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最終話 俺は異世界と日本を行き来する
しおりを挟む「まったく、何をやっているんだお前らは! こんなことをしていないでさっさと帰れ!」
「ちっ、邪魔しやがって」
「おい、もう二度とこんなことをするんじゃないぞ!」
「へいへい」
「おい、いくぞ」
「ったく、あいつらは。立原、大丈夫か?」
「……先生、俺はこの人達に殴られたんですけれど、それで終わりなんですか?」
「んん? ああ、そうだな。あいつらにはまた改めて注意しておくからな」
「………………」
……やっぱりこの担任は駄目だ。実際にいじめを受けたり、殴られてお金を奪われた被害者達が、どれほど早急な助けを必要としているか、わかっちゃいない。俺を殴ったやつらもこの反応ということは、たぶん前も同じようなことがあって、注意だけで終わったんだろうな。
そんな注意だけで、露原やこいつらみたいなやつが、人を殴ったり金を奪うことを止めるわけがない。被害者が望んでいるのは厳罰なんだよ。
「……先生、俺はこの人達に殴られました。学校側がこの人達に何も処分をしないのなら、俺は警察に連絡して刑事告訴することにします」
「はあ!?」
「なに言ってんだてめえ!」
「お、おい立原! 刑事告訴だなんてそんな大袈裟なことはだな……」
「殴られて血も出ているし、十分に傷害罪として成立しますね。それにお金を取られている生徒もいましたし、恐喝罪も成立します」
そう、いじめやカツアゲという言葉に騙されてしまいそうになるが、これらは立派な犯罪行為である。人を殴って傷付けるのは傷害罪、お金を巻き上げるのは恐喝罪、自分の持ち物を壊されたり隠されたりするのは器物損壊罪となる。俺はされなかったが、女性が性的なことをされたら強制猥褻罪となる。
これが社会に出ておこなわれたら警察に捕まる犯罪になるのに、学校内で行われると、いじめやカツアゲなどとしてたいした問題にされないことが多いから、本当にふざけている。
もちろん彼らは少年法に守られているため、実刑判決を受けることはほぼない。だが、それでも家庭裁判所に送られたり、慰謝料請求などはできる。
「い、いや、それはだな……」
「て、てめえ、ふざけんなよ!」
「おい馬鹿やめろ!」
ひとりが俺に詰め寄ろうとするが、他のやつらがそれを止める。惜しいな、ここで手を出してくれれば更にこっちが有利になったんだけどな。
「とりあえずこのまま病院に寄って、診断書をもらっておきます。それと……」
俺は少し離れた場所に歩いていき、こっそりとそこに隠れていたフー助からスマホを受け取った。
「……フー助、ありがとね」
「……ホー!」
「あらかじめここに仕掛けておいたカメラがあるから、大勢に殴られた証拠の動画もバッチリですね」
はい、嘘です。実はここに連れてこられた時に、隙をついてフー助に俺のスマホを渡し、一部始終を録画してもらっていた。だから俺はあえて反撃せずに殴られていたというのもある。……以前に露原がやっていたことを真似させてもらったわけだ。
「学校側で今回のことをちゃんと処分してくれれば、警察には通報しないでおきます」
「う、うむ。そうだな、このことはちゃんと議題にあげる! おまえら、停学処分か謹慎処分は覚悟しておけよ!」
……なんとも現金な担任である。まあ学校側としても警察に持ち込まれるよりは、こいつらを処分したほうがいいだろう。俺はこの担任には面倒な生徒として睨まれることになるかもしれないが、それも今更だし構わない。
「て、てめえ!」
「もしまた俺に何かしようとしたり、他の生徒を殴ってお金を巻き上げようとしたら、今度こそ本当に証拠の動画を持って警察に駆け込むからな!」
「うぐっ……」
そのまま警察に駆け込んでもいいのだが、そこまですると、こういうやつらは何をしでかすか分からないところがある。謹慎処分か停学処分になるのなら今回は十分か。
理想を言えば、あの担任もいじめやカツアゲを見逃したことで処罰されてほしいところだ。ちなみにあの担任は以前に何度か下痢にさせる状態異常魔法をかけたら、何度もトイレへ走ることになり、なぜか漏らしたという噂が広まって、特に女子からは完全に避けられるようになった。
俺のいじめの原因を作ったわけだし、それくらいは自業自得だろう。露原の時にもちゃんとした厳罰を与えればよかったと思うが、あの時は母さんのこともあったから難しいところだな……
「ちっ、おい逃げるぞ!」
「くそったれ!」
「おい、こら待て!」
……ふう、とりあえずなんとかなったようだ。逃げた不良達を追って担任が屋上から降りていく。あいつらの名前は知らないが、証拠の動画もあるから問題ない。
少なくとも、俺はもうあんな不良達にビビるようなことはなくなった。それに今は安倍や渡辺達もいてくれる。たとえまたいじめられるようなことになったとしても、今の俺はそんなやつらには絶対に屈しない。
異世界への扉は閉じてしまったが、アンデがきっとまた異世界への扉を繋げてくれると信じている。次にサーラさんやみんなに会える時までに、もっともっと自分を鍛えて、胸を張ってみんなに会えるような男になってやるからな!
『マサヨシ様~!!』
……幻聴かな。なんだかとても懐かしい声が聞こえたような気がした。サーラさんに会いた過ぎて耳がおかしくなったのか?
『マサヨシ様~!!』
「っ!?」
幻聴なんかじゃない! 久しく聞いていなかったサーラさんの声だ! でもなんで上から!?
「うおっとおおお!!」
空からサーラさんが降ってきた!
なんとか倒れることなくサーラさんを受け止めることができた。どうやら今まで身体を鍛えてきたのも無駄ではなかったらしい。
美しく輝く金色の長い髪、吸い込まれるような碧き瞳、エルフ特有の長く尖った耳。間違いない、本物のサーラさんだ!
「サーラさん、どうやってこっちの世界へ!?」
『マサヨシ様、やっと会えましたわ!!』
あっ、そうか! 日本語じゃ通じないんだ。異世界の言葉を勉強してきた甲斐があった。多少カタコトに聞こえるが、ちゃんとサーラさんの言葉がわかる!
『サーラさん、どうやってこっちの世界に来れたんですか?』
『アンデ様のおかげです!』
「まったく、いきなり飛び降りおって……師匠の子孫にしても行動力がありすぎるぞ……」
……そうだよな。サーラさんがどうやってこの世界に来たのかなんて、考えるまでもなかった。
「アンデ、また向こうの世界との扉を繋げられたんだな」
サーラさんと同じく美しい金髪に長く尖った耳、そしてハイエルフ特有である燃え盛る炎のような真っ赤な瞳。
「久しいな、マサヨシ。ああ、時間はだいぶかかってしまったようだがな。無事に魔力を取り込む装置は直したから、これでまた異世界への扉は半永久的に繋がっているだろう」
「……本当に久しぶりな気がするよ。むしろこんな短期間で異世界への扉を繋ぎ直せたアンデがすごいからな」
アンデの言葉は言語理解スキルがあるから、ちゃんと日本語で聞こえる。
『マサヨシ様、ようやく……ようやくまた会えましたわ!!』
サーラさんの瞳には涙が溢れている。本物のサーラさんがここにいる!
「ちょっ、立原! なんだよこの状況!?」
「空から女の子が! それに……コスプレ?」
あっ、やべ! サーラさんとの感動的な対面だったが、そんな状況じゃなかった!? というかなんてタイミングだよ。ちょうどこっちは綺麗にまとまりかけた時だったのに!?
「ちょ、アンデ! 2人をいったん眠らせてくれ!」
「ふむ、構わんぞ。スリープ!」
「ふにゃ……」
「うあ……」
アンデが魔法を唱えると、安倍と渡辺が一瞬で眠りに落ちた。……ていうかすまん!
「ふう……どうしよう……」
眠らせたのはいいが、アンデとサーラさんの姿を見てしまったよな。……まあいいや、そのあたりはあとだ!
『サーラさん!』
『マサヨシ様!』
サーラさんを抱きしめる。温かい、夢じゃない! 本当にサーラさんがここにいるんだ!
ずっと異世界の言葉を勉強し、サーラさんに伝えられることを信じて、何度も何度も練習してきたこの言葉をようやくサーラさんに伝えられる。
『サーラさん、俺と結婚してください!』
『はい! 喜んで!』
目を閉じてサーラさんと口付けを交わす。サーラさんの柔らかな唇の感触が伝わってくる。サーラさんと別れる時にしたあの時と同じだ。ああ、このまま時間が永遠に止まってしまえばいいのに。
「……ゴホンッ、そろそろいいか?」
「ホー!」
「……っ!?」
やべ、サーラさんにまた会えたことが嬉しすぎて、アンデやフー助がいたことを完全に忘れてしまっていた。
『サーラさん、少しだけ待っていてください』
『はい!』
「ごめん、アンデ。それで、異世界への扉がまた繋がったのはいいけれど、どうしてここに?」
「……いろいろとあって、その魔法を完成するためにこの者に力を借りたのだ。以前に繋がっていたマサヨシの家と我らの世界を繋ぐことができると、今すぐにマサヨシに会いたいと言われてな。気配をたどってここまでやってきたら、この者がいきなり飛び降りたのだ」
……いったい向こうの世界で何があったんだよ。とりあえずサーラさんが異世界の扉を繋げる手伝いをしてくれて、そのままここに来てくれたのはよく分かった。
「それでこの場はどうするのだ?」
「………………」
そういえば、こっちはこっちで無事に話がついたところだったんだよな。
「この2人の記憶を消せばよいか?」
「……いや、記憶を消す魔法は障害が残る可能性もあるし、2人は大事な友人だから、それは使わないでくれ。折を見て異世界のことを話すよ」
とりあえず、2人が起きたら詳細を伝えることにしよう。
「……ふむ、任せるとしよう。そういえば怪我をしているようだな、ヒール」
先程まで殴られてできた怪我が一瞬で治った。やっぱり魔法は便利すぎるよなあ。あっ、やべ、診断書が。……いや、なんかもうそっちはどうでもいいや。
「ありがとう、アンデ。本当に何から何まで助かったよ」
「別に構わん。……そうだな、またあの牛丼とアイスとかいう食い物を食わせてくれればそれでいい」
「……ああ、他にもっと美味いものをいくらでも食わせてやるからな!」
あの時は金欠だったから、今度はもっといいものをご馳走するとしよう。
「さて、それではさっさと戻って、マサヨシから継承してもらった師匠の力を返すとしよう」
「はあっ!? いや、そんなことしたら、今までアンデが継承してきた力も継承されてしまうだろ!」
継承魔法は指定した魔法やスキルだけを継承することはできない。だから俺も異世界へと扉を繋げる魔法だけをアンデに継承することができず、すべての力をアンデに継承したんだ。
「この世界に扉を繋げるまでにかなりの時間がかかってしまったからな。その合間に継承魔法のほうも解析をして改良しておいたぞ。個別にスキルや魔法や力を継承できるようになった」
「天才かよっ!?」
そうだ、アンデは天才だった! マジか、継承魔法の改良までできるのかよ!?
どうやらこの3ヶ月の間に異世界へと繋がる扉を直しただけではなく、その合間に継承魔法の改良までおこなっていたらしい。
「改良ってことは、あの地獄のような痛みや苦しみもなくなったのか?」
「……いや、苦痛のほうは外すことができなかったな」
「………………」
どうやら継承する時に起こるあの地獄のような苦痛は改良することができなかったらしい。
「アンデは大魔導士の力を俺に返しても大丈夫なのか?」
「……マサヨシを我の弟子とするのも多少興味はあるが、我としても師匠の力をマサヨシから継承したままというのは収まりが悪い」
「アンデがそう言うなら、ありがたく継承させてもらうよ」
「うむ。では家に戻り継承をする前に腹ごしらえだな。我の世界に戻ってから、こちらの世界の料理の味が忘れられずにおるのだ」
「ああ、俺も半日くらいは動けなくなるから、何か食べておかないと。あとその前に2人を起こしていろいろと説明しないといけないか」
またあの地獄のような苦しみを味わうのは非常に嫌だが、また大魔導士の力を継承させてもらえるなら我慢する他ない。それに俺もこの3ヶ月は自分を鍛えて頑張ってきたからな。あの時よりも多少は精神的に鍛えられてきた! ……いやごめん、それでもやっぱり怖い。あれは本当に死ぬほど痛いんだよ……
『サーラさん、お待たせしました。どうやら大魔導士の力も元に戻るらしいです。これでまた自由にサーラさんの世界とこちらの世界を行き来することができそうですよ』
『そうなんですね。でも大魔導士の力があってもなくても、マサヨシ様はマサヨシ様ですから。それよりもまたマサヨシ様に会うことができて本当に嬉しいです! それに結婚なんて本当に夢のようです!』
『俺も本当に夢みたいですよ。とはいえ。これからいろいろと考えることが山積みですけどね……』
もちろん後悔などしていないが、勢いでプロポーズしてしまったことは否めない。母さんにも紹介しないといけないし、戸籍や学生結婚をするか、サーラさんは王族だし、そもそも国際結婚ならぬ異世界結婚についてもいろいろと考えることは多い。
だけど今の俺の周りには、頼りになる人達が大勢いる。今までだって、きつかったり難しかったことは多くあったが、みんなの力を借りてなんとかしてきた。大魔導士の力もあるし、きっとなんとかなるだろう!
『これからは向こうの世界でも、こちらの世界でも、ずっとマサヨシ様と一緒にいられますね!』
『はい。これからもよろしくお願いしますね!』
どうやら俺はまた大魔導士の力を継承し、異世界と日本を行き来できるようだ。
ー完ー
※今までお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました! 今後の更新につきましては、近況ノートをご覧ください。
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