少年はメスにもなる

碧碧

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発芽

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 少年が謎の男に誘拐され、射精の快感を教えられたあの日の翌日。

 激しい快楽に失神し、次に目を覚ました時にはテーブルと椅子、大きなベッドだけがある部屋にいた。目隠しは外され、四肢も拘束されていない。ただ、陰部には金属製の貞操具、細い首には同じく金属製の首輪が嵌められ、首輪からは長い鎖が伸びて部屋の柱に繋がれている。貞操具と首輪には鍵がかかっており、自力で外すことはできそうになかった。

 目が覚めてしばらくすると、少年に快楽を教え込んだ仮面の男が食事を持ってきた。男を見ただけで昨日のことが思い出され、陰茎がジンと痺れる。

 男が黙って少年の椅子を引き、座らせる。隣に座った男がスプーンを取り出すのを見て、受け取ろうと手を伸ばした。それを無視した男がスープを掬い、まだ少し湯気の立つそれを少年の口元に運ぶ。

「やっ、あの、自分で、食べられますっ」

 首をぶんぶんと振っても、男は何も言わずそのままの姿勢で待っている。諦めたように少年が口を開けた。

 甲斐甲斐しく食事の世話をされ、終わりには口を拭かれ、少年は呆気にとられていた。用は済んだとばかりにそのまま無言で出て行こうとする男の背に、あわてて声をかける。

「あの!ぼくはいつ帰れるんですか?!」

 男は一瞬歩みを止めたが、振り返りもせずそのまま部屋を出て行ってしまった。



 手持ち無沙汰の少年は部屋中を散策したり、首輪や性器に嵌められている拘束具を解こうとしたりしてみたが、特に成果はあげられなかった。時間を潰せるものもなく、暇を持て余す。
 そうこうしているうちに、目覚めてからずっと見て見ぬふりをしていた生理現象の予感がしてきた。歩き回ってみたり、ベッドに横になってみたり、両腿を擦り合わせてみたり、気を紛らわそうとして段々と少年の落ち着きがなくなっていく。

 トイレに行きたい。

 食事の際にしっかりと水分を摂ったせいで、膀胱がパンパンになっている。今にも漏らしてしまいそうだ。なんとなく睾丸を両手で揉み、歯を食いしばりながら一生懸命我慢する。

 ガチャリ。

 突然開いた扉にハッと顔をあげた。驚きに思わずそれが漏れそうになり、睾丸をぎゅっと掴む。貞操具が音を立てた。

「と、トイレ、行かせてくださいっ」

 真っ赤な顔でふるふると震えながら少年が乞う。男がゆっくりと鎖を柱から外し、それを手に持って部屋を出ていくのを、少年は急いで後に続いた。

 廊下に出て進み、一つの扉を開けるとトイレがあった。少年が男の脇を通り抜けて便器に座る。扉を閉めようと前を向くと、こちらを見ている男と目が合った。男は少年に近寄ると、手に持った鍵で性器を覆っていた貞操具を外す。ぷるんと陰茎がこぼれた。

 少年は根本を握りしめ、今にも決壊しそうなのを我慢しながら男を見つめる。

「ぁ、出ていってくださ、も、出ちゃうから・・・っ」

 男は応じず、そっと少年の腹を押した。

「ぁ、だめ・・・」

 ちょろ・・・。

 一筋出たらもう止められない。勢いよくじょろじょろと小水が溢れていった。少年は待ちに待った解放に目をとろんとさせ、男に見られていることも忘れて生理的な快感に溺れている。最後まで出し切り、少年がぶるりと体を震わせると、男がトイレットペーパーで先端を拭いてくれた。そしてまた貞操具をつけられる。

 遅れてきた羞恥に少年が顔を伏せ、貞操具が包んでいる陰茎を両手で隠した。男は少年を気にも留めないように先導しあの部屋に戻る。カチリ、と鎖を柱に繋げ、しっかりと鍵をかけられた。

 男がテーブルの上に何かのボタンを置く。

「用がある時はこれを使うように」

 男が初めて口を開いた。年齢の予測はできないが、低く、落ち着いた声。少年は驚いて男を見た。

「あの、お兄さん、は、だれですか?」
「・・・かおる

 恐る恐る尋ねると、少しの間をおいて、男が薫と名乗る。会話をしてくれたことに少しだけ嬉しくなった。

「薫、さん・・・ぼくは、いつここを出られるんですか」
「・・・時間になったら食事を持ってくる。大人しくしておくように」

 問いには答えず、薫が部屋から出ていく。また一人になってしまった。少年が寂しげに広い部屋を見回す。特にやることもない。昨日の疲労が残っていたのか、食事の後の睡魔なのか、少年はベッドで少しだけ眠った。

 物音がして少年が目を覚ます。薫が食事を運んできたようだ。寝ていたのもあってあまりお腹が空いていなかったが、薫は時間をかけて少年に食事を与えた。

 その後トイレに連れて行かれ、また世話をされる。今度は震えるアナルの周りをマッサージされ、泣きじゃくりながら後ろを漏らしてしまった。薫に抱き止められながら、何度もそこを拭って綺麗にされる。羞恥と情けなさで涙が止まらない少年を抱え、薫は風呂場へと向かった。

 涙で滲む視界に、薫が全裸になっていくのが見える。美しく筋肉がついた裸体にドキドキしつつも、昨日のようなことをされるのではないかとまた怖くなる。が、その下腹部を見て息を呑んだ。

 薫の陰茎にも貞操具が付いている。

 少年より二回り以上大きな金具が、そこを包んでいる。混乱している少年を風呂場に連れて行き、何も言わないまま後ろから抱き抱えるようにして、少年の頭から足の先までを洗っていく。腰に当たる薫の貞操具が冷たい。

 泡だらけの手で直接首筋や腰を撫でられると、少年はあ、あ、と小さく声を漏らした。手はどんどんに下に降り、貞操具を外され、陰茎を掴まれる。

「ぁ、そこ、やだ・・・」

 ぬちゅぬちゅと、大きな手で全体を包まれ、揉み洗いされた。先端を剥き、皮に収まっていた敏感なそこも優しくなぞられる。カリの溝を指でほじられると、少年がびくっと大きく体を揺らし、ぐっと唇を噛んだ。
 勃起しそうになったが、すぐに薫の手が陰嚢まで下がり、包まれる。昨日のように性的ではない、本当に体を洗っているだけという手の動き。なのに、自分だけが勝手に性感として捉えてしまう。恥ずかしさに何か別のことを考えて気を紛らわせようとしていた少年だが、薫の手がピンク色のアナルに到達し、その縁をくちゅりと擦ると少年の腰がかくっと突き上がった。

「ぁ、ぁ、そこ・・・っ」

 昨日何かを入れられ、押され続けていた中の一点が疼く。薫の指を誘い込むように腰を揺らすが、すぐにその手は離れてしまった。
 下肢を洗われた後、風呂の椅子に座った薫の膝に下を向いて横抱きにされる。胸の下に薫の陰茎を収めている貞操具があたり、ドキドキしてしまう。
 薫がガチャガチャと物音を立てている。ゴトリ、と床に何かを置くと、左手で少年の尻を開いた。少年の蕾がキュッと締まる。薫の右手にあるシャワーはヘッドが外されホース状になっていた。それを、少年の蕾に押し当て、蛇口を捻る。

「ああああああ!!!!」

 少年の体が大きくしなった。中に大量の湯が注ぎ込まれ、すぐに一杯になる。

「もうお腹!いっぱい!抜いてぇぇ!!」

 すぐにホースが抜かれ、少年は堪えきれずお湯を全て吐き出した。あまりのことに混乱し、少年が暴れ出す。泣き叫ぶ少年を押さえながら、薫はもう一度湯を尻に流し込んだ。

 3回、4回と繰り返されるうちに少年は静かになった。薫は何も言わなくなった少年を抱き、部屋のベッドに寝かせた。そのままだらんと投げ出されている腕を頭の上で拘束し、両脚を緩く開かせる。

 後孔に滑りをまとった中指を当てられ、侵入された。我に帰った少年が背筋をのけぞらせる。

「おしり、だめッ!!」

 指は少年が疼きを覚えた一点、前立腺を的確に捉え、くちゅ、くちゅとさすりはじめた。少年の前立腺が嬉しそうに膨らむ。

「そこ、やだぁぁ・・・変、なの、んんっ」

 腰に響く、鈍い快感。ゆっくりと揉まれるとじっとしていられず、踵が何度もシーツを蹴った。薫の指は一定の速度でそこを擦っていく。少年の陰茎が貞操具の中で苦しそうにびくついている。

「ぁ、んん・・・ちんちん、せつないよぉ」

 腰を振り、少しでも陰茎に刺激を与えようとするが、貞操具によって勃起することすら叶わない。くち、くち、と一定のリズムで薫が少年のそこを撫で続ける。

 どれくらいそうしていたのか、少年の体から一切の力が抜け、口と陰茎から涎が止まらなくなった頃、薫の指が尻穴から抜けた。はふ、と少年が息をつく。

 放心している少年を尻目に、薫は新しいものに手を伸ばした。先は細いが真ん中が太く膨らんでいる短い杭のようなものを手に取る。少年は知るはずもない、所謂アナルプラグと呼ばれるものだ。
 少年の尻を掴み、それをゆっくりと埋めていく。押し込まれるごとに少年の背筋が反っていった。

「ああぁぁぁ・・・ふといぃ・・・」

 杭は少年に圧迫感を与えるだけで、あのしこりには届かない。なんとかしこりに当てようと腰をうねらせている少年を押さえ、薫は陰茎の貞操具を外してやる。期待にみるみる勃起し、少年の腰が激しく揺れた。

 薫はどろどろと透明の液体を零し続けるそれを手に取り、先端の鈴口を指先で広げ、顕になった小さな口に細い棒のようなものをゆっくりと突き刺した。ローションを纏っているからか、スルスルと入っていく。

「な、に?!やだ、こわい!やだぁ!!」

 かなり細いためほとんど痛みはなく、あるのは少しの圧迫感と陰茎の中を逆流してくるという違和感だけだ。少年は信じられないものを見るかのように目を見開き、棒を飲み込んでいく陰茎を食い入るように見つめた。

「ぁ、ぁ、ぁ・・・」

 薫がその棒をゆっくりと引き抜くと、ぞわぞわとした感覚に鳥肌が立つ。漏らしているような感覚になり、腰がぶるりと震えた。しばらく上下させていた薫が、少年の様子を見てそれを抜き去り、もう少し太く長いものを再度埋め込んでいく。

「い、痛いよぉ・・・抜いて、抜いて・・・ぅぅ」

 入り口に痛みを感じ、圧迫感が強くなった。少年の陰茎が痛みに力を失ったため、薫が手でしっかりと支え奥へと押し込んでいく。先ほどの棒が入っていた位置より深くまで暴かれ、少年の目に涙が浮かんだ。
 少しの抵抗を越え、持ち手を残して棒が全て埋まったとき、少年の目元が赤く染まり、口を開けて天を仰いだ。そのまま薫が棒を少し揺さぶると、少年の腰が小刻みに揺れる。さっきまで優しく擦られていた前立腺がきゅんと切なくなり、勝手にアナルが収縮した。

「あ、ああ、あ、あ・・・」

 何度も棒が出し入れされる。その度に少年の口から声が漏れ、棒に掻き出されるように透明の汁がごぷごぷと溢れた。抜かれると背をのけぞらせ、奥で揺さぶられると体を痙攣させる。薫は少年がぐったりとするまで機械的に動かし続けた。

 少年の口から吐息しか漏れなくなった頃、ゆっくりと棒を引き抜かれる。後を追うように、少し白く濁った我慢汁がどぽっと吐き出された。びりびりと痺れる陰茎に下肢が震える。

 射精していない陰茎がねだるようにピコピコと揺れているのを、薫がぐっと握りしめた。突然の急所への痛みに少年が悲鳴を上げる。萎えて力を失ったそれに、また貞操具がはめられた。

「痛いの、やだぁ・・・も、出したいよぉ・・・」

 薫はもどかしげに腰を捩らせる少年の両手の拘束を外し、あやすように頭を撫で、部屋を出て行く。前も後ろも中途半端なところで放置され、燻った体をどうしていいのかわからない。うつ伏せになり、貞操帯のはめられた陰部をベッドに擦り付けながら、薫の名を切なげに呼ぶ。疲れ果てるまで腰を揺すり、いつしか少年は眠ってしまった。





 翌日。
 薫に起こされ、寝ぼけているうちにアナルプラグを抜かれた。圧迫感がなくなったことに安堵し、トイレと朝食を済ませる。昨日棒に犯された尿道が少し痛い。
 その後薫が汚れたベッドシーツを新しいものに取り替えてくれる。少年は昨夜陰部を擦り付けていたところが我慢汁でカピカピになっていることに気づき、羞恥で顔を上げることができなかった。

 その日、薫が学校の教科書や参考書、ちょっとした本などを与えてくれた。今まで宿題の時以外に教科書を開くことはほとんどなかったが、あまりの暇さにパラパラとめくって時間を潰す。

 そうしているうちに一日が過ぎ、風呂の時間。
 今日の少年は薫の裸体を見ると無意識に喉を鳴らし、全身を洗われると小さく声が漏れた。陰茎を洗うのに貞操具を外された時には勃起してしまい、思わず自分の手で触れようとしたが、薫に冷水を浴びせられ、縮まったところにまた貞操具をつけられた。
 尻の中を洗われるのはやはり気持ち悪くて嫌だったが、昨夜与えられた快感を思い出し、少しだけ腰が疼いた。

 部屋に戻り、昨日と同じように拘束され、脚を開かれる。期待に少年の息が荒くなった。

 すぐに薫の指が2本入る。昨日より太いはずなのに、圧迫感がそこまでない。少年は、寝る前に埋められた杭の意味を理解した。拡げられているのだ、何かを入れるために。

 ちゅこ、ちゅこ、ちゅこ。トン、トン、トン。

 2本の指でしこりをこすられると、一瞬で少年の思考が塗りつぶされた。一定のリズムで叩かれ、陰茎がまた檻の中で泣き始める。薫がしこりを挟み指を擦り合わせるように揉むと、少年の腰が激しく突き上がり、ぶるぶると震えた。

「ゔーー!ああッ!!!」

 つま先までビリビリと痺れる。陰茎への刺激とはまた違う、もっと根幹からの刺激に、少年の全身が強張り後孔が薫の指を痛いほど食い締めた。きつく絞られて動かせなくなった指が、深く前立腺を押し込む。少年が折れるほど腰を反らせた。

「んんー!!うわああああ!!」

 薫の指が蠢くたびに激しく腰を振る。少年が身を捩ってどれだけ暴れても薫の指は前立腺を捉えて離さない。今の少年の体では刺激が強すぎて快感だと受け止められないのか、顔を顰め拘束を引きちぎらんばかりに暴れている。それを見た薫が指の力を抜いた。

 くちゅくちゅくちゅくちゅ。こりこりこりこり。

 ゆっくりと、ここが快感の源であるとわからせるように一定のリズムで浅く擦る。先ほどまでの鋭い刺激ではなくなったことに安堵し、少年の体が弛緩していく。全身を暖かさと心地よさに包まれ、頭の中にモヤがかかる。揉み起こされた前立腺から細波のように多幸感が広がり、突き上げるような腰の動きがおさまった。とろりと口から涎が溢れる。

「ぁー・・・ぁ、ぁ・・・」

 いつの間にか前立腺を擦る指は3本に増えていたが、恍惚とした表情を浮かべて快楽に浸っている少年は気づく由もなかった。下肢に溜まっていく甘い痺れに、少年が腰を震わせる。

「かおるさ・・・ちんちん、さわって、ぁ、出したい・・・」

 涙を浮かべた目で薫を見つめ、ゆるゆると腰を揺らす。左右に触れた陰茎からポタポタと涎が溢れた。その声に薫がゆっくりと指を抜く。突然の喪失感に後孔が何度も収縮した。

 ねだるようにひくつくアナルに、薫が新しいアナルプラグを当てる。ちゅぷ、と浅く埋まり、何をされるか理解した少年が息を止めた。昨日よりも太く長いそれを薫が慎重に突き入れていく。真ん中を越えたあたりで肉の抵抗がなくなり、一気に吸い込まれた。

「ぁ、あ゙あ゙っ!!おっきい!!!!」

 隙間なくみっちりと咥え込んでいる。喪失感を満たされ、後孔が嬉しそうにプラグを締め付けた。

「こわれちゃ、う・・・!むりぃっ」

 今日のプラグは前立腺を越したところまで埋まっているためか、腰を揺らすと鈍く快感が走った。無理だと言いながら背筋を反らせ、ベッドに尻を強く押し付けたままぐりぐりと擦り付けている。

 微かな快感を夢中で追っている少年の前に手を伸ばし、薫が貞操具を外した。無理矢理押さえられていた陰茎に血が巡り、たちまち勃起する。先端からは先走りが流れ続けていた。

「ぁ、あ、あッ!ちんちん、はやくッ」

 思い出したように少年が腰を揺すり、急かす。薫は片手でゆっくりと陰嚢を揉み、射精しないよう押し下げながら、反対の手で鈴口を撫で上げた。待ちに待った陰茎への刺激に腰が躍り、汁が飛び散る。

「ああ!ちんちんきもちいッ!!出したいッ!!」

 薫の手に擦り付けるように腰を高く上げ、へこへこと腰を揺らす。薫が真っ赤に腫れた亀頭を包み込み、手のひら全体で揉みこむと、鋭い刺激から逃れるように一気に腰を引いた。アナルプラグが深くまで埋まる。

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」

 逃げた腰を掴み、やわやわと亀頭を揉み続ける。少年が左右に腰を揺らそうとするのを押さえ込み、ひたすら磨く。根本を絞り、陰嚢を下げながら、きゅっきゅっと亀頭だけを搾り上げる。鈴口を抉るように擦ってやると、少年の目から涙が溢れ、絶叫が止まらなくなった。

「なんか、へんッ!!ッあ゙あ゙あ゙!やめてぇぇぇ!!!」

 少年が突然焦ったように絶叫し、何かを耐えるように両手がシーツを握りしめる。つま先を丸め、体がぶるぶると震えた。それでも薫の手は止まらない。ぬるぬるの手のひらを亀頭に当て、円を描くように擦り続ける。

「あ゙ーーーー!もうだめぇぇぇーーーーッ!!!」

 ぷしっ。ぷしゃっ。

 高く腰を突き上げ硬直し、潮を噴き上げた少年は、そのまま意識を失った。





数分後。

「あああああ!!!?」

 突然襲われた激しい快感に少年が飛び起きた。何かにごりごりと内部を刺激されている。薫を見ると、少年の陰茎を掴み、球状のビーズが連なったような棒を尿道に突き立て、ごちゅごちゅと上下させていた。昨日より太く長いそれに奥まで突き込まれると、脳天に響く快感に腰が浮き上がり、もがくように両手がベッドの上で暴れる。

「ちんちん、あついッ!むり、ぬいて、やだぁぁぁ!!!」

 抜いて欲しいと一生懸命腰を引こうとするが、いざ薫に棒をずるりと抜かれると、その棒を追うように勝手に腰が突き上がってしまう。押し込まれると前立腺を抉られ、頭が真っ白になりがむしゃらに腰を振りたくる。薫は暴れる脚を押さえ込み、やや強く陰茎を握った。外から圧迫され、尿道がビーズの一粒一粒を締め付ける。そのまま上下に抜き差しされ、少年が一際高く腰を突き上げた。後孔がプラグをぎゅうっと咥え込む。陰嚢が上がっているのに気づいた薫が慌ててそれを下に押し下げた。

「あ゙ーーー!!!!あ゙ーーー!!!!!」

 断末魔の後、ベッドに沈み込み、しばらく全身を痙攣させる。そのまま少年の意識はまた途絶えた。

 ゆっくりと尿道から棒、所謂プジーを抜くと、どろりと勢いなく精液が溢れてきた。薫は「ああ・・・」と酷く落胆した様子でため息を吐きながら精液を拭き取り、貞操具を手に取る。その貞操具はこれまで少年に着けていたものとは全く形状が異なっていた。まず、筒状ではない。少し大きめのリングのようなものと、平らな丸いステンレスの板の2つのパーツに別れており、板の方にはその中央に穴が空いている。穴からはストローのような短い管が伸びているのが見えた。これはフラット貞操帯と呼ばれるもので、陰茎を体内に押し込んで固定する貞操具である。

 薫は萎えた少年の陰茎を手に取り、まずリングの方を通した。陰嚢もそれに通し、根本から締め付けるようにする。次は陰茎の割れ目を開け、ストロー状のものを尿道に差し込んだ。先ほどまでのプジーより細いため、スルスルと入っていく。意識のないはずの少年の脚がぶるりと震えた。
 管が埋まり、陰茎の先端に丸い板が当たると、あとは押し込むだけである。ぐっと力を入れ少年の下腹部に陰茎を押し込み、根本にあったリングと接続する。リングと板はぴったりと合わさり、可愛らしく飛び出していた陰茎は見えなくなった。

 少年は何も知らないまま眠る。薫はそっと少年の頭を撫で、部屋を後にした。




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