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十七章
文化祭の初HR、1
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夏休みが明けた初日。
九月一日の、午前十一時半。
場所は、二年二十組の教室。
「これより、来月開かれる文化祭の、初HRを始めます」
静まり返った教室でないと隅々へ届きそうもない前期委員長の声に、より濃密な静寂がクラスメイトにのし掛かっていった。
事の発端となる事件は、二年生に進級した四月七日に起こった。二年生の過半数のクラスが、間違った人を前期委員長に選んでしまったのだ。北斗ファンクラブの会員の一部が暴走し、自分達の中から各クラスの前期委員長が出るよう謀ったのである。それは日本の選挙法に違反しない選挙活動だったので一般的には謀にならずとも、特殊な生徒会長選挙を実施する湖校では違った。北斗と真山の二人はそれを湖校における誤った選挙と判断し、その判断に大多数の生徒が賛同した結果、前期委員長選出に自分達が失敗したという共通認識を皆が持つに至ったのだ。そうそれは「二年生全体の失敗」と認識されたためファンクラブ及び前期委員長への糾弾はなく、また前期委員長が務めるHRを人気者や人格者が盛り上げたお陰で、クラス運営に支障をきたすことも無かった。だがクラス運営に支障はなくとも心に傷を負った生徒はいて、そしてニ十組の前期委員長の栗山さんは傷を負った一人だった。もちろん僕らはその傷を癒そうとし、智樹や香取さんを始めとする人格者達がHRを盛り上げていたが、栗山さん自身に事態改善の姿勢が現れず、助力は六月終盤で立ち消えとなっていた。複数のクラスに見られるこの現象は、選挙の失敗以上の失敗として、同学年生徒の胸に刻まれていたのだった。
その栗山さんが、
「まずは、文化祭実行委員を選出します」
HR開始の挨拶の直後にそう発言した。それを受け、教室が若干ざわめいた。開催日についての説明を、栗山さんが省いたからだ。各種行事の委員が決定するまでは前期及び後期委員長がHRの進行役を務めるのが二年生以降の決まりで、そのさい最も重要なのが、開催日の周知だった。世界に通用する専門家を目指す研究学校生にとって納期厳守は基本中の基本であり、そして文化祭等の各種行事は、納期厳守の実践訓練と位置付けられていた。特に開催日が二日間ある文化祭はただ一つの例外なため、前期委員長による周知は絶対なすべき仕事だったのに、それを省いてしまったのである。幸い栗山さんは、失態にすぐ気づいたようだ。
「すみません、訂正します。今年の二年生文化祭は、十月十七日と十八日の、二日間に渡り開催されます。十七日月曜は湖校生のみ、翌火曜は三親等までの親族と招待客への公開日となります。詳しくは、文化祭HPをご覧ください」
父も母も一人っ子だったので僕には叔父や叔母がおらず、二名の招待枠も使う予定はなかった。可能なら貴子さんと翔子姉さんに、来てもらいたかったんだけどね。
母方の祖父母は僕が小学四年生の時に相次いで亡くなり、叔父や叔母がいなかった事もあって、向こうの親戚との交際は絶えている。そこそこ付き合いのある同世代の親族は祖父方に複数いても、みんな十八歳以下なので招待は不可能。ちなみに十三歳以上は、一人も漏れず研究学校生かつ翔人だった。小学生の子たちも皆すこぶる優秀だから、ほぼ間違いなく全員そうなるだろう。いやホント色々と残念な子供は、十親等までを親族と呼ぶ猫将軍家中を探しても、僕一人だけなのである。よって、
「改めまして、文化祭実行委員を選出します。立候補者はいますか」
との栗山さんの呼びかけに、
「はいっ」
僕は残念小僧なりに去年の雪辱を果たすべく、文化祭実行委員に立候補したのだった。
去年過ごした一年十組は今ふり返ると、チートと表現するしかないクラスだった。前期学年委員長と事実上の後期学年委員長とプレゼン学年委員長を務めたのは、十組。各組に順位が付く体育祭と文化祭とプレゼン大会を制したのも、十組。特に文化祭は売り上げ、集客、インパクト、そして総合の四部門で四冠を達成し、順位は付かずともクリスマス会の余興は非公式ながら、研究学校歴代最高の一年生余興と教育AIに言わしめる出来だった。雪姫と称される学年トップ6美少女のうち三人は十組の生徒で、しかも二人は学年ツートップ美少女であり、おまけにツートップイケメンまでいたと言う、ズルと陰口されても仕方ないクラスだったのである。にもかかわらず、全ての行事を満喫したと胸を張ることが、僕にはできなかった。ちょうど一年前の夏休み明け、他クラスの生徒達の言動に僕は傷つき、文化祭を心から楽しめなかったのだ。文化祭の次の行事であるクリスマス会と、最後の行事のプレゼン大会に完全燃焼することで一応の折り合いは付けたが、誤魔化し感は否めなかった。然るに「二年生になった今年こそは文化祭を堪能し、去年の出来事に決着を付けるぞ、オオー!」なんて、僕は三日前まで考えていた。
が、三日前の千家さんとの交流により、ある疑問が心をかすめた。
去年の文化祭は楽しめなかったから今年は楽しむ、だけでいいのかな?
千家さんに偉そうなことを言いまくったのに、それだけでいいのかな?
千家さんは湖校で過ごした消極的な五年五カ月を清算すべく、残り六カ月半を積極的に生きる決意をしたのに、僕は楽しめばそれで完了なのかな?
そんな疑問がふと、脳裏をよぎったのである。
よって心の片隅でそれを考え続けた二日後の夕方、つまり夏休み最終日の昨夕、文化祭実行委員に立候補する旨を智樹と那須さんと香取さんにメールで伝えた。楽しめなかったから楽しむだけじゃ満足できなくなった、今年は積極的に関わることで消極的だった去年を清算したい、とのメールに三人はすぐ同意してくれた。特に那須さんはその後のチャットで「去年を清算する方法を思い付いてくれてありがとう」と発言し、それに友情を爆発させた香取さんが那須さんの部屋に突撃して、僕も第八寮に駆けつけたかったけど、八月末日は寮パーティーの開催日なためそれは諦めるしかなかった。だが幸い文化祭実行委員を選出するHRは四限目だったので僕らは一限目をチャットの話し合いに充て、二限目は北斗と真山も加わり、二限終了までにHRの予想推移とその対策を決定することができた。そして三限目に旧十組の生徒全員にそれを伝え、僕らは満を持して四限目のHRに臨んだのである。したがって僕が挙手するや、
「「「はいっ」」」
智樹と那須さんと香取さんも声を揃えて挙手し文化祭実行委員に立候補した。教室に響いたその溌剌とした声は、僕ら四人を除くクラスメイト全員に息を呑ませ、完全な無音状態を数秒間生じさせた。それだけでも北斗の予想どおりだったから気の引き締まる想いだったのに、
「・・・はい」「はい」「はいっ」「「はいっ!」」
またもや北斗の予想どおり、十人近いクラスメイトが矢継ぎ早に手を挙げる光景が目に飛び込んで来た。僕は右手で挙手しつつ左手でお腹をさすり、緊張に痛む胃を宥めなければならなかった。
九月一日の、午前十一時半。
場所は、二年二十組の教室。
「これより、来月開かれる文化祭の、初HRを始めます」
静まり返った教室でないと隅々へ届きそうもない前期委員長の声に、より濃密な静寂がクラスメイトにのし掛かっていった。
事の発端となる事件は、二年生に進級した四月七日に起こった。二年生の過半数のクラスが、間違った人を前期委員長に選んでしまったのだ。北斗ファンクラブの会員の一部が暴走し、自分達の中から各クラスの前期委員長が出るよう謀ったのである。それは日本の選挙法に違反しない選挙活動だったので一般的には謀にならずとも、特殊な生徒会長選挙を実施する湖校では違った。北斗と真山の二人はそれを湖校における誤った選挙と判断し、その判断に大多数の生徒が賛同した結果、前期委員長選出に自分達が失敗したという共通認識を皆が持つに至ったのだ。そうそれは「二年生全体の失敗」と認識されたためファンクラブ及び前期委員長への糾弾はなく、また前期委員長が務めるHRを人気者や人格者が盛り上げたお陰で、クラス運営に支障をきたすことも無かった。だがクラス運営に支障はなくとも心に傷を負った生徒はいて、そしてニ十組の前期委員長の栗山さんは傷を負った一人だった。もちろん僕らはその傷を癒そうとし、智樹や香取さんを始めとする人格者達がHRを盛り上げていたが、栗山さん自身に事態改善の姿勢が現れず、助力は六月終盤で立ち消えとなっていた。複数のクラスに見られるこの現象は、選挙の失敗以上の失敗として、同学年生徒の胸に刻まれていたのだった。
その栗山さんが、
「まずは、文化祭実行委員を選出します」
HR開始の挨拶の直後にそう発言した。それを受け、教室が若干ざわめいた。開催日についての説明を、栗山さんが省いたからだ。各種行事の委員が決定するまでは前期及び後期委員長がHRの進行役を務めるのが二年生以降の決まりで、そのさい最も重要なのが、開催日の周知だった。世界に通用する専門家を目指す研究学校生にとって納期厳守は基本中の基本であり、そして文化祭等の各種行事は、納期厳守の実践訓練と位置付けられていた。特に開催日が二日間ある文化祭はただ一つの例外なため、前期委員長による周知は絶対なすべき仕事だったのに、それを省いてしまったのである。幸い栗山さんは、失態にすぐ気づいたようだ。
「すみません、訂正します。今年の二年生文化祭は、十月十七日と十八日の、二日間に渡り開催されます。十七日月曜は湖校生のみ、翌火曜は三親等までの親族と招待客への公開日となります。詳しくは、文化祭HPをご覧ください」
父も母も一人っ子だったので僕には叔父や叔母がおらず、二名の招待枠も使う予定はなかった。可能なら貴子さんと翔子姉さんに、来てもらいたかったんだけどね。
母方の祖父母は僕が小学四年生の時に相次いで亡くなり、叔父や叔母がいなかった事もあって、向こうの親戚との交際は絶えている。そこそこ付き合いのある同世代の親族は祖父方に複数いても、みんな十八歳以下なので招待は不可能。ちなみに十三歳以上は、一人も漏れず研究学校生かつ翔人だった。小学生の子たちも皆すこぶる優秀だから、ほぼ間違いなく全員そうなるだろう。いやホント色々と残念な子供は、十親等までを親族と呼ぶ猫将軍家中を探しても、僕一人だけなのである。よって、
「改めまして、文化祭実行委員を選出します。立候補者はいますか」
との栗山さんの呼びかけに、
「はいっ」
僕は残念小僧なりに去年の雪辱を果たすべく、文化祭実行委員に立候補したのだった。
去年過ごした一年十組は今ふり返ると、チートと表現するしかないクラスだった。前期学年委員長と事実上の後期学年委員長とプレゼン学年委員長を務めたのは、十組。各組に順位が付く体育祭と文化祭とプレゼン大会を制したのも、十組。特に文化祭は売り上げ、集客、インパクト、そして総合の四部門で四冠を達成し、順位は付かずともクリスマス会の余興は非公式ながら、研究学校歴代最高の一年生余興と教育AIに言わしめる出来だった。雪姫と称される学年トップ6美少女のうち三人は十組の生徒で、しかも二人は学年ツートップ美少女であり、おまけにツートップイケメンまでいたと言う、ズルと陰口されても仕方ないクラスだったのである。にもかかわらず、全ての行事を満喫したと胸を張ることが、僕にはできなかった。ちょうど一年前の夏休み明け、他クラスの生徒達の言動に僕は傷つき、文化祭を心から楽しめなかったのだ。文化祭の次の行事であるクリスマス会と、最後の行事のプレゼン大会に完全燃焼することで一応の折り合いは付けたが、誤魔化し感は否めなかった。然るに「二年生になった今年こそは文化祭を堪能し、去年の出来事に決着を付けるぞ、オオー!」なんて、僕は三日前まで考えていた。
が、三日前の千家さんとの交流により、ある疑問が心をかすめた。
去年の文化祭は楽しめなかったから今年は楽しむ、だけでいいのかな?
千家さんに偉そうなことを言いまくったのに、それだけでいいのかな?
千家さんは湖校で過ごした消極的な五年五カ月を清算すべく、残り六カ月半を積極的に生きる決意をしたのに、僕は楽しめばそれで完了なのかな?
そんな疑問がふと、脳裏をよぎったのである。
よって心の片隅でそれを考え続けた二日後の夕方、つまり夏休み最終日の昨夕、文化祭実行委員に立候補する旨を智樹と那須さんと香取さんにメールで伝えた。楽しめなかったから楽しむだけじゃ満足できなくなった、今年は積極的に関わることで消極的だった去年を清算したい、とのメールに三人はすぐ同意してくれた。特に那須さんはその後のチャットで「去年を清算する方法を思い付いてくれてありがとう」と発言し、それに友情を爆発させた香取さんが那須さんの部屋に突撃して、僕も第八寮に駆けつけたかったけど、八月末日は寮パーティーの開催日なためそれは諦めるしかなかった。だが幸い文化祭実行委員を選出するHRは四限目だったので僕らは一限目をチャットの話し合いに充て、二限目は北斗と真山も加わり、二限終了までにHRの予想推移とその対策を決定することができた。そして三限目に旧十組の生徒全員にそれを伝え、僕らは満を持して四限目のHRに臨んだのである。したがって僕が挙手するや、
「「「はいっ」」」
智樹と那須さんと香取さんも声を揃えて挙手し文化祭実行委員に立候補した。教室に響いたその溌剌とした声は、僕ら四人を除くクラスメイト全員に息を呑ませ、完全な無音状態を数秒間生じさせた。それだけでも北斗の予想どおりだったから気の引き締まる想いだったのに、
「・・・はい」「はい」「はいっ」「「はいっ!」」
またもや北斗の予想どおり、十人近いクラスメイトが矢継ぎ早に手を挙げる光景が目に飛び込んで来た。僕は右手で挙手しつつ左手でお腹をさすり、緊張に痛む胃を宥めなければならなかった。
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