式神審判

Kazumi

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第一幕 式神 弐

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なぁ愁、一つ聞いてもいいか?」
「はい、何なりとお申し付けください。」
少し気弱な性格ををしている愁はもじもじと恥ずかしそうにしていた。
「愁はさ、どんな術が使えるの?攻撃系とか、サポート系とかどんな感じなんだ?」
愁は真剣な顔付きになり天馬の前にきちんと正座した。
「はい。わたくしめは狐、ゆえに変身をすることを主な武器としています。」
いまいちイメージが付かない様子の天馬に続けて説明した。
「わたくしめは、一度見た『物』『人』を瞬時にその性能や能力、
知識や感情、性格までもを把握し忠実に再現することが可能でございます。
       ゆえにわたくしめはどのような戦闘にも適用いたせます。」
これには、驚きを隠せない天馬はまた一つの疑問が浮かんだ。
「それじゃ、俺の戦い方は知っているか....?」
「いえ。存じ上げていません」天馬は言うのを迷ったが
これから共に戦うパートナーだ言わないというのはおかしいと思った天馬は
「いいか愁、俺の戦い方は剣術がメインだ。だが、俺は暗殺…人を殺しだってする…
それでもお前はついてきてくれるか...?」
愁は迷わず、満面の笑みで「もちろんです天馬様、私は天馬様の式神ですから」
っとそう答えてくれた。
だが、愁はそれでもこの世界―人を殺す悪の道―を耐えることができるのだろうか。
少疑問は残るがそれでも俺は好摩堂になりたいと思う。
けど、暗殺を教えてくれた真唯さんに申し訳ないと思っていいる。
そしてどこかで本当は
アサシンとしての才能があるのだと自覚もしている。
たった五年だけでプロとしての仕事もこなせるようになり、
人を何にも殺した。だが、親父を殺したあの少女の妖魔に復讐がしたい。
こんな憎悪に満ちた俺のことを知ったら愁はどう思うのだろうか。
 
「そんな心配なんて必要ないな…」ぼっそっとつぶやくと愁は優しく微笑むのだ。
「愁、これから二人で好摩堂を目指そう。」
「はい!天馬様が行くところならどこまでも!」そう言ってくれて凄く嬉しかった。
「よし、そのためには、陰陽学院に通わないとな。」
 

っとこうして暁 天馬と式神 愁との物語が始まるのだ。
そう一年後の惨劇など予期することなく・・・
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