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最後の怪盗。

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その男は黒田利道(26歳):元ホスト。
今は落ちぶれて裕香のヒモ。
金は生活費とブランド品に使っていた。
利道は元ホストなだけあってブランド品に目がない。
利道は3LDKで監視カメラだらけの家に住んでいた。

3つ子は、利道の家からブツを取る事を決めた。
そこからは、利道の監視も始めた。
利道は1週間の間に2日~3日の感覚で裕香からお金を受け取っていた。
利道を監視していたユウはお金を受け取っている場面を撮影し、コウのCPに撮影した映像を送った。
コウはPCに送られてきた映像を解析し始めた。
その夜、コウの利道の解析が終わって、秘密部屋に集まった3つ子は会議を始めた。
ユウが「今日取りに行こう。コウ監視カメラの細工はいけるか?」
「あぁ、いける。あいつの家も監視してあるし家の構造も把握出来ている。」
「タカは?身体温めててる?」
「OK。大丈夫。」

「それじゃ、今から向かおう。」ユウが言って。
コウはバンに乗り込み2人も乗り込み、3つ子は利道のマンションに向った。
到着してすぐコウは、マンションの監視カメラの操作をしてユウとタカの姿を消したり、監視カメラを見ながら利道の姿を見て、2人に指示してユウとタカはマンションに入って家の隅々までさぐりブツを80点を見つけ、そうそうにユウとタカはブツを持って利道の家を出て来た。
そして、マンションに入って30分でユウとタカはバンに帰って来た。
「ブツは?」
「持ってきた。合計80点…売らなきゃいけないけど、そこは大丈夫?」
「大丈夫。闇の売買サイトで売るから。」
「分かった。じゃあさっそく帰って売買を見届けよう。」
そうして、3つ子はバンに乗って家路に着いた。

帰り着いた3つ子はすぐに秘密部屋で、コウが今回のブツも闇売買サイトで売りに出した。
闇で売ると足が付かないし高値で売れて早く売れるから。ブツは売りに出してから30分で全部売れて行った。
売れたブツの総額は6千万になった。
いつもはコウ1人で売買してきたのだが、今回は売りに出すブツが多くて、売れる見守る事にしたのだ。
すごい速さで売れて行くブツとコウの作業を初めて見て2人は闇売買のサイトを初めて見てびっくりしていた。
「結構早いね。凄い。」
「サイトっ凄い。」
と言っているとキャロルは3人を見つめ、(遊んで)と言っている様にせがんで来た。
なそんキャロルを見て、3つ子はある決心をした。

その決心でこれ以降3つ子は、怪盗の仕事を辞めてそのお金を使って世のために使う為にそのお金を使って、慈善事業にも手を広げた。
その成果で、会社は急成長を遂げ大会社になっていった。

それから3つ子は、夜は家でキャロルと遊んだり散歩したりと両親と3つ子とキャロルで幸せな日常を送っている。
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