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18.vs.ミルティさん
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「あら、ひじたかさん、おはようございます。もう起きてらしたんですか」
窓から僕を見つけたミルティさんが挨拶をしてくれた。
「おはようミルさん、ちょっとこいつの錬成で徹夜してしまいまして…」
言葉に反応してかスライムがぴょこんと跳ねた。
「わっ、森にいるぶにぶにの魔物さん…?」
「似てますよね。色は違いますが」
てっきりぶにぶにと同じ緑になるかと思ったら、褐色に近い色になった。
「形も何だかちょっとシュッとしてますね?」
「たしかに、あのぶにぶに達はたるんだ丸っこさがありますが、こいつは若干プッチンした後のプリンに近い形状ですね」
下辺よりも上辺あたりの体積が少し狭いというか。
「ぷっちん…ぷりん?」
「ああいえ、何でも」
さすがにこの世界にプッチンプリンはないらしい。
「この子、ひじたかさんが作ったんですか?」
「ええ、こないだ買ってきた本のやつですよ。本当に作れるとは僕も思いませんでしたが…やってみるものですね」
「わー…すごいですね…! こんな生き物が作れちゃうのですか~…」
ミルティさんはくりくりとした瞳で興味深げにスライムを見つめている。
「生き物かどうかはちょっと判断が付きかねますが、こちらの言う事がある程度は分かるみたいです」
「言葉が分かるんですか?」
徹夜明けの謎のハイテンションのまま、錬成したスライムに色々と指示を出して試した結果、幾つか分かった事があった。話すよりも分かり易いので実演して見せる事にする。
「飛び跳ねろ」
スライムはぴょこんぴょこんと跳ねる。
「伏せ」
スライムはつぶれたように大地に広がった。
「僕とミルさんに美味しい朝ごはんをこしらえてくれ」
スライムはフリーズしたかのようにその動きを止めた。
「えっ、あっ…ひじたかさん! 困ってらっしゃいますよっ」
「はははは、まあ、この通り少し難しい指示になるとダメみたいです」
市場の本屋の少女が複雑な事は出来ないみたいなのを言っていたので、もっと融通が利かないのかと思っていたがそこは過小評価だったらしい。まあでも、たしかに使えるとしたら戦闘や身代わりくらいしか有用性を感じない。そもそもこいつ強いんだろうか?
「どれくらい戦えるのかも調べてみたいんですが…」
「一緒に戦ってくれるんですか?」
「ええ、本来その為に使う物の様です。でもちょっと困った事がありまして」
不思議そうに眺めるミルティさんの前でスライムに指示を出す。
「僕と戦え」
しかしスライムはフリーズしたかのように動かない。
「そこの石に向かって体当たり」
シュバッとスライムが転がっている石に体当たりを仕掛けた。シュッとしたぶにぶにと称されただけあって、動きは割と素早い。
「僕と手合わせ願おう」
スライムは再び凍り付いたかのように動きを止めた。窓枠から様子を見ていたミルティさんに振り返る。
「こんな感じで製作者には命令でも危害を加えられないみたいです」
「なるほど~」
「実戦前にどれくらいやれるか見ておきたかったんですが、仕方ないですね」
これはぶっつけ本番で使ってみるより他はないだろう。運良く一体だけの魔物がいればいいのだけれど、自分も戦いながらの観察は少し自信がなかった。出来ればじっくり分析もしたい。
「あっ、ではもし良ければ私が代わりに戦ってみましょうか?」
「えっ」
さて予想外の事になった。
木の棒を手にミルティさんが向かい合うは今朝僕が錬成したばかりのスライム。
「ほんとに大丈夫ですかミルさん?」
「大丈夫ですーっ、始めちゃってください!」
まあおそらくこの世界最弱っぽそうなぶにぶにに激似のスライムに、僕より強そうなミルティさんが負ける事はないと思う。せっかくだしここはお言葉に甘えておこう。
「それじゃあ開始しますよー! スライム、戦え!」
僕の指示とともに褐色のゲル状の君がミルティさんに躍り掛かる。普通のやつに比べると一歩一歩と地を蹴って進む間隔が短い。だがその分、速度があった。対するミルティさんは木の棒を正眼にどっしりと構えている。
スライムはミルティさんに近づくにつれ、突撃ルートを湾曲させる。サイドを取るような動き。すぐに相手に合わせるミルティさんだが、正面からまっすぐ来るような相手より対処が厄介そうだった。
回り込むだけ回り込んでスライムが飛ぶ。しかし、その攻撃は次の瞬間にはミルティさんに受け止められていた。あっさりと押し返される。
「えいっ」
ミルティさんの柔らかい追撃をスライムが後ろに飛んでかわした。うーん、動作は速いんだけどやっぱり基本性能はぶにぶにと一緒か。あまり戦力にはならなさそうだ。
そろそろ止めに入ろうかと思った所でスライムが再アタックを仕掛けた。今度はそのまま真っ直ぐに突っ込んでいく。対するミルティさんは今度は上段に構えての迎撃体勢に入っていた。これは勝負あったか。
ミルティさんの振り下ろす棒がスライムに当たる直前、スライムが真っ二つに割れた。
「えっ!?」
「ぅお?!」
分かれたスライムはミルティさんの左右を飛び抜けると着地先で合体、一瞬で元の姿に戻る。なんとミルティさんの背後を取る形になった。彼女のお尻あたりを目掛けてスライムが突撃する。
「ミルさん!」
ミルティさんは振り返らず、すぐに前へと身体を捻るようにして倒れ込むと、同時に手にした棒を回転を利かせて勢いよく振り抜いた。あの僅かな間でなんという判断力だ。剣豪か何かなんですかミルティさん。全身を使っての遠心力の乗った一撃が、攻撃を当て損なったスライムにクリティカルヒットする。スライムはそのまま吹っ飛ばされた。
「きゃふっ!」
対するミルティさんは背中から地面に倒れて短い悲鳴をあげていた。
「大丈夫ですか?」
駆け寄って助け起こす。
「はい、私は全然……あの子はどうなりました?」
スライムは飛んでいった先で石にぶつかり動かなくなっていた。
「すっ、すみません! 私ったらつい」
「ああ、いいんですよ。実験でしたから」
「でも…」
スライムに近づく。驚いた事にまだ機能を停止してはいなかった。半分融けたような状態で弱々しくうごめいている。
「ああっ、ごめんなさい、大丈夫でしょうか…やっ、薬草を…」
ミルティさんが慌てて家に戻ろうとする。
「そんなに慌てなくても大丈夫ですよ」
「でも、死んじゃったら…」
「…こいつは元々、生き物じゃありません。すでに死んだ生物の素材などから練り成して生まれたロボ……道具のようなものです」
ロボットと言いかけて伝わらないかと思い、道具と言い直す。命令を聞いたりするのも単にプログラムに従っているだけのようなものだろう。
ミルティさんは何かを言いかけて一瞬だけ悲しそうな表情を浮かべ家へと引っ込んだ。そして薬草を手に戻って来る。
僕の見ている横で彼女は薬草をすり潰し、スライムに塗ってあげた。少なくともすぐに効果は表れていないように見える。僕はそっとその場を離れた。
多分これは感情的な問題だ。僕は冷た過ぎるのかもしれないし、彼女は優し過ぎるのだろう。
「これに入れてあげてください」
戻って来た僕はスライムの介抱を続ける彼女の横にボロボロの鍋を置いた。
「これは?」
「こいつが生まれた鍋です。そこよりは落ちつけるかも、と思って…」
感情を持たない無生物がそんな事を思うはずはない。だからこれはきっと…。
地面に広がるスライムを僕らは2人で掬い上げるようにして持つと鍋へと移してやった。
「どうか気に病まないで下さい。こいつについてはさっき言った通りです」
「分かっています、分かってはいるんです。これはただの自己満足、ですよね?」
僕は驚いた顔をしたのだと思う。
「そんな顔しないで下さい。そこまで分からないような子供じゃありません」
ミルティさんが苦笑した。
「ただ、それでもこうしてあげたいって感情で動いてしまうのは変でしょうか」
「……いや、何もおかしくありません。そうですね…実は僕も少しだけこいつの事、心配してました。さっきはああ言ったけれど、あれはミルティさんが気にしたら嫌だったから……」
「私に気を遣ってくれたんですね、やっぱりひじたかさんは優しいです」
「ははっ、御冗談を…。まあせっかくの錬成物第一号ですし!」
うごうごと鍋の中のスライムがうごめく。へたれているが意外と大丈夫そうだ。
「そうだ、お名前を付けてあげたらどうでしょう?」
「名前? 壱号とかでいいんじゃないですか」
「そんなのダメですよ、ちゃんと考えてあげないと」
「えー、分かり易くていいと思うんですが」
「ダメですよ! そうですね……ブニゾウさんとかはいかがですか?」
ブニゾウ……ぶに蔵。どうして元世界テイストの古風で和風チックなネーミングに。
「ブニゾウさん、早く薬草が効くといいですね」
ミルティさんが鍋の中のスライムをちょんちょんとつっつく。こいつがどれだけ丈夫なのか分からないし、あんまり愛着持ってしまうのも考えものだ。
「いや、やっぱりこいつの名前は”壱号”で決まりです」
「むーっ!」
ミルティさんが頬を膨らませた。
窓から僕を見つけたミルティさんが挨拶をしてくれた。
「おはようミルさん、ちょっとこいつの錬成で徹夜してしまいまして…」
言葉に反応してかスライムがぴょこんと跳ねた。
「わっ、森にいるぶにぶにの魔物さん…?」
「似てますよね。色は違いますが」
てっきりぶにぶにと同じ緑になるかと思ったら、褐色に近い色になった。
「形も何だかちょっとシュッとしてますね?」
「たしかに、あのぶにぶに達はたるんだ丸っこさがありますが、こいつは若干プッチンした後のプリンに近い形状ですね」
下辺よりも上辺あたりの体積が少し狭いというか。
「ぷっちん…ぷりん?」
「ああいえ、何でも」
さすがにこの世界にプッチンプリンはないらしい。
「この子、ひじたかさんが作ったんですか?」
「ええ、こないだ買ってきた本のやつですよ。本当に作れるとは僕も思いませんでしたが…やってみるものですね」
「わー…すごいですね…! こんな生き物が作れちゃうのですか~…」
ミルティさんはくりくりとした瞳で興味深げにスライムを見つめている。
「生き物かどうかはちょっと判断が付きかねますが、こちらの言う事がある程度は分かるみたいです」
「言葉が分かるんですか?」
徹夜明けの謎のハイテンションのまま、錬成したスライムに色々と指示を出して試した結果、幾つか分かった事があった。話すよりも分かり易いので実演して見せる事にする。
「飛び跳ねろ」
スライムはぴょこんぴょこんと跳ねる。
「伏せ」
スライムはつぶれたように大地に広がった。
「僕とミルさんに美味しい朝ごはんをこしらえてくれ」
スライムはフリーズしたかのようにその動きを止めた。
「えっ、あっ…ひじたかさん! 困ってらっしゃいますよっ」
「はははは、まあ、この通り少し難しい指示になるとダメみたいです」
市場の本屋の少女が複雑な事は出来ないみたいなのを言っていたので、もっと融通が利かないのかと思っていたがそこは過小評価だったらしい。まあでも、たしかに使えるとしたら戦闘や身代わりくらいしか有用性を感じない。そもそもこいつ強いんだろうか?
「どれくらい戦えるのかも調べてみたいんですが…」
「一緒に戦ってくれるんですか?」
「ええ、本来その為に使う物の様です。でもちょっと困った事がありまして」
不思議そうに眺めるミルティさんの前でスライムに指示を出す。
「僕と戦え」
しかしスライムはフリーズしたかのように動かない。
「そこの石に向かって体当たり」
シュバッとスライムが転がっている石に体当たりを仕掛けた。シュッとしたぶにぶにと称されただけあって、動きは割と素早い。
「僕と手合わせ願おう」
スライムは再び凍り付いたかのように動きを止めた。窓枠から様子を見ていたミルティさんに振り返る。
「こんな感じで製作者には命令でも危害を加えられないみたいです」
「なるほど~」
「実戦前にどれくらいやれるか見ておきたかったんですが、仕方ないですね」
これはぶっつけ本番で使ってみるより他はないだろう。運良く一体だけの魔物がいればいいのだけれど、自分も戦いながらの観察は少し自信がなかった。出来ればじっくり分析もしたい。
「あっ、ではもし良ければ私が代わりに戦ってみましょうか?」
「えっ」
さて予想外の事になった。
木の棒を手にミルティさんが向かい合うは今朝僕が錬成したばかりのスライム。
「ほんとに大丈夫ですかミルさん?」
「大丈夫ですーっ、始めちゃってください!」
まあおそらくこの世界最弱っぽそうなぶにぶにに激似のスライムに、僕より強そうなミルティさんが負ける事はないと思う。せっかくだしここはお言葉に甘えておこう。
「それじゃあ開始しますよー! スライム、戦え!」
僕の指示とともに褐色のゲル状の君がミルティさんに躍り掛かる。普通のやつに比べると一歩一歩と地を蹴って進む間隔が短い。だがその分、速度があった。対するミルティさんは木の棒を正眼にどっしりと構えている。
スライムはミルティさんに近づくにつれ、突撃ルートを湾曲させる。サイドを取るような動き。すぐに相手に合わせるミルティさんだが、正面からまっすぐ来るような相手より対処が厄介そうだった。
回り込むだけ回り込んでスライムが飛ぶ。しかし、その攻撃は次の瞬間にはミルティさんに受け止められていた。あっさりと押し返される。
「えいっ」
ミルティさんの柔らかい追撃をスライムが後ろに飛んでかわした。うーん、動作は速いんだけどやっぱり基本性能はぶにぶにと一緒か。あまり戦力にはならなさそうだ。
そろそろ止めに入ろうかと思った所でスライムが再アタックを仕掛けた。今度はそのまま真っ直ぐに突っ込んでいく。対するミルティさんは今度は上段に構えての迎撃体勢に入っていた。これは勝負あったか。
ミルティさんの振り下ろす棒がスライムに当たる直前、スライムが真っ二つに割れた。
「えっ!?」
「ぅお?!」
分かれたスライムはミルティさんの左右を飛び抜けると着地先で合体、一瞬で元の姿に戻る。なんとミルティさんの背後を取る形になった。彼女のお尻あたりを目掛けてスライムが突撃する。
「ミルさん!」
ミルティさんは振り返らず、すぐに前へと身体を捻るようにして倒れ込むと、同時に手にした棒を回転を利かせて勢いよく振り抜いた。あの僅かな間でなんという判断力だ。剣豪か何かなんですかミルティさん。全身を使っての遠心力の乗った一撃が、攻撃を当て損なったスライムにクリティカルヒットする。スライムはそのまま吹っ飛ばされた。
「きゃふっ!」
対するミルティさんは背中から地面に倒れて短い悲鳴をあげていた。
「大丈夫ですか?」
駆け寄って助け起こす。
「はい、私は全然……あの子はどうなりました?」
スライムは飛んでいった先で石にぶつかり動かなくなっていた。
「すっ、すみません! 私ったらつい」
「ああ、いいんですよ。実験でしたから」
「でも…」
スライムに近づく。驚いた事にまだ機能を停止してはいなかった。半分融けたような状態で弱々しくうごめいている。
「ああっ、ごめんなさい、大丈夫でしょうか…やっ、薬草を…」
ミルティさんが慌てて家に戻ろうとする。
「そんなに慌てなくても大丈夫ですよ」
「でも、死んじゃったら…」
「…こいつは元々、生き物じゃありません。すでに死んだ生物の素材などから練り成して生まれたロボ……道具のようなものです」
ロボットと言いかけて伝わらないかと思い、道具と言い直す。命令を聞いたりするのも単にプログラムに従っているだけのようなものだろう。
ミルティさんは何かを言いかけて一瞬だけ悲しそうな表情を浮かべ家へと引っ込んだ。そして薬草を手に戻って来る。
僕の見ている横で彼女は薬草をすり潰し、スライムに塗ってあげた。少なくともすぐに効果は表れていないように見える。僕はそっとその場を離れた。
多分これは感情的な問題だ。僕は冷た過ぎるのかもしれないし、彼女は優し過ぎるのだろう。
「これに入れてあげてください」
戻って来た僕はスライムの介抱を続ける彼女の横にボロボロの鍋を置いた。
「これは?」
「こいつが生まれた鍋です。そこよりは落ちつけるかも、と思って…」
感情を持たない無生物がそんな事を思うはずはない。だからこれはきっと…。
地面に広がるスライムを僕らは2人で掬い上げるようにして持つと鍋へと移してやった。
「どうか気に病まないで下さい。こいつについてはさっき言った通りです」
「分かっています、分かってはいるんです。これはただの自己満足、ですよね?」
僕は驚いた顔をしたのだと思う。
「そんな顔しないで下さい。そこまで分からないような子供じゃありません」
ミルティさんが苦笑した。
「ただ、それでもこうしてあげたいって感情で動いてしまうのは変でしょうか」
「……いや、何もおかしくありません。そうですね…実は僕も少しだけこいつの事、心配してました。さっきはああ言ったけれど、あれはミルティさんが気にしたら嫌だったから……」
「私に気を遣ってくれたんですね、やっぱりひじたかさんは優しいです」
「ははっ、御冗談を…。まあせっかくの錬成物第一号ですし!」
うごうごと鍋の中のスライムがうごめく。へたれているが意外と大丈夫そうだ。
「そうだ、お名前を付けてあげたらどうでしょう?」
「名前? 壱号とかでいいんじゃないですか」
「そんなのダメですよ、ちゃんと考えてあげないと」
「えー、分かり易くていいと思うんですが」
「ダメですよ! そうですね……ブニゾウさんとかはいかがですか?」
ブニゾウ……ぶに蔵。どうして元世界テイストの古風で和風チックなネーミングに。
「ブニゾウさん、早く薬草が効くといいですね」
ミルティさんが鍋の中のスライムをちょんちょんとつっつく。こいつがどれだけ丈夫なのか分からないし、あんまり愛着持ってしまうのも考えものだ。
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「むーっ!」
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