生保レディ 魔女に憑依された女

蔵屋

文字の大きさ
2 / 2

第二章 最初の保険営業

しおりを挟む
ある日、生命保険会社正社員の真部すず、(32歳)、住友洋子(28歳)、立花結衣(23歳)の三人が千代田生命ビルの3階カフェ『オランジェ』にかいた。
「ご注文はお決まりでしょうか?」ウェイトレスが言った。
「私はケーキセット。ホットコーヒーで。砂糖とミルクななしで。」
「私はフルーツパフェで。ホットコーヒーもお願いします。ブラックで。」
「私はピザトーストセットて。飲み物はジンジャーエールで。」
「畏まりました。しばらくお待ち下さい。」
ウェイトレスはそう言って厨房へ向かった。
「ねえ、住友さん、今日どの地域へいくのかなぁ?」
「ええ、天王寺方面へ行きます。」
「天王寺に既契約の方おられるの?」
「ええ。50代の男性です。今度来たら知人の男性を紹介すると言われてまして。」
「そうなんだ。それはありがたいわねぇ。生保業界に於いて既契約の方に知人を紹介していただけるなんて、ありがたいわ。大事にしなさいよ。」
「はい。」
「立花さん、良かったわね。住友さんのようないい先輩を持って。大事にしなさいよ。」
「はい。」
ウェイトレスが注文の品を持って来た。
三人のテーブルの上に注文の品を置いた。すず、結衣、洋子たちは銘々、注文した品を食べ始めた。 
「このフルーツパフェ、甘くて美味しいわぁ」
「このピザトーストもチーズの旨みがあって美味しいわ。」
「この苺のケーキ、美味しいわ。特に苺が新鮮よ。酸味と甘味がミックスされていてとても美味しいわよ。」
三人は談笑しながら食べて、飲んで、また、食べてと、銘々の品を美味しいそうに食べている。三人はすべての品を平らげた。飲み物のコーヒーを飲み、ジンジャーエールもすべて飲み干した。三人はレジで会計を済ませて銘々の行き先へ向かうた。真部はビルの8階にある営業本部の席へ帰った。洋子と結衣は地下鉄御堂筋線に乗り天王寺駅へ向かうた。二人は天王寺駅で下車して北口の改札口から外に出た。すぐ目の前の階段を登り道路に出た。道路沿いの歩道を通り東方面へ向かうと洋子の契約者の自宅がある。その契約者は奥田民男(50歳)独身。職業は経営コンサルタントである。奥田の自宅は天王寺駅から徒歩約20分の場所にあった。洋子と結衣は奥田の自宅に着いた。洋子は玄関のインターフォンを鳴らした。
〝ピンポン、ピンポン〝
「はい、奥田です。」
「千代田生命の住友です。」
「ああ、いらっしゃい。今ドアを開けますね。」
〝ガチャ〝
奥田が玄関のドアを開けた。
「どうぞ。お入り下さい。」
「お邪魔します。」
「お邪魔します。」
「おや。今日は二人なんだ。」
「ええ。ご紹介します。同じ会社に勤めている立花結衣といいます。」
「立花結衣です。よろしくお願いします。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。さあ、立ち話しもなんですし、中へお入り下さい。」
「ありがとうございます。」
洋子と結衣の二人は奥田に案内されるまま、自宅内の応接室に案内された。
二人は応接室のソファーに座った。
「ちょっと待っててねぇ。今コーヒーを入れるから。」
「どうぞ、お構いなく。」
奥田は台所へ行き、コーヒーメーカーにブルーマウンテンのコーヒー豆を予めセットしていた紙フィルターの中に人数分入れた。
電気のスイッチを入れ、食卓テーブルの上にお盆を置き、コーヒーの皿とコーヒーカップ、スプーン、ミルク、砂糖をセットした。コーヒーメーカーからブルーマウンテンの美味しそうな香りが漂い始めた。ガラス容器の中に〝ポトリ、ポトリ〝とドリップされている。
しばらくするとガラス容器の中が人数分の分量が入った。奥田はガラス容器の取っ手を持ち、コーヒーカップの中に注いだ。
奥田はお盆も持って、応接室へ行った。
「お待たせしました。美味しいコーヒーをお持ちしましたよー」
そう言って奥田は結衣と洋子の前にコーヒーを置いた。
「さあ、どうぞ。飲んでねぇ。温かいうちに、すぐ飲んでよ。遠慮せずに。」
「頂きます。」
「では、早速。」
「まあ、美味しいわ。」
「本当、旨みと苦味がブレンドされているわ。まるで魔法のよう(笑顔)」
「まあ、結衣さんたら。魔法だなんて。」
「君、面白いねぇ。魔法だなんて。」
三人は笑いながらコーヒーを飲んだいる。
「で、今日はどんな用なのかなぁ。」
「この前、知人を紹介してあげると言われていたので。紹介していただけたらと思いまして。」
「ああ、あの件だね。いいですよ。僕の知人をご紹介しましょう。」
「ありがとうございます。」
「いつ、行かれますか?」
「あの、その前にその方の住所はどちらでしょうか?」
「場所はねえ、安立町ですよ。」
「安立町、その場所へはどのようにしていくのですか?」
「天王寺駅からちんちん電車で安立町で下車してください。天王寺駅から20分位のところです。安立町で降りたらまっすぐ東側に向いて歩いてください。右手に銭湯がありますから、銭湯の目の前が彼の家です。名前は井上正樹といいます。」
「ありがとうございます。」
「いいえ。どういたしまして。」
「おトイレをお借りしたいのですが。」
「応接室から出て、右手にトイレがあります。」 
「ありがとうございます。」
結衣はトイレに向かった。
「ちょっと、約束が違うじゃないの。あの約束。」
「ええ、今日はボディータッチだけにしてお願い。」
「この貸しは大きわよ。」
洋子は奥田にお尻を向けた。奥田は洋子のお尻にボディータッチした。




「あーん、あーん~」
「堪らんよ。洋子、愛したいよ。」
「ダメ、ダメよ。また、今度ね。」
「じゃあ、あの子も一緒だよ。」
「‥‥‥聞いてみるわね。」 
結衣がトイレから出て来た。
「ありがとうございました。」
「じゃあ、私たちはこれで。」
「住友さん、電話してよ。さっきの話し。」
「ええ、分かりました。」
そう言うと洋子は奥田に右目でウィンクした。

二人は奥田の自宅を後にして、安立町へ向かった。

to be continued
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

借金した女(SМ小説です)

浅野浩二
現代文学
ヤミ金融に借金した女のSМ小説です。

処理中です...