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CASE1(後編)
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俺はキャシー殺し屋だ。
一応女だ。
今喫茶キッチンに仕事の話で来ている。
マスターのジョージとターゲットと内容の話をしているとこだ。
ちなみに殺しの報酬は30万~5億。
多いように思えるだろうがそれほど危険な仕事なのだ。
カフェキッチンのマスタージョージは俺の雇い主で家も提供してくれている言わば恩人。
なぜかは今は言えない。
ここにはあと3人いる。
調理担当のクリス。
給仕のアリス。
もう1人給仕アイリーン。
ちなみにクリスとアリスは双子だ。
性格は似てないな。
兄のクリスは無口で文句も言わずに働くやつだ。
対して妹のアリスは人懐っこくおしゃべり好きだ。
この2人は俺が殺し屋だと知らない。
だがアイリーンはたまに殺しの仕事で組む時があり俺が殺し屋だと知っている。
今回の仕事の内容はこうだ。
依頼主:斉藤銀次(ヤクザの親分)
ターゲット:ショーンケーシー 22歳(マフィア)
依頼内容:孫娘を殺したショーンを殺して欲しい。
有余は1週間。
報酬は1千万。
どういう風に殺すかは俺が決めていい。
という内容だ。
さてどうやって殺そうか。
家に帰って考えるか。
猫も俺が家に居ないと寂しい思いをしてるかもしれない。
早く帰ろう。
そう思い俺は喫茶キッチンを後にした。
喫茶キッチンと家はそう遠く離れては居ない。
最初は後2~3部屋用意するとジョージさんは言ってくれたが今は1つのとこで暮らしている。
喫茶から帰ると猫は俺の匂いをやたら嗅いでくる。
猫もやつなりに俺の事を心配してるのだろう。
有余は1週間しかない。
まずはターゲットの尾行から始める。
近づいて殺すのもありだが相手は腐ってもマフィアだ。
そう相手に気を許しはしないだろう。
だから尾行と観察だ。
これはアイリーンにも手伝ってもらおう。
まずはターゲットのアジトを見つけないと。
後はよく行くバー。
まぁ麻薬捌いてるらしいからそのバーに入り浸ってると予想はつく。
でもバーでは殺さない。
なんでかってほかのお客の目があるから。
だからアジト。
アジトを掴んで行動を把握するそこからだな。
これを3日で行う。
後は1人になったところをナイフで刺すか銃で打つかワイヤーで喉を切るかだがまだ決めかねてる。
あたしはターゲットに気を許したりはしない。
だが殺しは好きだ。
人が出す恐怖心から来る叫び声や殺した後の血の感じも大好きだ。
だからと言って誰でもいい訳でもない。
誰でもいいとなればそれはテロリストだ。
次は狙う場所だ。
相手が1人になりかつ誰にも気付かれない場所を探す。
殺しを依頼されるのはいいが殺し方は自由で…が1番困る。
殺し方を考えている間に有余の時間が無くなってしまうからだ。
すぐ殺すなら銃が手っ取り早い。
だが音は消したい。
サイレンサーも要るし。荷物が重くなる。
じっくり殺すならナイフかワイヤーがいい。
それもそれでなかなか体力がいるしもし失敗したら今度はこっちが狙われる。
どうしたものかと頭を抱えてたら猫が寄ってきた。
悩んでるのを察したのだろ。
猫の頭を撫でながら俺の頭は殺しの道具の事でいっぱいになる。
よし今回は銃とナイフで行くか。
そう決めてとりあえず喫茶キッチンに電話する。
「もしもし~喫茶キッチンです。」この声はアリスだな。
「アリス…キャシーだがマスターいるか?」そういうと「マスター」とアリス。
少し待って「もしもし、俺だが…」
「殺し方決まったよ。今度のは銃とナイフで行く事にしたよ。それでいいか?」と聞くと「OK。」との事。
電話を切り早速行動に取り掛かる。
まず銃とナイフを用意する。
これはジョージさんから渡されたもので愛用している。
愛用していると言っても使ったのは2回ほど…
そろそろ別の銃を用意してもらわないと足がつく。
ナイフもジョージさんから譲り受けたものだ。
これは予備で持つことにする。
次に問題なのが殺す場所だ。
ショーンはバーに入り浸ってなかなか外に出ない。
出ても仲間数名といることが多い。
どうしたもんか…
そう考えているとアイリーンからスマホに電話があった。
「何かすることないですか?」
アイリーンは俺が困ってる事にすぐ気が付く。
「お願いがあるのだが…ターゲットをバーの裏口付近で1人に出来ないか?」
「やります。いつにしますか?」
「明日の21時あたりに頼めるか?」
「分かりました。」
それで電話が切れてしまう。
多分だがジョージさん俺の仕事の資料をアイリーンにも渡している。
だからどこで狙うかも分かっているのだ。
今回のターゲットも明日で片をつける。
次の日の21時アイリーンが約束通りショーンを裏口付近で1人にしてくれた。
まぁ横でアイリーンがおしゃべりしているから実質2人なのだが俺は的は外さない。
だから隣にアイリーンが居たって平気なのだ。
俺は裏口付近の見渡せる真向かいの外階段でその時を待った。
時間になり狙いを定めて俺は銃を打つ。
打つと同時にアイリーンは死んだのを確認してその場から離れる。
ショーンは倒れた。
今回の仕事は終わりだ。
1千万の仕事だが手元に入ってくるのは700万か600万だ…
まぁ経費も含めて1千万の仕事だからな。
さっ帰って猫と戯れるか。
一応女だ。
今喫茶キッチンに仕事の話で来ている。
マスターのジョージとターゲットと内容の話をしているとこだ。
ちなみに殺しの報酬は30万~5億。
多いように思えるだろうがそれほど危険な仕事なのだ。
カフェキッチンのマスタージョージは俺の雇い主で家も提供してくれている言わば恩人。
なぜかは今は言えない。
ここにはあと3人いる。
調理担当のクリス。
給仕のアリス。
もう1人給仕アイリーン。
ちなみにクリスとアリスは双子だ。
性格は似てないな。
兄のクリスは無口で文句も言わずに働くやつだ。
対して妹のアリスは人懐っこくおしゃべり好きだ。
この2人は俺が殺し屋だと知らない。
だがアイリーンはたまに殺しの仕事で組む時があり俺が殺し屋だと知っている。
今回の仕事の内容はこうだ。
依頼主:斉藤銀次(ヤクザの親分)
ターゲット:ショーンケーシー 22歳(マフィア)
依頼内容:孫娘を殺したショーンを殺して欲しい。
有余は1週間。
報酬は1千万。
どういう風に殺すかは俺が決めていい。
という内容だ。
さてどうやって殺そうか。
家に帰って考えるか。
猫も俺が家に居ないと寂しい思いをしてるかもしれない。
早く帰ろう。
そう思い俺は喫茶キッチンを後にした。
喫茶キッチンと家はそう遠く離れては居ない。
最初は後2~3部屋用意するとジョージさんは言ってくれたが今は1つのとこで暮らしている。
喫茶から帰ると猫は俺の匂いをやたら嗅いでくる。
猫もやつなりに俺の事を心配してるのだろう。
有余は1週間しかない。
まずはターゲットの尾行から始める。
近づいて殺すのもありだが相手は腐ってもマフィアだ。
そう相手に気を許しはしないだろう。
だから尾行と観察だ。
これはアイリーンにも手伝ってもらおう。
まずはターゲットのアジトを見つけないと。
後はよく行くバー。
まぁ麻薬捌いてるらしいからそのバーに入り浸ってると予想はつく。
でもバーでは殺さない。
なんでかってほかのお客の目があるから。
だからアジト。
アジトを掴んで行動を把握するそこからだな。
これを3日で行う。
後は1人になったところをナイフで刺すか銃で打つかワイヤーで喉を切るかだがまだ決めかねてる。
あたしはターゲットに気を許したりはしない。
だが殺しは好きだ。
人が出す恐怖心から来る叫び声や殺した後の血の感じも大好きだ。
だからと言って誰でもいい訳でもない。
誰でもいいとなればそれはテロリストだ。
次は狙う場所だ。
相手が1人になりかつ誰にも気付かれない場所を探す。
殺しを依頼されるのはいいが殺し方は自由で…が1番困る。
殺し方を考えている間に有余の時間が無くなってしまうからだ。
すぐ殺すなら銃が手っ取り早い。
だが音は消したい。
サイレンサーも要るし。荷物が重くなる。
じっくり殺すならナイフかワイヤーがいい。
それもそれでなかなか体力がいるしもし失敗したら今度はこっちが狙われる。
どうしたものかと頭を抱えてたら猫が寄ってきた。
悩んでるのを察したのだろ。
猫の頭を撫でながら俺の頭は殺しの道具の事でいっぱいになる。
よし今回は銃とナイフで行くか。
そう決めてとりあえず喫茶キッチンに電話する。
「もしもし~喫茶キッチンです。」この声はアリスだな。
「アリス…キャシーだがマスターいるか?」そういうと「マスター」とアリス。
少し待って「もしもし、俺だが…」
「殺し方決まったよ。今度のは銃とナイフで行く事にしたよ。それでいいか?」と聞くと「OK。」との事。
電話を切り早速行動に取り掛かる。
まず銃とナイフを用意する。
これはジョージさんから渡されたもので愛用している。
愛用していると言っても使ったのは2回ほど…
そろそろ別の銃を用意してもらわないと足がつく。
ナイフもジョージさんから譲り受けたものだ。
これは予備で持つことにする。
次に問題なのが殺す場所だ。
ショーンはバーに入り浸ってなかなか外に出ない。
出ても仲間数名といることが多い。
どうしたもんか…
そう考えているとアイリーンからスマホに電話があった。
「何かすることないですか?」
アイリーンは俺が困ってる事にすぐ気が付く。
「お願いがあるのだが…ターゲットをバーの裏口付近で1人に出来ないか?」
「やります。いつにしますか?」
「明日の21時あたりに頼めるか?」
「分かりました。」
それで電話が切れてしまう。
多分だがジョージさん俺の仕事の資料をアイリーンにも渡している。
だからどこで狙うかも分かっているのだ。
今回のターゲットも明日で片をつける。
次の日の21時アイリーンが約束通りショーンを裏口付近で1人にしてくれた。
まぁ横でアイリーンがおしゃべりしているから実質2人なのだが俺は的は外さない。
だから隣にアイリーンが居たって平気なのだ。
俺は裏口付近の見渡せる真向かいの外階段でその時を待った。
時間になり狙いを定めて俺は銃を打つ。
打つと同時にアイリーンは死んだのを確認してその場から離れる。
ショーンは倒れた。
今回の仕事は終わりだ。
1千万の仕事だが手元に入ってくるのは700万か600万だ…
まぁ経費も含めて1千万の仕事だからな。
さっ帰って猫と戯れるか。
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