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十六章
狼王、1
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湖校は長期休暇中の最終下校時刻を、通常より一時間半前倒しの午後四時半に定めている。しかし実験結果が四時半以降になる場合などは、通常と同じ午後六時を最終下校時刻にしていた。千家さんの塗装技術をカチューシャに用いたこともあり今日はそれが適用されていたから、あと三十分ほどプリンター室にいることも出来たのだけど、千家さんは一人暮らしをする身。一人暮らしの女性が早く帰宅できるなら、それに越した事はないのである。よって、
「千家さん、また今度お会いしましょう」
椅子から立ち上がり僕は腰を折った。そんな僕へ、
「早ければ明日、また会いましょう」
千家さんは不可解な返事をする。だが多少不可解だろうと、明日もまた会えるかもしれないと思うだけで豆柴化した僕は、両手を千切れんばかりに振ってその場を後にした。
実技棟の小さな昇降口で外履きに履き替え、外に出る。暴力的な湿度と気温に打ちのめされるも、夕暮れの気配を滲ませる午後五時の空に夏の終わり特有の寂しさを感じて、うだる暑さを僕は一瞬忘れた。だがその寂しさは、ある仮説を胸に芽生えさせもした。仮説の正誤を検証すべく、今日蘇った過去世の記憶を一つ一つ思い出していった。
正確な場所と時代は定かでないが、おそらく戦国初期の西日本。まあまあの有力大名と言えなくもない父の後添えとして、隣国の姫君が嫁いできた。今とは比較にならぬほど人が亡くなりやすい時代だったので再婚は当たり前だったし、幼いなりに政略結婚の意味も理解していたし、生母の記憶も持っていなかったから、正室として嫁いでくる人と仲良くなれたらいいなと末っ子の僕は含みなく考えていた。きっと、それが良かったのだろう。兄や姉たちは自分とほぼ同年齢のその人を形式的な母として遇するだけだったが、僕は「母上」と毎日呼びかけているうち、その人へ家族の愛情を抱くようになって行った。七歳しか離れていないため親とは思えずとも、他家からやって来た新しい姉に寂しい想いをさせてなるものかと、張り切るようになったのである。それが実り僕らは仲良くなるも、やはりその人は考える処があったのか、多少無理しても母親として僕に接するよう努めていた。その最たるものが頭を撫でることであり、それは僕が元服する直前まで続いた。母が母らしくしたいのだから撫でられるのを我慢しなければ、と自分では考えているつもりだったが、人は己を知らぬもの。僕は命が尽きるまで、最後に頭を撫でられた日のことを忘れなかった。僕はあの日、睡蓮の君と謳われたあの人の美しさを初めて意識した。烏帽子を乗せる直前の、成人男子として結われた髪に手を置き、睡蓮の君は言った。立派な武士になったね、よしよし、と。
戦乱の世の常として姉達は若くして他国へ嫁ぎ、合戦と病気で三人いた兄達が次々他界して、国は僕が継ぐこととなった。僕は国を守りぬき、天寿をまっとうした母を看取ることができた。最期の瞬間、母は実子でない僕を見つめ、よしよしと唇を動かし、彼方の世界へ旅立って行った。
これが、僕と千家さんの過去世の記憶。
記憶を照らし合わさずとも、同じ表情で同じセリフを千家さんが口にしたのだから、間違いないだろう。僕は立ち止まり、夕暮れの気配に染まる空を見上げ、ついさっき胸に芽生えた仮説を口ずさんだ。
「かつてお世話になった睡蓮の君と、かつて親交のあった鈴蘭の君に再会できたのは、この星での暮らしが終わりに近づいているからなのでしょうか?」
独り言のつもりが問いかけになってしまい、苦笑して歩みを再開する。
熱がりで夏は終始不平を言っているのに、寂しさを紛らわせてくれるこの暑さが、今は少しありがたかった。
六年生校舎のある第二エリアは、三つの校舎を東西に並べて配置している。湖校は大雑把に言うと西から第二エリア、寮エリア、第一エリアとなっており、六年生校舎が建っているのは第二エリア西端だから、僕の目指す二年生校舎の校門まで、直線距離で1500メートル以上ある。もちろん真っすぐ進めるはずもなく右折左折を繰り返し、かつ二年生校舎に立ち寄り上履きを戻す手間を考慮すると、目的地に到着するのは五時半ちょい過ぎになるだろう。ちなみに事実上最も離れている一年生の校門と六年生の校門は、狭山丘陵の丘の一つを間に挟むこともあり、徒歩四十五分の距離にあるそうだ。広大な敷地を要する農業学校を除けば、主要施設がこれほど離れている学校は、全国でも珍しいと言われている。
なんて蘊蓄を思い出し、「それに比べたら三十分なんて短い短いハハハ~」などと自分を誤魔化しているうち、第一グラウンドを右手に臨む場所に着いた。暑さに負けてこの道をヘイコラ歩くと友人知人を心配させてしまうからシャキンとせねばな、なんて気合いを入れてここまで歩いて来たが、
「忘れてた、今はもう五時過ぎなんだ」
無人のグラウンドに僕はそう呟いた。うだる暑さをもってしても、寂寥を掃うことが急速にできなくなってゆく。よって寂しさとは真逆の、
ピロパロポロロン♪
陽気な音を響かせるメール着信音に、
「ウオ――ッ!」
僕は演技でない雄叫びを上げた。続いて、
「どわっっ!!」
メールの送り主に、再び演技抜きでのけ反ってしまった。タイミング的にこの名前が脳裏をかすめたのは事実でも、人物的特異性から可能性をたちまち捨てた、まさにその名前が目に飛び込んできたため、のけ反らずにはいられなかったのである。とは言え幾重もの意味で嬉しくて仕方なかった僕はメールをすぐ開き、内容を確認するや無礼を承知で、了承を得ることなく電話をかけた。そして繋がるなり、
「荒海さん電話していいですか!」
「つうかお前、もう電話してんじゃねぇか」
「だって荒海さんが待ちきれないだろうと思って!」
「俺かよ! いや違うとは言わねぇが・・・」
「でしょ! さあ早く千家さんについて白状してください」
「こらテメェ! いや、違うとは言わねぇが・・・」
なんて具合に、知り合ってから初めてする荒海さんとの電話を、僕は心の底から楽しんだのだった。
会話の主導権を僕が握る時間はその後も続いた。千家さんの話題を振るたび、荒海さんがしどろもどろになったからである。そんな荒海さんが可愛くてならず、まだ当分このまま押し切るつもりだったのだけど、
「眠留お前、スキップしてねぇか?」
自分でも気づいていなかった現在の状況を指摘されたのを機に、主導権はあちらへ移ってしまった。むむむ、奪い返してやるからな~~!
と、僕は闘志を燃え上がらせたのだけど、
「そのなんだ、眠留にちょっと聞きたいことがあってな」
頼りにされていると知るや全身全霊でそれに応えようとするのが、湖校新忍道部なのである。僕は如何なる依頼にも即時対応できるよう、ハイ子を耳に当てて直立不動になった。その途端、
「立ち止まらせるのは悪いが、電話しながら歩かせるのも悪いな」
こちらの状況を正確に把握して気遣ってくれるのだから堪ったものではない。僕は予定を変更し三年生校舎の裏へ歩いてゆき、壁際のコンクリートに腰を下ろした。日陰で涼しく誰もいませんから落ち着いて話せます安心してくださいと伝えると、敬愛してやまない最上級生の声で「うむ」と応えたのち、荒海さんは恋に悩む同級生になって問うた。
「千家は色に譬えると、何色だと思う?」
「千家さん、また今度お会いしましょう」
椅子から立ち上がり僕は腰を折った。そんな僕へ、
「早ければ明日、また会いましょう」
千家さんは不可解な返事をする。だが多少不可解だろうと、明日もまた会えるかもしれないと思うだけで豆柴化した僕は、両手を千切れんばかりに振ってその場を後にした。
実技棟の小さな昇降口で外履きに履き替え、外に出る。暴力的な湿度と気温に打ちのめされるも、夕暮れの気配を滲ませる午後五時の空に夏の終わり特有の寂しさを感じて、うだる暑さを僕は一瞬忘れた。だがその寂しさは、ある仮説を胸に芽生えさせもした。仮説の正誤を検証すべく、今日蘇った過去世の記憶を一つ一つ思い出していった。
正確な場所と時代は定かでないが、おそらく戦国初期の西日本。まあまあの有力大名と言えなくもない父の後添えとして、隣国の姫君が嫁いできた。今とは比較にならぬほど人が亡くなりやすい時代だったので再婚は当たり前だったし、幼いなりに政略結婚の意味も理解していたし、生母の記憶も持っていなかったから、正室として嫁いでくる人と仲良くなれたらいいなと末っ子の僕は含みなく考えていた。きっと、それが良かったのだろう。兄や姉たちは自分とほぼ同年齢のその人を形式的な母として遇するだけだったが、僕は「母上」と毎日呼びかけているうち、その人へ家族の愛情を抱くようになって行った。七歳しか離れていないため親とは思えずとも、他家からやって来た新しい姉に寂しい想いをさせてなるものかと、張り切るようになったのである。それが実り僕らは仲良くなるも、やはりその人は考える処があったのか、多少無理しても母親として僕に接するよう努めていた。その最たるものが頭を撫でることであり、それは僕が元服する直前まで続いた。母が母らしくしたいのだから撫でられるのを我慢しなければ、と自分では考えているつもりだったが、人は己を知らぬもの。僕は命が尽きるまで、最後に頭を撫でられた日のことを忘れなかった。僕はあの日、睡蓮の君と謳われたあの人の美しさを初めて意識した。烏帽子を乗せる直前の、成人男子として結われた髪に手を置き、睡蓮の君は言った。立派な武士になったね、よしよし、と。
戦乱の世の常として姉達は若くして他国へ嫁ぎ、合戦と病気で三人いた兄達が次々他界して、国は僕が継ぐこととなった。僕は国を守りぬき、天寿をまっとうした母を看取ることができた。最期の瞬間、母は実子でない僕を見つめ、よしよしと唇を動かし、彼方の世界へ旅立って行った。
これが、僕と千家さんの過去世の記憶。
記憶を照らし合わさずとも、同じ表情で同じセリフを千家さんが口にしたのだから、間違いないだろう。僕は立ち止まり、夕暮れの気配に染まる空を見上げ、ついさっき胸に芽生えた仮説を口ずさんだ。
「かつてお世話になった睡蓮の君と、かつて親交のあった鈴蘭の君に再会できたのは、この星での暮らしが終わりに近づいているからなのでしょうか?」
独り言のつもりが問いかけになってしまい、苦笑して歩みを再開する。
熱がりで夏は終始不平を言っているのに、寂しさを紛らわせてくれるこの暑さが、今は少しありがたかった。
六年生校舎のある第二エリアは、三つの校舎を東西に並べて配置している。湖校は大雑把に言うと西から第二エリア、寮エリア、第一エリアとなっており、六年生校舎が建っているのは第二エリア西端だから、僕の目指す二年生校舎の校門まで、直線距離で1500メートル以上ある。もちろん真っすぐ進めるはずもなく右折左折を繰り返し、かつ二年生校舎に立ち寄り上履きを戻す手間を考慮すると、目的地に到着するのは五時半ちょい過ぎになるだろう。ちなみに事実上最も離れている一年生の校門と六年生の校門は、狭山丘陵の丘の一つを間に挟むこともあり、徒歩四十五分の距離にあるそうだ。広大な敷地を要する農業学校を除けば、主要施設がこれほど離れている学校は、全国でも珍しいと言われている。
なんて蘊蓄を思い出し、「それに比べたら三十分なんて短い短いハハハ~」などと自分を誤魔化しているうち、第一グラウンドを右手に臨む場所に着いた。暑さに負けてこの道をヘイコラ歩くと友人知人を心配させてしまうからシャキンとせねばな、なんて気合いを入れてここまで歩いて来たが、
「忘れてた、今はもう五時過ぎなんだ」
無人のグラウンドに僕はそう呟いた。うだる暑さをもってしても、寂寥を掃うことが急速にできなくなってゆく。よって寂しさとは真逆の、
ピロパロポロロン♪
陽気な音を響かせるメール着信音に、
「ウオ――ッ!」
僕は演技でない雄叫びを上げた。続いて、
「どわっっ!!」
メールの送り主に、再び演技抜きでのけ反ってしまった。タイミング的にこの名前が脳裏をかすめたのは事実でも、人物的特異性から可能性をたちまち捨てた、まさにその名前が目に飛び込んできたため、のけ反らずにはいられなかったのである。とは言え幾重もの意味で嬉しくて仕方なかった僕はメールをすぐ開き、内容を確認するや無礼を承知で、了承を得ることなく電話をかけた。そして繋がるなり、
「荒海さん電話していいですか!」
「つうかお前、もう電話してんじゃねぇか」
「だって荒海さんが待ちきれないだろうと思って!」
「俺かよ! いや違うとは言わねぇが・・・」
「でしょ! さあ早く千家さんについて白状してください」
「こらテメェ! いや、違うとは言わねぇが・・・」
なんて具合に、知り合ってから初めてする荒海さんとの電話を、僕は心の底から楽しんだのだった。
会話の主導権を僕が握る時間はその後も続いた。千家さんの話題を振るたび、荒海さんがしどろもどろになったからである。そんな荒海さんが可愛くてならず、まだ当分このまま押し切るつもりだったのだけど、
「眠留お前、スキップしてねぇか?」
自分でも気づいていなかった現在の状況を指摘されたのを機に、主導権はあちらへ移ってしまった。むむむ、奪い返してやるからな~~!
と、僕は闘志を燃え上がらせたのだけど、
「そのなんだ、眠留にちょっと聞きたいことがあってな」
頼りにされていると知るや全身全霊でそれに応えようとするのが、湖校新忍道部なのである。僕は如何なる依頼にも即時対応できるよう、ハイ子を耳に当てて直立不動になった。その途端、
「立ち止まらせるのは悪いが、電話しながら歩かせるのも悪いな」
こちらの状況を正確に把握して気遣ってくれるのだから堪ったものではない。僕は予定を変更し三年生校舎の裏へ歩いてゆき、壁際のコンクリートに腰を下ろした。日陰で涼しく誰もいませんから落ち着いて話せます安心してくださいと伝えると、敬愛してやまない最上級生の声で「うむ」と応えたのち、荒海さんは恋に悩む同級生になって問うた。
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