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第八十九巻
しおりを挟む【女性達の性事情】
某国立大学医学部で教授選が行われることになった。
大学医学部医局の教授になれば白い巨塔の頂点に君臨することが出来る。
抑々大学医学部教授とは、大学病院に勤務し、診療だけでなく、医学部の学生への教育や研究活動も行う医師ということが言える。医局(大学病院の各診療科の組織)のトップであり、多くの医師を束ねる存在でもある。
その医学部教授の主な役割は多岐にわたっている。
教育という立場。
これは医学部の学生や研修医の指導を行う役目がある。
診療を受け持つという立場。
大学附属病院に於ける専門的な医療の提供を司る。
研究としての立場。
最先端の医学研究を主導し、論文執筆や学会発表を行う、という役目がある。
人事権の行使。
医局内の医師の人事を掌り、関連病院への医師の配置なども差配する。
医学部教授になるには、博士号の取得や留学経験、そして研究・臨床・教育に於ける豊富な実績が必要である。私が現役時代の健康管理室長の時に大阪大学医学部医局の医師3名を雇っていたのだか、三人ともアメリカの研究機関に3年間留学し、帰国後に阪大医学部医局関連病院の内科部長に就任するケースが殆どであった。また、彼らの特徴は東大理科一類から阪大医学部に編入するという共通の進路の道があったのだ。
さてこの教授になる為には特に、論文の執筆実績や研究費の獲得実績が重視されるのである。
教授と一口に言っても、様々な種類がある。
(種類)ー(役割・特徴)
(大学教授)ー(医学部の正規教員であり、教育・研究・診療を主導する。)
(臨床教授)ー(大学医学部の実習協力機関などで学生の臨床実習を指導する。)
(客員教授)ー(大学専任ではないが、学生に講義を行う外部の医師である。)
(病院教授)ー(臨床資格を持つが、大学の教授ではない医師(通称))
気になる収入であるが医学部教授の平均年収は、約1,200万円から1,800万円位。特に私立大学では1,500万円を超えるケースもある。これは一般的な企業と比較して高い水準であるが多忙な業務内容や責任の重さを考えると、決して多いとは言えないのである。
大学病院の医局では、教授を頂点とする明確な序列が存在している。研修医から始まり、助教、講師、准教授を経て教授へと昇進するキャリアパスが一般的な昇進である。
悠人が接待した鎌田教授は好色な男であった。悠人から見て鎌田は決して尊敬出来る男ではなかった。また、鎌田の妻も似たような女性で淫乱女であった。悠人は数年前にこの鎌田の妻と関係を持ったことがあった。あれは三年前の真夏であった。
鎌田に招待され京都の高級住宅街と言われる左京区下鴨にあった鎌田の豪邸を訪問したのであった。
下鴨は由緒ある高級住宅街として知られ、特に葵小学校区には豪邸が多く、北泉通には豪邸が連なっている。鎌田の自宅はこの北泉通りにあった。
悠人は鎌田の豪邸に行く時は必ずタクシーに乗車して行く。
タクシーが鎌田の自宅前に停車した。悠人はタクシー料金を支払ってタクシーを降りた。
悠人は鎌田宅の玄関のインターフォンを鳴らした。
〝ピンポン、ピンポン“
「はい、鎌田でございます」
鎌田の妻・まさみの声である。
「立花です」
「今開けますのでしばらくお待ち下さい」
「こんにちは。本日はお招き頂きましてありがとうございます(笑い)」
「お待ちしていましたわぁ(笑い)」
まさみはエロモード全開である。
すでにセクシーランジェリーを着て悠人を出迎えたのだ。
今日のまさみは素敵な白色のランジェリーを着ていた。
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