5 / 5
第四巻
しおりを挟む
この章では、神さまの生命力と愛について語りたい。
人間を始め生き物には愛の心があります。
親子、夫婦、兄弟姉妹、友人など色々な人間関係の中で愛の気持ちが自然に湧いてきます。誰から教えられた訳でなく、すべての生き物に共通しています。
子供を授かれば誰でも愛おしいく思います。
人間だけでなく、動物でも鳥でも同じです。
この愛は、一体どこからやって来るのでしょうか。
これは神さまの慈愛の心が凡ゆる生き物に流れ込んでいるからに他なりません。
愛の源泉は神さまなのです。
宇宙には神さまの愛が漲っています。
また、生き物に共通する性に生きたいという所謂生命力があります。これも生まれながらにすべての生き物が持っています。一寸の虫にも五分の魂と言って虫でも踏み潰されようとすると一生懸命逃げます。生きようとします。これは何かというと神さま自身も生きようとされているからです。その心の性が凡ゆる生き物に流れこんでいるからです。宇宙は誕生して以来、永遠に成長し、進化しようとしているのです。宇宙は生命力で漲っています。
このような生き物に共通する愛の働きや生命力こそ神さまの霊魂そのものなのです。
先程申し上げた生命力とは、生物が生きる力や、生命活動を維持・発展させる根源的な力を意味します。体力や精神力、自然治癒力など、幅広い意味合いで使われる言葉でもあります。
生命力は、生物が生き抜くための力や、生命を維持する力を意味し、生物学的には生存や繁殖を支える体内の力を指し、心理学的には困難に立ち向かう精神力も含まれます。
この生命力の生物学的特徴は、
一つ目は成長・発育です。
生物が成長し、大きくなる力です。
二つ目は自然治癒力です。
怪我や病気から回復する力です。
三つ目は、繁殖力です。
種の存続を支える力です。
また、生命力には精神的特徴もあります。
一つ目は困難に立ち向かう意志力です。
逆境を乗り越える精神的な強さです。
二つ目は持続的な集中力や忍耐力です。
目標達成に向けた精神的な持続力です。
三つ目はストレスや逆境に対する回復力です。
困難な状況から立ち直る力です。
では、生命力を高める要素とはどのようなものがあるのでしょうか。
一つ目は生きがいという要素です。
自分の欲望を満足させたいという心が、活動の原動力となります。
二つ目は適度なストレスという要素です。
人間は適度なストレスによって変化し、頭脳や筋肉が機能します。
三つ目は心と肉体の調和という要素です。
心と肉体のバランスがとれている状態が、生命力に繋がるのです。
この生命力には、活力、元気、気力、バイタリティー、生気、エネルギーといった類語もあります。
ー(慈愛について)ー
『慈愛』とは、見返りを求めず、相手の幸せを心から願う、深く優しい思いやりのある愛情を意味します。
特に、親が子を慈しむような愛情や、弱い立場の人に向けられる愛情として使われることが多い言葉です。
慈愛は『慈』と『愛』から成り立っています。単なる優しさや親切とは異なり、無償の愛や深い思いやりがある、という意味が特徴です。
さて、慈愛と慈悲の違いについて、少し考えてみましょう。
『慈愛』と『慈悲』は似ていますが、ニュアンスが異なります。
慈愛は穏やかな感情的な愛情を意味し、包容する心に重きを置きます。
慈悲は、仏教の中心的概念で、他人の苦しみを取り除こうとする具体的な行為や態度を伴うことです。
では、慈愛の類義語について考えてみましょう。
一つ目は恩愛という言葉です。
これは肉親間の愛情や執着を意味します。
二つ目は恵愛という言葉です。
これは慈しみ愛することを意味します。
三つ目は仁愛という言葉です。
これは人を思いやり、慈しむ心を意味します。
私は皆さんにどうしても知って頂きたいことがあります。
それは『慈愛』と『自愛』の違いについてです。
『慈愛』と『自愛』は読み方が同じですが、意味は全く異なります。
慈愛は他者への深い愛情を意味します。
自愛は自分の体を大切にすること、健康に気を配ることを意味します。
以上のことから『慈愛』は『慈愛に満ちたまなざし』のように、深い愛情や思いやりが感じられる様子を表現する言葉なのです。
ー(慈悲について)ー
『慈悲』とは、仏教において『楽を与え』と『苦を取り除く』という、人々への深い思いやりや慈しみの心を指します。
この言葉は、サンスクリット語の『maitrī』と『karuṇā』を語源としています。
この慈悲という言葉は、人々を慈しみ、楽を与え、苦しみを取り除く心のことであると理解して下さい。
これは、仏や菩薩が衆生に対して抱く、深い憐れみと慈しみの感情を指す言葉です。
それでは、この『慈悲』という語句を二つに分解して其々の語句の意味を考えてみましょう。
慈は他者に利益や安楽を与えることを意味します。友愛の心に由来すると言ってもいいでしょう。
悲は他者の苦しみに同情し、その苦しみを取り除こうとすること(抜苦)を意味します。
さて、仏教では、慈悲には三つの種類があると説いています。
一つ目は衆生縁の慈悲です。
一般の人々が衆生を縁として起こす慈悲です。
二つ目は法縁の慈悲です。
諸法の空理を覚り、自他の差別がないと知ることで起こす、阿羅漢や菩薩の慈悲ということになるでしょう。
三つ目は無縁の慈悲です。
何ものにも囚われない絶対平等な仏の慈悲であり、『大慈大悲』と言われる所以です。
仏教に於いてこの慈悲という言葉にはある重要な意味合いがあります。
大乗仏教(注釈1)特に浄土教のような救済型の仏教では、慈悲は非常に重要な徳目とされています。仏の心は『大慈悲』であるとされ、衆生を救済するための広大な慈悲が強調されているのです。
(注釈1)
大乗仏教は、紀元前後頃にインドで興った新しい仏教の形で、すべての人々の救済を目指す『大きな乗り物』を意味する思想です。これは、自分自身の悟りだけでなく、広く人々を救済することを目的としているのです。
また、この大乗仏教は、釈迦の死後、部派仏教が主流となる中で、紀元前後頃にインドで誕生しました。従来の仏教が個人の悟りを追求するのに対し、大乗仏教は他者の救済を重視したのです。
人間を始め生き物には愛の心があります。
親子、夫婦、兄弟姉妹、友人など色々な人間関係の中で愛の気持ちが自然に湧いてきます。誰から教えられた訳でなく、すべての生き物に共通しています。
子供を授かれば誰でも愛おしいく思います。
人間だけでなく、動物でも鳥でも同じです。
この愛は、一体どこからやって来るのでしょうか。
これは神さまの慈愛の心が凡ゆる生き物に流れ込んでいるからに他なりません。
愛の源泉は神さまなのです。
宇宙には神さまの愛が漲っています。
また、生き物に共通する性に生きたいという所謂生命力があります。これも生まれながらにすべての生き物が持っています。一寸の虫にも五分の魂と言って虫でも踏み潰されようとすると一生懸命逃げます。生きようとします。これは何かというと神さま自身も生きようとされているからです。その心の性が凡ゆる生き物に流れこんでいるからです。宇宙は誕生して以来、永遠に成長し、進化しようとしているのです。宇宙は生命力で漲っています。
このような生き物に共通する愛の働きや生命力こそ神さまの霊魂そのものなのです。
先程申し上げた生命力とは、生物が生きる力や、生命活動を維持・発展させる根源的な力を意味します。体力や精神力、自然治癒力など、幅広い意味合いで使われる言葉でもあります。
生命力は、生物が生き抜くための力や、生命を維持する力を意味し、生物学的には生存や繁殖を支える体内の力を指し、心理学的には困難に立ち向かう精神力も含まれます。
この生命力の生物学的特徴は、
一つ目は成長・発育です。
生物が成長し、大きくなる力です。
二つ目は自然治癒力です。
怪我や病気から回復する力です。
三つ目は、繁殖力です。
種の存続を支える力です。
また、生命力には精神的特徴もあります。
一つ目は困難に立ち向かう意志力です。
逆境を乗り越える精神的な強さです。
二つ目は持続的な集中力や忍耐力です。
目標達成に向けた精神的な持続力です。
三つ目はストレスや逆境に対する回復力です。
困難な状況から立ち直る力です。
では、生命力を高める要素とはどのようなものがあるのでしょうか。
一つ目は生きがいという要素です。
自分の欲望を満足させたいという心が、活動の原動力となります。
二つ目は適度なストレスという要素です。
人間は適度なストレスによって変化し、頭脳や筋肉が機能します。
三つ目は心と肉体の調和という要素です。
心と肉体のバランスがとれている状態が、生命力に繋がるのです。
この生命力には、活力、元気、気力、バイタリティー、生気、エネルギーといった類語もあります。
ー(慈愛について)ー
『慈愛』とは、見返りを求めず、相手の幸せを心から願う、深く優しい思いやりのある愛情を意味します。
特に、親が子を慈しむような愛情や、弱い立場の人に向けられる愛情として使われることが多い言葉です。
慈愛は『慈』と『愛』から成り立っています。単なる優しさや親切とは異なり、無償の愛や深い思いやりがある、という意味が特徴です。
さて、慈愛と慈悲の違いについて、少し考えてみましょう。
『慈愛』と『慈悲』は似ていますが、ニュアンスが異なります。
慈愛は穏やかな感情的な愛情を意味し、包容する心に重きを置きます。
慈悲は、仏教の中心的概念で、他人の苦しみを取り除こうとする具体的な行為や態度を伴うことです。
では、慈愛の類義語について考えてみましょう。
一つ目は恩愛という言葉です。
これは肉親間の愛情や執着を意味します。
二つ目は恵愛という言葉です。
これは慈しみ愛することを意味します。
三つ目は仁愛という言葉です。
これは人を思いやり、慈しむ心を意味します。
私は皆さんにどうしても知って頂きたいことがあります。
それは『慈愛』と『自愛』の違いについてです。
『慈愛』と『自愛』は読み方が同じですが、意味は全く異なります。
慈愛は他者への深い愛情を意味します。
自愛は自分の体を大切にすること、健康に気を配ることを意味します。
以上のことから『慈愛』は『慈愛に満ちたまなざし』のように、深い愛情や思いやりが感じられる様子を表現する言葉なのです。
ー(慈悲について)ー
『慈悲』とは、仏教において『楽を与え』と『苦を取り除く』という、人々への深い思いやりや慈しみの心を指します。
この言葉は、サンスクリット語の『maitrī』と『karuṇā』を語源としています。
この慈悲という言葉は、人々を慈しみ、楽を与え、苦しみを取り除く心のことであると理解して下さい。
これは、仏や菩薩が衆生に対して抱く、深い憐れみと慈しみの感情を指す言葉です。
それでは、この『慈悲』という語句を二つに分解して其々の語句の意味を考えてみましょう。
慈は他者に利益や安楽を与えることを意味します。友愛の心に由来すると言ってもいいでしょう。
悲は他者の苦しみに同情し、その苦しみを取り除こうとすること(抜苦)を意味します。
さて、仏教では、慈悲には三つの種類があると説いています。
一つ目は衆生縁の慈悲です。
一般の人々が衆生を縁として起こす慈悲です。
二つ目は法縁の慈悲です。
諸法の空理を覚り、自他の差別がないと知ることで起こす、阿羅漢や菩薩の慈悲ということになるでしょう。
三つ目は無縁の慈悲です。
何ものにも囚われない絶対平等な仏の慈悲であり、『大慈大悲』と言われる所以です。
仏教に於いてこの慈悲という言葉にはある重要な意味合いがあります。
大乗仏教(注釈1)特に浄土教のような救済型の仏教では、慈悲は非常に重要な徳目とされています。仏の心は『大慈悲』であるとされ、衆生を救済するための広大な慈悲が強調されているのです。
(注釈1)
大乗仏教は、紀元前後頃にインドで興った新しい仏教の形で、すべての人々の救済を目指す『大きな乗り物』を意味する思想です。これは、自分自身の悟りだけでなく、広く人々を救済することを目的としているのです。
また、この大乗仏教は、釈迦の死後、部派仏教が主流となる中で、紀元前後頃にインドで誕生しました。従来の仏教が個人の悟りを追求するのに対し、大乗仏教は他者の救済を重視したのです。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる