必見！ あんな闇黒世界に二度といきたくない！

第二章

　【天国に住（い）き、天国に住する人に
　
　　　　　　　　　　　　　　なる為に】

　　愛に満ちた魂になりましょう。

　　光に満ちた魂になりましょう。

　　そうすれば貴方たちは、天国に
　　住する人になります。
　　天使・天人になるのです。
　　男は30歳、女は20歳のままで
　　歳をとりません。
　　永遠に天国に住むことできるのです。

これは京都府綾部市になる大本おほもとの聖師出口王仁三郎でぐちおにさぶろうが信者達に口述筆記させて、書物にした霊界物語れいかいものがたりの一節です。
私は生まれながらにして、日本神道の家に生まれました。
私は長年に亘り殆どの宗教を研究し勉強しました。
お釈迦様しかり、キリスト教しかり、ユダヤ教しかり、イスラム教しかり、
そう世界三大宗教であるキリスト教、イスラム教、仏教の3つの宗教も徹底に研究し、勉強しました。
これらの宗教は、民族や人種を超えて世界中に広まった「世界宗教」であるという共通点がありました。
それではこの世界三大宗教をもっと深読みしてみましょう。
皆様も私と一緒に考えてみましょう。
信者数を知ればその宗教の存在理由が見えて来ますよね。
キリスト教が約20億人、イスラム教が約16億人、仏教が約4億人程度とされています。信者数だけで見ると、ヒンドゥー教（約11億人）が仏教よりも多いですが、ヒンドゥー教は特定の民族に信仰される「民族宗教」であるため、世界三大宗教には含まれません。
成立順序 仏教、キリスト教、イスラム教の順に成立しました。
仏教 紀元前5世紀頃にお釈迦ゴータマ・シッダールタによって開かれました。
キリスト教は神と隣人を愛する博愛の精神を説き、唯一絶対の神ゴッド・GODを信じる一神教です。

イスラム教はキリスト教と同じ神を崇拝しており、ユダヤ教、キリスト教と兄弟のような関係にありますよね。
聖地 エルサレムは、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地となっていますよね。
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教はヘブライ民族の宗教であったと言えます。
なぜならイエス・キリストはヘブライユダヤの地で生まれました。
通称ナザレのイエスと言いますよね。
紀元前6年から紀元前4年頃、紀元後30年頃は紀元1世紀にパレスチナのユダヤの地、とりわけガリラヤ周辺で活動したと考えられている人物です。彼は新訳聖書で神の子として登場します。
イエス・キリストが自分のことをそう呼んだのです。
専門家の用語として史的イエス historical Jesusとも言いますよね。
通称ナザレのイエスです。
イエス・キリストは当時のパレスチナ地域居住者の平均的な容貌をしていたと言われています。イエス・キリストはヘブライ人であり、ユダヤ人だったのです。
イエス・キリストの生誕は新訳聖書から紀元前6年から紀元前4年頃と推測されます。
生誕の地はナザレまたはベツレヘムで生まれたようです。
死没はあの有名な十字架により、絶命しました。
イエス・キリストの最後の言葉です。
「吾、世に勝てり！」
この言葉の意味はキリスト教における意味 またはキリスト教の教義に於いてですイエス・キリストが十字架にかかって犠牲になることで、すべての人類の罪を償い、救いをもたらしたという中心的な教えを意味しているのです。
ユダヤ・キリスト教の伝統では、神に対してすべての人間が犯した罪が償われ、神と人間の和解がなされることを指しているのです。
人々はイエス・キリストのことを贖罪しょくざい主といいます。
すべての人間は偽善者であり、悪事を犯すものであると言う意味でもあるのです。
この世に善人はいません。
これが三大宗教の教えです。
だからこそ、宗教の存在意義があるのです。
衣食住に対する欲望、性欲、権力に対する欲望、人を支配する欲望、お金を沢山得ようとする欲望など。この欲望という目的を果たす為に人間は殺し合い、騙し合い、
女や、土地や家畜や、財産を奪い合うのです。過去の歴史を見ればすぐ理解出来ますよね。今の世の中でもそうでしょ。
人間なんて偽善者で、利己主義で強い者勝ち、我良しの世の中なんですよ。
私は長年宗教を学問として学んだ結果、
この結論に至ったのです。
もう一度イエス・キリストのおさらいをしましょう。
紀元後30年頃34歳没っしました。
エルサレム城外 ゴルゴタの丘で磔の刑により、処刑されました。
イエス・キリストは純粋なユダヤ民族でありヘブライ民族なのです。
イエス・キリストの活動期間は
紀元後28年頃 から30年頃の約2年間と言われています。彼はユダヤの地で『神の国運動』という布教活動を起こしたのでした。
主な活動拠点はガリラヤ地方でした。
しかし、ユダヤ教の宗教指導者達に迫害され、ローマ帝国の提督の命により磔の刑により処刑されたのです。
罪名は反逆罪（政治犯）でした。
刑罰は死刑（十字架刑）でした。
母はマリア、父はヨセフでした。
イエス・キリストはキリスト教、イスラム教等に大きな影響を与えました。
彼の教えが、世界宗教になったからです。
イエス・キリストの教えです。素晴らしい教えだと思いますよ。この教えこそがイエス・キリストの布教活動『神の国運動』だったのです。
「人間は平和の神の子として平等であること神は父なる神であること、また、太陽や降雨などの環境を整えていて、人間をはじめ鳥類などの生き物を神は日々養っていること。日々の祈りをもって神とともに歩み、隣人を大切にして生きること、これこそがイエス・キリストの教えだったのです。
しかしキリスト教は人間という欲望の塊により、権力の象徴として、利用され歪められたのです。
すべての宗教がそうですよ。
人間が宗教を牛耳って自分達の欲望を満たしているのです。
私も、今までに様々な宗教の信者になり、先輩信者に言われるまま、勧誘活動に参加し、また、金銭面に於いても年間約60万円を宗教法人に支払って来ました。
しかし一向に健康状態も悪くなるばかりでした。
また、金銭的にも毎月の会費、参拝御礼、美術館建設献金と言われてお金を支払いました。
しかし私の生活は一向に改善することなく、
毎日の食費にも、窮するようになりました。
健康面に、於いても然り。
脊髄疾患の後遺症に悩まされたのです。
私は本来の日本神道に立ち返りました。
そして大本の出口王仁三郎に出会ったのでした。
霊界物語を学び彼の教えを知り、彼の説いて来た教えを守ったお陰で、金銭的に恵まれ、健康になり、脊髄疾患の後遺症と向き合うことが出来、また、70才の私に彼女が出来たことです。
何とも言えない「幸せ」な毎日を過ごしていますよ。（笑い）

次の章では憑依霊などの怖いお話をしましょう。
お楽しみに。

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