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３話｡

朝になり
｢時間だよ｡りほり 起きて｡｣
奏斗の声にあたしは目覚めた｡
｢ありがとう 奏斗｡｣
と言うと制服に着替え準備万端｡
リビングに向かう｡

リビングではいつも通りお母さんが朝ご飯を作ってくれていた｡
｢お母さんおはよ｡いただきます｡｣と言って朝ご飯を食べ 食べ終わるとお母さんに｢行ってきます｡お母さんも仕事気をつけて行ってきてね｡｣といい学校に向かった｡
今日から3日間試験だ｡
みんなが教えてくれたし励ましてもくれたから大丈夫｡

学校に着くと気合十分に教室のドアを開けみんなにあいさつした｢おはよっ!!｣
みんなも口々に｢おはよっ!!｣
｢今日から3日間頑張ろうね｡｣と言ってお互いを励ましあった｡

そして時間になり期末テストが始まった｡
今日は国語と日本史の試験。
まずは国語。
あたしは勉強したとこが出てますようにと願いながら問題用紙を見た｡
そこにはみんなが教えてくれた所が出ていた｡
あたしは問題用紙と解答用紙に名前を書き落ち着いて問題用紙とにらめっこしながら解いていき1教科目のテストが終わった｡
と同時に｢しほりんどうだった？｣と智が聞いてきた｡
｢上手く答えれたと思う｡｣とあたしは返した｡
あたし的には上出来だと思った｡
そしたらみんなが喜んでくれた｡
｢まぁ自己採点だけどね｡｣とあたしは言った｡

そうこうしてる間にまた試験の時間｡
次は日本史。
今度も勉強したとこが出ますように｡
と問題用紙を見た｡
やっぱり勉強したとこが出た｡
あたしは問題用紙と解答用紙に名前を書き答えを書き込んで行った｡
時間が来て試験の時間が終わった｡
今日は2教科のテストで終わりだ｡
あと2日頑張ろう｡
と心に誓った｡

みんなが｢この後どうする？｣ってあたしに聞いてきた｡
あたしは｢ちょっと疲れたから甘いものでも食べたいなぁ｡｣って言うとみんなが
｢賛成｡｣
凛花が｢この前見たクレープ屋さん行きたいんだけどみんなで行かない？｣とみんなと行く事になった｡
初めて学校以外で同級生と過ごのが嬉しくてワクワクしていた｡
クレープ屋さんに着くと各々自分の好きなクレープを頼んでいる｡
だがあたしは来たことがないので注文の仕方も分からなくてモジモジしてたら優馬が｢しーちゃんクレープの頼み方分かる？｣って聞いてくれて｢分からない｡｣と言うと｢どれ食べたい？｣って聞いてくれたから｢これ!!｣と生クリームバナナチョコを指さした｡
そしたら優馬が店員さんに｢後生クリームバナナチョコをひとつ下さい｡｣と注文してくれた｡
優馬君に｢ありがとう｡｣
と言うと｢こういう時は店員さんに指差しで言っても伝わるんだよ｡｣と優馬が教えてくれた｡
｢ありがとう｡優馬君｡｣
と言うと｢優馬でいいよ｡｣
するとみんなも｢優馬だけずるい｡あたしも呼び捨てでいいよ｡｣と京香
それに続けとばかりに｢あたしも｡｣｢あたしも｡｣｢俺も｡｣とみんな口々に言うから｢分かった｡これからは呼び捨てにするね｡｣と言った｡
言ったはいいがあたしに出来るのだろうか？

あたしは家に帰って奏斗に相談した｡
｢奏斗 みんなああ言ってたけどあたしに出来るかな？｣
｢変わろうと思った時から出来るようになるよ｡大丈夫｡｣
｢本当？｣
｢僕が保証するよ｡｣
そう奏斗は励ましてくれた｡