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第6話 AI

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ウサギと羊のクエストを完了し、2人は、町に帰ってきた。


リナ
「とうちゃーく、あれ?なんか騒がしいね。
どうしたのかな?」

町につくと、プレイヤー達が集まり、話ていた。


プレイヤー達
AIって本当なのかな?。
いや作り話だろ。
いや何度も、試したから間違いないよ。
でもなんでショップ?。
さぁきまぐれじゃないか。


クラウン
「うーん、話聞いてると、一部NPCに、AIがあるみたいだね。」

AI(人工知能)


リナ
「本当かな?」


クラウン
「どうかな?、でも五感があるんだし、
AIのNPCがいても、不思議じゃないかもね。」


リナ
「だよね!どのNPCかな?」


クラウン
「うーん、試した人が、いるみたいだし、待っててもわかるけど、
聞くのが早いと思うよ。」


リナ
「だね!聞いてくる。」


リナは、すごい勢いで、走っていき、すぐに帰ってきた。

リナ
「聞いてきたよ、ショップの店員は、ためした限り全員AIだったてさ、
すごいよね!AIだよ!よくわからないけど、すごいよね!」


クラウン
「う、うん、凄いけど。
プレイヤーを驚かすために、開発が宣伝してなかったとしても。
なんで、ショップの店員が、AIなのかな?」


リナ
「さぁ? 開発にショップ好きが多いとかかな?」


クラウン
「いや、さすがに、それはないんじゃ」


リナ
「例えばの話だよ!」


クラウン
「う、うん」


リナ
「私、ちょっと試してくる。
あとでメールするね。」


クラウン
「え!わ、わかった。」


クラウン
「じゃぁ俺は、クエスト報告して、出発前に買えなかった。
皮の盾でも、買いにいくかな。」


クラウンはクエストを報告し、
聖騎士レベル4
所持金336ゴールドになった。


クラウンは、皮の盾を買いに、武具屋にいったが、
店内をキョロキョロと探したものの、皮の盾が見当たらない。


クラウン
「んーと・・・あれ? 皮の盾がない?」


???
「皮の盾なら、売り切れだよ。」


クラウン
「ん? 誰? あれ? 誰もいない。」


クラウンは、店内をキョロキョロと見渡したが、
他にプレイヤーはいなかった。

???
「どこ見てんだよ、目の前にいるだろ。」


クラウン
「え?目の前? んー(NPCしかいないけどな、あ!)」

クラウンは、AIの話を思いだした。

バッカス(AI店主)
「なんだよ、人の事、ジロジロみやがって。」


クラウン
「あ、ごめんなさい。
(ショップのNPCが、AIって話忘れてた。
本当だったんだな、すごいけど、なんでショップなんだ。
それにショップなのに、売り切れって、なんでだ?
とりあえず聞いてみるか、NPCに質問とか変な気分だな。)

あの、ショップなのに、なんで売り切れに、なってるの?」


バッカス(AI店主)
「冒険者は、どいつもこいつも、同じこと言いやがって!
ショップだからって。
常に、なんでも、あるわけねぇだろ。
在庫は、数に限りがあるし、
今は、町の外に、ウルフがいるから、
素材が、手に入りにくいんだよ!。
わかったか!。」


クラウン
「は、はい(本当にAIなんだな)」


バッカス(AI店主)
「まぁ、素材持ってきたら、安く作ってやるよ。」


クラウン
「はい、わかりました。(盾は諦めるしかないな。)
(うーん、AI達は、自分たちで考えて、
在庫の管理から素材集め、生産までをしてるみたいだ。
これだと、簡単に他の在庫もなくなるな。
わかってても、買い占める、ゴールドなんてないしな。
うーん、でも売り切れになる、アイテム予想して、
大量に作ったら、儲かるかな?。
リナにも、相談してみるか。)」


考えていると、リナからメールがきた。

リナ(メール)
「みせたい物があるから、広場に集合しよう!」


クラウン
「みせたい物、なんだろ?」


集合場所の広場に移動し、リナをみつけた。


クラウン
「リナ、あれ?格闘家になってる。
見せたい物って、それ?」


リナ
「うん!」


クラウン
「突然どうしたの?」


リナ
「えーとね。
私ゲーム最初に、格闘家かアサシンで迷って、
変更できるって、書いてたから、アサシンにしたんだけど。
やっぱり格闘家が、やりたくなって、
変更の仕方調べて変えちゃった。
まだアサシンのレベルも低かったからね。」


クラウン
「そっか。
リナは、アサシンより、格闘家のほうが、似合ってると思うし、
いいと思うよ。」


リナ
「だよね。私も、そう思ってたんだ。」


クラウン
「でも格闘家って、裸足なんだね、痛くない?足」


リナ
「うん、地面冷たいとかは、少しあるけど、
石とか踏んでみたけど、あまり感じなかったよ。
足も武器みたいな物だからかも。」


クラウン
「確かに、格闘家は、足も武器だから、痛かったら戦えないか。
そう言えば、職業変更は、ペナルティあるって、書いてなかった?」


リナ
「あったけど、
変更前の職業から、経験値1%減るだけだったから。
レベル低いと気にならないよ。
私だと、アサシンの経験値が減ったね。」


クラウン
「そっか、経験値1%なら、低レベルは関係ないね。」


リナ
「うん。
それとさ、NPCも本当に変だったよ。
話かけたら、普通に会話できたし、
プレイヤーを怒鳴ってたよ。
私、プレイヤーを怒鳴るNPCなんて、初めてみたよ。」


クラウンは自分の体験も話した。


リナ
「売り切れかー、NPCが動いて、全部してるんなら、
簡単になくなるよね。

でも、考えても、どうにもならないよね。
買い占める、お金なんてないし、
高くなるアイテム予想して、大量に作って売るのも、いいけど。
プレイ時間多い人達が、私達より大量に作って、
私達より、簡単に値段下げられて。
結局、プレイ時間長い人より、
作れる数、少ないから、値段下げても、
売るのに苦労して、時給は悪くなるだろうし。

とりあえずさ、プレイ時間短い人は、自分のペースでやるのが、一番だよ。
だから最初の目的、ウルフ退治にでも行こ!。」


クラウン
「リナって、何も考えてないように見えて、
実はいろいろ考えてるんだね。
びっくりしたよ。
確かに、プレイ時間多い人達と、争っても勝てないよね。」


リナ
「クラウン、それ褒めてるの?それとも、けなしてるの?」


クラウン
「え!けなしてなんかないよ!、褒めてるよ。」


リナ
「ふーん、ならいいけどさ。
じゃぁ、
私、クエスト報告まだしてないから、報告したら、
ウルフ退治行こっか。」


クラウン
「うん。(ウルフか、装備そのままだけど、大丈夫かな。)」


リナはクエスト報告し。
所持金340ゴールドになり
格闘家レベル3になった。


つづく




AIどこまで活用できるか、わかりませんが書いてみました。


格闘家が裸足は、ゲームだと、靴を履いてるけど、
自分は、リアルだと、格闘家は、裸足のイメージだったので、
裸足にしてみました。
一応アンクレット?足首リングをつけてます。


新しいアイテム大量に作って、時給悪いは。
自分のゲームでの実話をネタに書いてます。
みんなが作るので簡単に値段下がるから、
結局、毎日してた、金策より時給悪くなりました。
ただ、これはゲームや、やり方で、違うと思います。

クラウン
聖騎士LV4
錬金術師LV2

装備、
武器ブロンズソード、
盾、木の盾
服ローブ、
手グローブ、
ズボン、ただのズボン
靴ブーツ
336ゴールド
赤ポーション小8
ウサギの焼き肉3
他変化なし。

リナ
格闘家レベル3
料理人レベル2
武器ブロンズナックル
服ノースリーブシャツ
手グローブ
ズボン、ショートパンツ
足首ブロンズアンクレット
340ゴールド
赤ポーション小1
ウサギの焼き肉1
他なし
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