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第一章
しおりを挟む「やあ!元気かい?」
「先輩!お久しぶりです」
「偶には一緒に飲みにいかないか?」
「ええ、是非、ご一緒したいですね(笑い)」
先輩は僕の高校の10年先輩。今は旅館を経営するオーナーだ。
僕は近所のガソリンスタンドでアルバイトをしている。
就職先も決まり来年の4月から地元の漁師たちと一緒に働くことになる。
数日後、先輩から連絡があった。
僕は先日、先輩に他人には言えないある事を相談していた。
先輩からは僕がお願いしてた相談事の返事であった。
「良い病院があるから紹介してあげる」
と、LINEメッセージの返信であった。
最近では、僕は先輩としょっちゅうLINEメッセージでやりとりをしている。
大変便利だ。
今回の件も、僕の相談事に返信があったのだ。
僕は恥ずかしいけど、高校3年生になっているのに、未だ童貞であって、しかも包茎なのだ。
僕が言っていた他人に言えないあることとは、この包茎のことであった。
早速、僕は先輩に連れられて、その病院に行った。
病院に着くと、僕は受付で受付を済ませ、先輩と一緒に待合室で待った。
しばらく待合室で待っていると、受付に呼ばれた。
「極楽翔太様」
「はい、極楽翔太です」
「今日はどうされました」
「実は、ちょっと言いにくいなぁ」
「ここは病院ですよ。恥ずかしがらずにおっしゃってください」
「わかりました。こちらの問診票に必要事業をご記入ください」
僕は受付嬢から問診票を受け取った。
待合室のソファーに座り、問診票に必要事項を記入した。
診療目的は包茎の相談である。
問診票に記入終えた僕は受付に問診票を提出した。
受付嬢が言った。
「待合室でお待ち下さい」
僕は待合室のソファーに座りしばらく呼ばれるのを待った。
しばらく座っていると、受付状が私の名前を呼んだ。
「極楽翔太様、極楽翔太様」
僕は受付へ行った。
「どうぞ診察室にお入り下さい」
俺は診察室のドアをノックして診察室に入った。
男性の意思が肘掛け椅子に座っていた。
「問診票を読ませていただきました。包茎なんですね」
俺は包茎について医師から説明を受けた。
医師の説明によると、俺の場合は手術をする必要は無いとのことであった。
「包茎は全てのケースで治療が必要になるわけではありません。特に、仮性包茎は医学的な治療は不要と考えられています。不潔な状態を予防するため入浴時によく洗う必要があります。美容上の観点から、美容外科などで包皮を切除する治療が行われることもありますが、保険適応とはならず治療費は高額になります。保険適用のある治療をお勧めします。
一方、痛みなどの症状がある真性包茎は余分な包皮を切除して亀頭を露出させる手術が行われることがあります。小児の場合は成長とともに多くは自然に改善していきますが、亀頭包皮炎などを繰り返す場合には、包皮の先端に皮膚を軟らかくする作用のあるステロイド軟膏を塗り、手で包皮をむく訓練を一定期間続ける“包皮翻転ほんてん”指導を行うことがあります。
また、嵌頓包茎はできるだけ早急に包皮口による陰茎の締め付けを解除する治療が必要です。軽症の場合には、医師や看護師が手で元の状態に戻すこともできますが、陰茎のむくみが強いなど手では元の状態に戻らない場合は、包皮口の皮膚を切開して締め付けを解除する手術が必要となります。
先ほど診察したところによると、あなたの場合は手術の必要はありませんから安心してください」
診察時間は10分程度で終わった。
僕は、医師から説明を受けて安心したのであった。
僕は、会計で診療費を支払い先輩と一緒に病院を後にしたのである。
「どうだった?」
「手術の必要がなかったですよ」
「それはよかったね。どう?今から飲みに行こうよ」
「いいですよ」
僕と先輩は一緒に梅田の東通り商店街へ向かった。
東通商店街には先輩のつけのスナックがあった。
そのスナックは、東通り商店街の前、東にあって、ちょうどパチンコ店が並んでいて、そのパチンコ店の路地裏にスナックがあった。
スナックの名前は『ルパン』であった。
僕は先輩と一緒に店内に入った。
店内に入ると、僕のお尻を先輩がボディータッチしてきた。
僕はあまり気にしなかった。
しかし、男同士でも体を触ったりするだろうか?と僕は疑問に思った。
しかし、僕は男性である。ここは女性とは違う。女性なら〝それってセクハラよ〝と言うであろう。
しかし、僕は男である。
男が男にセクハラとは言わないだろう。
僕と先輩はカウンターの席についた。
カウンターの中では、バーテンの男性がいて客と談笑しながら接客中であった。
もう1人のバーテンの男性が、先輩と私に話しかけてきた。
「何に、なさいますか?」
「俺はジョニクロのロックで!」
僕はまだ未成年であったが、同じように注文をした。
「同じもので」
「おいおい、無理するなよ。ロックはきついぜ」
「いや。大丈夫です」
僕はそう言って、カウンターの席で先輩とあれやこれやと話をした。
「お前、確か漁師になるんだろう?」
「来年ですけど。漁師になりますよ。漁師になったら、先輩の旅館に新鮮な魚をたくさん持ってきますよ」
「それはありがたいね。嬉しいこと言ってくれじゃん」
僕は先輩に励まされて、嬉しくなった。
しばらくして、僕と先輩のカウンターテーブルの前にジョニクロのロックのグラスが置かれた。
先に出されていたおしぼりで、僕は手を拭いた。
先輩はすでにおしぼりで手を拭いていた。
先輩は、セブンスターのタバコを美味しそうに吸っていた。
最近では、禁煙禁煙で、店内でタバコを吸う事は普通ならできないんであるが、このルパンについては、タバコはどこで吸ってもいいらしい。
僕と先輩はさらに談笑をし続けた。
僕はしばらくしてお酒に酔ったみたいでフラフラとしてきた。
先輩はバーデンの男性と談笑していた。
僕は調子が悪くなり、少し俯き加減で酔いを覚ませていた。
先輩が心配をして、僕に声をかけてきた。
「大丈夫かい」
「ええ。大丈夫です。ちょっと良いが回ったみたいで」
「そうか、酔ったのか。マスター、彼に水をあげてよ」
「分りました」
マスターはグラスに水を入れて僕の目の前に置いた。
僕は目の前に置かれた水を飲んだ。
しばらくしていると、大分気分も良くなってきたので、普段の僕になって、またウイスキーを飲み始めた。
店内を見渡すと、先ほどまでいた男性たちが、奥の部屋のほうに入っていった。
後でわかったのであるが、このスナックは、男性同士がお付き合いをする場所であった。
私は先輩から聞いて初めて知ったのだ。
通りで、店内にいた客たちは、みんな男性で、みんなおしゃれで、結構イケメンの男性が多かった。
年齢も20代後半のようだった。
しばらく休んでいると、先輩が声をかけて来た。
「奥の部屋に行ってみないかい?」
「奥の部屋があるんですか?」
「ああ。特別な部屋があるんだよ。面白いショーも見れるから行こうよ」
僕は先輩に誘われるまま、先輩と一緒に奥の部屋に行った。
部屋の中に入ると東南アジア系の男性がダンスをしていた。彼は、このスナックのダンサーでエムと言った。
司会者が店内の客たちにエムを紹介したのだ。ダンサーのエムはハリウッド映画に出てくるスター顔負けの美貌の持ち主だった。
身長は180センチ位で、輝く筋肉質の体には、黒い肌がよく似合っていた。
彼は肌を露出するのが売り物らしく、パンツ一枚の姿でダンスをしていた。
ダンスには慣れているようで、バックミュージックに合わせて体を動かしながら、
男でも、惚れ惚れするような仕草でダンスを踊っていた。
周りにいた観客は、拍手喝采で、エムのダンスに見惚れていた。
先輩も、僕もエムのダンスに見惚た。
僕は店内の暗さもあって、変な気分になってきた。
何度か、自宅に一人でいる時、自慰行為を した事はあったが、その時気持ちが良かったことを覚えている。今まさに僕にとって気持ちが良い感覚になっていた。、
それはあまりにもエムのパンツ一枚でセクシーに踊るエムに見惚れて興奮したのだと思う。
その時であった。先輩が、私の体にボディータッチをしてきた。
周囲を見てみると、カップルの男性たちは銘々、抱き合って、唇を重ねていた。
その光景は、僕にとって、なおいっそういやらしい感覚を覚えさせたのである。
いつの間にか僕は先輩と唇を重ねていた。
しばらく、唇を重ねていると、カップルの男性たちが、さらに奥の部屋へと入っていった。
先輩が僕に言ってきた。
「奥に行くと浴槽があるんだよ。一緒に行って汗を流さないかい。清潔にして帰ろうよ」
僕は先輩に勧められるまま、一緒に奥の浴室に行った。
奥の浴室では、サウナも完備されていて、またレンタルの下着類や寝間着等があった。
そして、カプセルホテルのように宿泊もできるようになっていた。
このスナックは入り口は違うわ。奥の部屋はカプセルホテルと連結していて、カプセルホテルの中の浴室を利用していたのだ。
スナックを抜けた奥の部屋とはエムがダンスをしていたホールも、今いる浴室もカプセルホテルの施設内であったのだ。
なかなかうまい具合に建設してしたものだと僕は思った。
先輩が楽しそうにはしゃいでいた。
「今夜のパーティーは全裸だよ!
三人でまず入浴しに行こう。
先輩ととエムと僕は一緒に浴室に行った。
美男子で器械体操選手だった先輩の
胸やお尻、太ももで揺れる男根が
やけにセクシーで僕は先輩の筋肉質の体に釘付けになった。
僕は慌てて服を脱いで浴室に入った。
さすがにカプセルホテルらしく豪勢な洋式バスで立ち姿の三人がシャワーを浴びせたり流しっこすると、僕は興奮してしまった。
「今夜のパーティーはスタミナがいるぞ! 冷水でよく冷やしておけよ!」と先輩は笑いながら言った。冷淡なもんだと僕は思った。
先輩はエムと僕にスポットライトを当ててお客たちに紹介した。店内のバックミュージックはロック音楽に変わっていた。
僕の浴衣がエムに剥ぎ取られた。
全裸にされた僕は頭にきて、むきになった。「こんちくしょう!」とエムの浴衣を剥ぎ取った。
エムも裸にしたら、観客の声が湧いたが、店内は男達のキスの音が至るとこで聞こえた。〝チュッ、チュッ、チュッ〝
先輩はと店内を見回していると医者と名乗った初老の男性に唇を奪われ浴衣を脱がされていた。
「初老の医師は、先輩は好みなんだ!」
と僕はやっと気がついた。
先輩のお目当ては僕ではなかったのだと、
その時、初めて分かったのだ。
僕との絡みは性宴の盛り上げ役と分かったからには、「先輩に見せつけてやるんだ!」
と、エムを逆さ吊りに立てて、シックスナイン(69)で責めた。
彼の男根には蜂蜜が塗ってあり僕は犬の真似を始めたのだ。
犬を真似で四つん這いで長い勃起した男根を直腸内に迎え入れた。
僕の眼前でも先輩が白髪の医師に同様の姿で犯され喘ぎ声を上げていた。
性宴の状況はカプセルホテルのオーナーである立花勲がビデオカメラで撮影していた。
今夜の記録映像を希望する場合は後日販売されるという。
「なぁーだ。これなら秘密が守れるよな!
先輩(笑い)」
僕はこのことがきっかけで、先輩と一緒にいつもこの施設を利用することになるのだ。
to be continued
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2022.05.28
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