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マリアは巫杜の返事を聞くと安心した口調で話し始めた。
「わかったわ。それで巫杜の力を見込んで頼みがあるのだけど。
私達は町を奪い返す作戦中なの。それでね巫杜にも協力してほしいのよ」
(え? 町を奪い返す作戦? 私が協力! マリアは何を言ってるの)
「それでね。巫杜には熊を退治してほしいの」
(熊退治! 町にいたし熊って熊耳の人だよね。見た目人だから殴るとか嫌だなぁ
けど!!!
やっと出会えた! まともな人だし嫌われるわけにいかない!)
巫杜は拳を強く握りしめてマリアの目を見て言った。
「私にできることならやります!」
「ありがとう。巫杜の力なら大丈夫よ! じゃあ、壺と首輪を渡しておくわね」
「え? 壺と首輪? マリアこれで何をすればいいの?」
「あら?知らないの? 首輪は最近完成した物だから、知らない人がいても不思議ではないけど、熊が蜂蜜好きなのは有名よね?」
(重いから何か入ってるとは思ってたけど。この壺、蜂蜜入ってたんだぁ。
まぁ確かに熊は蜂蜜好きって言うよね。
私の好きなクマさんも、よく蜂蜜食べながら歩いてたし)
巫杜は小さく4回うなずき動きを止めた。
(・・・!!ってぇ! そんなわけないじゃん! 熊耳確かにあったけど!
見た目人でしょ!! どうなってんのよ!)
巫杜が考えているとマリアが説明を始めた。
「まぁ町でやり方が違うのかもしれないわね。知らないと何もできないから、
私が教えるわ。
まず蜂蜜壺の蓋を外して地面に置くのよ。
そして蜂蜜によってきた、熊の後ろから首輪をつけるの簡単でしょ」
「確かに簡単そうだけど、私の力必要あるの? それに首輪つけて何になるの」
「そうだったわね。肝心なことを話してなかったわ。
首輪の説明するわよ。我が国ミドガルズフィールの科学班が完成させた首輪は!
つけられた動物達が人間に逆らえなくなるのよ! どう凄いでしょ!」
マリアは首輪を両手で持ち胸を張って巫杜に見せた。
「そんなに凄い物あるんなら、やっぱり私必要ないんじゃない?」
「問題はつける時なのよ。いくら油断してるとはいえ、動物達は力が強くてね。
何度かは成功したんだけど、つけようとすると暴れてね。大体は失敗するのよぉ」
「そうなんだ」
(やっぱりここは話を合わせるのが得策よね。ここがどこだかわかんないし1人になるよりマシよね。悩む必要なんかないわよね!)
巫杜はそう自分に言い聞かせて作戦協力を決めマリアに話しかけた。
「えぇとつまり蜂蜜で注意を引き付けて、そのすきに首輪をつけるんですよね」
「完璧よ! 協力に感謝よ巫杜!!」
マリアは巫杜の両肩に手を置き目を見て真剣な目で言った。
「巫杜くれぐれも熊達に噛まれないでね」
「へ?」
(なに?何でこんな真剣なわけ?
まさか!食べられたりしないわよね?
大丈夫よね。見た目はただの人なんだし!
けど熊耳の女の子は噛んできたし。まさか!私を食べようとしてたわけ?ってそんなわけないない。
そうよカクニンカクニンすればいいのよね)
マリアがあまりにも真剣に噛まれるなと言うので、気になり巫杜は恐る恐る聞いた。
「あの、噛まれると、何かあるんですか?」
私の言葉にマリアは凄く驚いているようだった。
「何を言っているのよ巫杜! 奴等に噛まれれば耳と尻尾が生えてきて!
動物になるんでしょ!! こんなの常識よ!」
巫杜は森の手前で待機するリザにも聞こえるほど大声で叫んだ。
「は? はぁぁぁぁぁ!!!」
(はぁ、作戦中だと言うのに何ですか。あれではまるでお猿さんですね。
熊たちが出てきたらどうするつもりなんでしょうか)
巫杜は両手を頭に乗せ慌てていた。
(いやいやまってまって動物に噛まれたら動物なるってなに!!!意味わかんないし!!!いったい何処の常識よ!ってここの常識かぁぁぁ!はうぅぅぅ)
マリアが心配そう話しかけた。
「どうしたの巫杜突然大きな声を出して」
「へっあえと。はは」
「ん?」
マリアは不思議そうに巫杜を見つめていた。
「わかったわ。それで巫杜の力を見込んで頼みがあるのだけど。
私達は町を奪い返す作戦中なの。それでね巫杜にも協力してほしいのよ」
(え? 町を奪い返す作戦? 私が協力! マリアは何を言ってるの)
「それでね。巫杜には熊を退治してほしいの」
(熊退治! 町にいたし熊って熊耳の人だよね。見た目人だから殴るとか嫌だなぁ
けど!!!
やっと出会えた! まともな人だし嫌われるわけにいかない!)
巫杜は拳を強く握りしめてマリアの目を見て言った。
「私にできることならやります!」
「ありがとう。巫杜の力なら大丈夫よ! じゃあ、壺と首輪を渡しておくわね」
「え? 壺と首輪? マリアこれで何をすればいいの?」
「あら?知らないの? 首輪は最近完成した物だから、知らない人がいても不思議ではないけど、熊が蜂蜜好きなのは有名よね?」
(重いから何か入ってるとは思ってたけど。この壺、蜂蜜入ってたんだぁ。
まぁ確かに熊は蜂蜜好きって言うよね。
私の好きなクマさんも、よく蜂蜜食べながら歩いてたし)
巫杜は小さく4回うなずき動きを止めた。
(・・・!!ってぇ! そんなわけないじゃん! 熊耳確かにあったけど!
見た目人でしょ!! どうなってんのよ!)
巫杜が考えているとマリアが説明を始めた。
「まぁ町でやり方が違うのかもしれないわね。知らないと何もできないから、
私が教えるわ。
まず蜂蜜壺の蓋を外して地面に置くのよ。
そして蜂蜜によってきた、熊の後ろから首輪をつけるの簡単でしょ」
「確かに簡単そうだけど、私の力必要あるの? それに首輪つけて何になるの」
「そうだったわね。肝心なことを話してなかったわ。
首輪の説明するわよ。我が国ミドガルズフィールの科学班が完成させた首輪は!
つけられた動物達が人間に逆らえなくなるのよ! どう凄いでしょ!」
マリアは首輪を両手で持ち胸を張って巫杜に見せた。
「そんなに凄い物あるんなら、やっぱり私必要ないんじゃない?」
「問題はつける時なのよ。いくら油断してるとはいえ、動物達は力が強くてね。
何度かは成功したんだけど、つけようとすると暴れてね。大体は失敗するのよぉ」
「そうなんだ」
(やっぱりここは話を合わせるのが得策よね。ここがどこだかわかんないし1人になるよりマシよね。悩む必要なんかないわよね!)
巫杜はそう自分に言い聞かせて作戦協力を決めマリアに話しかけた。
「えぇとつまり蜂蜜で注意を引き付けて、そのすきに首輪をつけるんですよね」
「完璧よ! 協力に感謝よ巫杜!!」
マリアは巫杜の両肩に手を置き目を見て真剣な目で言った。
「巫杜くれぐれも熊達に噛まれないでね」
「へ?」
(なに?何でこんな真剣なわけ?
まさか!食べられたりしないわよね?
大丈夫よね。見た目はただの人なんだし!
けど熊耳の女の子は噛んできたし。まさか!私を食べようとしてたわけ?ってそんなわけないない。
そうよカクニンカクニンすればいいのよね)
マリアがあまりにも真剣に噛まれるなと言うので、気になり巫杜は恐る恐る聞いた。
「あの、噛まれると、何かあるんですか?」
私の言葉にマリアは凄く驚いているようだった。
「何を言っているのよ巫杜! 奴等に噛まれれば耳と尻尾が生えてきて!
動物になるんでしょ!! こんなの常識よ!」
巫杜は森の手前で待機するリザにも聞こえるほど大声で叫んだ。
「は? はぁぁぁぁぁ!!!」
(はぁ、作戦中だと言うのに何ですか。あれではまるでお猿さんですね。
熊たちが出てきたらどうするつもりなんでしょうか)
巫杜は両手を頭に乗せ慌てていた。
(いやいやまってまって動物に噛まれたら動物なるってなに!!!意味わかんないし!!!いったい何処の常識よ!ってここの常識かぁぁぁ!はうぅぅぅ)
マリアが心配そう話しかけた。
「どうしたの巫杜突然大きな声を出して」
「へっあえと。はは」
「ん?」
マリアは不思議そうに巫杜を見つめていた。
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