【ファンタジー小説】 異世界探訪 神界と霊界と地獄界

蔵屋

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第一巻

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 この世には我々人間の暮らしている人間界の他にも世界がある。
 その世界は魔物が支配する世界である。
 一方、太古の昔より我々の住んでいる大地を含めた太陽系、銀河系、星々という天体には◯にゝという怪しい言葉を司る絶対という存在があった。
 キリスト教では「GOD」といい、仏教では「阿弥陀如来」といい、神道では「天之御中主神」と言い、その他の宗教では「天主」「天帝」とも言う。しかし、これはの神は呼び名は違うが、大宇宙から見れば同じ神である。
 この神々の系譜には一神多神汎神という八百万の神がいる。
 この小説は神々と悪魔との闘いの物語である。
 この物語の主人公はヤマトタケルである。年齢は20歳。
 一緒に異世界を探訪するのはツルとカメである。ツルとカメは大神から特別な使命を受けている。その使命とは人間界から異世界に転生したヤマトタケルを助けて無事に神界の最上階に鎮座まします大神の所まで案内する事であった。
 しかし、その道のりは山坂多い旅の道であったのだ。
 行くてには魔物たちがタケルたち一行を待ち構えている。
 地獄界に棲む野獣の群れ、霊界に彷徨う数々の動物霊、そして厄介なのは偽悪醜にまみれた人間の霊魂。タケルたちはその恐ろしい野獣の群れや霊界に彷徨う醜い霊魂たちと闘いながら神界を目指すのである。
 果たして、タケルたち一行は無事に神界に辿り着き、神界の最上階に鎮座まします大神と対面することが出来るのであろうか。
 それは一ケ月前の話である。
 ヤマトタケルは京都の綾部という田舎に住んでいた。 
 時代は明治。
 徳川幕府を倒した薩摩と長州を中心とした新政府はアメリカなどの西欧諸国からかなりの遅れをとっていた。
 このままでは、いずれアメリカ、イギリス、ロシア、ドイツ、フランスに飲み込まれてしまう。という不安を持っていた。
 そんな時代にヤマトタケルはこの世に誕生したのだ。
 既に新政府を樹立し何とか、国家として一人だみした日本は明治天皇を頂点とした御前会議で国家の重要案件を決議していた。
 そうした中、朝鮮半島では日本と清国との日清戦争が勃発。清国は徳川時代、アヘン戦争でイギリスに敗北をしていた。
 この戦争に勝利した日本はロシア、ドイツ、フランスの三国干渉により涙を飲む結果になる。
 そうしている間に、ロシアの南下政策により日本は侵略される脅威にあったのだ。
 このロシアの南下政策により日本はロシアと衝突することになる。
 日本のように領土も狭い、資源もない、お金もない国が大国ロシアに戦戦布告をしたのである。
 これは日本にとって大きな賭けであった。
 ヤマトタケルはそんな時代にこの世に生まれて成長して行くことになるのだ。
 
 ー(用語解説)ー
 (アヘン戦争)
 アヘン戦争は、1840年から1842年にかけて清とイギリスの間で行われた戦争である。イギリスが清へのアヘン密輸によって得た巨額の利益と、清がアヘン輸入を禁止し取り締まったことに対するイギリスの反発が主な要因となり、清は敗北し、不平等な南京条約を締結。
 戦争の背景はイギリスの貿易赤字。
19世紀初頭、イギリスは清から茶、陶磁器、絹を大量に輸入していた。清への輸出品が少なく、大幅な貿易赤字に陥っていた。
 アヘン貿易の拡大。
 イギリスは貿易赤字解消のため、植民地のインドで栽培したアヘンを清に密輸し、巨額の利益を得た。これにより、清ではアヘン中毒者が増加し、社会問題となる。
 清のアヘン取り締まり。
 清は1796年にアヘン輸入を禁止したが、密貿易は続き、1830年代末には国家歳入の80%に相当する銀が国外に流出。清は林則徐を広州に派遣し、アヘンの没収・焼却などの強硬な取り締まりを行う。
 戦争の経緯はイギリスの開戦決定。
清によるアヘン没収に対し、イギリスは自国の財産への侵害と主張し、パーマストン外相の主導で軍事行動を決定。イギリス議会では開戦の是非が激しく議論されたが、わずか9票差で遠征軍派遣が可決される。
 アヘン戦争の勃発と清の敗北。
 1840年、イギリスは清に艦隊を派遣し、戦争が勃発。清は最新鋭の武器を持つイギリス海軍に連敗し、1842年に南京条約を締結して敗戦。
 南京条約では、清は以下の内容をイギリスに認めた。
 ①香港の割譲
    ②上海、広州、福州、厦門、寧波の5港開港
 ③賠償金の支払い
 ④領事裁判権の承認
 ⑤公行制度の廃止

     (日本への影響)
 アヘン戦争の敗戦と南京条約締結の報は、オランダを通じて日本にも伝わる。イギリスの圧倒的な軍事力は幕府当局者や日本の知識人に大きな衝撃を与え、幕府は異国船打払令を緩和し、天保の薪水給与令を出すことになる。
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