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十九章
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間隔が開いてしまったが説明に戻ろう。
四つ目にして最後の説明は、ネット配信されていた戦闘映像が、砲撃以降はスーパースローに替わっていた事だ。戦車砲を撃ってからTNTが爆発するまで、実際は0.1秒も経過していない。二本角戦の勝敗は0.1秒未満に決まると、米軍は事前に知っていたのである。
ここからは、戦車を爆破した意図を記す。
一般論として、火薬は素の状態で爆発させるより、密封して爆発させた方が威力は増す。鉱山で使う威力を押さえたダイナマイトも、家庭で普段使いしている圧力鍋に密封して爆発させれば、装甲車を大破させる爆弾と化す。最高威力の爆薬として名高いTNT2000kgを、気密性の高い戦車の中で炸裂させたのだから、その威力も知れるというもの。これが学者達の用意した、二本角戦の切り札だったのである。
学者達が二本角戦の突破口として注目したのは、オールスターチームによる一戦目。同チームの放った銃弾を防ぐべく作った三枚の次元窓に、5ミリの隙間があった事だった。隙間があってもライフル弾を防ぐ位置に次元窓は展開されていたから、二本角は隙間を気にしなかったのか? それとも、
――次元窓と次元窓を隙間なくくっ付けるのは不可能
なのだろうか? 不可能か否かは定かでなくとも、不可能な方に賭ける価値はあると学者達は判断した。それを基に練り上げられたのが、戦車の爆破だったのである。
学者達が第一目標として掲げたのは、角の先端より高い場所に防御次元窓を展開させる事だった。レーダーの先端たる角の先端は地上3メートル半の高さにあり、そして二本角への攻撃の全ては、1メートル半以下の高さから行われていた。つまり防御次元窓の位置を工夫すれば、角の先端を出してレーダーを働かせつつも、角の先端を攻撃されないという都合の良い状況を、二本角は容易く作れたのである。
なら、これを覆すにはどうすれば良いのか。角を出しても大丈夫と油断させておいて、途中から「しまった」と思わせるような攻撃方法はないだろうか。その解答として、学者チームは電気放電を選んだ。高い場所に突き出た角の先端は、空中を駆ける電気にとって非常に魅力的な場所と言える。多少遠くとも放電がそこを目指して突っ走るのは充分ありうる事であり、かつそこは、レーダーとして最も鋭敏な個所でもある。ウォータージェット装置は砲身より低い場所にあるから最初は油断しても、伝導水溶液が交差するや放電が発生し、それが頭部目掛けて迫って来たら、二本角も「しまった」と思うのではないか。またそう思っても、その時点で砲弾用の四つの次元窓を演算し終えていて、勝利を確信していたら、レーダー性能を落とすような大き目の防御次元窓を展開するのではないか。そしてその性能低下が、戦車爆発の探知をほんの少し遅らせ、
――次元窓と次元窓を隙間なくくっ付けるのは不可能
がそれに加わったら、5ミリの隙間によって二本角は敗北する。学者達は、そう予想したのだ。
もちろん、次元窓の隙間をなくせる可能性もある。自分の周囲に窓を隙間なく展開し、爆発を完璧に防ぐことも、二本角には簡単なのかもしれない。よって学者達は、その場合のシミュレーションもしていた。参考にしたのは、オールスターチームの電撃立方体だった。二本角は電撃立方体から逃げるため、自分の右側に次元窓を作り、そこを通過するタイプのテレポーテーションをした。二本角がそこを通過すると同時に窓は消えたが、消えるより一瞬早く、窓の裏側に放電が届いた。たとえ裏側であっても、窓は放電を吸い込んだだろうか? それとも板のように、放電を遮っただろうか? 観測結果は、放電を遮っただった。大気の流れも、裏側は板状になっている事を示唆していた。以上二つから、次元窓の裏側は足場になり得る確率が高く、つまり二本角は、
―― 密閉窓の中で立っていられる確率が高い
という事。立っていられるなら人類の勝率は下がるが、そうでないなら人類の勝率は上がる。ならばそれに賭けよう、と学者達は考えたのである。
二本角が密閉窓の中に立っていられない場合、足元に展開した次元窓へ二本角は吸い込まれてゆく。そして遠く離れた対の窓から、二本角は大地に再び降り立つだろう。ではその時、どのように降り立つだろうか? シミュレーションによると最も可能性が高いのは、自然落下だった。いかに二本角と言えど、足元に急遽展開した窓へ、足から吸い込まれるのは覆せない。然るに遠く離れた対の窓から、足を先頭に自由落下すると予想された。即ち、
―― レーダーが最後になって
地上に現れるのだ。学者チームはその瞬間を狙うべく、砦から3000メートル離れた場所に、レーザー兵器を三機配備していた。正三角形を成すその兵器から放たれるレーザーは光の速度で進むため、二本角でも回避不可能。レーダーが最後なら尚更だろう。つまり密閉窓の中に立っていられないなら、二本角の敗北はほぼ確定するのである。
しかし電撃立方体の観測結果は、立っていられる事を示唆していた。そしてもしそうなら、レーザー狙撃は次の戦闘へ持ち越される事になっていた。この陸軍演習場はだだっ広い平地にあるので、両者の間には、砦の次元壁が立ち塞がっている。レーザー兵器は次元壁より低く設置され、二本角が自由落下した場合のみ、レーザーを反射するプリズムを高く掲げて狙撃する作戦になっていた。レーダーが最後に現れる自由落下では、3000メートル離れた反射プリズムを知覚できないと予想されたからだ。しかしそうでないなら3000メートル離れていようとプリズムを知覚し、遠距離狙撃兵器の存在を知ったうえで、二本角は次元の彼方へ帰ってしまうかもしれない。ならば手の内をさらさずお帰り頂き、反射プリズム搭載型の人工衛星を経由する「宇宙からのレーザー狙撃」を、次戦の切り札にしよう。学者達は、そう考えたのである。
さて、事前に知っておいた方がいい情報を全て開示したので、戦車爆発後の展開へ移ろう。
TNT爆薬2000kgは、砲弾によって爆発したのではない。砲弾がどの方角から戦車を貫いても、爆発の威力が戦車正面へ最も多く流れるよう、起爆装置があらかじめセットされていたのだ。目論みは見事成功し、大量の高温高圧ガスと無数の戦車の残骸が正面へ放たれた。真っ赤なガスが、一瞬で二本角のいた場所を覆う。戦車の残骸は防げても、次元窓にほんの少しの隙間があれば、高圧ガスは防げない。ガスは容赦なく内部へ侵入し、その高温と衝撃波によって、二本角の命を奪う事となるのである。しかし、
「くっ・・・」「なんという強さ・・・」「我々はどう足掻いても・・・」
爆心地の映像を見ていた学者達の顔が、悔しさ一色に染まった。切り札の高温高圧ガスが向かった先、二本角がいた場所に、一辺4メートルの漆黒の立方体が出現していたのだ。立方体の各頂点を最大ズームし、隙間の有無を確認する。数秒かからず、
―― 隙間なし
の表示がモニターに映し出された。そうそれは、最悪のケースとして想定していた、完全密閉された次元窓だったのである。悔しさに身を震わせぬ学者は一人もいなかったと、メンバーの一人が後日ネットに明かしている。
ほどなく立方体は消滅し、二本角が姿を現わした。TNTが爆発する前と同じ場所に立つその体には一つの傷も、また如何なるダメージも認められなかった。米国陸軍の戦車二輌は、二本角に完敗したのだ。戦車がいた場所に形成された楕円形のクレーターへ、二本角は顔を向ける。そして、
「誇りなき戦士と、余は二度と戦わぬ」
そう言い残し、人類の出逢った最強存在は、次元の彼方へ帰って行ったのだった。
四つ目にして最後の説明は、ネット配信されていた戦闘映像が、砲撃以降はスーパースローに替わっていた事だ。戦車砲を撃ってからTNTが爆発するまで、実際は0.1秒も経過していない。二本角戦の勝敗は0.1秒未満に決まると、米軍は事前に知っていたのである。
ここからは、戦車を爆破した意図を記す。
一般論として、火薬は素の状態で爆発させるより、密封して爆発させた方が威力は増す。鉱山で使う威力を押さえたダイナマイトも、家庭で普段使いしている圧力鍋に密封して爆発させれば、装甲車を大破させる爆弾と化す。最高威力の爆薬として名高いTNT2000kgを、気密性の高い戦車の中で炸裂させたのだから、その威力も知れるというもの。これが学者達の用意した、二本角戦の切り札だったのである。
学者達が二本角戦の突破口として注目したのは、オールスターチームによる一戦目。同チームの放った銃弾を防ぐべく作った三枚の次元窓に、5ミリの隙間があった事だった。隙間があってもライフル弾を防ぐ位置に次元窓は展開されていたから、二本角は隙間を気にしなかったのか? それとも、
――次元窓と次元窓を隙間なくくっ付けるのは不可能
なのだろうか? 不可能か否かは定かでなくとも、不可能な方に賭ける価値はあると学者達は判断した。それを基に練り上げられたのが、戦車の爆破だったのである。
学者達が第一目標として掲げたのは、角の先端より高い場所に防御次元窓を展開させる事だった。レーダーの先端たる角の先端は地上3メートル半の高さにあり、そして二本角への攻撃の全ては、1メートル半以下の高さから行われていた。つまり防御次元窓の位置を工夫すれば、角の先端を出してレーダーを働かせつつも、角の先端を攻撃されないという都合の良い状況を、二本角は容易く作れたのである。
なら、これを覆すにはどうすれば良いのか。角を出しても大丈夫と油断させておいて、途中から「しまった」と思わせるような攻撃方法はないだろうか。その解答として、学者チームは電気放電を選んだ。高い場所に突き出た角の先端は、空中を駆ける電気にとって非常に魅力的な場所と言える。多少遠くとも放電がそこを目指して突っ走るのは充分ありうる事であり、かつそこは、レーダーとして最も鋭敏な個所でもある。ウォータージェット装置は砲身より低い場所にあるから最初は油断しても、伝導水溶液が交差するや放電が発生し、それが頭部目掛けて迫って来たら、二本角も「しまった」と思うのではないか。またそう思っても、その時点で砲弾用の四つの次元窓を演算し終えていて、勝利を確信していたら、レーダー性能を落とすような大き目の防御次元窓を展開するのではないか。そしてその性能低下が、戦車爆発の探知をほんの少し遅らせ、
――次元窓と次元窓を隙間なくくっ付けるのは不可能
がそれに加わったら、5ミリの隙間によって二本角は敗北する。学者達は、そう予想したのだ。
もちろん、次元窓の隙間をなくせる可能性もある。自分の周囲に窓を隙間なく展開し、爆発を完璧に防ぐことも、二本角には簡単なのかもしれない。よって学者達は、その場合のシミュレーションもしていた。参考にしたのは、オールスターチームの電撃立方体だった。二本角は電撃立方体から逃げるため、自分の右側に次元窓を作り、そこを通過するタイプのテレポーテーションをした。二本角がそこを通過すると同時に窓は消えたが、消えるより一瞬早く、窓の裏側に放電が届いた。たとえ裏側であっても、窓は放電を吸い込んだだろうか? それとも板のように、放電を遮っただろうか? 観測結果は、放電を遮っただった。大気の流れも、裏側は板状になっている事を示唆していた。以上二つから、次元窓の裏側は足場になり得る確率が高く、つまり二本角は、
―― 密閉窓の中で立っていられる確率が高い
という事。立っていられるなら人類の勝率は下がるが、そうでないなら人類の勝率は上がる。ならばそれに賭けよう、と学者達は考えたのである。
二本角が密閉窓の中に立っていられない場合、足元に展開した次元窓へ二本角は吸い込まれてゆく。そして遠く離れた対の窓から、二本角は大地に再び降り立つだろう。ではその時、どのように降り立つだろうか? シミュレーションによると最も可能性が高いのは、自然落下だった。いかに二本角と言えど、足元に急遽展開した窓へ、足から吸い込まれるのは覆せない。然るに遠く離れた対の窓から、足を先頭に自由落下すると予想された。即ち、
―― レーダーが最後になって
地上に現れるのだ。学者チームはその瞬間を狙うべく、砦から3000メートル離れた場所に、レーザー兵器を三機配備していた。正三角形を成すその兵器から放たれるレーザーは光の速度で進むため、二本角でも回避不可能。レーダーが最後なら尚更だろう。つまり密閉窓の中に立っていられないなら、二本角の敗北はほぼ確定するのである。
しかし電撃立方体の観測結果は、立っていられる事を示唆していた。そしてもしそうなら、レーザー狙撃は次の戦闘へ持ち越される事になっていた。この陸軍演習場はだだっ広い平地にあるので、両者の間には、砦の次元壁が立ち塞がっている。レーザー兵器は次元壁より低く設置され、二本角が自由落下した場合のみ、レーザーを反射するプリズムを高く掲げて狙撃する作戦になっていた。レーダーが最後に現れる自由落下では、3000メートル離れた反射プリズムを知覚できないと予想されたからだ。しかしそうでないなら3000メートル離れていようとプリズムを知覚し、遠距離狙撃兵器の存在を知ったうえで、二本角は次元の彼方へ帰ってしまうかもしれない。ならば手の内をさらさずお帰り頂き、反射プリズム搭載型の人工衛星を経由する「宇宙からのレーザー狙撃」を、次戦の切り札にしよう。学者達は、そう考えたのである。
さて、事前に知っておいた方がいい情報を全て開示したので、戦車爆発後の展開へ移ろう。
TNT爆薬2000kgは、砲弾によって爆発したのではない。砲弾がどの方角から戦車を貫いても、爆発の威力が戦車正面へ最も多く流れるよう、起爆装置があらかじめセットされていたのだ。目論みは見事成功し、大量の高温高圧ガスと無数の戦車の残骸が正面へ放たれた。真っ赤なガスが、一瞬で二本角のいた場所を覆う。戦車の残骸は防げても、次元窓にほんの少しの隙間があれば、高圧ガスは防げない。ガスは容赦なく内部へ侵入し、その高温と衝撃波によって、二本角の命を奪う事となるのである。しかし、
「くっ・・・」「なんという強さ・・・」「我々はどう足掻いても・・・」
爆心地の映像を見ていた学者達の顔が、悔しさ一色に染まった。切り札の高温高圧ガスが向かった先、二本角がいた場所に、一辺4メートルの漆黒の立方体が出現していたのだ。立方体の各頂点を最大ズームし、隙間の有無を確認する。数秒かからず、
―― 隙間なし
の表示がモニターに映し出された。そうそれは、最悪のケースとして想定していた、完全密閉された次元窓だったのである。悔しさに身を震わせぬ学者は一人もいなかったと、メンバーの一人が後日ネットに明かしている。
ほどなく立方体は消滅し、二本角が姿を現わした。TNTが爆発する前と同じ場所に立つその体には一つの傷も、また如何なるダメージも認められなかった。米国陸軍の戦車二輌は、二本角に完敗したのだ。戦車がいた場所に形成された楕円形のクレーターへ、二本角は顔を向ける。そして、
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