36 / 63
第37話 暴走するデモ隊
しおりを挟む
2人の兵士が凌辱されながら食われたというニュースは大きく報道される。そして各国の国会ではそれを口実に政府を批判する野党が言いたい放題言っていた。
「話が通じない相手の事で批判しても意味がないのに」
そんな事を考えながら和也は学校へ向かった。
「なるほどねぇ」
今日の授業は怪物を滅ぼさないで封印した理由の内容だった。過去に怪物を一掃しようという案もあったらしいが上位種は暗黒大陸に本拠地を構え下位種族を複数人で操りこの世界と戦争をしていたらしい。当時の武器は鉛の弾を射出する地球の拳銃レベルであった。それでは怪物には一切効果が無い。
結局は魔法と剣での戦いになったのだが怪物たちは瘴気の大地から次々と魔石を運んで来た。その度に神を中心とした当時の勢力と激しい戦いが世界で繰り広げられていたそうだ。
しかしそれは双方の絶滅への道であった。それを回避するために当時の大魔法使い3人で上位怪物が暗黒大陸に集結している間に封印したそうだ。そして瘴気の大地への唯一の通路であった洞窟を塞いで平和を成した。
(それが再び怪物と戦う事になったわけか)
怪物側も色々と500年かけて暗黒大陸を調べたのであろう。そして瘴気の大地への通路を発見したのだろう。
「それだったら狂戦士や天使、悪魔だけで戦った方が早くないですか?」
和也は質問してみる。
「現在では兵器が発達したからね。それぞれの国の軍隊で基本的には処理する条約が締結されているんだ。そして神々や天使は封印を守るために各国にある広大な聖域と呼ばれる場所に守っているんだよ」
なるほどなと和也は思った。
人間は通信機器や食料確保、防具や乗り物を作ることが上手い。
ドワーフは兵器開発が得意だ。
エルフは魔法や薬の製作に長けている。
悪魔やヴァンパイア、獣人は戦闘が得意だ。
神や天使は防御が得意なのだろう。同時に竜馬の例もあるから攻撃型もいるだろう。
狂戦士の話を聞いていると彼らは戦闘とエロが得意そうだ。
(狂戦士か…どのくらいのテクニシャンなのだろう?)
歴史ではミノタウロスとサイクロプスを同性に目覚めさせた記述があるのだ。男女ともにベッドのテクも強者なのだろう。
(機会があれば…)
不意にそんな事を考えながら和也は股間にテントを張っていた。
放課後、やけに騒々しかった。どうやらデモを行っているらしい。
「暗黒大陸を消滅させろ!」
そんな事を叫びながらデモ隊は行進している。
「暗黒大陸に核の雨を振らせろ」
何とも過激な主張だ。どうやら一部ネットで兵士が凌辱され、仲間に殺される映像が流れたらしい。
(そんな事をして…影響はないのか?)
和也は怪訝な顔をしながら家路を急ぐ。
「洋子さん」
家に帰ると洋子の元へ向かう和也。
「何?」
「今日、デモ隊が居ましたけど…」
その過激な発言や思想を洋子に話、もし実行されればどうなるか尋ねた。
「全世界が滅びるわね」
「え?そうなんですか!」
「和也君、この世界にはレイラインと呼ばれる気の流れがあるの。暗黒大陸にもつながっているからそんな事をすればレイライン自体を破壊することになる。すると世界は死に絶えるのよ。だから過去に封印の道を選んだのよ」
「ではなぜ彼らはそんな事を言っているのでしょう?」
「きっと破滅主義者なのよ」
洋子曰く、この世界に破滅を求める勢力があるそうだ。生きる全ての知的生命体が悪であるという思想だ。そのような連中が兵士が犠牲になった事件を口実に騒ぎ出したのだろうと。
「でも…あの人たちは危険な雰囲気がありました」
「事件を起こさなければ良いけど…」
そう言いながら洋子はその場を去っていった。
翌日の事だ。登校中に事件が起こった。
「止めてください」
学校の女子が破滅主義者に絡まれていたのだ。
「どうしたのですか?」
「お前ら学生がこの非常時に浮かれているから道理を教えてやるところだ」
(つまり薄い本状態の事をするという訳か)
「お前も一緒に道理を教えてやるから車の中へ来い!」
「じゃあ僕だけが伺いますので他の生徒は放してください」
「ダメだ。我々の肉棒で道理を教える必要があるのだ。全員に教えてやる」
(あぁ、この人たち犯罪宣言しちゃったよ)
「そうですか…それでは逆も覚悟は出来ていますよね?」
「あぁ?出来るならやってみろ!」
そう言いながら数十人の破滅主義者の男が和也たちを取り囲んだ。
「皆は警察に連絡して」
そう言いながら和也は男達に金縛りをかけるのであった。
「話が通じない相手の事で批判しても意味がないのに」
そんな事を考えながら和也は学校へ向かった。
「なるほどねぇ」
今日の授業は怪物を滅ぼさないで封印した理由の内容だった。過去に怪物を一掃しようという案もあったらしいが上位種は暗黒大陸に本拠地を構え下位種族を複数人で操りこの世界と戦争をしていたらしい。当時の武器は鉛の弾を射出する地球の拳銃レベルであった。それでは怪物には一切効果が無い。
結局は魔法と剣での戦いになったのだが怪物たちは瘴気の大地から次々と魔石を運んで来た。その度に神を中心とした当時の勢力と激しい戦いが世界で繰り広げられていたそうだ。
しかしそれは双方の絶滅への道であった。それを回避するために当時の大魔法使い3人で上位怪物が暗黒大陸に集結している間に封印したそうだ。そして瘴気の大地への唯一の通路であった洞窟を塞いで平和を成した。
(それが再び怪物と戦う事になったわけか)
怪物側も色々と500年かけて暗黒大陸を調べたのであろう。そして瘴気の大地への通路を発見したのだろう。
「それだったら狂戦士や天使、悪魔だけで戦った方が早くないですか?」
和也は質問してみる。
「現在では兵器が発達したからね。それぞれの国の軍隊で基本的には処理する条約が締結されているんだ。そして神々や天使は封印を守るために各国にある広大な聖域と呼ばれる場所に守っているんだよ」
なるほどなと和也は思った。
人間は通信機器や食料確保、防具や乗り物を作ることが上手い。
ドワーフは兵器開発が得意だ。
エルフは魔法や薬の製作に長けている。
悪魔やヴァンパイア、獣人は戦闘が得意だ。
神や天使は防御が得意なのだろう。同時に竜馬の例もあるから攻撃型もいるだろう。
狂戦士の話を聞いていると彼らは戦闘とエロが得意そうだ。
(狂戦士か…どのくらいのテクニシャンなのだろう?)
歴史ではミノタウロスとサイクロプスを同性に目覚めさせた記述があるのだ。男女ともにベッドのテクも強者なのだろう。
(機会があれば…)
不意にそんな事を考えながら和也は股間にテントを張っていた。
放課後、やけに騒々しかった。どうやらデモを行っているらしい。
「暗黒大陸を消滅させろ!」
そんな事を叫びながらデモ隊は行進している。
「暗黒大陸に核の雨を振らせろ」
何とも過激な主張だ。どうやら一部ネットで兵士が凌辱され、仲間に殺される映像が流れたらしい。
(そんな事をして…影響はないのか?)
和也は怪訝な顔をしながら家路を急ぐ。
「洋子さん」
家に帰ると洋子の元へ向かう和也。
「何?」
「今日、デモ隊が居ましたけど…」
その過激な発言や思想を洋子に話、もし実行されればどうなるか尋ねた。
「全世界が滅びるわね」
「え?そうなんですか!」
「和也君、この世界にはレイラインと呼ばれる気の流れがあるの。暗黒大陸にもつながっているからそんな事をすればレイライン自体を破壊することになる。すると世界は死に絶えるのよ。だから過去に封印の道を選んだのよ」
「ではなぜ彼らはそんな事を言っているのでしょう?」
「きっと破滅主義者なのよ」
洋子曰く、この世界に破滅を求める勢力があるそうだ。生きる全ての知的生命体が悪であるという思想だ。そのような連中が兵士が犠牲になった事件を口実に騒ぎ出したのだろうと。
「でも…あの人たちは危険な雰囲気がありました」
「事件を起こさなければ良いけど…」
そう言いながら洋子はその場を去っていった。
翌日の事だ。登校中に事件が起こった。
「止めてください」
学校の女子が破滅主義者に絡まれていたのだ。
「どうしたのですか?」
「お前ら学生がこの非常時に浮かれているから道理を教えてやるところだ」
(つまり薄い本状態の事をするという訳か)
「お前も一緒に道理を教えてやるから車の中へ来い!」
「じゃあ僕だけが伺いますので他の生徒は放してください」
「ダメだ。我々の肉棒で道理を教える必要があるのだ。全員に教えてやる」
(あぁ、この人たち犯罪宣言しちゃったよ)
「そうですか…それでは逆も覚悟は出来ていますよね?」
「あぁ?出来るならやってみろ!」
そう言いながら数十人の破滅主義者の男が和也たちを取り囲んだ。
「皆は警察に連絡して」
そう言いながら和也は男達に金縛りをかけるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる