「君を愛することはない」と言った旦那様が、毎晩離してくれません。 ~白い結婚のはずが、契約書にない溺愛オプションが追加されている件について

ラムネ

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第八話 断罪の朝と、氷の公爵の「所有権宣言」

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「……行こう」

アレクシス様は、私の手を力強く握りしめたまま、寝室の扉を開けた。 その背中は、どんな城壁よりも頼もしく、同時に触れれば凍傷を負いそうなほどの冷気を纏っていた。

私は震える足に力を込めた。 大丈夫。 私には、この最強の味方がいる。

私たちは廊下を歩き、大階段の上へとたどり着いた。 そこから見下ろす玄関ホールは、まさに修羅場と化していた。

「離しなさいよ! 私はこの屋敷の女主人の母親よ! 公爵夫人の母君に対して、なんて無礼な態度なの!」

「そうよ! お姉様を呼んで! リリアナお姉様を出しなさいよ!」

金切り声が反響している。 派手なドレスを着飾り、厚化粧で顔を塗りたくった中年女性――継母のカテリーナ。 そして、その横で生意気そうに腕を組んでいる、巻き髪の少女――義妹のマリア。

彼女たちは、阻止しようとする衛兵や使用人たちを怒鳴りつけ、今にも土足で絨毯を踏み荒らそうとしていた。 その醜悪な姿を見た瞬間、私の呼吸が止まった。

ドクンッ。

心臓が嫌な音を立てる。 記憶のフラッシュバック。 熱いスープをかけられた痛み。 髪を引っ張られ、床を引きずられた屈辱。 「役立たず」「穀潰し」と罵られ続けた日々。

体が無意識にすくみ上がり、アレクシス様の手を握る指先が白くなる。

(怖い……)

理屈ではない恐怖が、足元から這い上がってくる。

その時だった。

「……私の屋敷で、何ごとか」

アレクシス様が、静かに、しかし雷鳴のように響く声を発した。

ピタリ。

玄関ホールの喧騒が一瞬で静まり返った。 全員の視線が、階段の上に立つ私たちに向けられる。

アレクシス様は、寝起きでガウンを羽織っただけの姿だった。 乱れた襟元から覗く鎖骨、無造作にかき上げられたプラチナブロンドの髪。 だが、その姿は決して「だらしない」などという印象を与えない。 むしろ、寝所から現れたという生々しい色気と、プライベートな領域を侵された王者の激怒が入り混じり、凄まじい威圧感を放っていた。

「あ……」

継母たちが息を呑むのが分かった。 彼女たちは、初めて目にする「氷の公爵」の美貌と覇気に、完全に見惚れ、そして圧倒されていた。

「公爵、閣下……?」

継母が、猫なで声を出して媚びを含んだ笑みを浮かべた。 先ほどまでのヒステリックな表情が嘘のように消え失せている。

「お初にお目にかかりますぅ。わたくし、リリアナの母でございます。こちらは妹のマリア。……ほら、ご挨拶なさい」

「は、初めましてぇ! マリアですぅ!」

マリアが、これ以上ないほど甘ったるい声を出して、大げさなカーテシーをした。 上目遣いでアレクシス様を見つめ、あからさまに色目を送っている。

「お朝早くから申し訳ございません。リリアナの顔が見たくて、ついご挨拶に……」

彼女たちの図々しさに、私は吐き気を催した。 顔が見たい? そんなわけがない。 彼女たちの目的は一つ。お金だ。

アレクシス様は、階段をゆっくりと下りていった。 私の手を引いたまま。 一歩、また一歩と近づくにつれて、ホール内の温度が下がっていく。

「挨拶、か」

アレクシス様は、最後の段を下りきると、冷ややかな瞳で二人を見下ろした。 私を背中に庇うようにして立つ。

「朝の安眠を妨害し、門衛を突き飛ばし、土足で怒鳴り散らすことが、貴様らの言う『挨拶』なのか?」

「そ、それは……使用人の方々が中に入れてくださらないから……」

「当然だ。予約もなしに押しかける無礼者を、通す家などない」

アレクシス様の言葉は鋭利なナイフのようだった。 しかし、継母は面の皮が厚い。 すぐに気を取り直して、扇子で口元を隠しながら言った。

「まぁ、閣下ったら厳格な方。でも、私たちは家族ですのよ? 水臭いじゃありませんか。ねえ、リリアナ?」

継母の視線が、アレクシス様の背後にいる私に向けられた。 その目が、蛇のように細められる。 「口添えしなさいよ、この役立たず」という無言の圧力が飛んでくる。

「ひっ……」

私は肩を震わせた。 言葉が出ない。 喉が張り付いてしまったように声が出せない。

「あらあら、相変わらず無愛想な子ねぇ。公爵夫人に収まったからって、育ての親を無視するなんて恩知らずな」

継母が大げさに嘆いてみせる。

「そうよぉ、お姉様。私たちがどんなに心配していたか……。ねえ、公爵様ぁ、お姉様ってば実家では本当に鈍くさくて、家事一つまともにできなかったんですよぉ? ご迷惑をおかけしていませんかぁ?」

マリアがクスクスと笑いながら、アレクシス様にすり寄ろうとする。 私を貶めることで、自分を良く見せようとするいつもの手口だ。

「マリアは、お姉様と違って気が利くしぃ、お料理も上手なんですぅ。もしお姉様がお役に立っていないようなら、私が代わりに……」

マリアの手が、アレクシス様のガウンの袖に触れようとした。

その瞬間。

パキィンッ!!

「きゃあっ!?」

マリアが悲鳴を上げて手を引っ込めた。 彼女の指先が、白く霜に覆われていたのだ。 アレクシス様の周囲に展開された防御魔法――不可視の冷気が、不純物の接触を拒絶したのだ。

「……気安く触るな」

アレクシス様は、汚いものを見るような目つきでマリアを一瞥した。

「私のガウンは高級品だ。あぶらぎった手で触れられると、クリーニングの手間がかかる」

「あ、あぶら……!?」

マリアが顔を真っ赤にして絶句する。 年頃の娘に向かって「あぶらぎった手」とは、これ以上ない侮辱だ。

「それに、料理が上手だと? リリアナより?」

アレクシス様は鼻で笑った。

「笑わせるな。リリアナの手を見ろ」

彼は私の手を取り、高く掲げた。 あかぎれの痕が残り、節くれ立った、貴族令嬢らしかぬ私の手。

「この手は、長年、冷たい水で洗濯をし、雑巾を絞り、包丁を握り続けてきた手だ。……貴様らに押し付けられた労働によって作られた、勲章だ」

アレクシス様の指が、私の指一本一本を愛おしげになぞる。

「対して、貴様の手はどうだ? 白くて柔らかい、苦労を知らない手だ。……どちらが『家事ができる』かなど、一目瞭然だろう」

「っ……!」

マリアは自分の手を隠すように背中に回した。

「さて、本題に入ろうか」

アレクシス様は、継母たちに向き直り、氷点下の声音で切り出した。

「用件はなんだ。金か?」

単刀直入すぎる問いかけに、継母は一瞬たじろいだが、すぐに卑しい笑みを浮かべた。

「おほほ、さすが閣下、お話が早くて助かりますわ。実はね、主人が残した借金がまだ少しありましてぇ……それに、公爵家と親戚になるにあたって、恥ずかしくない暮らしをするための準備金も必要でして……」

「いくらだ」

「そ、そうですねぇ……金貨で……五千枚ほど?」

私は耳を疑った。 五千枚!? それは、小さな城が買えるほどの金額だ。 いくらなんでも吹っかけすぎだ。

「なるほど。五千枚か」

アレクシス様は眉一つ動かさずに頷いた。

「安いものだな」

「えっ! そ、そうでしょう!? 公爵家にとっては端金ですわよね!」

継母とマリアが色めき立つ。 目が金貨の形になっているのが見えるようだ。

「……リリアナの価値に比べれば、な」

アレクシス様が続けた言葉に、継母たちはキョトンとした。

「あの、閣下? 今なんと?」

「リリアナ一人の価値は、金貨五千枚どころではないと言ったんだ。……国家予算にも匹敵する」

「はぁ? この子が?」

継母が信じられないものを見る目で私を見た。

「閣下、騙されていらっしゃいますわ。その子はただの……」

「黙れ」

アレクシス様の声色が、一段階低くなった。 空気が振動するほどの怒気が含まれている。

「貴様らがリリアナをどう扱ってきたか、調査済みだ」

彼はセバスチャンに合図をした。 セバスチャンが恭しく差し出したのは、分厚い報告書だった。

「屋根裏部屋での生活。十分な食事を与えない虐待。使用人以下の重労働。精神的な暴力。……これらはすべて、事実だな?」

アレクシス様が報告書をめくるたびに、継母の顔から血の気が引いていく。 あまりにも詳細な記録。 いつ、どこで、何をされたか。 近隣住民の証言まで網羅されていた。

「そ、それは……しつけですわ! 厳しく育てるのも親の愛で……!」

「しつけ? 実の娘には新しいドレスを買い与え、リリアナにはボロ布を着せることがか?」

「そ、それはリリアナが地味なのが好きだと言うから……」

「嘘をつくな」

ドォォォォォン!!

アレクシス様の背後で、魔力が爆発した。 玄関ホールのシャンデリアが激しく揺れ、窓ガラスにヒビが入る。

「ひぃぃっ!!」

継母とマリアが抱き合って震え上がった。

「私は、リリアナの体を見た」

アレクシス様は、私を抱き寄せて言った。 その言葉に、私は顔が沸騰しそうになったが、今はそれどころではない。

「あばら骨が浮き出るほど痩せ細り、背中には古い火傷の痕や、鞭で打たれたような傷痕が無数にあった。……これもしつけか?」

「…………」

継母は言葉を失い、パクパクと口を開閉させた。

「貴様らは、リリアナを借金のカタとして私に売った。その時点で、親権も、家族としての縁も切れている」

アレクシス様は、契約書のような書類を取り出し、目の前でビリビリに破り捨てた。

「リリアナは、私のものだ」

彼は宣言した。 低く、力強く、そして絶対的な響きを持って。

「彼女の髪一本、指先一つに至るまで、すべてオルブライト公爵家が所有する至宝だ。……それを傷つけ、侮辱し、あまつさえ利用しようとする者は、この私が許さない」

アレクシス様の手から、冷気が奔流となって溢れ出した。 床が大理石ごと凍りつき、継母たちの足元へと迫る。

「ひっ、冷たい! 足が、足がぁ!!」

「い、嫌ぁぁぁ! 凍っちゃうぅぅ!」

継母とマリアがパニックになって叫ぶ。 靴底が床に凍りつき、身動きが取れなくなっているのだ。

「私の妻を侮辱することは、公爵家への宣戦布告とみなす」

アレクシス様は、氷のように冷たい瞳で宣告した。

「今すぐ消えろ。二度と私の視界に入るな。……さもなくば、その強欲な口を氷で永遠に塞いでやる」

「も、申し訳ございませんでしたぁぁぁ!!」

「もう来ません! 二度と来ませんからぁぁぁ!!」

継母たちは、靴を脱ぎ捨て、裸足になって玄関から逃げ出した。 転びそうになりながら、一度も振り返ることなく、無様な悲鳴を上げて去っていく。

その姿が見えなくなるまで、アレクシス様は冷ややかな視線で見送っていた。

シン……。

玄関ホールに静寂が戻った。 残されたのは、凍りついた床と、脱ぎ捨てられた派手な靴、そして震えが止まらない私だけだった。

「…………」

終わった。 あの恐怖の象徴だった継母たちが、あんなにもあっけなく、無様に逃げ出していった。 信じられない。 私の人生を支配していた闇が、アレクシス様の一喝で吹き飛んでしまったなんて。

足の力が抜け、私はその場にへたり込みそうになった。

「っと」

すぐにアレクシス様の腕が私を支えた。

「……大丈夫か」

先ほどまでの魔王のような声色は消え、いつもの不器用で優しい声に戻っていた。

「……はい」

私は彼の胸に顔を埋めた。 涙が溢れて止まらなかった。 怖かった。 でも、それ以上に嬉しかった。 彼が私のためだけに怒ってくれたこと。 私を「至宝」だと言ってくれたこと。

「ありがとうございます……アレクシス様……うぅっ……」

「……泣くな」

アレクシス様は困ったように眉を下げ、私の頭を大きな手で撫でた。

「お前を守ると言っただろう。……遅くなってすまなかった」

「いいえ、いいえ……」

「あの女たちには、追手の監視をつける。二度とこの屋敷には近づけないし、街で会うこともないように手配する」

彼は徹底していた。 その過保護さが、今の私には心地よかった。

「……部屋に戻るぞ。体が冷えた」

彼は私をひょいと横抱きにした。 いわゆるお姫様抱っこだ。 使用人たちが見ている前で。

「きゃっ! あ、歩けます!」

「裸足だろう。氷の上を歩かせるわけにはいかん」

確かに、床の一部はまだ凍っている。 彼は私を抱えたまま、堂々と階段を上がり始めた。

「……リリアナ」

「はい」

「お前は、もう自由だ」

彼はぽつりと呟いた。

「誰の顔色も窺わなくていい。食べたいものを食べ、寝たい時に寝て、笑いたい時に笑えばいい。……私がすべて許す」

「……はい」

私は彼の首に腕を回し、強くしがみついた。 契約結婚。 愛のない関係。 そんな言葉は、もうどこか遠くへ消えてしまっていた。

この人のそばにいたい。 この人の腕の中でなら、私はきっと、本当の自分を取り戻せる。

そう確信した瞬間だった。

(……あれ?)

ふと、アレクシス様の胸元から、ぐぅぅぅ……という音が聞こえた。

「…………」

アレクシス様が立ち止まった。 私も固まった。

「……腹が減ったな」

彼は真顔で言った。

「そ、そうですね。朝食前でしたものね」

「あんな害虫の相手をしてエネルギーを使った。……今日の朝食は倍の量を用意させる」

「えっ、倍ですか!?」

「お前もだ。泣いた分、水分とカロリーを補給しろ」

「えええええ!?」

涙が引っ込んだ。 感動的なシーンだったのに、最後はやっぱり「餌付け」に戻るの!?

「業務命令だ。……あと、デザートも追加だ」

「……はい、喜んで」

私は彼の胸の中で、ふふっと笑った。 アレクシス様の耳が、ほんのりと赤くなっているのが見えた。

          ***

その日の朝食は、宣言通りとんでもない量だったが、不思議といつもより美味しく感じられた。 心につかえていた大きな石が取れたからだろうか。

そして、この「実家撃退事件」を経て、私とアレクシス様の関係は、さらに密接なもの――というより、アレクシス様の過保護がブレーキ崩壊を起こす段階へと突入していく。

数日後。 私が熱を出して倒れたのは、そんな矢先のことだった。 長年の心労からの解放による反動か、それとも玄関ホールでの冷気にあてられたせいか(多分後者だ)。

「リリアナ!!」

意識が遠のく中、アレクシス様の悲鳴のような叫び声を聞いた気がした。 氷の公爵が、なりふり構わず取り乱す姿。 それが、私の記憶にある最後のアレクシス様の姿だった。

そして私が目を覚ました時、そこには信じられない光景が広がっていた。
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