cat−call season2

cat−call spinoff2(キャシー編)

今 坂本和之の写真を見て昔のことを思い出した｡

俺の今の名前を付けてくれたのはジョージだ｡

俺の本名は高木京香｡

俺は本当は日本人だ｡

父は高木昇司｡

母は高木真帆｡

俺が5歳の時に坂本和之に殺された｡

その時に警察にも言ったがたった5歳だったあたしの話を聞いてくれる警察官なんて居なかった｡

そして1人っ子だった俺はそれから13歳になるまで親戚のとこを転々としてた｡

13歳の時親戚の家に居たく無くて夜中まで外で遊ぶ事も増えていた｡


そんな時ジョージに会って意気投合し話をしてその時に親戚にも話してくれココリアに連れてきてくれた｡

そして1人で生きていけるように家の家事やある程度のマナーを教えてくれた｡

後 人付き合いが苦手な俺に殺しの技術も教えてくれた｡


でも最初の内は俺も不器用でジョージも厳しかったんだ｡


ライフルの持ち方から 銃の持ち方 ナイフでの戦闘の仕方 色々教えてもらった｡

今では何でも使いこなせるまでになった｡

俺はジョージのおかげだと思ってる｡


ジョージは俺の上達が早かった｡と言う｡


だから今ではもうお礼は言わなくなった｡

お礼の代わりに仕事で返していこうと仕事を請け負っていた｡


ロッシーに出会って一緒に居たくて5年間1度は仕事から離れてた｡

だが、2年前にロッシーは天国に逝ってしまった｡

でも3年間は幸せだった｡

だから余計この2年間はロッシーが居なくなった喪失感に苛まれていた｡


だから今度迎える子にもいっぱい愛情捧げて一緒に居れるだけ一緒に居てあげたいと思う｡