場させられなかったことを落胆した事だった。その高校の校長が電話を直接かけてきて、監督が渋々引き下がったのである。現代日本には、この監督のような大人へ毅然と反対意見を述べる小学生すら大勢いるのに、高校生が積極的な対応を一切しなかった事を、僕はかなり苦労して無視しなければならなかった。
それ以降は、充実した時間が二時間近く続いた。その立役者となったのは、フィールドを覆う芝生だった。土がむき出しの湖校の練習場と、スポーツ用に育てられた芝生のフィールドはまるで違ったのだ。芝生は消音に優れているため、一段高い隠密性をもたらしてくれた。しかもその上、体を柔らかく受け止めてくれる手入れの行き届いた芝生は、土の地面より激しい動作を僕らにさせてくれた。体への負担が大きい渾身の受け身なども、芝生の上なら躊躇なくできたのである。僕らはいつもより素早くスタートを切り、通常より高速の回転受け身をし、急激な制動をかけ銃の引き金を引いた。上狒々と戦っている自分をイメージし、上狒々を倒す強者となるべく、自らを鍛え続けた。練習場の形状のせいで直線のみの基礎訓練だったが、それでもそれは学びの多い充実した時間を僕らに授けてくれたのだった。
然るに四年生以下の男子部員十一人は最後の一時間の練習に参加せず、三巨頭のサポートに徹する心積もりに自然となっていった。最後の一時間は優先権のある六校が心置きなく練習できるよう、フィールド形状が50メートル四方の正方形に変わる。この広さがあれば縦長の長方形では不可能だった、四方から襲い来るモンスターへの射撃訓練が可能になるのだ。よって十一人は、この練習場に八つの学校が集まっているのを目にするや最後の一時間を手伝いに割くつもりだったのだけど、それと「訓練に満足したのでサポートに徹します!」という心理状態は真逆と言えよう。僕ら十一人は、尊敬してやまない三巨頭のサポートに全力をそそぐ決意を胸に燃え上がらせていた。それゆえ十一時十九分に、
「これより一分後、練習フィールドの形状を変更します。各校は準備をしてください」
とのアナウンスが流れるなり、四年生以下の十一人はこれからが本番とばかりに身を躍らせたのだけど、
「話したいことがある、休憩しよう」
真田さんのよく通る太い声が僕らに届いた。もちろん十一人に否などあろうはずがない。四年生以下は全速力で休憩の準備をし、フィールド形状が変化すると同時に、然るべき場所へ腰を下ろした。湖校に割り振られた運動場東端という場所から、最後の一時間を過ごすのは南東の正方形だろうと僕らは予想し、あらかじめ荷物をそこに置いていた。それは的中し、まさしくその通りになったため、荷物を置いた場所へ移動するだけで練習フィールドの形状変化に対応することができたのである。それに加え、再度文句を言い始めた件の年配監督を同校の部員達が体を張って阻止し、
「「「「大変ご迷惑をおかけしました。失礼しました」」」」
と部員一同一礼して練習場を去って行ったものだから、僕らはもちろんフィールド全体が、心地よい気配に包まれたのだった。
真田さんと荒海さんと黛さんは、松竹梅が旅館からここまで担いできた三つの大型パラソルの下で寛いでいた。三巨頭の身を包む最新戦闘服は気温上昇に伴い黒から灰へ色を変える優れ物でも、日陰で過ごすに越したことはない。三巨頭と同クラスの戦闘服を着る選手がこの競技場にいないことを胸中秘かに誇っていた僕らは、大型パラソル担当を買って出た一年生達へ改めて労いの言葉を掛けた。その一年生達から手渡されたタオルで汗を拭き、三枝木さんの注いだスポーツドリンクで喉を潤した真田さんが、
「アイ、尋ねたい事がある。いいかな」
頃合いを計り空中へ顔を向ける。新忍道本部のメインAIと共に大会をバックアップしてようと、BランクAIのエイミィにとって、質問に答えるなど造作もないことだ。しかし真田さんはそれを承知しつつも、尊厳ある一人の女性としてエイミィへ声を掛けた。それを受けエイミィが一瞬、激しく葛藤したことが僕には手に取るように分かった。光の球体ではなく、人の姿で呼びかけに応じたいと、エイミィは切に願ったのである。だがそれは、叶わぬ願いだった。新忍道部では、エイミィの誕生に直接かかわった僕と北斗と京馬だけが、公式AIの役職を離れたエイミィとの交流を許可されていたのだ。
それでも、
「はい、真田さん」
いつもの声であってもより柔らかな声音の、いつもの白光であってもより優しげな印象の公式AIが、夏の大空を背に現れた。メインAIの被った屈辱へ僕らが抱いていた罪悪感が、みるみる浄化されてゆく。なればこそと真田さんは、湖校新忍道部になくてはならない仲間として、公式AIへ協力を求めた。
「俺達は芝生に助けられ、普段以上に激しい訓練を行いました。その疲労が、明日と明後日の戦闘に支障をきたす事は、ないでしょうか」
四年生以下の十二人全員が弾かれたように背筋を伸ばした。最重要事項を見落としていたのを、十二人が同時に悟ったのである。インハイ本選に臨む三巨頭にとっての最良の訓練と、無関係の部員にとっての最良の訓練は、異なって当たり前。そんな基本極まることを、四年生以下は見落としてしまっていたのだ。
「昨日一日、運動をしなかった皆さんにとって、この二時間の練習強度は最良であったと私は判断します。疲労を残さないことを第一とする部員は残り一時間を乳酸駆除に、技術の向上を第一とする部員は残り一時間を同じ強度の鍛錬に、それぞれ充てるのがベストだと私は試算します」
僕は胸に手を当て、大きな大きな安堵の息をついた。それは皆も同じで方法こそ違えど、四年生以下は全員安心した表情を浮かべていた。目を細める真田さんに続き、面倒見の良い狼の瞳で荒海さんが口を開いた。
「俺達三人とお前たちは同じ学校に通っていても、異なる状況に置かれている。お前達が俺達を配慮してくれるなら、世代は同じでも異なる学校へ通う生徒と、生まれた国は同じでも異なる時代を生きた人達へも、配慮の心を忘れないでくれ」
はい忘れませんと答え、僕らは深々と腰を折った。そして、本来の長さのおそらく三倍をその状態のまま過ごした。この偉大な二人の先輩と共に戦えるのは今日を入れても三日しか残っていないという現実に、目から液体が溢れて仕方なかったのである。
とはいえ、どこかで涙を拭わねばならない。前へ向かって進む号令を、誰かがかけねばならない。そしてそれについても、僕らは最高の先輩に恵まれていた。黛さんが次期主将として、後輩十二人へ課題を出した。
「四年生以下は残り一時間を同じ強度で過ごし、体に現れた疲労とその回復時間を、本日より一週間調査する事。その結果を基に、銃を購入するか練習場に芝生スペースを設けるかを、決定しようと思う。意見があったら、自由に発言してくれ」
竹中さんの「自分はありません!」を先頭に、同等の主旨の返答がリズミカルに続いてゆく。その十二の返答を合図に、真田さんが朗々たる気を放った。
「休憩終了。各自、全力を尽くせ」
「「「「ハイッッ!!」」」」
僕には、部の皆の気配を感じつつ訓練に勤しむ癖がある。長期休暇以外は週三日しか部に参加できない準部員の僕にとって、新忍道部で過ごす時間はあまりに貴重だったため、皆の気配を探し絆を感じる癖が、いつの間にか付いていたのである。
けどそれを、今回初めて封印した。
高強度訓練を行う自分のみに注意をそそぐ時間を、僕は過ごした。
なぜならそうしないと、乳酸駆除に専念する六年生のお二人にとってこの夏は湖校最後の夏であることを、強烈に意識してしまうからだ。
同じくそうしないと、高強度訓練組の皆もそれを意識していることを、強烈に感じてしまうからだ。
僕はひたすら、ただひたすら訓練に励んだ。
余分な水分をすべて絞り尽くすべく真夏の炎天下、激しく体を動かし汗を流し続けた。
その甲斐あって、顔にタオルを当てられる最後の整理体操まで、目からあふれる心の汗を、僕は押しとどめる事ができたのだった。
その、小さい長方形を割り当てられた学校の年配男性監督が、「これでは狭すぎる」と本部AIに抗議した。午後一時からの練習では四倍の広さになりますとAIが説明しても、午後は午後今は今と、意味不明な主張を監督は繰り返していた。
「お前じゃ埒があかん責任者を呼べ」「私が責任者です」「ちゃんとした人間の責任者を呼べと言っている」「私は文部科学省によって正式に認められた責任者です」「いいから呼べ!」「これ以上騒ぎ立てるなら、退場を命じますがよろしいですか」「フン、やれるものならやってみろ」「高校総体の規約では、人の責任者がいなくても選手は大会に出場できます。本当によろしいんですね」「そんな事できるわけないだろう!」「文科省のメインAIが最終通告に来ました。代わります」「機械ふぜいがふざけるな!」
幸い湖校はこの年配監督の学校から最も遠い場所を割り当てられており、また相殺音壁が怒声を途中からかき消したため心理的被害を最小に抑えられたが、隣接する学校の選手達を思うと怒りを覚えずにはいられなかった。唯一の救いが、いやそれは救いと言って良いのか甚だ疑問だがそれでも救われたのは、年配監督の学校の選手達が監督の退場通告を喜び、そして退場させられなかったことを落胆した事だった。その高校の校長が電話を直接かけてきて、監督が渋々引き下がったのである。現代日本には、この監督のような大人へ毅然と反対意見を述べる小学生すら大勢いるのに、高校生が積極的な対応を一切しなかった事を、僕はかなり苦労して無視しなければならなかった。
それ以降は、充実した時間が二時間近く続いた。その立役者となったのは、フィールドを覆う芝生だった。土がむき出しの湖校の練習場と、スポーツ用に育てられた芝生のフィールドはまるで違ったのだ。芝生は消音に優れているため、一段高い隠密性をもたらしてくれた。しかもその上、体を柔らかく受け止めてくれる手入れの行き届いた芝生は、土の地面より激しい動作を僕らにさせてくれた。体への負担が大きい渾身の受け身なども、芝生の上なら躊躇なくできたのである。僕らはいつもより素早くスタートを切り、通常より高速の回転受け身をし、急激な制動をかけ銃の引き金を引いた。上狒々と戦っている自分をイメージし、上狒々を倒す強者となるべく、自らを鍛え続けた。練習場の形状のせいで直線のみの基礎訓練だったが、それでもそれは学びの多い充実した時間を僕らに授けてくれたのだった。
然るに四年生以下の男子部員十一人は最後の一時間の練習に参加せず、三巨頭のサポートに徹する心積もりに自然となっていった。最後の一時間は優先権のある六校が心置きなく練習できるよう、フィールド形状が50メートル四方の正方形に変わる。この広さがあれば縦長の長方形では不可能だった、四方から襲い来るモンスターへの射撃訓練が可能になるのだ。よって十一人は、この練習場に八つの学校が集まっているのを目にするや最後の一時間を手伝いに割くつもりだったのだけど、それと「訓練に満足したのでサポートに徹します!」という心理状態は真逆と言えよう。僕ら十一人は、尊敬してやまない三巨頭のサポートに全力をそそぐ決意を胸に燃え上がらせていた。それゆえ十一時十九分に、
「これより一分後、練習フィールドの形状を変更します。各校は準備をしてください」
とのアナウンスが流れるなり、四年生以下の十一人はこれからが本番とばかりに身を躍らせたのだけど、
「話したいことがある、休憩しよう」
真田さんのよく通る太い声が僕らに届いた。もちろん十一人に否などあろうはずがない。四年生以下は全速力で休憩の準備をし、フィールド形状が変化すると同時に、然るべき場所へ腰を下ろした。湖校に割り振られた運動場東端という場所から、最後の一時間を過ごすのは南東の正方形だろうと僕らは予想し、あらかじめ荷物をそこに置いていた。それは的中し、まさしくその通りになったため、荷物を置いた場所へ移動するだけで練習フィールドの形状変化に対応することができたのである。それに加え、再度文句を言い始めた件の年配監督を同校の部員達が体を張って阻止し、
「「「「大変ご迷惑をおかけしました。失礼しました」」」」
と部員一同一礼して練習場を去って行ったものだから、僕らはもちろんフィールド全体が、心地よい気配に包まれたのだった。
真田さんと荒海さんと黛さんは、松竹梅が旅館からここまで担いできた三つの大型パラソルの下で寛いでいた。三巨頭の身を包む最新戦闘服は気温上昇に伴い黒から灰へ色を変える優れ物でも、日陰で過ごすに越したことはない。三巨頭と同クラスの戦闘服を着る選手がこの競技場にいないことを胸中秘かに誇っていた僕らは、大型パラソル担当を買って出た一年生達へ改めて労いの言葉を掛けた。その一年生達から手渡されたタオルで汗を拭き、三枝木さんの注いだスポーツドリンクで喉を潤した真田さんが、
「アイ、尋ねたい事がある。いいかな」
頃合いを計り空中へ顔を向ける。新忍道本部のメインAIと共に大会をバックアップしてようと、BランクAIのエイミィにとって、質問に答えるなど造作もないことだ。しかし真田さんはそれを承知しつつも、尊厳ある一人の女性としてエイミィへ声を掛けた。それを受けエイミィが一瞬、激しく葛藤したことが僕には手に取るように分かった。光の球体ではなく、人の姿で呼びかけに応じたいと、エイミィは切に願ったのである。だがそれは、叶わぬ願いだった。新忍道部では、エイミィの誕生に直接かかわった僕と北斗と京馬だけが、公式AIの役職を離れたエイミィとの交流を許可されていたのだ。
それでも、
「はい、真田さん」
いつもの声であってもより柔らかな声音の、いつもの白光であってもより優しげな印象の公式AIが、夏の大空を背に現れた。メインAIの被った屈辱へ僕らが抱いていた罪悪感が、みるみる浄化されてゆく。なればこそと真田さんは、湖校新忍道部になくてはならない仲間として、公式AIへ協力を求めた。
「俺達は芝生に助けられ、普段以上に激しい訓練を行いました。その疲労が、明日と明後日の戦闘に支障をきたす事は、ないでしょうか」
四年生以下の十二人全員が弾かれたように背筋を伸ばした。最重要事項を見落としていたのを、十二人が同時に悟ったのである。インハイ本選に臨む三巨頭にとっての最良の訓練と、無関係の部員にとっての最良の訓練は、異なって当たり前。そんな基本極まることを、四年生以下は見落としてしまっていたのだ。
「昨日一日、運動をしなかった皆さんにとって、この二時間の練習強度は最良であったと私は判断します。疲労を残さないことを第一とする部員は残り一時間を乳酸駆除に、技術の向上を第一とする部員は残り一時間を同じ強度の鍛錬に、それぞれ充てるのがベストだと私は試算します」
僕は胸に手を当て、大きな大きな安堵の息をついた。それは皆も同じで方法こそ違えど、四年生以下は全員安心した表情を浮かべていた。目を細める真田さんに続き、面倒見の良い狼の瞳で荒海さんが口を開いた。
「俺達三人とお前たちは同じ学校に通っていても、異なる状況に置かれている。お前達が俺達を配慮してくれるなら、世代は同じでも異なる学校へ通う生徒と、生まれた国は同じでも異なる時代を生きた人達へも、配慮の心を忘れないでくれ」
はい忘れませんと答え、僕らは深々と腰を折った。そして、本来の長さのおそらく三倍をその状態のまま過ごした。この偉大な二人の先輩と共に戦えるのは今日を入れても三日しか残っていないという現実に、目から液体が溢れて仕方なかったのである。
とはいえ、どこかで涙を拭わねばならない。前へ向かって進む号令を、誰かがかけねばならない。そしてそれについても、僕らは最高の先輩に恵まれていた。黛さんが次期主将として、後輩十二人へ課題を出した。
「四年生以下は残り一時間を同じ強度で過ごし、体に現れた疲労とその回復時間を、本日より一週間調査する事。その結果を基に、銃を購入するか練習場に芝生スペースを設けるかを、決定しようと思う。意見があったら、自由に発言してくれ」
竹中さんの「自分はありません!」を先頭に、同等の主旨の返答がリズミカルに続いてゆく。その十二の返答を合図に、真田さんが朗々たる気を放った。
「休憩終了。各自、全力を尽くせ」
「「「「ハイッッ!!」」」」
僕には、部の皆の気配を感じつつ訓練に勤しむ癖がある。長期休暇以外は週三日しか部に参加できない準部員の僕にとって、新忍道部で過ごす時間はあまりに貴重だったため、皆の気配を探し絆を感じる癖が、いつの間にか付いていたのである。
けどそれを、今回初めて封印した。
高強度訓練を行う自分のみに注意をそそぐ時間を、僕は過ごした。
なぜならそうしないと、乳酸駆除に専念する六年生のお二人にとってこの夏は湖校最後の夏であることを、強烈に意識してしまうからだ。
同じくそうしないと、高強度訓練組の皆もそれを意識していることを、強烈に感じてしまうからだ。
僕はひたすら、ただひたすら訓練に励んだ。
余分な水分をすべて絞り尽くすべく真夏の炎天下、激しく体を動かし汗を流し続けた。
その甲斐あって、顔にタオルを当てられる最後の整理体操まで、目からあふれる心の汗を、僕は押しとどめる事ができたのだった。
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