お嬢様と執事の恋日記

月城 雫

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6話。

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手術して、5年が経ってあたしが18歳になった頃、あたしは虚弱体質も治って、杖無しで歩けるまでに回復した。
家族のみんなも、優誠も喜んでくれて、あたしは学校にも通える様になって友達も出来た。
今まで出来なくて我慢してた事も出来るようになり、あたしは毎日を謳歌していた。

普通の子が今までしてきた事を今友達と経験している。
カフェでお茶したり、ゲームセンターでゲームしたりプリクラ撮ったりそのプリクラを優誠に見せたら「楽しそうで良かった。今度俺とも撮ろうよ。」と言ってデートに誘ってくれた。
あたしは「うん。撮ろうよ。」と答えてその週の休みに2人でデートに出かけた。

カフェ行って優誠と最近の学校での様子とか友達の話をした。
優誠は話を全部聞いてくれたし優誠も自分の話してくれた。
優誠のクラスは執事科だから何か忙しいみたいに言ってた。
それからプリクラも撮った。
優誠も楽しそうであたしも嬉しいと思った。

プリクラを撮った後、優誠にディナーに誘われて一緒にフレンチレストランに行った。
そのフレンチレストランで優誠に「せな、長い間苦痛とよく耐えてきた。これからは俺にもせなの苦痛を背負わせてくれないか?」と指輪を出して「これからは結婚を前提で付き合ってもらえますか?」と言った。
あたしは少し泣きそうになりながら「はい。これからもよろしくお願いします。」と左手を優誠に差し出した。
そして優誠はあたしの左手を取って薬指に指輪をはめてくれた。
こうして、あたしと優誠は婚約した。

それから、半年過ぎた時、あたしたちは結婚する意思がある事婚約した事をお互いの家族に話した。
みんな喜んでくれた。
特に、優誠のお父さんは優誠のお母さんは優誠が小さい時に病気で亡くなっていて、それで余計にだと思う。
「優誠良かったな。せな様これから優誠をよろしくお願いします。せな様も幸せになってください。」
あたしの両親も嬉しそうに「良かった 良かった。」と涙を流しながら喜んでくれた。

その2年後、あたしと優誠は結婚した。
あたしの両親と優誠のお父さんが盛大な結婚式にしてくれて、あたしと優誠は幸せいっぱいだった。それから、半年過ぎた時、あたしたちは結婚する意思がある事婚約した事をお互いの家族に話した。
みんな喜んでくれた。
特に、優誠のお父さんは優誠のお母さんは優誠が小さい時に病気で亡くなっていて、それで余計にだと思う。
「優誠良かったな。せな様これから優誠をよろしくお願いします。せな様も幸せになってください。」
あたしの両親も嬉しそうに「良かった 良かった。」と涙を流しながら喜んでくれた。

その2年後、あたしと優誠は結婚した。
あたしの両親と優誠のお父さんが盛大な結婚式にしてくれて、あたしと優誠は幸せいっぱいだった。

みんなに新婚旅行も進められたが、あたし達は遠慮した。
家もあたしの両親の家から近い所にした。
両親や優誠のお父さんのこれからが心配だったから。
実家よりは狭いけど、優誠との生活はすごく幸せ。

優誠は執事見習いからあたしのお父さんの会社の社長に成るべく奮闘しているとお父さんから聞いた。
仕事から帰ってくる優誠は疲れてる様に見える時がたまにあるけど、今仕事でどんな事をしてるとかを楽しそうに話してくれる。
あたしは優誠の仕事の話を聞くと充実しているんだと少し安心する。
あたしはこんな日のために家事を1通りお母さんから習っていた。
習ってた時は、嫌な日もあったけど今、結婚して優誠を支えて行けるようになって初めてお母さんが言ってた事がしみじみ分かった。
優誠は仕事の愚痴とかをあたしに言ってきたりしないし、帰ってきて手伝ってくれる。
あたしが「仕事で疲れてるんじゃない?」と聞くと、「疲れるのはせなも同じだろ?俺は外でせなは家の中で頑張ってるんだからお互い様。」と逆にあたしを労ってくれる。
確かに優誠の言う通りなんだけど、家の中では人に気を使わなくていいし優誠がしてる仕事の方がもっと大変だと思う。
結婚してからも家にいる時は常に側に居てくれて嬉しいし楽しい。優誠は仕事の愚痴とかをあたしに言ってきたりしないし、帰ってきて手伝ってくれる。
あたしが「仕事で疲れてるんじゃない?」と聞くと、「疲れるのはせなも同じだろ?俺は外でせなは家の中で頑張ってるんだからお互い様。」と逆にあたしを労ってくれる。
確かに優誠の言う通りなんだけど、家の中では人に気を使わなくていいし優誠がしてる仕事の方がもっと大変だと思う。
結婚してからも家にいる時は常に側に居てくれて嬉しいし楽しい。
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