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二十三章
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「二足歩行生物の人は、二拍子で歩いている。普段はあまり意識しないが、人の二拍子は他にもある。心臓の鼓動と呼吸がそれだ。俺の見立てでは、眠留は清水の歩行の二拍子以外に、鼓動と呼吸、そして瞬きの間隔も逆手にとって試合をしたと感じたが、どうだ?」
藤堂さん以外の全員が、驚愕の眼差しを一斉にこちらへ向けた。ヘタレな自分が首をもたげるも、藤堂さんの食事時間を確保すべく気合を入れろと自分に命じて答えた。
「はい、藤堂さんの見立てどおりです。呼吸を対戦相手に読まれ難くするのは基本ですから清水は呼吸を気に掛けていましたが、すり足の歩幅と瞬きには、付け込む隙がありました」
「マジかよ。猫将軍、詳しく教えてくれ」
身を乗り出す清水に、僕は体ごと向ける。
「剣道の試合は、切っ先が触れ合う寸前で立ち止まり、勝機を探り合うことがよくあるよね。僕もそれをするって、清水に印象付けることを最重視して、僕は清水に近づいていった。それは成功し、勝機の探り合いの最中に瞬きをしないよう、清水は二回連続で瞬きした。その機を逃さず、僕は前方に踏み込んだんだよ。清水にとってそれは不意打ちだったけど、見学者はそうじゃないから、特別な高速移動をしていないって那須さんは感じたんだろうね」
それから暫く、もう少し詳しい説明を僕は続けた。ただ、剣道のすり足と翔刀術のすり足の違いは説明しなかった。これは時間が掛かるので、次の機会にしたのだ。頃合いを測り、藤堂さんが僕の話を引き継いだ。
「俺が習っている古流刀術にも、相手の瞬きを逆手に取る技法がある。しかしそれを駆使しても、俺は清水に縮地という言葉を使わせられないだろう。それについての見解を今から述べる。眠留は安心して、食事を続けてくれ」
食い物の恨みは怖いからな、と藤堂さんはおどけて笑いを取った。安心して食事を楽しむ僕らに、藤堂さんはこんな感じの話をした。
『聖書には、イエスキリストがテレポーテーションをしたとしか思えない箇所が幾つかある。然るにひょっとすると人はテレポーテーションが可能なのかもしれないが、そう仮定したとしても縮地の解明は微塵も進まず、またそれは目にも止まらぬ高速移動にも当てはまるため、ほぼ全ての武術家は「対戦相手に錯覚させる技術」として縮地を説明している。ただ合気道の開祖の植芝盛平が十数メートルを一気に移動したとの証言もあり、個人的には達人中の達人は、錯覚させる技術ではない縮地が可能と考えている。しかしその仕組みは、容易く明かせるものでは決してない。誰かさんは人がいいからうっかり漏らしてしまうかもしれず、そして自分の失敗を後で激しく悔やむに違いないから、秘伝に関わるような質問はしないであげて欲しい。どうか、よろしく頼む』
藤堂さんは最後にそう言って姿勢を正し、皆へ頭を下げてくれた。僕は泣けて仕方なく、植芝盛平の移動に関する翔刀術的見解を説明する寸前に追い込まれた。爆渦軸閃もしくは静集錐閃と、生命力圧縮と、そして重力軽減技術の三つを重ね掛けすれば、科学的に説明不可能な速度で十数メートル移動できることを今の僕はまったく疑っていない。青の精霊猫の空が、体のどの部位をどう使いどのようなエネルギーを発生させて重力軽減を成すかを、座学で既に教えてくれていたからだ。つまり祖父母は植芝盛平と同じことができ、アンタレスの特命全権大使の美鈴に至ってはテレポーテーションすら可能なのだろうが、僕にはその説明ができない。藤堂さんの指摘どおり今の僕にできるのは、顔を俯かせて押し黙ることだけなのである。
と思っていたのだけど、
『忘れておるぞ眠留。体の全てを使って剣速を上げることと、静閃なら話せるではないか』
水晶がテレパシーで僕に語り掛けてくれた。水晶にお礼を言い、背筋を伸ばす。そして挙手して、藤堂さんに語り掛けた。
「全ては無理ですが、両足の幅を変えずに踏み込むことと、剣速を上げることの二つなら紹介できます」
問題になるのではないかと心配げに問う藤堂さんへ、許可を頂いたので大丈夫ですと漏らしてしまってから、
「許可の件は無しでお願いします!」
慌てて懇願した。呆気に取られ反応に困る一年生と二年生をよそに、同級生と藤堂さんは苦労して笑いを堪えていた。それが収まったのち藤堂さんが音頭を取り、
「「「「よろしくお願いします!」」」」
全員で腰を折ってくれた。僕も腰を折り、胸に誓った。
藤堂さんが静閃を習得するまでこの授業を受けよう、と。
それから食事に集中する時間が暫し続き、全員が食事を終え落ち着いたのち、静閃と剣速向上について五分間だけ話した。約1000メートル離れた四年生校舎へ戻らねばならない藤堂さんに残されていたのは、五分だけだったのである。
剣速向上の方は翔刀術の論文を書いてきたのが活き、理論だけなら全員にすぐ納得してもらえたと思う。二秒間に一回転する円板を二十枚重ねて、二十枚を一斉に動かせば、最上部の円板はたった0.1秒で一回転する。よって足を最下部の円板、肩を最上部の円板に見立て、一斉に動かせるようになりましょう。そう説明した僕に、藤堂さんがこう続けた。
「剣道には、『腰からの動きは避けづらい』という言葉がある。その詳細は各自が調べるとして個人的には、二十枚の円板の一斉駆動は腰からの動き以上に避けづらいと感じる。清水、眠留と試合してどうだった?」
「百回試合をしても、あの切っ先を避けるイメージを持てません」
そう答えた清水に頷き、藤堂さんがこちらに体を向ける。最短時間で纏めてもらったお礼を述べ、静閃の説明に僕は移った。
と言っても残りは一分しかなかったので、颯太と桃井さんに見せた手本を行うだけに留めた。まずは、左右の足を揃えた静止状態からの幅跳び。続いて左足を30センチ後ろへずらし、その歩幅を保ったままの幅跳び。そしてその幅跳びから胴体の上下運動の一切を省いた、静閃と同種の幅跳び。この三度目の幅跳びを「両足踏み込み」と呼び、両足踏み込みを三度繰り返したところで五分間は終了となった。したがって、
「続きは明後日にしましょう」
藤堂さん以外の全員が、驚愕の眼差しを一斉にこちらへ向けた。ヘタレな自分が首をもたげるも、藤堂さんの食事時間を確保すべく気合を入れろと自分に命じて答えた。
「はい、藤堂さんの見立てどおりです。呼吸を対戦相手に読まれ難くするのは基本ですから清水は呼吸を気に掛けていましたが、すり足の歩幅と瞬きには、付け込む隙がありました」
「マジかよ。猫将軍、詳しく教えてくれ」
身を乗り出す清水に、僕は体ごと向ける。
「剣道の試合は、切っ先が触れ合う寸前で立ち止まり、勝機を探り合うことがよくあるよね。僕もそれをするって、清水に印象付けることを最重視して、僕は清水に近づいていった。それは成功し、勝機の探り合いの最中に瞬きをしないよう、清水は二回連続で瞬きした。その機を逃さず、僕は前方に踏み込んだんだよ。清水にとってそれは不意打ちだったけど、見学者はそうじゃないから、特別な高速移動をしていないって那須さんは感じたんだろうね」
それから暫く、もう少し詳しい説明を僕は続けた。ただ、剣道のすり足と翔刀術のすり足の違いは説明しなかった。これは時間が掛かるので、次の機会にしたのだ。頃合いを測り、藤堂さんが僕の話を引き継いだ。
「俺が習っている古流刀術にも、相手の瞬きを逆手に取る技法がある。しかしそれを駆使しても、俺は清水に縮地という言葉を使わせられないだろう。それについての見解を今から述べる。眠留は安心して、食事を続けてくれ」
食い物の恨みは怖いからな、と藤堂さんはおどけて笑いを取った。安心して食事を楽しむ僕らに、藤堂さんはこんな感じの話をした。
『聖書には、イエスキリストがテレポーテーションをしたとしか思えない箇所が幾つかある。然るにひょっとすると人はテレポーテーションが可能なのかもしれないが、そう仮定したとしても縮地の解明は微塵も進まず、またそれは目にも止まらぬ高速移動にも当てはまるため、ほぼ全ての武術家は「対戦相手に錯覚させる技術」として縮地を説明している。ただ合気道の開祖の植芝盛平が十数メートルを一気に移動したとの証言もあり、個人的には達人中の達人は、錯覚させる技術ではない縮地が可能と考えている。しかしその仕組みは、容易く明かせるものでは決してない。誰かさんは人がいいからうっかり漏らしてしまうかもしれず、そして自分の失敗を後で激しく悔やむに違いないから、秘伝に関わるような質問はしないであげて欲しい。どうか、よろしく頼む』
藤堂さんは最後にそう言って姿勢を正し、皆へ頭を下げてくれた。僕は泣けて仕方なく、植芝盛平の移動に関する翔刀術的見解を説明する寸前に追い込まれた。爆渦軸閃もしくは静集錐閃と、生命力圧縮と、そして重力軽減技術の三つを重ね掛けすれば、科学的に説明不可能な速度で十数メートル移動できることを今の僕はまったく疑っていない。青の精霊猫の空が、体のどの部位をどう使いどのようなエネルギーを発生させて重力軽減を成すかを、座学で既に教えてくれていたからだ。つまり祖父母は植芝盛平と同じことができ、アンタレスの特命全権大使の美鈴に至ってはテレポーテーションすら可能なのだろうが、僕にはその説明ができない。藤堂さんの指摘どおり今の僕にできるのは、顔を俯かせて押し黙ることだけなのである。
と思っていたのだけど、
『忘れておるぞ眠留。体の全てを使って剣速を上げることと、静閃なら話せるではないか』
水晶がテレパシーで僕に語り掛けてくれた。水晶にお礼を言い、背筋を伸ばす。そして挙手して、藤堂さんに語り掛けた。
「全ては無理ですが、両足の幅を変えずに踏み込むことと、剣速を上げることの二つなら紹介できます」
問題になるのではないかと心配げに問う藤堂さんへ、許可を頂いたので大丈夫ですと漏らしてしまってから、
「許可の件は無しでお願いします!」
慌てて懇願した。呆気に取られ反応に困る一年生と二年生をよそに、同級生と藤堂さんは苦労して笑いを堪えていた。それが収まったのち藤堂さんが音頭を取り、
「「「「よろしくお願いします!」」」」
全員で腰を折ってくれた。僕も腰を折り、胸に誓った。
藤堂さんが静閃を習得するまでこの授業を受けよう、と。
それから食事に集中する時間が暫し続き、全員が食事を終え落ち着いたのち、静閃と剣速向上について五分間だけ話した。約1000メートル離れた四年生校舎へ戻らねばならない藤堂さんに残されていたのは、五分だけだったのである。
剣速向上の方は翔刀術の論文を書いてきたのが活き、理論だけなら全員にすぐ納得してもらえたと思う。二秒間に一回転する円板を二十枚重ねて、二十枚を一斉に動かせば、最上部の円板はたった0.1秒で一回転する。よって足を最下部の円板、肩を最上部の円板に見立て、一斉に動かせるようになりましょう。そう説明した僕に、藤堂さんがこう続けた。
「剣道には、『腰からの動きは避けづらい』という言葉がある。その詳細は各自が調べるとして個人的には、二十枚の円板の一斉駆動は腰からの動き以上に避けづらいと感じる。清水、眠留と試合してどうだった?」
「百回試合をしても、あの切っ先を避けるイメージを持てません」
そう答えた清水に頷き、藤堂さんがこちらに体を向ける。最短時間で纏めてもらったお礼を述べ、静閃の説明に僕は移った。
と言っても残りは一分しかなかったので、颯太と桃井さんに見せた手本を行うだけに留めた。まずは、左右の足を揃えた静止状態からの幅跳び。続いて左足を30センチ後ろへずらし、その歩幅を保ったままの幅跳び。そしてその幅跳びから胴体の上下運動の一切を省いた、静閃と同種の幅跳び。この三度目の幅跳びを「両足踏み込み」と呼び、両足踏み込みを三度繰り返したところで五分間は終了となった。したがって、
「続きは明後日にしましょう」
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