大物ロックスターとの恋

月城 雫

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真夜中‼涼我からのいきなりの告白!!!&急展開???

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涼我さんと別れてから、家に帰ってきてシャワー浴びたり色々しているうちに夜中になっていた。
寝ようかとしていたらスマホが鳴った。
涼我さんからだった。
『遅い時間にすまない。もう寝てるかな?
本当は直接言いたいんだが、小っ恥ずかしいから今言う。
丹羽 舞さんもし良かったら俺と付き合ってくれないだろうか?』
その文章を見たあたしは頭が???となり、
『え?え?え?あたしで良いんですか?』と聞き返してしまった。涼我さんからは『舞さんじゃないと嫌なんだが、今から少し電話してもいいか?』と帰ってきて戸惑いながらも『電話大丈夫ですよ。』と返信すると、数秒後、電話が掛かってきた。

「もしもし、舞?」
「もしもし、はい。さっきの事は本当の気持ちなんですか?」
「本気だ。財布を渡してくれた時に一目惚れしたんだ。だからカフェに誘った時、断られたらどうしよう?ってドキドキしてたんだぞ。で?返事は?」
「あ あ あ あたしで良ければ、よ よ よ よろしくお願いします。」
「まじで?冷やかしじゃないよな?」
「それいうならあたしですよ。一目惚れって冗談かと思いましたよ。」
「一目惚れは冗談じゃない。本気だ。これからは俺の事をもっと知って欲しいし舞の事もいっぱい知りたい。」
「どんな事?」
「好きな食べ物、好きなドラマ、好きな歌、好きな歌手、好きなバンド、嫌いなものも知りたいから、いっぱい有り過ぎる。」
「あたしも知りたいです。時間かかりますね。明日仕事なんじゃないですか?あっ仕事何しているんですか?」
「何してると思う?」
「え~?なんだろ?サラリーマンには見えなかったし工場勤務にも見えなかったし…分かんないです。」
「じゃあ今度俺の仕事場に来るか?来たら1発で分かると思う。」
「行って良いんですか?」
「いいんだ。舞に見て貰いたい。ビックリするかも知れないから覚悟だけしといてくれ。ちなみに明日は休みなんだが舞は暇か?」
「あたしも明日は休みです。」
「もし良かったらどこか一緒に行かないか?行きたい場所あったら言ってくれ。連れて行きたい。」
「一緒に行くなら雑貨屋さん行きたいです。」
「雑貨屋か‼おしゃれなとこ調べとくな。
あっ後敬語とさん禁止な。俺の彼女になったんだし、敬語で話されると壁感じる。いいか?」
「は、うん。涼我」
「おっやっぱりいいなぁ。じゃあ朝迎えに行くな。名残惜しいが今日はこの辺で寝なきゃ舞がしんどいだろ。」
「分かった。涼我もちゃんと寝てね。」
「おぅ。おやすみ。」
「うん。おやすみ。」
電話を切る直前、涼我が小声で「舞、大好きだ。」と言い放って電話は切れた。

電話で話した後、あたしの頭の中は涼我でいっぱいになって、信じれなくて涼我のメッセージ見返して噛み締めて本当だったんだな~?と自覚した。
涼我のメッセージを読み返しながら寝落ちしてた。
この日は、なぜかいつもより熟睡してた。
それから5時間後、起きた時に涼我からメッセージで『舞、おはよう。家どこだ?昨日聞くの忘れてた…教えてくれるか?迎えに行こうとした時に思い出したんだ。ごめんな。』『涼我、おはよう。あたしも言うの忘れてた。家は昨日のカフェを左に曲がって行き当たりを右に曲がった茶色の7階建てのマンションだよ。来れば分かると思うよ。』
『分かった。今から向かうな。15分ぐらいで着くと思う。大丈夫か?』
『大丈夫。運転気を付けて来てね。待ってるね。』
『おぅ、ありがとう。じゃあまた後でな。』
『うん、また後でね。』
その後、あたしは服装決めて、髪型整えて、靴決めて、玄関を出たら、もう涼我は来ていた。
涼我はあたしを見た瞬間にあたしを抱きしめて目を見ながらくしゃと笑いながらあたしの耳元で「可愛い。」と言ってきてあたしは顔が真っ赤になっていった。
それから、涼我の車に乗って、涼我が調べてくれて見つけてくれた雑貨屋さんに涼我の運転で向かった。
そこは、あたしの家から30分ぐらいだったが、あたしは来た事が無く、店に入ったらわくわくして無意識に涼我の袖を引っ張って店の中をぐるぐる回ていた。
すると、急に「舞、手。」とあたしの手を繋いでまたぐるぐる回って、いつの間に恋人繋ぎになっていた。
最初こそ緊張したけど、そんな緊張はすぐに解れた。
それは、涼我が隣に居てくれて、あたしの楽しいを一緒に楽しんでくれたからだと思うと嬉しくなった。
横を見ると涼我があたしの方を見てくしゃと笑って「舞が楽しそうだと俺も楽しい。何か欲しいものあったか?」あたしはその言葉で、2個で1個の形になるリングを指差し「涼我とお揃いの物が欲しいんだけど買って良い?一緒に居ない時でも涼我の事を感じていたいから駄目かな?」と聞くと、「いいけど買うのは俺な。舞には出させない。」と言い、店員さんに「これ下さい。付けて帰るので箱は別で着けて下さい。」そう言い、定員さんは「分かりました。包みますか?」「紙袋でお願いします。」と涼我が言うと「はい。分かりました。少々お待ち下さい。」「分かりました。」
「舞、待ってる間もう少し見ようか?」と言いあたしの手を取り、店をまた歩き始めた。
歩きながら涼我が「まだ欲しい物があれば言えよ。分かったか?」て言ってくれて、あたしは「うん。」と言ったけどあたしの頭の中はさっきのリングの事だけで嬉しかったから他の物は目に入って来なかった。
それから、10分後に定員さんに呼ばれ、カウンターに2人で向かって行った。
「お会計が4万5千円になります。」
「じゃあこれで一括払いで。」
そう言いながら涼我が1枚のブラックカードを出した。
そのカードを見たあたしはびっくりして頭の中は?でいっぱいになった。
定員さんから商品を受け取った涼我は、あたしの方を向いて右手の薬指に小さい方のリングを付けてくれてあたしも涼我の右手の薬指に少し大きめのリングを付けて「ありがとう。」と言って2人で付けたリングを見つめながら笑いあって、店から出た時にあたしは涙を堪える事が出来ず車に乗り込んだら涼我は静かに方を抱いてくれてあたしが泣き止むまで待ってくれて泣き止んだのを確認して「これからは俺に舞を守らせて欲しい。こうやって泣く事があっても傍に居させてくれ。明日仕事なんだが、一緒に来てくれるか?俺の仕事を見てて欲しい。」
「じゃあ明日仕事有給貰って涼我の仕事見学行く。」
「そんな事言われたら、離したくなくなる。このまま俺の家に連れて帰っていいか?まだ早いか?」
「あたしも涼我と離れたくない。こんな事言っても嫌になない?」
あたしがもじもじ言い終わる前にあたしを抱きしめながら「馬鹿…そんなんで嫌になるわけ無いだろ‼
舞…俺の事誘ってるだろ⁉」
「そんな事無いけど本当の気持ち。」
「分かった。じゃあご飯食べに行ってから俺んちな。」
そう言って、涼我は高級そうなレストランに連れて行ってくれた。
なぜかレストランにはあたしと涼我しかお客が居なくてきょとんとしていると涼我が「あっ貸し切りにしたから気にせず食べろよ?」と言い、あたしの手を握って「今日は記念日だな。」とくしゃっと笑った。
あたしは「え?貸し切り?」と頭がバグってしまった。
そんなあたしに涼我は「まぁ明日俺の仕事場に行けば分かるよ。」とニカッと笑った。
そこは、コース料理メインで次々運ばれる料理を涼我の見様見真似で食べた。
どれもとても綺麗だったり可愛くて美味しくてやっぱり涼我と居るのも手伝ってかとっても素敵ですごく楽しかった。

ここから涼我のお家に行ってあたしは信じられない提案を涼我からされるのであった。
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