555 / 934
十五章
4
しおりを挟む
僕は、泣けて仕方なかった。
輝夜さんと凛ちゃんの物語に、涙を流さずにはいられなかった。
けど、僕にも意地がある。泣き顔を女の子に見られたくないという男の意地が、ヘタレの極みたる僕にもある。僕は涙を追いやり、場に明るさを取り戻す方法を検討した。すると、ヘタレ少年にはもったいなさすぎる二人の少女が、絶妙な連携で僕を助けてくれた。
★輝夜ったら自分が言いたい事ばかり言って、次は私のターンだからね★
「ふふん、やれるものならやってごらんなさい」
★頭にきた、覚悟して輝夜!★
「さあ来なさい、凛ちゃん!」
★キャー輝夜先生、ステキ~~★
「えっへん! でも静かにね~」
「★アハハハハ~~!!★」
なんて感じに白銀姉妹が笑みを振りまいたものだから、僕は検討などすっかり忘れて一緒になって笑っていた。しかし極めて優秀な二人にとって、それごときは及第点ですらなかったのだろう。二人は再度連携し、容赦ない追撃を放った。
★そうそう輝夜、そろそろ眠留さんの『金属の漿』の的確さを説明できるんじゃない?★
「ええ、できるわね。あのね眠留くん、凛ちゃんは聞いてのとおり、貴金属の自我生命力を液化した鉱漿から育ったの。漿は液体のことだから、眠留くんの『金属の漿』は、的を射ているのね」
★いよっ、私達の命の恩人!★
「あっ、それも説明できるわね。えっとね眠留くん、あの闇油は予兆なく私達の背後に現れて、不意打ちしてきたの。その時の針が凛ちゃんをかすめちゃって、その衝撃で凛ちゃんは一時的に、浮くことができなくなっていたのよ」
★端的に言うとショックで気を失い、地上にゆっくり落ちて行ったのね★
「でもそのお陰で闇油は凛ちゃんを知覚できなくなったから、凛ちゃんが助かって本当に良かった」
★それは私こそよ。輝夜がいなくなったら、わたし生きていられないし★
「ええっ、輝夜さんと凛ちゃんは、そういう関係なの!」
金属の漿が的確だったと褒められただけで充分すぎる追撃だったのに、凛ちゃんの放った「輝夜がいなくなったら生きていられない」の追撃は、涙に伴う暗さを完璧に吹き飛ばした。いや、涙どころか時間感覚も消し飛んだ僕は凛ちゃんが心配でならず胸に抱こうとし、すんでのところで一年以上前の話だったことを思い出せてそれは回避したけど、命を共有しているかのような二人の関係に僕の不安は極限まで高まってしまった。
そんな僕に「眠留くんそれは勘違い!」と輝夜さんは幾度も言葉をかけ、その甲斐あって僕は自分の勘違いを認識し、不安を除去することができた。
だがその代わり、大変な事態が発生した。
凛ちゃんが、とんでもない暴露話を始めたのである。
★あ~あ、私もさっきの輝夜のように、眠留さんに抱きしめてもらいたかったな★
「ちょっと凛ちゃんなに言ってるの? ううん違う、なぜそれを知ってるの!」
★うん、バラしちゃうと、武蔵野姫がさっきの一部始終を見せてくれていたの★
「いっ、一部始終を!」
★もっとバラしちゃうと、姫様は空間に通路を作って、私と輝夜の心をつないでくれたの★
「なっ、なっ、ななななな!」
★あの一時間足らずで私は精神年齢を数年成長させたって、姫様は言っていたわ。それは私も自覚していて、あの時の輝夜の気持ちを私は自分のことのように理解できた。だからその気持ちのまま眠留さんを呼んだのに、輝夜ったら照れ屋なんだから★
「凛ちゃんお願い、お願いだから、もう許して下さい~~!!」
僕は凛ちゃんを、誤認していた。
僕にとって凛ちゃんは「輝夜さんの愛らしい妹」だったのだけど、正しくはそれに、「最も頭の上がらない女性」を加えなければならなかった。
輝夜さんの生命力と心根を浴びて孵化した凛ちゃんは、輝夜さんに類似する人格的土台を持っていた。それが僕に「凛ちゃんは輝夜さんの愛らしい妹」という印象を抱かせ、それ自体は間違っていなかったのだけど、正確にはそれだけではなかった。感情表現の手本にしたのが昴だったため、恐るべきことに凛ちゃんは、昴に類似する人格的土台も持っていた。つまり凛ちゃんは、輝夜さんの人格と昴の人格を併せ持つ愛らしい妹分という、三人娘の三要素を全てひっくるめた、ラスボス的存在だったのである。
けどまあ、三人娘を一まとめにした女の子が、良い子でない訳がない。不正確に認識していただけで僕にとって凛ちゃんは、愛情と友情と信頼を惜しみなく注げるかけがえのない存在であることに、変わりは無かったのである。
という想いにしがみ付いたお陰で、二度と気絶しないという誓いを、僕はどうにか守ることができた。一部始終を見ていたやら輝夜さんの気持ちのまま僕を呼んだやらの言葉が鼓膜を震わせるたび誓いを破りそうになり、体を右へ左へ傾けていたが、それでも意識の手綱を離すことはなかった。そして体が傾かなくなり、目の焦点が定まったことに自信を持てたころ、透明度と清らかさの一段増した凛ちゃんのイメージが心に届けられた。
★眠留さん、安心してください。私たち月鏘は心を成長させるほど強くなりますから、今の私が闇油に後れを取ることはありません。東京二十三区に魔邸は滅多に出現せず、また出現の折は必ず眠留さんへ助力を請い、共に戦うことを誓います★
さっきより明瞭な人の姿になり三つ指ついた凛ちゃんへ、より頼もしい僕になって、僕も返礼した。
★次に、先ほどの説明をさせてください。私たち月鏘は、パートナーが天寿を全うしても魔想戦で命を落としても、心の欠損が大きすぎ自我を保てなくなります。自我を保てなくなった私達は鉱漿に戻り、そして少しずつ元の金属へ移っていきます。白銀家では、私達が離れることで生じた鉛を保管しており、その鉛へ鉱漿が染み込んでゆくことで、鉛が貴金属に還るんですね。この現象を、生きていられなくなると表現したのであって、私と輝夜が命を共有しているのではないと御理解ください★
「うん、理解した。大切な人を亡くすと、大きすぎる心の欠損のせいで自我を保てなくなるのは、人も同じだからね。ただ人は多くの場合、立ち直ることができる。凛ちゃんが自我を保てなくなることに共感するけど、それでも僕は、凛ちゃんに立ち直って欲しい。凛ちゃん、その方法は皆無なのかな」
★いえ、方法はあります。中級翔人による見習い翔人の教育が、その最も効果的な方法です。中級翔人の心に、子供達の成長に携わる喜びが芽生えると、私達の心にもそれが芽生えます。よって翔人が長い年月をかけその喜びを育てると、パートナーである私達の心にもそれが育ち、そしてそれが、翔人の死による心の欠損を凌ぐことが稀にあります。それを経験した月鏘のみが陽鏘へ成長するため、陽鏘は後輩を導くことに生涯を捧げる存在になるんですね★
「ああ、やっと安心できたよ。凛ちゃん、見習い翔人の教師を務める輝夜さんを、これからも応援してあげてね」
★幾ら応援しても、ある条件が満たされないと私は消えてしまうでしょう。だから、約束して欲しいのです★
「どんなことでも良いよ、言ってごらん」
★眠留さんが亡くなるのは輝夜の後か、少なくとも同時にしてください。ただ同時の時は輝夜と一緒に、私が陽鏘になるのを願ってください。ならば私は、二人の願いを叶えることに全力を注ぎましょう★
「約束する。僕は輝夜さんより早く死なないし、同時になった時は、凛ちゃんが陽鏘になることを輝夜さんと一緒に願おう。輝夜さんも、それでいいかな」
「はい、私からもお願いします。また、私も約束します。眠留くんと私が一緒にこの星を去る時が訪れたら、先ほど言葉にできなかった想いを、眠留くんに伝えます。今はどうか、それで許してください」
「もちろんだよ輝夜さん、楽しみにしているね」
この返答をもって今際の約束という重い話題は終了し、憧れの女教師の授業が再開すると僕は予想していた。しかし、そんな甘い考えがラスボスに通用するはずなかった。命を共有していずとも心を共有しているラスボスは、不正確な認識に留まっている姉へ、容赦ない鉄槌を下したのである。
★まったく、その程度ですむ訳ないじゃない、輝夜★
「その程度って、その程度って言うけど、私にとっては大胆なことだもん!」
★あのねえ、それは眠留さんとの出会い以降に輝夜が育てた想い。その何倍もの時間を、輝夜はこれから眠留さんと過ごすの。たかだか一年ちょっとでその状態になったのだから、そりゃもうあなた・・・★
輝夜さんだけでなく、僕も限界だった。
スチャ (姿勢正し)
ビヨ~ン (後方跳躍)
ガバッ (土下座)
「「凛ちゃん、どうか勘弁して下さい――ッッ!!」」
僕と輝夜さんは正座のまま後方へ跳躍し、着地と同時に土下座するという正座後方ジャンピング土下座を、完璧にシンクロして凛ちゃんへ捧げたのだった。
輝夜さんと凛ちゃんの物語に、涙を流さずにはいられなかった。
けど、僕にも意地がある。泣き顔を女の子に見られたくないという男の意地が、ヘタレの極みたる僕にもある。僕は涙を追いやり、場に明るさを取り戻す方法を検討した。すると、ヘタレ少年にはもったいなさすぎる二人の少女が、絶妙な連携で僕を助けてくれた。
★輝夜ったら自分が言いたい事ばかり言って、次は私のターンだからね★
「ふふん、やれるものならやってごらんなさい」
★頭にきた、覚悟して輝夜!★
「さあ来なさい、凛ちゃん!」
★キャー輝夜先生、ステキ~~★
「えっへん! でも静かにね~」
「★アハハハハ~~!!★」
なんて感じに白銀姉妹が笑みを振りまいたものだから、僕は検討などすっかり忘れて一緒になって笑っていた。しかし極めて優秀な二人にとって、それごときは及第点ですらなかったのだろう。二人は再度連携し、容赦ない追撃を放った。
★そうそう輝夜、そろそろ眠留さんの『金属の漿』の的確さを説明できるんじゃない?★
「ええ、できるわね。あのね眠留くん、凛ちゃんは聞いてのとおり、貴金属の自我生命力を液化した鉱漿から育ったの。漿は液体のことだから、眠留くんの『金属の漿』は、的を射ているのね」
★いよっ、私達の命の恩人!★
「あっ、それも説明できるわね。えっとね眠留くん、あの闇油は予兆なく私達の背後に現れて、不意打ちしてきたの。その時の針が凛ちゃんをかすめちゃって、その衝撃で凛ちゃんは一時的に、浮くことができなくなっていたのよ」
★端的に言うとショックで気を失い、地上にゆっくり落ちて行ったのね★
「でもそのお陰で闇油は凛ちゃんを知覚できなくなったから、凛ちゃんが助かって本当に良かった」
★それは私こそよ。輝夜がいなくなったら、わたし生きていられないし★
「ええっ、輝夜さんと凛ちゃんは、そういう関係なの!」
金属の漿が的確だったと褒められただけで充分すぎる追撃だったのに、凛ちゃんの放った「輝夜がいなくなったら生きていられない」の追撃は、涙に伴う暗さを完璧に吹き飛ばした。いや、涙どころか時間感覚も消し飛んだ僕は凛ちゃんが心配でならず胸に抱こうとし、すんでのところで一年以上前の話だったことを思い出せてそれは回避したけど、命を共有しているかのような二人の関係に僕の不安は極限まで高まってしまった。
そんな僕に「眠留くんそれは勘違い!」と輝夜さんは幾度も言葉をかけ、その甲斐あって僕は自分の勘違いを認識し、不安を除去することができた。
だがその代わり、大変な事態が発生した。
凛ちゃんが、とんでもない暴露話を始めたのである。
★あ~あ、私もさっきの輝夜のように、眠留さんに抱きしめてもらいたかったな★
「ちょっと凛ちゃんなに言ってるの? ううん違う、なぜそれを知ってるの!」
★うん、バラしちゃうと、武蔵野姫がさっきの一部始終を見せてくれていたの★
「いっ、一部始終を!」
★もっとバラしちゃうと、姫様は空間に通路を作って、私と輝夜の心をつないでくれたの★
「なっ、なっ、ななななな!」
★あの一時間足らずで私は精神年齢を数年成長させたって、姫様は言っていたわ。それは私も自覚していて、あの時の輝夜の気持ちを私は自分のことのように理解できた。だからその気持ちのまま眠留さんを呼んだのに、輝夜ったら照れ屋なんだから★
「凛ちゃんお願い、お願いだから、もう許して下さい~~!!」
僕は凛ちゃんを、誤認していた。
僕にとって凛ちゃんは「輝夜さんの愛らしい妹」だったのだけど、正しくはそれに、「最も頭の上がらない女性」を加えなければならなかった。
輝夜さんの生命力と心根を浴びて孵化した凛ちゃんは、輝夜さんに類似する人格的土台を持っていた。それが僕に「凛ちゃんは輝夜さんの愛らしい妹」という印象を抱かせ、それ自体は間違っていなかったのだけど、正確にはそれだけではなかった。感情表現の手本にしたのが昴だったため、恐るべきことに凛ちゃんは、昴に類似する人格的土台も持っていた。つまり凛ちゃんは、輝夜さんの人格と昴の人格を併せ持つ愛らしい妹分という、三人娘の三要素を全てひっくるめた、ラスボス的存在だったのである。
けどまあ、三人娘を一まとめにした女の子が、良い子でない訳がない。不正確に認識していただけで僕にとって凛ちゃんは、愛情と友情と信頼を惜しみなく注げるかけがえのない存在であることに、変わりは無かったのである。
という想いにしがみ付いたお陰で、二度と気絶しないという誓いを、僕はどうにか守ることができた。一部始終を見ていたやら輝夜さんの気持ちのまま僕を呼んだやらの言葉が鼓膜を震わせるたび誓いを破りそうになり、体を右へ左へ傾けていたが、それでも意識の手綱を離すことはなかった。そして体が傾かなくなり、目の焦点が定まったことに自信を持てたころ、透明度と清らかさの一段増した凛ちゃんのイメージが心に届けられた。
★眠留さん、安心してください。私たち月鏘は心を成長させるほど強くなりますから、今の私が闇油に後れを取ることはありません。東京二十三区に魔邸は滅多に出現せず、また出現の折は必ず眠留さんへ助力を請い、共に戦うことを誓います★
さっきより明瞭な人の姿になり三つ指ついた凛ちゃんへ、より頼もしい僕になって、僕も返礼した。
★次に、先ほどの説明をさせてください。私たち月鏘は、パートナーが天寿を全うしても魔想戦で命を落としても、心の欠損が大きすぎ自我を保てなくなります。自我を保てなくなった私達は鉱漿に戻り、そして少しずつ元の金属へ移っていきます。白銀家では、私達が離れることで生じた鉛を保管しており、その鉛へ鉱漿が染み込んでゆくことで、鉛が貴金属に還るんですね。この現象を、生きていられなくなると表現したのであって、私と輝夜が命を共有しているのではないと御理解ください★
「うん、理解した。大切な人を亡くすと、大きすぎる心の欠損のせいで自我を保てなくなるのは、人も同じだからね。ただ人は多くの場合、立ち直ることができる。凛ちゃんが自我を保てなくなることに共感するけど、それでも僕は、凛ちゃんに立ち直って欲しい。凛ちゃん、その方法は皆無なのかな」
★いえ、方法はあります。中級翔人による見習い翔人の教育が、その最も効果的な方法です。中級翔人の心に、子供達の成長に携わる喜びが芽生えると、私達の心にもそれが芽生えます。よって翔人が長い年月をかけその喜びを育てると、パートナーである私達の心にもそれが育ち、そしてそれが、翔人の死による心の欠損を凌ぐことが稀にあります。それを経験した月鏘のみが陽鏘へ成長するため、陽鏘は後輩を導くことに生涯を捧げる存在になるんですね★
「ああ、やっと安心できたよ。凛ちゃん、見習い翔人の教師を務める輝夜さんを、これからも応援してあげてね」
★幾ら応援しても、ある条件が満たされないと私は消えてしまうでしょう。だから、約束して欲しいのです★
「どんなことでも良いよ、言ってごらん」
★眠留さんが亡くなるのは輝夜の後か、少なくとも同時にしてください。ただ同時の時は輝夜と一緒に、私が陽鏘になるのを願ってください。ならば私は、二人の願いを叶えることに全力を注ぎましょう★
「約束する。僕は輝夜さんより早く死なないし、同時になった時は、凛ちゃんが陽鏘になることを輝夜さんと一緒に願おう。輝夜さんも、それでいいかな」
「はい、私からもお願いします。また、私も約束します。眠留くんと私が一緒にこの星を去る時が訪れたら、先ほど言葉にできなかった想いを、眠留くんに伝えます。今はどうか、それで許してください」
「もちろんだよ輝夜さん、楽しみにしているね」
この返答をもって今際の約束という重い話題は終了し、憧れの女教師の授業が再開すると僕は予想していた。しかし、そんな甘い考えがラスボスに通用するはずなかった。命を共有していずとも心を共有しているラスボスは、不正確な認識に留まっている姉へ、容赦ない鉄槌を下したのである。
★まったく、その程度ですむ訳ないじゃない、輝夜★
「その程度って、その程度って言うけど、私にとっては大胆なことだもん!」
★あのねえ、それは眠留さんとの出会い以降に輝夜が育てた想い。その何倍もの時間を、輝夜はこれから眠留さんと過ごすの。たかだか一年ちょっとでその状態になったのだから、そりゃもうあなた・・・★
輝夜さんだけでなく、僕も限界だった。
スチャ (姿勢正し)
ビヨ~ン (後方跳躍)
ガバッ (土下座)
「「凛ちゃん、どうか勘弁して下さい――ッッ!!」」
僕と輝夜さんは正座のまま後方へ跳躍し、着地と同時に土下座するという正座後方ジャンピング土下座を、完璧にシンクロして凛ちゃんへ捧げたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
ママはヤンママ女子高生! ラン&ジュリー!!
オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》
キャラ文芸
神崎ランの父親の再婚相手は幼馴染みで女子高生の高原ジュリーだった。
ジュリーは金髪美少女だが、地元では『ワイルドビーナス』の異名を取る有名なヤンキーだった。
学校ではジュリーは、ランを使いっ走りにしていた。
当然のようにアゴで使われたが、ジュリーは十八歳になったら結婚する事を告白した。
同級生のジュリーが結婚するなんて信じられない。
ランは密かにジュリーの事を憧れていたので、失恋した気分だ。
そう言えば、昨夜、ランの父親も再婚すると言っていた。
まさかとは思ったが、ランはジュリーに結婚相手を聞くと、ランの父親だと判明した。
その夜、改めて父親とジュリーのふたりは結婚すると報告された。
こうしてジュリーとの同居が決まった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
《完結》「パパはいますか?」ある日、夫に似た子供が訪ねて来た。
ヴァンドール
恋愛
嫁いですぐに夫は戦地に赴いた。すると突然一人の男の子が訪ねて来た「パパはいますか?」
その子供の顔は戦地に行った夫にそっくりだった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
転移したらダンジョンの下層だった
Gai
ファンタジー
交通事故で死んでしまった坂崎総助は本来なら自分が生きていた世界とは別世界の一般家庭に転生できるはずだったが神側の都合により異世界にあるダンジョンの下層に飛ばされることになった。
もちろん総助を転生させる転生神は出来る限りの援助をした。
そして総助は援助を受け取るとダンジョンの下層に転移してそこからとりあえずダンジョンを冒険して地上を目指すといった物語です。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました
東束末木
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞、いただきました!!
スティールスキル。
皆さん、どんなイメージを持ってますか?
使うのが敵であっても主人公であっても、あまりいい印象は持たれない……そんなスキル。
でもこの物語のスティールスキルはちょっと違います。
スティールスキルが一人の少年の人生を救い、やがて世界を変えてゆく。
楽しくも心温まるそんなスティールの物語をお楽しみください。
それでは「スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました」、開幕です。
2025/12/7
一話あたりの文字数が多くなってしまったため、第31話から1回2~3千文字となるよう分割掲載となっています。
妻に不倫され間男にクビ宣告された俺、宝くじ10億円当たって防音タワマンでバ美肉VTuberデビューしたら人生爆逆転
小林一咲
ライト文芸
不倫妻に捨てられ、会社もクビ。
人生の底に落ちたアラフォー社畜・恩塚聖士は、偶然買った宝くじで“非課税10億円”を当ててしまう。
防音タワマン、最強機材、そしてバ美肉VTuber「姫宮みこと」として新たな人生が始まる。
どん底からの逆転劇は、やがて裏切った者たちの運命も巻き込んでいく――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる