cat−call season2

月城 瑠衣

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cat−call spinoff1(ロッシー編)

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僕の親は野良猫だった。

だから僕も小さい時は野良だった。

でもその内に親が居なくなって1人ぼっちになってしまった。


僕は淋しくて鳴いているた。

すると、僕の鳴き声を聞いて、前の飼い主新次郎さんが 近寄って来た。

僕は『叩かれる 怖い』と思って威嚇しようとしようとしたが新次郎さんは僕を怖がらせない様にそっと抱き上げて撫でてくれた。

抱き上がられ撫でられた瞬間に、新次郎さんが優しい人だと分かった。

そして、僕は新次郎さんの手に身体を委ねることにした。


僕の感は当たってた。

その日から新次郎さんは愛情を込めて僕を育ててくれた。

僕も新次郎さんに絶大な信頼を寄せ毎日新次郎さんの膝の上に上がっては一緒に過ごした。


そんなある日 新次郎さんに異変が起こってどっかに行ってしまった。

(病院ってとこに入院していたと新次郎さんの身の回りの事をしていた人が言っていた。

僕にはよく分から無かったけど。)


居なくなってから2週間後 新次郎さんは帰ってきた。

でも居なかった時間僕は永遠に思えた。

だから僕は新次郎さんが帰ってきた時はすごく嬉しかった。

でももう帰ってきてからの新次郎さんは居なくる前の様な元気は無い様に見えた。


そして帰って来てから数日後 新次郎さんは亡くなってしまった。


もう帰って来ないと分かってから、僕は自暴自棄になり与えられるご飯にも口を付けなくなりその数日後新次郎さんと過ごした家から飛び出した。


新次郎さんの家から出て数日後倒れていたキャシーと出会った。

キャシーも新次郎の様に出会った時に心の底は優しい人だと思って付いて行った。


やっぱり僕が思っていた感は当たって。

キャシーは表向きは冷たい感じだが僕には優しい。

いい飼い主だった。


僕が天国に来るまでの3年間はずっと一緒に居てくれた。

僕はほとんどの時間 大好きなキャシーの膝に乗って甘えて過ごした。


ある日僕は具合が悪くなった。

ご飯食べたら気持ち悪くなって吐くようになって 数週間後には、ご飯が食べられなくなってしまた。

そして僕が居なくなったらキャシーは心に大きな穴が開いた様に寂しそうだっだ。

それを見てた僕は悲しくなった。


だから僕はキャシーの夢の中でいつもの様に膝の上に座り『他の子も僕と同じ様に可愛がってあげてね。』と伝えた。


そしたら少しだけどキャシーの顔付きもが変わってきた。

僕もその顔見て(ほっ)とした。


僕はこれからも天国からキャシーの幸せを見守って行きたいと思う。


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