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第五章 幸せに向かって
第七話 演目 わかりやすい縁の力
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天空原は啞然としていた、その理由は――
「……」
「むはははははははははは! 一刻でも早く地面を均してくれるわ!」
結びが本気を出してがれきの撤去と整地を始めたからだ。
村人達も天空原と同じく啞然としている。
気合いを入れて作業をしようとしたら、ほぼ全て結びが手早くやってしまっている。
それを見て天空原は深いため息をした。
「どうした天空原君」
「いえ……結局結び先生がほぼ全部やっているなと」
「天空原君、俺はヒントとかを与えるのは苦手だ」
「え? 何の話ですか?」
「この村には子供と大人と老人しか居ない」
「確かにそうですね」
老人達は静かに談笑をしていて、子供達は自分達の楽器を持って何やら雑談をしている。
大人達は苦笑いをして結びを見ていた、何かする前に片付けてしまうからだ。
「大人が子供と接すると『あやす』になるが、歳が近しいと『遊ぶになる』んだ、これは大切な事だと思う」
「あやすと遊ぶの違いですか」
「大人はある程度分別がつくけど、ここは音楽の盛んな村だ、もしかしたら子供達は発表会があったもかもな?」
「はっ!?」
その言葉を聞いて天空原は子供達の話に耳を傾けた。
聞こえてきたのは『発表会が出来なかった』という単語だった。
天空原は言葉が出る前に行動に移していた。
それは子供達に進んで話しかける事だ。
しかし女の子が天空原に話しかけた。
「猫のお兄ちゃん、何か用事?」
「いや、いい音だと思ってね、聞かせてくれるかい?」
女の子を始め子供達が一斉に天空原を囲んだ!
天空原は尻尾が立ち上がるほどビックリしている!
「聞いてくれるの!?」
「私演奏会に行けなかったの!」
「俺の音楽も聞いてくれー!」
「お、おう、順番にゆっくり聞いてやるから」
天空原は子供達の対応に追われててんやわんや。
ふっと笑う縁に結びが話しかけていきた。
「いやはや縁君、ナイス判断だねぇ」
「そうなのか? 合っているかはわからんけど」
「ほっほっほ――む? この音、おばあちゃんが来る」
結びがふと村の出入口を見る、そこに黒いローブに身を包んだ老婆が居た。
結びの祖母、フィーネ・フェルマータが居た。
空中に浮いているトライアングルに座っていて、縁と結びはフィーネに近付いた。
「結び、お久しぶりですね」
「フィーネおばあちゃんも突然現れるねぇ~」
「私の託した楽器から悲しき音を感じましたが……私の出る幕はありませんでしたね」
「いやいやおばあちゃん、来てくれるだけでありがたいよ」
「縁さん、早急に伝えたいことが」
「何でしょうか?」
フィーネは村の外全体的に指差した、縁と結びは指先を追う。
村は結びが色々としたが外は自然災害の痕跡が多く残っている。
「この状況はおそらく神が好き勝手した結果でしょう」
「薄々はそうじゃないかと思ってました」
「ああやっぱりそんな感じ?」
「あからさまにおかしい、地震、突風、火山灰、大雨等々」
「だよねぇ? 自然災害を司る神とか?」
「だとしてもやり過ぎだ、まあ神に何を言っても無駄だが」
「ここに来る途中に、神っぽいのと出会いましたが……なんか喧嘩を売って来たのでボコボコにしておきました」
「おばあちゃん、私が言えた事じゃないけど殺意が高いねぇ」
「中途半端で申し訳ございません……縁さん、後は任せてよろしいでしょうか?」
「ええ、任せて下さい」
縁はウサミミカチューシャを外してその場から消えた。
村からそれなりに離れた森の中で、ボロボロになっている神が居た。
この神が自然災害の神なのだろう、姿はわからない。
何故なら、バラバラにされているからだ。
「あ、あのババア! ぜってぇぶっ殺す!」
「それは困る、その人は義理の祖母になる方だ」
縁はバラバラの自然災害の神の前に降り立った。
地面の目が縁をじろりと見る。
「テメェは……縁の神か」
「そうだ、自然災害の神に倫理観は問わない、お前はお前のしたい事をしたまでだろう?」
「まさかテメェ、犬原をボコした神か? うすぎたねぇ地獄の猫の始末を邪魔しやがって」
「ほう、あいつは犬原というのか……そして、うすぎたねぇ……と」
その一言で縁を怒らせるには十分だった、良き縁を汚したからだ。
「俺達『エンシェントトゥエルヴ』に弓を引いた馬鹿は――」
「ああ、そういうのいいから……って事は十二支なのか、よく見れば龍か」
バラバラのモノを見ると、龍のイメージに出で来るヒゲやウロコが落ちている。
龍は自然災害の象徴、もちろん良き部分も持ち合わせているが――
目の前の龍は、縁とってただの敵でしかない。
「はっはっは! 俺の力を見せてやるぜ!」
バラバラになった肉片は消え空に龍が現れた。
ほとんどの人がイメージする、緑色で角があってヒゲがある。
そんな自然災害の神だ、でもそれだけだ。
「ほほう、ならお前さんに俺の力を見せてやるか」
縁はカミホンを取り出して、画面を見ずに操作する。
「はっ! 縁の神の力? 信仰心だけは高いようだが――」
見下ろす自然災害の神、次の瞬間縁の前に男の神が2人現れた。
一人はとても位の高そうな神、もう一人は戦隊モノのリーダーぽいノリをしてそうな神。
「っしゃ! 悪の根源を見つけたぜ!」
「縁殿、連絡をして頂きありがとうございます」
「いえいえ、対価はもう正式な手段で奉納しました」
「ありがとうございます」
「何だ何だ? 一人じゃ勝てないから助っ人か?」
笑う自然災害の神だったが、笑っている場合ではないのだが――
若い神によくある世間知らずが、ここで発揮される。
「俺は縁の神、それと同時に半分人間だ、これはとても便利でな? 説め――」
「先手必勝! 復興支援パンチ!」
戦隊リーダーぽい神が自然災害の神をぶん殴って、更に上空へと上がっていく!
はるか上空、まさに天と呼ぶに相応しい
「今お前を殴っているのは復興支援の神だ、そしてこちらの方はこの地域全体の守り神だ」
「お初にお目にかかります、自然災害の神」
「お前と違って、この2神はちょいちょい不便でな? 人々からの対価を貰い頼まれてやっと動ける、それは自分を安く見られない為だ」
「縁殿、相手は一応神なのですから、説明不要かと」
「まさか……おっと、人の世で名前を言うところでした」
「はっはっは、縁殿の冗談がすぎますぞ? 私程度の名では人の世のバランスは崩れません」
「では呼びますよ? 国情様」
「縁殿、それは私の役職……いや、愛称みたいなものですよ」
2人の神は笑いながら空を見上げている。
上位の神であればあるほど、人の世で名を明かすと影響が出る。
どんな影響かはまったくわからない。
縁がおいそれと名を明かしているのは位が低いからだ。
それが無くとも、縁は半分人間なので影響がほぼない。
人間が名乗った所でたかがしれている。
「この私を容易く呼べる『財』を縁殿が持っているという事……あの神はわかっているのですか?」
「失礼ですが相手が貴方の価値を知らないと、その言葉は通用しないのでは?」
「ふむ……つまりは私もまだまだ無名という事、精進せねばなりませんね」
「最近の若い神は自分の……これは昔の自分にもささりますね」
「はっはっは! 私も似たようなものです」
「……申し訳ございません、後は任せます」
「ええ、人の子よ、汝の願いは我々に任せよ」
そんなこんなでほぼ他の神に任せて帰ってきた縁。
無論、ウサミミカチューシャをしていていつもの姿だ。
「おりょ? 速かったね~」
「ああ、他の人に任せた」
「あら珍しい」
「今はこっちの方が優先だ、発注して物資とか俺がちゃんと受け取り人しなくちゃいけないし」
「なるほどね……ああ、今日の作業は終わりだって」
「そうなのか」
「ほっほっほ、整地とがれきの撤去は私が本気でやったからね」
縁がふと天空原を見ると、子供達から楽器の使い方を教わっているようだ。
悪戦苦闘しながら酷い音を出しているが、その音を馬鹿にする者は居ない。
「ふむ、天空原君も大忙しなようだ」
「いいお兄ちゃんだもの、人気になるよ」
「俺達も混ざろうか」
「お~」
縁達も楽しそうな音の元へと向かった。
「……」
「むはははははははははは! 一刻でも早く地面を均してくれるわ!」
結びが本気を出してがれきの撤去と整地を始めたからだ。
村人達も天空原と同じく啞然としている。
気合いを入れて作業をしようとしたら、ほぼ全て結びが手早くやってしまっている。
それを見て天空原は深いため息をした。
「どうした天空原君」
「いえ……結局結び先生がほぼ全部やっているなと」
「天空原君、俺はヒントとかを与えるのは苦手だ」
「え? 何の話ですか?」
「この村には子供と大人と老人しか居ない」
「確かにそうですね」
老人達は静かに談笑をしていて、子供達は自分達の楽器を持って何やら雑談をしている。
大人達は苦笑いをして結びを見ていた、何かする前に片付けてしまうからだ。
「大人が子供と接すると『あやす』になるが、歳が近しいと『遊ぶになる』んだ、これは大切な事だと思う」
「あやすと遊ぶの違いですか」
「大人はある程度分別がつくけど、ここは音楽の盛んな村だ、もしかしたら子供達は発表会があったもかもな?」
「はっ!?」
その言葉を聞いて天空原は子供達の話に耳を傾けた。
聞こえてきたのは『発表会が出来なかった』という単語だった。
天空原は言葉が出る前に行動に移していた。
それは子供達に進んで話しかける事だ。
しかし女の子が天空原に話しかけた。
「猫のお兄ちゃん、何か用事?」
「いや、いい音だと思ってね、聞かせてくれるかい?」
女の子を始め子供達が一斉に天空原を囲んだ!
天空原は尻尾が立ち上がるほどビックリしている!
「聞いてくれるの!?」
「私演奏会に行けなかったの!」
「俺の音楽も聞いてくれー!」
「お、おう、順番にゆっくり聞いてやるから」
天空原は子供達の対応に追われててんやわんや。
ふっと笑う縁に結びが話しかけていきた。
「いやはや縁君、ナイス判断だねぇ」
「そうなのか? 合っているかはわからんけど」
「ほっほっほ――む? この音、おばあちゃんが来る」
結びがふと村の出入口を見る、そこに黒いローブに身を包んだ老婆が居た。
結びの祖母、フィーネ・フェルマータが居た。
空中に浮いているトライアングルに座っていて、縁と結びはフィーネに近付いた。
「結び、お久しぶりですね」
「フィーネおばあちゃんも突然現れるねぇ~」
「私の託した楽器から悲しき音を感じましたが……私の出る幕はありませんでしたね」
「いやいやおばあちゃん、来てくれるだけでありがたいよ」
「縁さん、早急に伝えたいことが」
「何でしょうか?」
フィーネは村の外全体的に指差した、縁と結びは指先を追う。
村は結びが色々としたが外は自然災害の痕跡が多く残っている。
「この状況はおそらく神が好き勝手した結果でしょう」
「薄々はそうじゃないかと思ってました」
「ああやっぱりそんな感じ?」
「あからさまにおかしい、地震、突風、火山灰、大雨等々」
「だよねぇ? 自然災害を司る神とか?」
「だとしてもやり過ぎだ、まあ神に何を言っても無駄だが」
「ここに来る途中に、神っぽいのと出会いましたが……なんか喧嘩を売って来たのでボコボコにしておきました」
「おばあちゃん、私が言えた事じゃないけど殺意が高いねぇ」
「中途半端で申し訳ございません……縁さん、後は任せてよろしいでしょうか?」
「ええ、任せて下さい」
縁はウサミミカチューシャを外してその場から消えた。
村からそれなりに離れた森の中で、ボロボロになっている神が居た。
この神が自然災害の神なのだろう、姿はわからない。
何故なら、バラバラにされているからだ。
「あ、あのババア! ぜってぇぶっ殺す!」
「それは困る、その人は義理の祖母になる方だ」
縁はバラバラの自然災害の神の前に降り立った。
地面の目が縁をじろりと見る。
「テメェは……縁の神か」
「そうだ、自然災害の神に倫理観は問わない、お前はお前のしたい事をしたまでだろう?」
「まさかテメェ、犬原をボコした神か? うすぎたねぇ地獄の猫の始末を邪魔しやがって」
「ほう、あいつは犬原というのか……そして、うすぎたねぇ……と」
その一言で縁を怒らせるには十分だった、良き縁を汚したからだ。
「俺達『エンシェントトゥエルヴ』に弓を引いた馬鹿は――」
「ああ、そういうのいいから……って事は十二支なのか、よく見れば龍か」
バラバラのモノを見ると、龍のイメージに出で来るヒゲやウロコが落ちている。
龍は自然災害の象徴、もちろん良き部分も持ち合わせているが――
目の前の龍は、縁とってただの敵でしかない。
「はっはっは! 俺の力を見せてやるぜ!」
バラバラになった肉片は消え空に龍が現れた。
ほとんどの人がイメージする、緑色で角があってヒゲがある。
そんな自然災害の神だ、でもそれだけだ。
「ほほう、ならお前さんに俺の力を見せてやるか」
縁はカミホンを取り出して、画面を見ずに操作する。
「はっ! 縁の神の力? 信仰心だけは高いようだが――」
見下ろす自然災害の神、次の瞬間縁の前に男の神が2人現れた。
一人はとても位の高そうな神、もう一人は戦隊モノのリーダーぽいノリをしてそうな神。
「っしゃ! 悪の根源を見つけたぜ!」
「縁殿、連絡をして頂きありがとうございます」
「いえいえ、対価はもう正式な手段で奉納しました」
「ありがとうございます」
「何だ何だ? 一人じゃ勝てないから助っ人か?」
笑う自然災害の神だったが、笑っている場合ではないのだが――
若い神によくある世間知らずが、ここで発揮される。
「俺は縁の神、それと同時に半分人間だ、これはとても便利でな? 説め――」
「先手必勝! 復興支援パンチ!」
戦隊リーダーぽい神が自然災害の神をぶん殴って、更に上空へと上がっていく!
はるか上空、まさに天と呼ぶに相応しい
「今お前を殴っているのは復興支援の神だ、そしてこちらの方はこの地域全体の守り神だ」
「お初にお目にかかります、自然災害の神」
「お前と違って、この2神はちょいちょい不便でな? 人々からの対価を貰い頼まれてやっと動ける、それは自分を安く見られない為だ」
「縁殿、相手は一応神なのですから、説明不要かと」
「まさか……おっと、人の世で名前を言うところでした」
「はっはっは、縁殿の冗談がすぎますぞ? 私程度の名では人の世のバランスは崩れません」
「では呼びますよ? 国情様」
「縁殿、それは私の役職……いや、愛称みたいなものですよ」
2人の神は笑いながら空を見上げている。
上位の神であればあるほど、人の世で名を明かすと影響が出る。
どんな影響かはまったくわからない。
縁がおいそれと名を明かしているのは位が低いからだ。
それが無くとも、縁は半分人間なので影響がほぼない。
人間が名乗った所でたかがしれている。
「この私を容易く呼べる『財』を縁殿が持っているという事……あの神はわかっているのですか?」
「失礼ですが相手が貴方の価値を知らないと、その言葉は通用しないのでは?」
「ふむ……つまりは私もまだまだ無名という事、精進せねばなりませんね」
「最近の若い神は自分の……これは昔の自分にもささりますね」
「はっはっは! 私も似たようなものです」
「……申し訳ございません、後は任せます」
「ええ、人の子よ、汝の願いは我々に任せよ」
そんなこんなでほぼ他の神に任せて帰ってきた縁。
無論、ウサミミカチューシャをしていていつもの姿だ。
「おりょ? 速かったね~」
「ああ、他の人に任せた」
「あら珍しい」
「今はこっちの方が優先だ、発注して物資とか俺がちゃんと受け取り人しなくちゃいけないし」
「なるほどね……ああ、今日の作業は終わりだって」
「そうなのか」
「ほっほっほ、整地とがれきの撤去は私が本気でやったからね」
縁がふと天空原を見ると、子供達から楽器の使い方を教わっているようだ。
悪戦苦闘しながら酷い音を出しているが、その音を馬鹿にする者は居ない。
「ふむ、天空原君も大忙しなようだ」
「いいお兄ちゃんだもの、人気になるよ」
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「お~」
縁達も楽しそうな音の元へと向かった。
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