2 / 2
第二巻
しおりを挟む
この世の中で信仰程、怖い存在はない。
柳生宗矩、十兵衛親子はこのキリシタンのような愚かな戦いに翻弄された。
当時十兵衛は長崎にいた。十兵衛には好きな女がいた。名前をお春という。歳は23歳。十兵衛25歳の時であった。しかしこのお春に問題があった。お春はキリシタンだったのだ。
お春と十兵衛が知り合ったのは仙台であった。まだ、伊達政宗が存命の時である。
政宗は天下騒乱を狙っていたのだ。
その為に政宗は幕府にかる企みを仕掛けていたのだ。
その仕掛けとはお米である。当時、江戸の街に流通していたお米は7割が仙台藩から江戸に流通するという異常な事態であった。もし仙台藩からのお米が途絶えると江戸庶民はおろか、旗本8万機と言われる武家や大名家がお米を食べることが出来なくなるのだ。
このことを知った十兵衛は一人で仙台藩に行き実際に伊達政宗と面談したのであった。政宗は当初、領内にいるキリシタンを黙認していたがいつしかキリシタンを迫害するようになった。外国人宣教師を捉え磔の刑に処す。また、一般のキリシタンの農民の信者は踏み絵を実施した。そしてキリシタンであったものは悉く磔にして処罰したのである。
十兵衛はこの時知り合ったお春と一緒に船で長崎に向かったのであった。
二人は長崎について至るところにいる子供達が飢えに苦しむ様子を見て驚いたのであった。
島原や天草の農民達は幕府の厳しい年貢米に苦しんでいたのだ。やがてこの苦しみが怒りにかわりキリシタン達の一揆へと発展したのであった。
この乱が有名な島原の乱である。
この島原の乱は、1637年(寛永14年)から1638年(寛永15年)まで、島原・天草地域で引き起こされた、百姓やキリシタンを主体とする江戸幕府への大規模な武力闘争事件であった。島原・天草一揆、島原・天草の乱とも呼ばれる。
キリシタンや農民達の一揆軍が籠城した城は原城であった。
島原の乱がとうとう勃発した。この戦いは寛永14年10月25日(1637年12月11日) から寛永15年2月28日(1638年4月12日)
迄続いた。
幕府より一揆惹起の責任を問われ、松倉勝家の改易斬首、寺沢堅高の天草領没収などの厳しい処罰が行われた。
幕府側は徳川家光、松平信綱、板倉重昌 、
立花宗茂、戸田氏鉄、細川忠利、鍋島勝茂
松倉勝家 、寺沢堅高、黒田忠之、有馬直純
水野勝成、宮本武蔵。
一方一揆軍は天草四郎(益田時貞) 、有家監物入道休意 、益田好次 、蘆塚忠右衛門 、
山田右衛門作、渡辺伝兵衛 、大矢野松右衛門 、赤星内膳 、駒木根友房 、森宗意軒 であった。
戦力は幕府軍は124,000人。
一方一揆軍は37,000であった。
また、幕府軍の死傷者は8,000人以上であった。
一方一揆軍は全滅であった。この時十兵衛が愛していたお春は死んだのであった。
このお春の死により十兵衛は一生、女性を好きになることはなかったのである。
さて、この島原の乱の抑々の原因であるが、島原藩主の松倉勝家が領民の生活が成り立たない程の過酷な年貢の取り立てを行い、年貢を納められない農民、改宗を拒んだキリシタンに対し熾烈な拷問・処刑を行ったことに対する反発から発生したものであった。これが天下騒乱となる大規模な農民反乱へと発展したのであった。
十兵衛はお春を失い、途方にくれて奈良の柳生の里を目指す旅に出たのであったが、途中で伊賀忍者・木猿に会った。
「島津で幕府転覆の企てあり。今すぐ薩摩へ行け!」
「木猿よ!辱い」
十兵衛はそう言って薩摩藩を目指したのであった。十兵衛は木猿の準備した船に乗り木猿ら伊賀忍者と一緒に薩摩を目指したのであった。
柳生宗矩、十兵衛親子はこのキリシタンのような愚かな戦いに翻弄された。
当時十兵衛は長崎にいた。十兵衛には好きな女がいた。名前をお春という。歳は23歳。十兵衛25歳の時であった。しかしこのお春に問題があった。お春はキリシタンだったのだ。
お春と十兵衛が知り合ったのは仙台であった。まだ、伊達政宗が存命の時である。
政宗は天下騒乱を狙っていたのだ。
その為に政宗は幕府にかる企みを仕掛けていたのだ。
その仕掛けとはお米である。当時、江戸の街に流通していたお米は7割が仙台藩から江戸に流通するという異常な事態であった。もし仙台藩からのお米が途絶えると江戸庶民はおろか、旗本8万機と言われる武家や大名家がお米を食べることが出来なくなるのだ。
このことを知った十兵衛は一人で仙台藩に行き実際に伊達政宗と面談したのであった。政宗は当初、領内にいるキリシタンを黙認していたがいつしかキリシタンを迫害するようになった。外国人宣教師を捉え磔の刑に処す。また、一般のキリシタンの農民の信者は踏み絵を実施した。そしてキリシタンであったものは悉く磔にして処罰したのである。
十兵衛はこの時知り合ったお春と一緒に船で長崎に向かったのであった。
二人は長崎について至るところにいる子供達が飢えに苦しむ様子を見て驚いたのであった。
島原や天草の農民達は幕府の厳しい年貢米に苦しんでいたのだ。やがてこの苦しみが怒りにかわりキリシタン達の一揆へと発展したのであった。
この乱が有名な島原の乱である。
この島原の乱は、1637年(寛永14年)から1638年(寛永15年)まで、島原・天草地域で引き起こされた、百姓やキリシタンを主体とする江戸幕府への大規模な武力闘争事件であった。島原・天草一揆、島原・天草の乱とも呼ばれる。
キリシタンや農民達の一揆軍が籠城した城は原城であった。
島原の乱がとうとう勃発した。この戦いは寛永14年10月25日(1637年12月11日) から寛永15年2月28日(1638年4月12日)
迄続いた。
幕府より一揆惹起の責任を問われ、松倉勝家の改易斬首、寺沢堅高の天草領没収などの厳しい処罰が行われた。
幕府側は徳川家光、松平信綱、板倉重昌 、
立花宗茂、戸田氏鉄、細川忠利、鍋島勝茂
松倉勝家 、寺沢堅高、黒田忠之、有馬直純
水野勝成、宮本武蔵。
一方一揆軍は天草四郎(益田時貞) 、有家監物入道休意 、益田好次 、蘆塚忠右衛門 、
山田右衛門作、渡辺伝兵衛 、大矢野松右衛門 、赤星内膳 、駒木根友房 、森宗意軒 であった。
戦力は幕府軍は124,000人。
一方一揆軍は37,000であった。
また、幕府軍の死傷者は8,000人以上であった。
一方一揆軍は全滅であった。この時十兵衛が愛していたお春は死んだのであった。
このお春の死により十兵衛は一生、女性を好きになることはなかったのである。
さて、この島原の乱の抑々の原因であるが、島原藩主の松倉勝家が領民の生活が成り立たない程の過酷な年貢の取り立てを行い、年貢を納められない農民、改宗を拒んだキリシタンに対し熾烈な拷問・処刑を行ったことに対する反発から発生したものであった。これが天下騒乱となる大規模な農民反乱へと発展したのであった。
十兵衛はお春を失い、途方にくれて奈良の柳生の里を目指す旅に出たのであったが、途中で伊賀忍者・木猿に会った。
「島津で幕府転覆の企てあり。今すぐ薩摩へ行け!」
「木猿よ!辱い」
十兵衛はそう言って薩摩藩を目指したのであった。十兵衛は木猿の準備した船に乗り木猿ら伊賀忍者と一緒に薩摩を目指したのであった。
20
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
【戦国時代小説】 甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助
蔵屋
歴史・時代
わたしは、以前、甲斐国を観光旅行したことがある。
何故、甲斐国なのか?
それは、日本を象徴する富士山があるからだ。
さて、今回のわたしが小説の題材にした『甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助』はこの甲斐国で殆どの戦国乱世の時代を生き抜いた。そして越後の雄•上杉謙信との死闘は武田信玄、山本勘助にとっては人生そのものであったことだろう。
そんな彼らにわたしはスポットライトを当て読者の皆さんに彼らの素顔を知って頂く為に物語として執筆したものである。
なお、この小説の執筆に当たり『甲陽軍鑑』を参考にしていることを申し述べておく。
それでは、わたしが執筆した小説を最後までお楽しみ下さい。
読者の皆さんの人生において、お役に立てれば幸いです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
無用庵隠居清左衛門
蔵屋
歴史・時代
前老中田沼意次から引き継いで老中となった松平定信は、厳しい倹約令として|寛政の改革《かんせいのかいかく》を実施した。
第8代将軍徳川吉宗によって実施された|享保の改革《きょうほうのかいかく》、|天保の改革《てんぽうのかいかく》と合わせて幕政改革の三大改革という。
松平定信は厳しい倹約令を実施したのだった。江戸幕府は町人たちを中心とした貨幣経済の発達に伴い|逼迫《ひっぱく》した幕府の財政で苦しんでいた。
幕府の財政再建を目的とした改革を実施する事は江戸幕府にとって緊急の課題であった。
この時期、各地方の諸藩に於いても藩政改革が行われていたのであった。
そんな中、徳川家直参旗本であった緒方清左衛門は、己の出世の事しか考えない同僚に嫌気がさしていた。
清左衛門は無欲の徳川家直参旗本であった。
俸禄も入らず、出世欲もなく、ただひたすら、女房の千歳と娘の弥生と、三人仲睦まじく暮らす平穏な日々であればよかったのである。
清左衛門は『あらゆる欲を捨て去り、何もこだわらぬ無の境地になって千歳と弥生の幸せだけを願い、最後は無欲で死にたい』と思っていたのだ。
ある日、清左衛門に理不尽な言いがかりが同僚立花右近からあったのだ。
清左衛門は右近の言いがかりを相手にせず、
無視したのであった。
そして、松平定信に対して、隠居願いを提出したのであった。
「おぬし、本当にそれで良いのだな」
「拙者、一向に構いません」
「分かった。好きにするがよい」
こうして、清左衛門は隠居生活に入ったのである。
【最新版】 日月神示
蔵屋
歴史・時代
最近日月神示の予言本に不安を抱いている方もあると思うがまったく心配いらない。
何故なら日月神示では「取り越し苦労や過ぎ越し苦労はするな!」
「今に生きよ!」
「善一筋で生きよ!」
「身魂磨きをせよ!」
「人間の正しい生き方」
「人間の正しい食生活」
「人間の正しい夫婦のあり方」
「身も心も神さまからお借りしているのじゃから夜になって寝る前に神さまに一旦お返しするのじゃ。そうしたら身と心をどのようにしたらよいか、分かるじゃろ!」
たったのこれだけを守れば良いということだ。
根拠のない書籍や情報源等に惑わされてはダメだ。
日月神示も出口王仁三郎もそのようなことは一切言っていない。
これらの書籍や情報源は「日月神示」が警告する「臣民を惑わすものが出てくるから気をつけよ!」
という言葉に注目して欲しい。
今回、私は読者の皆さんに間違った解釈をされている日月神示を分かりやすく解説していくことにしました。
どうか、最後までお読み下さい。
日月神示の予言については、私が執筆中の「神典日月神示の真実」をお読み下さい。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる