夕日が沈む海辺で一緒にディナーを ある独身女性の妄想

蔵屋

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第二巻

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 浜辺みなみは、大阪の阪急梅田百貨店の7階人事部フロアーの応接室にいた。
商談内容は女性用ユニフォームのデザインを決める為である。
その席にいたのが、大学時代の恋人目黒文哉であった。
みなみは、目を丸くして文哉を見つめていた。
商談は順調に進みデザインも決まった。
商談成立である。
みなみが帰る為7階のエレベーターに向かっていると文哉が慌てて駆け寄って来た。
「みなみ、明日の夕方、浜辺のレストランで待ってるから、必ず来てね。色々話したいことがかるから。」
「文哉、わかった。必ず行くから。ところで電話番号を教えて欲しいんだけど。」
「あ、そうか。じゃあ、今から渡す名刺の裏に携帯番号を書いておくから。」
そう言って文哉は自分の名刺の裏に、携帯番号を走り書きしてから、みなみに手渡した。
みなみは、文哉から名刺を受け取ると、7階からエレベーターに乗り1階に降りて、裏口の守衛室に行き、所定の手続きを済ませて、阪急百貨店を後にした。
みなみは神戸の会社に帰り、早速、今日の商談の結果を上司に報告した。
上司は田中宏幸課長(44歳)であった。
「田中課長、今日の阪急百貨店に於ける新デザインのユニフォームが決まりました。数量も3000着を発注いただきました。早速関係部門に連絡をしてユニホームを制作していただきますので、田中課長の方からも先方の生産課長に連絡をお願いいたします。」 
みなみは、今回、大きな商談を決めたのであった。阪急百貨店の女性用ユニホームは1枚あたり単価は3000円である。
しかも、今回3000枚、発注してもらったので、売り上げ金額は9百万円になる。
みなみの所属する特販課の今月の売り上げ目標が7百万円であったので、特販課の売り上げ目標に対する実績で計算すると、達成率は128.5%であった。
課長の田中は満面の笑顔で喜んだのであった。
これ以降、特販課のメンバーたちは、みなみのことを〝コネ入社“であると馬鹿にするものはいなくなったのである。
みなみは今回の目標達成について、課員全員の営業努力の賜物であると思い、これからは馬鹿にされようが、揶揄されようが全身全霊を込めて一心不乱に働くことを決意したのであった。
明日の夜は文哉と為ディナーの約束がある。
レストランの名前は渚である。
数年ぶりに会う文哉との再会に心を踊らしていたのである。

みなみは、そのレストラン渚は、文哉との思い出の場所であった。
レストラン渚は🇫🇷フランス料理店の専門店であった。

 みなみは久しぶりにレストラン渚のフランス料理を文哉と一緒にディナーを食べることになるので、フレンチのテーブルマナーについて、ハウツー問の専門書読んでいた。

ー(フランス料理のテーブルマナー)ー

 フランス料理のテーブルマナーでは、ナイフとフォークは外側から順に使い、食事中は皿の上にハの字に置きます。スープは手前から奥にすくい、音を立てずに流し込むように食べましょう。



ー(カトラリーの使い方)ー

1. ナイフとフォークの基本
ナイフは右手、フォークは左手に持ち、人差し指を軽く添える。
 左利きの場合は逆でも構わない。
 肘を張らず、リラックスした姿勢を保つ。

2. 使う順番
 複数のカトラリーが並んでいる場合、外側から順番に使用する。

3. 食事中の置き方
 食事中に一時的に手を離す際は、ナイフとフォークを皿の上にハの字に置く。
 ナイフの刃は内側に向けて4時の位置、フォークは8時の位置が目安である。

4. 食事終了の合図
 食事が終わったら、ナイフの刃を内側に向け、フォークは背を下にして揃えて置く。フランス式ではカトラリーの持ち手を4時から10時の方向に向けて置く。

ー(料理別のマナー)ー

 スープの食べ方。
 スプーンは手前から奥に動かしてすくい、音を立てずに口に流し込むように飲む。
 量が少なくなったら、皿の手前を少し持ち上げて奥に傾ける。

パンの食べ方。
 パンは一口大にちぎってからバターをつける。
 ソースをパンでぬぐうのは基本的にマナー違反。一口大にちぎったパンを皿に乗せ、ナイフとフォークでソースに絡めるのは許容される。

魚料理の食べ方。
 魚料理は、身の左側から一口ずつナイフとフォークで切り分けて食べる。
 一度にすべて切り分けず、食べるごとに切るのがポイントである。
 骨付きの魚は、まず上身を食べ、次にフォークで身を押さえながら背骨に沿って身を外す。

ー(その他のマナー)ー

ナプキンの使い方。
 着席したらナプキンを広げ、二つ折りにして折り目を手前にして膝の上に置く。
 口や手を拭く際は、ナプキンの内側の折り目を使う。
 食事が終わったら、きれいにたたみすぎず、軽くまとめてテーブルの左側または皿の右側に置く。

 グラスの持ち方。
 ワイングラスは、体温がワインに伝わらないよう、親指、人差し指、中指の3本で足元を持ちます。乾杯の際はグラス同士を当てず、目線の高さに掲げましょう。

 食事中の注意点。
 お皿やグラスは基本的に動かさないのがマナーである。
 グループで食事をする際は、全員に料理が行き渡り、ホストが食べ始めてから食べ始めるのが適切である。食事中に音を立てることはタブーである。

 さて、ワインに世界的に有名でワインのお手本になっているとも言えるのが、ワイン王国フランスである。
フランスは生産量が世界の約20%を占め、品質面でも世界をリードしている。
多種多様なワインがつくられており、多くの有名産地が存在その事実だ。
中でも、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュは3大ワイン産地である。
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどタンニンの多い品種を使い、重厚な赤ワインを生み出すボルドーやベルベットや絹のような口触りの滑らかで繊細なピノ・ノワールを原料としたワインを造るブルゴーニュは日本でも多くの人に愛されていると言えるだろう。
 一方で、繊細でクリーミィな泡で魅了させるシャンパーニュは、お祝いごとの席などでも好まれ日本は世界トップクラスの輸入量を誇っている。
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