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あたしが生まれ落ちた日からの家族の苦悩。
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1980年[昭和55年2月12日]あたしはあの世から蹴飛ばされて、落ちる感覚がを味わって、この世に生まれた。
生まれた場所は、高知県の越知町と言う田舎で生まれた。
生まれた当初あたしは死産になりかけていた。
必死に近くにいる人に話しかけたが話が通じなかった。
最初は何が何だか分からなかったが今の自分は話が出来ないのだと悟り自分のできる限りの声で泣いた。
気づいて貰えたのは泣き始めて40分ほど経った時だった。
たまたま近くに居た看護師さんが、「ちょっとだまって下さい」と他の人の声を消してくれて、あたしが生きている事を分かってもらえてそのまま保育機に入れられ、高知県の市内にある高知医大病院に救急車でそのまま運ばれた。
生まれた時の体重は1500gだっただからか医大病院で6ヶ月ほど入院した。
今は低重児と言う言葉があるし低重児でも助かる可能性が高いが、あたしが生まれた43年前は医学も今ほど充実してなかったのもあって未熟児でも死ぬ確率が高かったらしい。
あたしが一命を取り留めたのは奇跡だと先生に言われたとあたしが大きくなってから叔母に教えて貰った。
あたしの名前は丹羽 史[にわ ふみ]。
あたしが生まれて14日以内に命名されて書類に記載され、役所に出された。
あたしは祖母に金毘羅さんに付けてもらったと聞いていたが、叔母に史子と言う名前の叔母が居るから、あたしはその叔母から名前を貰ったんだと今でも思っている。
昔からふみと言う名が好きじゃなかった。
あたしには従兄弟が7人従姉妹が2人居るが従姉妹は2人とも読み方3文字の漢字にしたら2文字であたしだけ読み方2文字漢字1文字なのが嫌だった。
従兄弟も読み方3文字か4文字の漢字にしたら2文字。
あたしだけ漢字1文字っていうのが嫌だった。
何か名前から疎外感があった。
話が逸れたが、生まれて医大に運ばれて入院してから4ヶ月かは保育機の中に入っていた。
その当時は小さすぎと言う事だったんだと思う。
その間、親戚が入れ替わり立ち替わりお見舞いに来てくれたと聞いた。
保育機の中にいるあたしは小さくて可愛そうだったと叔母から聞いた。
その後、3000gを超えたあたしはやっと普通のベビーベッドに移され、普通のミルクを飲める様になって2ヶ月経ってやっと医大を退院した。
退院してからのあたしは普通の子よりミルクの飲みは普通だったのにも関わらず、寝返りもハイハイも出来るのが遅かった。
心配した祖母と母はあたしを連れて色んな病院を回った。
だが、言われる事はいつも一緒で「生まれた時の体重が小さかった分身体の成長も遅いんだと思います。」と言われるだけでその時は、病名も付かないままで祖母も母も何も出来ない事にがっかりしていた。
生まれた場所は、高知県の越知町と言う田舎で生まれた。
生まれた当初あたしは死産になりかけていた。
必死に近くにいる人に話しかけたが話が通じなかった。
最初は何が何だか分からなかったが今の自分は話が出来ないのだと悟り自分のできる限りの声で泣いた。
気づいて貰えたのは泣き始めて40分ほど経った時だった。
たまたま近くに居た看護師さんが、「ちょっとだまって下さい」と他の人の声を消してくれて、あたしが生きている事を分かってもらえてそのまま保育機に入れられ、高知県の市内にある高知医大病院に救急車でそのまま運ばれた。
生まれた時の体重は1500gだっただからか医大病院で6ヶ月ほど入院した。
今は低重児と言う言葉があるし低重児でも助かる可能性が高いが、あたしが生まれた43年前は医学も今ほど充実してなかったのもあって未熟児でも死ぬ確率が高かったらしい。
あたしが一命を取り留めたのは奇跡だと先生に言われたとあたしが大きくなってから叔母に教えて貰った。
あたしの名前は丹羽 史[にわ ふみ]。
あたしが生まれて14日以内に命名されて書類に記載され、役所に出された。
あたしは祖母に金毘羅さんに付けてもらったと聞いていたが、叔母に史子と言う名前の叔母が居るから、あたしはその叔母から名前を貰ったんだと今でも思っている。
昔からふみと言う名が好きじゃなかった。
あたしには従兄弟が7人従姉妹が2人居るが従姉妹は2人とも読み方3文字の漢字にしたら2文字であたしだけ読み方2文字漢字1文字なのが嫌だった。
従兄弟も読み方3文字か4文字の漢字にしたら2文字。
あたしだけ漢字1文字っていうのが嫌だった。
何か名前から疎外感があった。
話が逸れたが、生まれて医大に運ばれて入院してから4ヶ月かは保育機の中に入っていた。
その当時は小さすぎと言う事だったんだと思う。
その間、親戚が入れ替わり立ち替わりお見舞いに来てくれたと聞いた。
保育機の中にいるあたしは小さくて可愛そうだったと叔母から聞いた。
その後、3000gを超えたあたしはやっと普通のベビーベッドに移され、普通のミルクを飲める様になって2ヶ月経ってやっと医大を退院した。
退院してからのあたしは普通の子よりミルクの飲みは普通だったのにも関わらず、寝返りもハイハイも出来るのが遅かった。
心配した祖母と母はあたしを連れて色んな病院を回った。
だが、言われる事はいつも一緒で「生まれた時の体重が小さかった分身体の成長も遅いんだと思います。」と言われるだけでその時は、病名も付かないままで祖母も母も何も出来ない事にがっかりしていた。
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