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5話。
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わしは瑞希の母親のゆりさんに「ゆりさん 瑞希がテストが安易じゃとわしに言うのじゃがテストが安易なわけじゃない瑞希の頭がいいからじゃ。とわしが言っても聞かん。ゆりさんから言うてくれんかのう。」と頼んだんじゃ。
じゃがゆりさんは「あたしが言ってもあの子は聞きません。それにあたしを見たら混乱するかも知れません。それが怖いのです。」と言われわしは(はっ!!)っとした。
確かにそうじゃ物心着く前に死別した母親がいきなり目の前に現れたら瑞希は混乱するかやも知れん。
わしはそこを考えてなかった。
神としてあるまじき事じゃ。
「そうじゃのう…わしからゆりさんの事言ってもいいかのう?」
とゆりさんに聞くと
「いいえ。あたしは瑞稀の前に出るつもりありません。おゆうさんにお任せしてますし。霊の母親が出たところであの子はあの出来事を思い出してしまうかも知れませんから。だからどうかあたしの事は言わないで下さい。」
と言われたのじゃ。
瑞希といいゆりさんといい肝の座った似た者親子じゃ。
「じゃあわしは今まで通りにするかのう。」と言うと
「はい。お願いします。」とゆりさんは言うた。
わしはゆりさんが言う通りにすることにしたのじゃ。
だがわしはもう1人に相談する事にした。
おゆうだ。
わしはおゆうを呼び出し瑞希について相談した。
「おゆうよ、瑞稀は頭のいい子じゃテストが安易過ぎるとわしに言うのじゃがワシが言うても聞かんのじゃどうにかならんかのう?」
とするとおゆうは
「わたくしにも言えません。姫はわたくしとの勉強の方がお好きみたいで手を抜かないのです。休憩を取りましょうと言っても「まだここ解いてから。」とか「ここ理解できたら。」と聞き入れてくれないのです。あたくしも困っております。」と言うてきたのじゃ。
「じゃあ わしが説得し続けるしかないのう。」と言うと
「はい。お願いします。」とゆりさんと同じ言葉が帰ってきた。
さて、どうしたものかのう。
あっいい事思いついたぞ。
龍也と辰樹にも手伝ってもらう事にした。
わしは龍也と辰樹を呼び出し瑞希の事を相談した。
2人からは「いいですよ。任せて下さい。出来るかは分かりませんが…」との声。
「わしも言うけお願いじゃ。」と頼んだ。
瑞希に内緒じゃ瑞希に分かってしまうともうわしと話してくれそうにない。
わしはそれも悲しく思う1つだ。
あと気にかかるのは火事を起こした3人がもう少しで出所することじゃ…
また瑞希に要らぬ事をせんかと思い護衛を龍也と辰樹に命じた。
じゃがゆりさんは「あたしが言ってもあの子は聞きません。それにあたしを見たら混乱するかも知れません。それが怖いのです。」と言われわしは(はっ!!)っとした。
確かにそうじゃ物心着く前に死別した母親がいきなり目の前に現れたら瑞希は混乱するかやも知れん。
わしはそこを考えてなかった。
神としてあるまじき事じゃ。
「そうじゃのう…わしからゆりさんの事言ってもいいかのう?」
とゆりさんに聞くと
「いいえ。あたしは瑞稀の前に出るつもりありません。おゆうさんにお任せしてますし。霊の母親が出たところであの子はあの出来事を思い出してしまうかも知れませんから。だからどうかあたしの事は言わないで下さい。」
と言われたのじゃ。
瑞希といいゆりさんといい肝の座った似た者親子じゃ。
「じゃあわしは今まで通りにするかのう。」と言うと
「はい。お願いします。」とゆりさんは言うた。
わしはゆりさんが言う通りにすることにしたのじゃ。
だがわしはもう1人に相談する事にした。
おゆうだ。
わしはおゆうを呼び出し瑞希について相談した。
「おゆうよ、瑞稀は頭のいい子じゃテストが安易過ぎるとわしに言うのじゃがワシが言うても聞かんのじゃどうにかならんかのう?」
とするとおゆうは
「わたくしにも言えません。姫はわたくしとの勉強の方がお好きみたいで手を抜かないのです。休憩を取りましょうと言っても「まだここ解いてから。」とか「ここ理解できたら。」と聞き入れてくれないのです。あたくしも困っております。」と言うてきたのじゃ。
「じゃあ わしが説得し続けるしかないのう。」と言うと
「はい。お願いします。」とゆりさんと同じ言葉が帰ってきた。
さて、どうしたものかのう。
あっいい事思いついたぞ。
龍也と辰樹にも手伝ってもらう事にした。
わしは龍也と辰樹を呼び出し瑞希の事を相談した。
2人からは「いいですよ。任せて下さい。出来るかは分かりませんが…」との声。
「わしも言うけお願いじゃ。」と頼んだ。
瑞希に内緒じゃ瑞希に分かってしまうともうわしと話してくれそうにない。
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