794 / 934
二十一章
4
しおりを挟む
『勇気を振り絞って言ったあの言葉の返事を、今日はくれるかな』
『昨日はもらえなかったから、今日こそは返事をくれるかな』
文化祭当日の十月十七日から今日までの四十三日間、那須さんは今までと同じ友達づき合いを僕としながら、胸の内で人知れずこの問いをし続け、そして苦しんできた。僕はそれにやっと今、気づいたのである。後悔のあまり床に膝を着き、胸を両手で抑えた。すると、
「猫将軍君、そんなに自分を責めないで」
那須さんが正面にしゃがみ、そう語り掛けてきた。僕は那須さんに謝ろうとするも、声帯はおろか口を動かす事すらできず、ただただ首を横に振るのみだった。そんな僕を見かね、那須さんは両膝を床に着き跪坐になる。そのとたん声帯を使えるようになった僕は「これを膝の下に敷いて」と、ポケットから取り出したハンカチを那須さんに差し出した。那須さんは丸い目をハンカチに向けたのち、目線を上げ僕をまじまじ見つめて、
「条件反射?」
そう小首を傾げた。実際そのとおりだし、昴の前で条件反射的に豆柴化するのを僕は仲間達に隠さず見せて来たけど、面と向かって指摘されるとやはり恥ずかしいもの。羞恥に見舞われ、僕は頭を抱えそうになった。けどそれをしたら、ハンカチも頭に持ってきてしまう。僕は自分をねじ伏せ、けど体を小刻みに震わせながら、那須さんにハンカチを差し出し続けた。という出来事の間中、那須さんもずっと僕を注視し続けていた。その結果、何かを悟った顔になった那須さんは、僕の手をハンカチごと包んだ。
「猫将軍君に今、私の敗因の理由をいろいろ教えてもらった。それだけで充分だし、結と福井君をこれ以上待たせるのも悪いから、椅子に座ってお弁当を食べましょう」
僕にそう語り掛けた那須さんは、驚くほど昴に似ていた。仕草や口調が似ているのではなく、眼差しと、特に纏う気配が瓜二つの那須さんに、今度は僕が悟った。
那須さんが僕を好きになった、理由の一つを。
それから四人で椅子に座り、お弁当を食べた。まず話題になったのは、言うまでもなく昨夜のゲネプロについてだった。
予想に違わず、というかそれ以外ないのだけど、ゲネプロは僕が会合を去った後に行われていた。また十中八九そうだろうと考えていたようにゲネプロの発案者は香取さんであり、そしてそれは二年進級初日に計画された、
―― 最も避けたかった未来
だったそうだ。この「最も避けたかった」の箇所を本人に教えてもらった瞬間、ではなぜそれをしたのか、が僕の中で確定した。現時点で多大な心労を抱えているはずの香取さんに、これ以上の負担をかける訳にはいかない。僕は香取さんに代わり、それを口にした。
「香取さんは、那須さんに返事をしない僕を、見ているのがつらかったんだよね」
香取さんは目と口をギュッと閉じコクリと頷き、そして頷いたまま首を元に戻さず両手で顔を覆い、声を殺して泣き始めた。僕は智樹に向き直り、居住まいを正して深々と頭を下げる。「お前のせいじゃないし、誰のせいでもない」 智樹はそう、苦汁を煮詰めたような表情で呟いたのだった。
クリスマス会の余興で僕を今年も牛若丸にする計画を実行した背景には、香取さんの恋心が深く関係している。
香取さんは一年時に一度だけ、おどける演技をしながら僕にこう明かした。「第八寮に入寮した、入学式の三日前。夕ご飯の時間になって食堂に行ったら、王子様がいたの」 幼稚園入園前から作家になることを希望していた香取さんは、物語のヒロインがそうであるように、自分も王子様に出会うことを人一倍夢見ていたと言う。だから真山を一目見るなり運命を感じたが、それは三十分と経たずほぼ消えてしまった。湖校には美少女がとにかく多いという噂は、食堂をパッと見渡しただけで事実と判る。したがってフィクション級の美少女が同学年に複数いるのは間違いなく、その子たちに遠く及ばない自分は諦めるしかないのだと、香取さんは考えたらしい。そして入学式を経て、同じクラスにさえフィクション級の美少女が三人いるのを知った香取さんは、僅かに残っていた恋愛成就の可能性を完全に捨てる事になったそうだ。
僕が一年時に香取さんから直接聞いたのはここまでで、これ以降はただの推測になるのだけど、入学式の日に真山への恋を諦め切ったことが、香取さんには悪く働いた気がする。作家志望の香取さんは、真山が主人公のファンタジー小説をライフワークとして書いている。その中で真山の素晴らしさを文字として創造するたびに真山への恋心が募るも、諦め切っているのも事実だから、他の女子生徒達のように勇気をもって告白することを香取さんは選ばなかった。真山がそれを望んでいるのを知っていたし、また真山の胸中も理解していたが、諦め切っている自分には関係ないと香取さんは考えてしまった。香取さんが夕食会メンバーになった日、美鈴の件もあるため真山に一度だけ確認したところ、香取さんは真山に告白していなかった。真山も「美鈴さんが係わるから、香取さんが俺のところに来たら、実兄の眠留にだけは例外としてそれを伝えるよ」と約束してくれて、そしてそれから八カ月経っても、それは約束のままだったのである。
ここからは、また僕の推測が入る。それは那須さんの「この文化祭でおしまいにするね」には、香取さんが大いに関係しているという事だ。寝食を共にする寮生達は、非常に深い絆を結ぶようになる。香取さんと那須さんは同じクラスということもあり、那須さんが僕に対して何らかの決断をしようとしているのを、香取さんが感じ取っても不思議はないだろう。香取さんは那須さんにそれを尋ね、そして那須さんはおそらく、僕と輝夜さんのデートの話をしたと思われる。デート後の輝夜さんは僕への遠慮を一段も二段も取り払い、夕食会でもそれを隠そうとしなかったから、デートの情報を得ていずとも、輝夜さんの変化に二人が気づいていたとして間違いないはず。だから二人はそれについて話し合い、「この文化祭でおしまいにするね」を一緒に考え出した。僕には、そう思えたのだ。
もちろんそれは推測に過ぎず、それどころか那須さんの言葉の意味も未だ特定できていないのが現状だ。それでも尚、僕には確信可能なことが二つあった。一つは、何らかの決断をしようとしている那須さんへ、決断を否定する行動を香取さんは絶対取らないという事。そしてもう一つは、否定ではなく那須さんを応援すればするほど、真山に関して何も決断しない自分の非を、香取さんは認めなければならないという事だ。香取さんは以前、僕をこう評した。
『昨日はもらえなかったから、今日こそは返事をくれるかな』
文化祭当日の十月十七日から今日までの四十三日間、那須さんは今までと同じ友達づき合いを僕としながら、胸の内で人知れずこの問いをし続け、そして苦しんできた。僕はそれにやっと今、気づいたのである。後悔のあまり床に膝を着き、胸を両手で抑えた。すると、
「猫将軍君、そんなに自分を責めないで」
那須さんが正面にしゃがみ、そう語り掛けてきた。僕は那須さんに謝ろうとするも、声帯はおろか口を動かす事すらできず、ただただ首を横に振るのみだった。そんな僕を見かね、那須さんは両膝を床に着き跪坐になる。そのとたん声帯を使えるようになった僕は「これを膝の下に敷いて」と、ポケットから取り出したハンカチを那須さんに差し出した。那須さんは丸い目をハンカチに向けたのち、目線を上げ僕をまじまじ見つめて、
「条件反射?」
そう小首を傾げた。実際そのとおりだし、昴の前で条件反射的に豆柴化するのを僕は仲間達に隠さず見せて来たけど、面と向かって指摘されるとやはり恥ずかしいもの。羞恥に見舞われ、僕は頭を抱えそうになった。けどそれをしたら、ハンカチも頭に持ってきてしまう。僕は自分をねじ伏せ、けど体を小刻みに震わせながら、那須さんにハンカチを差し出し続けた。という出来事の間中、那須さんもずっと僕を注視し続けていた。その結果、何かを悟った顔になった那須さんは、僕の手をハンカチごと包んだ。
「猫将軍君に今、私の敗因の理由をいろいろ教えてもらった。それだけで充分だし、結と福井君をこれ以上待たせるのも悪いから、椅子に座ってお弁当を食べましょう」
僕にそう語り掛けた那須さんは、驚くほど昴に似ていた。仕草や口調が似ているのではなく、眼差しと、特に纏う気配が瓜二つの那須さんに、今度は僕が悟った。
那須さんが僕を好きになった、理由の一つを。
それから四人で椅子に座り、お弁当を食べた。まず話題になったのは、言うまでもなく昨夜のゲネプロについてだった。
予想に違わず、というかそれ以外ないのだけど、ゲネプロは僕が会合を去った後に行われていた。また十中八九そうだろうと考えていたようにゲネプロの発案者は香取さんであり、そしてそれは二年進級初日に計画された、
―― 最も避けたかった未来
だったそうだ。この「最も避けたかった」の箇所を本人に教えてもらった瞬間、ではなぜそれをしたのか、が僕の中で確定した。現時点で多大な心労を抱えているはずの香取さんに、これ以上の負担をかける訳にはいかない。僕は香取さんに代わり、それを口にした。
「香取さんは、那須さんに返事をしない僕を、見ているのがつらかったんだよね」
香取さんは目と口をギュッと閉じコクリと頷き、そして頷いたまま首を元に戻さず両手で顔を覆い、声を殺して泣き始めた。僕は智樹に向き直り、居住まいを正して深々と頭を下げる。「お前のせいじゃないし、誰のせいでもない」 智樹はそう、苦汁を煮詰めたような表情で呟いたのだった。
クリスマス会の余興で僕を今年も牛若丸にする計画を実行した背景には、香取さんの恋心が深く関係している。
香取さんは一年時に一度だけ、おどける演技をしながら僕にこう明かした。「第八寮に入寮した、入学式の三日前。夕ご飯の時間になって食堂に行ったら、王子様がいたの」 幼稚園入園前から作家になることを希望していた香取さんは、物語のヒロインがそうであるように、自分も王子様に出会うことを人一倍夢見ていたと言う。だから真山を一目見るなり運命を感じたが、それは三十分と経たずほぼ消えてしまった。湖校には美少女がとにかく多いという噂は、食堂をパッと見渡しただけで事実と判る。したがってフィクション級の美少女が同学年に複数いるのは間違いなく、その子たちに遠く及ばない自分は諦めるしかないのだと、香取さんは考えたらしい。そして入学式を経て、同じクラスにさえフィクション級の美少女が三人いるのを知った香取さんは、僅かに残っていた恋愛成就の可能性を完全に捨てる事になったそうだ。
僕が一年時に香取さんから直接聞いたのはここまでで、これ以降はただの推測になるのだけど、入学式の日に真山への恋を諦め切ったことが、香取さんには悪く働いた気がする。作家志望の香取さんは、真山が主人公のファンタジー小説をライフワークとして書いている。その中で真山の素晴らしさを文字として創造するたびに真山への恋心が募るも、諦め切っているのも事実だから、他の女子生徒達のように勇気をもって告白することを香取さんは選ばなかった。真山がそれを望んでいるのを知っていたし、また真山の胸中も理解していたが、諦め切っている自分には関係ないと香取さんは考えてしまった。香取さんが夕食会メンバーになった日、美鈴の件もあるため真山に一度だけ確認したところ、香取さんは真山に告白していなかった。真山も「美鈴さんが係わるから、香取さんが俺のところに来たら、実兄の眠留にだけは例外としてそれを伝えるよ」と約束してくれて、そしてそれから八カ月経っても、それは約束のままだったのである。
ここからは、また僕の推測が入る。それは那須さんの「この文化祭でおしまいにするね」には、香取さんが大いに関係しているという事だ。寝食を共にする寮生達は、非常に深い絆を結ぶようになる。香取さんと那須さんは同じクラスということもあり、那須さんが僕に対して何らかの決断をしようとしているのを、香取さんが感じ取っても不思議はないだろう。香取さんは那須さんにそれを尋ね、そして那須さんはおそらく、僕と輝夜さんのデートの話をしたと思われる。デート後の輝夜さんは僕への遠慮を一段も二段も取り払い、夕食会でもそれを隠そうとしなかったから、デートの情報を得ていずとも、輝夜さんの変化に二人が気づいていたとして間違いないはず。だから二人はそれについて話し合い、「この文化祭でおしまいにするね」を一緒に考え出した。僕には、そう思えたのだ。
もちろんそれは推測に過ぎず、それどころか那須さんの言葉の意味も未だ特定できていないのが現状だ。それでも尚、僕には確信可能なことが二つあった。一つは、何らかの決断をしようとしている那須さんへ、決断を否定する行動を香取さんは絶対取らないという事。そしてもう一つは、否定ではなく那須さんを応援すればするほど、真山に関して何も決断しない自分の非を、香取さんは認めなければならないという事だ。香取さんは以前、僕をこう評した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママはヤンママ女子高生! ラン&ジュリー!!
オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》
キャラ文芸
神崎ランの父親の再婚相手は幼馴染みで女子高生の高原ジュリーだった。
ジュリーは金髪美少女だが、地元では『ワイルドビーナス』の異名を取る有名なヤンキーだった。
学校ではジュリーは、ランを使いっ走りにしていた。
当然のようにアゴで使われたが、ジュリーは十八歳になったら結婚する事を告白した。
同級生のジュリーが結婚するなんて信じられない。
ランは密かにジュリーの事を憧れていたので、失恋した気分だ。
そう言えば、昨夜、ランの父親も再婚すると言っていた。
まさかとは思ったが、ランはジュリーに結婚相手を聞くと、ランの父親だと判明した。
その夜、改めて父親とジュリーのふたりは結婚すると報告された。
こうしてジュリーとの同居が決まった。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
私の守護霊さん
Masa&G
キャラ文芸
大学生活を送る彩音には、誰にも言えない秘密がある。
彼女のそばには、他人には姿の見えない“守護霊さん”がずっと寄り添っていた。
これは——二人で過ごした最後の一年を描く、かけがえのない物語。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる